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コイルの巻き数を多くすると、なぜ磁界が強くなるのですか?

A 回答 (4件)

磁場は重ね合わせられるから

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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2005/10/06 21:55

表面をエナメル塗料で絶縁したエナメル線の銅線があるとします。


1)円周に沿ったリング状のエナメル線に電流を流すと磁界ができます。
2)同じ形状のエナメル線をもう1つ用意してそこに同じ向きの同じ強さの電流を流し、リングを重ねると(エナメル塗料が塗布されていますのでショートはしません)磁界が同じ向きに重なって2倍の強さになります。
3)2つのリング状エナメル線は同じ電流を流すとすると、電流の出口と入り口を接続すると2巻きのコイルができます。このコイルに1)、2)と同じ電流を流してやれば1)の磁界の2倍の強さの磁界が出来るのは2)の結果で明らかですね。電流がコイルの中を2回転して流れていますね。
4)さらに1)と同じ形状のエナメル線リングを作り2)、3)のようにして3回巻きのコイルをつくれば1)の3倍の磁界が出来ます。

これを繰り返していけばN回巻きのコイルの磁界は1巻きの磁界のN倍になります。


円形のリング(半径r[m])に流れる電流I[A]によるリングの中心磁界H[A/m]は次の式で与えられます。
H=I/(2π)[A/m],πは円周率です。

コイル(巻き数N)になるとN倍の磁界になります。
H=NI/(2π)[A/m]

実際はエナメル線の太さや同じ位置に重ねて何回も巻けませんので、すべての磁力線がすべてのコイルの輪の中を通らず、巻き線と巻き線の間から漏れ出すものもあり、巻き数Nが大きくなるとNに比例して磁界の強さが増加しなくなります。

参考URL:http://www14.plala.or.jp/phys/hs-phys/30.html
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
参考になりました。

お礼日時:2005/10/06 21:54

これだけではどういう質問なのか良くわかりません。

以下の解答で良いでしょうか。

Maxwell方程式によると、▽×E=-δB/δtと書けるので、電流を取り囲む磁場の強さは流れる電流量に比例します。

もう少し簡単に言うと、ある閉面を貫く磁束はその面の周りを周回する電流総量に比例します。

さらに簡単に言うと、芯の周りを流れる電流が多いほどコイルの磁場は強くなります。

コイルをたくさん巻くと、一本の巻き線を流れる電流は巻いた数だけコイルの周りを回ります。
だから100ターンより1000ターンの方がコイル芯を取り囲む電流は10倍多くなります。

だから磁場は強くなります。
これで解るでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2005/10/06 21:53

磁界の単位[AT](今は[A]ですか?)は、電流×巻数です。


つまり、同じ電流でも、周った回数だけ磁界が積み重なると言うことです。
なぜと言われても、それを基にして理論が組み立てられているとしか言いようが無いです…
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2005/10/06 21:52

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