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日本は薪水給与令を出して燃料・食料の補給を行っていましたが、日本近海にアメリカやイギリスの捕鯨船が出没したため異国船打払令を出したのですが、その後モリソン号事件によってまた薪水給与令に戻りましたよね。
なぜですか?教えてください。

A 回答 (1件)

異国船打払令はフェートン号事件をきっかけに出されました。



  フェートン号事件・・・・長崎港に侵入した英国東インド会社所属の軍艦フェートン号がオランダ商館員を人質にとり長崎奉行に対し強圧的に食料・水を要求。長崎奉行は武力解決を望んだが、黒田・鍋島両藩が非協力的であったため、攻撃を諦めフェートン号の要求を受け入れた。
  事件後、長崎奉行と黒田・鍋島両藩の家老が切腹している。


薪水給与令に戻したのは
1.モリソン号事件への批判(日本人漂流民を送り届けに来た合衆国の非武装船モリソン号を英国軍艦と思い攻撃した事への批判)
2.アヘン戦争で清国が英国に敗れた事への危機感・・英国の強大さと無差別に異国船を攻撃する事の危険性に気が付いた。
以上2つの理由によります。

  
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この回答へのお礼

とても分かりやすい回答ありがとうございます。
まめになりました!!

お礼日時:2011/06/12 00:37

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