この人頭いいなと思ったエピソード

最近,甲子園の高校野球の試合をTV観戦したときによく見かける場面について質問させていただきます。

塁上にランナーがいて, 送りバントをした直後に, その打者走者が一塁に走ろうとせず一瞬の短い時間ですが両足をバッターボックス内に残し上半身はバントの体勢のままホームベース上に静止して,明らかに捕手がボールを取りに行く動作を邪魔する場面があります。しかし,守備妨害を取られたのを見たことがありません。

このとき, 打者走者が故意に守備妨害をしてもルール上 守備妨害にはならないのでしょうか?
(一瞬の短い時間ですが,セーフまたはアウトが決まるには十分な時間です)

下記の野球規則によると,捕手の走塁妨害の記述はありますが,打者走者に関する守備妨害の記述がありません。
このような不正行為が野球という競技で許されるということ,このような行為について高野連で問題視しされていないことが 何か釈然としません。
野球規則に詳しい方のご意見を,お聞かせください。よろしくお願いいたします。

※野球規則7.09(j)【原注】「捕手が打球を処理しようとしているときに、捕手と一塁に向かう打者走者とが接触した場合は、守備妨害も走塁妨害もなかったものとみなされて、何も宣告されない。打球を処理しようとしている野手による走塁妨害は、非常に悪質で乱暴な場合にだけ宣告されるべきである。たとえば、打球を処理しようとしているからといって、走者を故意につまずかせるようなことをすれば、オブストラクションが宣告される」.

A 回答 (4件)

私は高校野球をあまり見ずプロ野球をよく見るのですが、プロでは何度か守備妨害をとられた場面は見たことがありますよ。


YOUTUBEを探してみたところ横浜・武山選手がやってました。


公認野球規則では
>6・06 『バッターの反則行為』
> 次の場合、バッターは反則行為でアウトになる。
>(c)バッターがバッターボックスの外に出るか、あるいは何らかの動作によって本塁でのキャッチャーのプレイ及びキャッチャーの守備または送球を妨害した場合。

が適用されているのだと思います。
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この回答へのお礼

ご回答および分かりやすい映像のご紹介を ありがとうございます。

私がTVで観た本件の場面は短期間に3回あり,同一チームで2回ありました。
いずれもアップ映像と同じく打者走者によって捕手の守備のための進路が妨害されましたが,捕手がぶつからないように打者走者を避けたので二人が交錯することはありませんでした。

プロ野球の場合はアップ映像のように,ボールを処理しようとして打者走者と交錯したときに審判が守備妨害を取ってくれると捕手は慣れていて分かっているので問題ないのです。
しかし,高校野球では捕手がぶつかるのを回避することを読んでわざと妨害をしてるのがミエミエです。人の善意を利用した姑息さが,観ていて非常に不快です。

尚,ご指摘の野球規則6・06『バッターの反則行為』は,バントのプレイが終了して打者走者となった選手にも適用されるのか,私にはよく分かりません。

お礼日時:2011/06/02 12:44

>明らかに捕手がボールを取りに行く動作を邪魔する場面があります。


明らかな守備妨害を行えば守備妨害でアウトになります。

>しかし,守備妨害を取られたのを見たことがありません。
ご質問のケースは、明らかな守備妨害ではないから、守備妨害でアウトにはされない。

ベイスターズ武山のYOUTUBEの守備妨害と、ご質問の内容とでは状況が異なるので参考にはなりません。
武山選手の場合はバッターボックスから出て走塁をする際に、キャッチャーがボールを取りに行こうとする進路付近で明らかに速力を緩めながら右肘をキャッチャーに向けて突きだすような仕草をしていますので、この動作のいずれか、又はその両方の動作を合わせて守備妨害を宣告されたものだと思われます。

>このとき, 打者走者が故意に守備妨害をしてもルール上 守備妨害にはならないのでしょうか?
当たり前の事ですが、故意に守備妨害をしたら当然守備妨害になります。

送りバントというのは犠打なので、自分自身は犠牲になってもランナーを進塁させるために許されたルールの範囲ギリギリの所まで精一杯進塁を助けるための努力をするのが当たり前なのです。

バッターボックス内で、打者がバントの姿勢のままでいる事は野球のルールとして何ら反則には該当しません。
とっとと一塁に向かって走塁を開始しなければならないとか、何秒以内にパットを降ろしてバッターボックスから走りださなければいけないなんて事はルールブックには書いて有りません。
(自分は走り出すのが遅くなれば一塁でアウトになる、しかし自分は犠牲になってもランナーは進塁させる、これが犠打ですから)

バントの姿勢っていうのは打者としての自然な姿勢ですから、例えその姿勢でいる時間が長かったとしてもルールには反していないのです。
もちろんキャッチャーが送球しようとしている目の前にパットを突き出したり、振り回したりすれば故意の妨害行為となりますし、バントの打球とキャッチャーの間で両手を広げたり立ち止まったりすれば守備妨害になります。

バッターボックス内にいる事はバッターの権利であり、バッターの自由でも有ります。
バントをしたバッターがバントの構えなのは自然な事で有り、特別に故意に守備を妨害する行為とはみなされません。

ようするに、犠打を行う者は許されたルールの範囲で、反則ギリギリのところまで精一杯の努力をして、ランナーの進塁を助けようとするのは普通の事なのです。

これはプロ野球であろうが高校野球であろうが特に変わりはありません。
特に高校野球ではフェア―な精神に反する行為だから禁止にするべきだとかと言う事はなく、決められたルールに則って精一杯に自分の責務を果たそうと努力しているだけなので特に反則(守備妨害)にはなりません。

