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こんにちは。
3月に起きた福島第一原発事故は甚大な被害をもたらし
原発の安全神話は崩れたかに思いましたが
あれだけの事故が起きても、原発推進に賛成する人が多いようです。
原発推進に賛成の理由を教えていただけませんでしょうか。

A 回答 (30件中1~10件)

またまたNo.10です。



経営努力で電気代の値上げが回避できるかどうかについて
>上昇額の3000億円に足りなくても、いくらかでも足しになるのではないんで
しょうか。
>また私の申し上げたリストラとは従業員の首を切ることだけを申し上げているの
>ではありません。
>過剰な設備、資産の売却などを含みます。
このような状態が毎年続いたら、いくら電力会社でも持たないでしょう。日本の全電気代は年間15兆円規模です。国家予算と同程度のスケールの商売の話ですので、1企業の努力ではどうにもならない規模なんです。

放射線量に関しては、そもそもが統計的なもので、人体の長期の影響はあまり参考になるデータがなく、諸説入り乱れていますので、厳しい説に従うのが無難だとお考えなのは理解できます。不安で逃げてこられるのも理解できます。ただ、「不安で逃げてくる」ことまでを、「被害」というかどうかは疑問です。私などは、原発停止で経済が混乱する方がよっぽど不安なのですが、これは被害とは言いませんね。

>平均値などという考え方でもって、福島の人の痛みを「皆同じだ」とおっしゃいますが、
その痛みを繰り返さないためにこそ、安全な原発、または、代替エネルギーの開発が必要なんです。それは、これまで一部地域に原子力発電所を押しつけ、原子力の恩恵を今も享受している、我々の責任だと思います。

>原発は安全だと嘘をついてまで運転されているところが問題です。
「嘘」というのは言い過ぎで、本当にわからなかった(確率的に許容範囲と判断した)のだと思います(本当に危険とわかってたら経営問題になるので何とかします。物理現象に嘘は通用しません)。
少し勉強すれば、原発の安全性がどの程度のものかは、定性的にはわかります。今回の事故のパターンは、20年ほど前に広瀬隆氏が「東京に原発を」に書かれているフランスの再処理工場の事故(幸い一歩手前で収束)によく似ており、チェルノブイリでの水素爆発(石川著「原子炉の暴走」に詳しい)を考え合わせると、まあ想定できた範囲の事故です。我々有権者もそれを知ってて、電力会社と同じく「まあ事故る確率は低いだろう。代替手段もないし」と判断し、原子力行政を推進する自民党を選択しながら、原発の恩恵を享受してきたのです。その責任はとるべきだと考えます。勉強不足は理由になりません。

経済的ダメージ
>これについてはあなたの試算が正しいかどうかじっくり検討してみることにします。
よろしくお願いします。
ただ、この手の計算は想定の仕方でなんとでもなります。私の計算も桁はあってると思いますが正確なものではありません。ですが議論のベース程度にはなると思ってます。

最後に一言。
本当に原発をすぐに止めるべきだとお考えなのであれば、今すぐ電気の使用を止め、原発停止に向けて行動を起こすべきです。我々が今来ている服、住んでいる家、乗っている電車、この回答をサービスしているサーバ等、すべてが原発の電力により成り立っています(特に関西は比率高いですね)。先に書きましたが外貨獲得も原発のおかげが大きいです。これらを享受しながら、一方で、「福島の悲劇を繰り返さないために原発を廃止すべきだ」などという無責任な発言は私には到底できません。私は原子力関係者ではありませんが、原発を選択し、原発の恩恵をこれまで受けた責任があり、子供たちのために日本経済を失速させないように維持する責務がありますので、毎日の仕事で新エネルギー開発に貢献したり、子供達にエネルギー関係施設の見学をさせたりして、微力ながら努力しています。
質問者殿も、責任ある行動をとられることを望みます。
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この回答へのお礼

何度もありがとうございます。

>このような状態が毎年続いたら、いくら電力会社でも持たないでしょう。日本の全電気代は年間15兆円規模です。国家予算と同程度のスケールの商売の話ですので、1企業の努力ではどうにもならない規模なんです。

それについてはよくわからないので、じっくり考えてみます。

>ただ、「不安で逃げてくる」ことまでを、「被害」というかどうかは疑問です。私などは、原発停止で経済が混乱する方がよっぽど不安なのですが、これは被害とは言いませんね。

親御さんが、子供を心配して逃げてくるのは当然です。
経験のないことですから。
あなたは自分の子どもをモルモットとして差し出すようなひどい親なんですか。
やっぱり、あなたは福島の人の痛みがわかっていないようです。

あなたの心配はお金の心配で、それも大事ですが、まずは命が大切だと私は思います。
そして、移動に必要な費用は東電が補償するべきでしょう。


>平均値などという考え方でもって、福島の人の痛みを「皆同じだ」とおっしゃいますが、
その痛みを繰り返さないためにこそ、安全な原発、または、代替エネルギーの開発が必要なんです。

あなたがそうお考えなのはわかっています。
私がもうしあげたのは、今原発を使って発電しているのは、福島の犠牲があってのことだ。
その事実を我々は(あなたも、わたしも)受け止めなければいけない。
ということです。

あなたが、みな同じ痛みを背負っている、とおっしゃるので、
それはちがう。福島のほうが、大阪や東京よりも痛みの度合いが大きいと申し上げたんです。

あなたは大変聡明な方だと思いますが、
ものごとをまぜこぜにして考えるところがあるのではありませんか。

>「嘘」というのは言い過ぎで、本当にわからなかった(確率的に許容範囲と判断した)のだと思います(本当に危険とわかってたら経営問題になるので何とかします。物理現象に嘘は通用しません)。

