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[金属は粘弾性でなく弾性体である」というのは
厳密には間違えで、正しくは
[金属は粘弾性であるが粘性の性質が極めて小さいのでほぼ弾性体と考えられる」

これは合っていますか。
何か参考文献を紹介してください。

A 回答 (3件)

合っていない。

クリープや疲労等の現象を説明するにはマクスウェル等のダンパーを使ったモデルが有効である。参考文献は連続体力学や弾塑性力学の本を参照。

この回答への補足

回答ありがとうございます。

yahooで「衣 金属 粘弾性」で検索したら、金属も厳密には粘弾性とあったのですが
URL:http://www.nara-wu.ac.jp/syllabus/Env/Environmen …衣%20粘弾性%20金属'

これは正しくないのでしょうか?

補足日時:2011/06/16 14:17
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このシラバスの作成者がどの様な解釈から記載したかはしりませんが、



「繊維は粘弾性を示す。金属も粘弾性体であるが、それはクリープ等の高温時や高衝撃のひずみ速度が顕著となる場合でありその現象は通常使用される弾性力学の理論体系では説明できない」

が正確な表記では?
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<衣料用繊維の力学的性質は時間依存性を持ち、金属のように弾性体で


ないことを(金属も厳密には粘弾性であるが)、例を幾つか挙げて説明する。>



[金属は粘弾性でなく弾性体である]は間違いで、正しくは
[金属は粘弾性であるが粘性の性質が極めて小さいのでほぼ弾性体と考えられる]
と言い換えることは著者の意に反しているとおもいます。
(金属も厳密に「は」粘弾性である「が」)の「」の語が著者の意を伝えています。

この講義全体での扱いは、金属=弾性体、衣料用繊維(高分子材料)=粘弾性体
として構成されています。 
したがって、( )内は但し書きや捕捉的な記述で、簡単に言えば「あげ足取り防止」
記述です。 これを全面に出しての書き換えは、ちょっとルール違反か、
「君は金属のどんな現象をどんなタイムスケールで観察しているのかね?」と
反論されと思います。

言い換えるとすれば、小生なら
「金属は弾性体であるが、弾性限界を超え破断に至る塑性流動領域、
または高温下で負荷を受け続けるクリープ(常温なら地質学的な時間)現象では
粘弾性体として(の様に)振る舞う。」
と言い換えます。決して、[金属は粘弾性であるが・・・]とは始めません。
業界で馬鹿にされます。
他の講義項目でエネルギー弾性を原子間ポテンシャルから説明していることからも
講義者の意図は明らかです。

No.2の回答の「高衝撃のひずみ速度が顕著となる場合であり・・・」は不適切です。
その場合は粘弾性体でも固体的、つまり弾性体の様に振る舞います。
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