>このような不正行為が野球という競技で許されるということ,このような行為について高野連で問題視しされていないことが 何か釈然としません。

要するに決められたルールの範囲で許されている正当なプレイなので不正行為とはならない、なんら不正ではないので当然高野連も全く問題視などする筈が無いのです。

どうしても不正なんじゃないかと納得が行かない場合には、プロ野球連盟に抗議してルールの改正を要求してみて下さい。
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この回答へのお礼

ご回答および長文のご意見を ありがとうございます。

おっしゃる様に選手同士が交錯したわけではないので守備妨害が宣告されることがないのは至極当然で,この点は私の失言でした。スミマセン。

以前は,打者は送りバント後は直ぐに一塁に走っていたので捕手は打者走者が通過するのを待ってからボールを取りに行っていましたが,今後 送りバント直後にバッターボックスで静止する選手が増えてくると,守備側の対策として接触プレイが増えるのではないかと思います。

尚,ビデオ映像の武山選手の右肘は 意図的に動かしたのではなく,突っ込んできた捕手の体に当たったので不自然な動きになったように 私には見えます。

お礼日時:2011/06/03 23:11

規則に違反していないのですから、なんら咎められる行為ではないでしょう。



そんなことを言えば、守備側のバントシフトのピックオフプレイ(注)だって、走者を騙す小汚い作戦でしょう。
走者でも狭札プレイの際には規則で許された幅の範囲では野手の送球に重なるように走って送球を捕りにくくするなどというのは当たり前のプレイです。

基本的にスポーツ(特に相手と直接戦う競技)は定められた規則の中で、体力や技術とともに知力を駆使して行うものだと思います。
私は少なくともバントの際の打者の一瞬遅らせたスタートは正当な知力の使用の範疇だと思います。

注:バントシフトで一塁手が猛ダッシュで前進して、投手はピッチドアウトして1塁ベースカバーの二塁手に捕手から送球して一塁ランナーを刺殺しようとするプレイなど
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この回答へのお礼

ご回答を ありがとうございます.

NO.2さんへの返信にも書いたように,接触プレイでもないのに守備妨害は言い過ぎでした.
スミマセン.

尚,個人的には,この件とピックオフプレイ等を同列に扱うのはチョット違うと思います.

お礼日時:2011/06/05 13:04

お礼を頂きまして、ありがとうございました。



頂いたお礼分の中に
>この点は私の失言でした。スミマセン。
との記載がございますが、私はご質問の守備妨害に関する説明と回答を行っただけで、特に質問者様を責めたり注意したつもりは無かったのですが、私の回答の文面が質問者様に何かその様な印象を与えてしまったのであれば逆にこちらの方が申し訳なかったと思います、ごめんなさい。

おっしゃりたい事(ご質問の意図)は解かりました。
>今後 送りバント直後にバッターボックスで静止する選手が増えてくると,守備側の対策として接触プレイが増えるのではないかと思います。
たとえ打者が直ぐに走ったとしても、バントの打球の方向によっては走者と捕手が交錯する場面が発生する可能性は少なからず有ると思います。
その場合は打者走者の守備妨害になるのか、保守側の走塁妨害になるのかは、その時の状況をもっとも近い場所で見ている主審の判断(主観)に委ねるしかないのではないかと思います。

家の何処かに高校野球の審判をしていた父親が使っていた公式のルールブックが有る筈なのですが探しても見つからなかったので、守備妨害になるのか走塁妨害になるのかの基準が第何条の何項に該当するとかの回答ができなくて申し訳ないのですが、お許し下さい。

武山選手の守備妨害の時の右腕の振りは、もしかすると質問者様の推測のように捕手と接触した為なのかもしれませんが、通常に走る人間の腕の振りではないのは確かなので捕手を制止させようとした意図的なものなのかも知れません。(映像では判らない)

カメラのアングルからでは肝心の右腕がブラインドになってしまって見えていないので、カメラとは違う角度で両者の動きが良く見える位置にいる主審が守備妨害と判定したのですから、接触によるものではなかったのではないかと思います。(少なくとも主審はそう判定したのでしょう)

プロ野球ではセカンドに滑り込む際のランナーの動作も、明らかに自分はアウトなのにダブルプレイを防ぐためにスライディングの動作に見せ掛けながらも、できるだけ送球を妨げる為に高々と両手を伸ばしてバンザイのようなポーズをとったり、ホームベースへの突入の際には片脚はベースを狙いながらももう一方の足はスライディングの自然な動作と見せかけつつもキャッチャーミット目掛けて蹴り上げて落球を誘うプレイをしたりします。

これらの反則ギリギリのラフプレイはプロ野球で認められる限度と高校野球で認められる限度にはレベルの違いが有りますよね。(プロではOKでも高校野球では反則を取られたり注意を受ける場合が多い)

なのでご質問の件(バントの姿勢のままバッターボックス内にとどまる行為)はプロ野球の場合は仕方ないですので、高野連に対して「高校球児らしくないプレイ」又は「高校野球の精神に反するプレイ」であるのではないかと言う形で「高校野球では打撃動作の完了後は速やかに走塁動作に移行する事」などの指導要綱を織り込むべきではないかなどを提言してみてはいかがかと思います。
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この回答へのお礼

お気遣い いただきまして,恐縮です.
こちらの質問の仕方が不適切だったと反省しています.

前文にも書いたように,今後は守備側の対策も生じるでしょうから
推移を見守りたいと思います.
アドバイスを ありがとうございました.

お礼日時:2011/06/05 21:28

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