いや、そんなことないですよ。
明らかに嘘をついたんです。
だって設計した段階で、耐震強度がどのくらいなのかということはわかっていますから。
震度4とか5くらいで設計しておいて、「地震が来ても安全だ」と言ったんです。
もっともそれは彼らにしてみれば嘘ではなかったのでしょう。
「地震学者が震度4の地震しか来ないと言った。だから我々は震度4の地震にたえる原発を作った。」ということでしょう。
そして震度4以上の地震がきたら「想定外としていい」ことになっているそうです。

>我々有権者もそれを知ってて、電力会社と同じく「まあ事故る確率は低いだろう。代替手段もないし」と判断し、原子力行政を推進する自民党を選択しながら、原発の恩恵を享受してきたのです。その責任はとるべきだと考えます。勉強不足は理由になりません。

すごい理屈。
なんで嘘つかれた上に国民が責任とらないといけないの?
そういう考えの人がはびこっているので、電気会社の隠蔽体質は治らないんでしょう。

>本当に原発をすぐに止めるべきだとお考えなのであれば、今すぐ電気の使用を止め、

よくこういうことを言う人がいますけど、どうして原発をすぐに止めるべきだと考えていると、今すぐ電気の使用を止めないといけないんでしょう。
原発で100パーセント電気作っているわけじゃないのは、あなたが良くご存知じゃありませんか。
うちは長年エアコンも使っていませんし、月々2500円程度の電気しか使っていません。
ですから15%の節電も無理です。

電気使って生活できなことがわかっているので、こういうことをいうんですね。

昔から原発反対で、原発推進派の政治家に投票したことはありません。
それでも残念ながら日本では原発派推進されてきました。
それでも事故が起こったら税金などで責任をとらされ、
原発は安全でないので今すぐとめるべきだといえば、
服も着るな、パソコンも使うなです。
あまりに子どもじみています。

私は、そういうようなことは一度も申し上げたことはないはずです。
ただ、原発は原発のある地域の人の犠牲の上になりたっていることを認識するべきだと申し上げただけです。
事実、そうですから。

>原発停止に向けて行動を起こすべきです。
こういうこともよく言われますよね~。
原発活動家にならないと、原発反対だと言ってはいけないんでしょうか。
子どもじみています。
自分にできることはしているつもりですけど。

>毎日の仕事で新エネルギー開発に貢献したり、子供達にエネルギー関係施設の見学をさせたりして、微力ながら努力しています。

なるほど、電力関係の仕事についておられる方だったんですね。
そうだと思いましたよ。

お礼日時:2011/07/04 19:38

プルトニウムの比重19.8とストロンチウムの比重2.63を勘違いしました。


重いのはプルトニウムですね。
ストロンチウムは、福島原発事故現場付近でも微量しか検出されてないので、海洋では検出されないかも知れませんね。

因みに、福島原発事故現場に近い茨城県沖で獲れた海産物は普通に食べてます。
石炭の有毒燃え殻より、微量の放射性物質の方が人体には影響しませんから。
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この回答へのお礼

補足説明をありがとうございます。
>石炭の有毒燃え殻より、微量の放射性物質の方が人体には影響しませんから。
たとえそうであっても茨城県は検査するべきでしょうね。
検査していないので外国では日本産は輸入していないと聞きました。
また検査しないことがよけいに風評被害を招いているように思います。

お礼日時:2011/07/04 18:50

またまた、武田氏ですか?


彼の主張する5千人/1億人の根拠は何処から持ってきたのでしょうか?

そもそも、5千/1億って5/10万ですよね?
数字のトリック?

10万人の内5人ぐらいなら放射線の影響を全く受けなくても癌になります。
(現に、日本人100人に1人は癌患者)

そして、何度も繰り返しますが、癌の早期発見は治るのです。
その、癌治療に放射線治療が行われてます。
早い話、癌細胞に強い放射線を照射して焼き殺すのですね。
(この治療を受けると毛髪が抜けるぐらい強い放射線量です)

それと、もう少し調べて欲しいのは、放射性物質の重さですね。
ストロンチウムのような重い物質は、たとえ微粒子でも海水に漂うことなく海底に沈んでしまいますよ。
海底に沈んだストロンチウムなんぞ測定の意味はありません。

尚、この質問は「原発の推進に賛成の理由」からは大きく脱線し過ぎですね。

これは、明らかに時間の無駄なので私の回答は打ち切ります。
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この回答へのお礼

すいませんね、武田さんのことが嫌いなのに。

すいません、正直いってその根拠はわかりません。
でも、事故がおこるまで、1ミリシーベルト/年が一般人が浴びてもいい限度量だったんです。
それに、人体実験は福島で今まさに行われているところで、まだデータがないでしょう。
よくわからないことは慎重に、というの求められるはずです。
人の命にかかわることなので。

国や茨城県は安全だ、というばかりで、その根拠を示しません。
武田さんのいうことには100パーセント賛成ではありませんし、
正しいのかどうかわからないこともありますが、国や茨城県よりは納得できることが多いです。

教えてくださったページは大変役にたちました。
そのことについては感謝していますが、あれは、瞬間的に放射線をあびたときのデータのようで、
現在の福島のように継続的に放射線をあびたときのデータではないようです。
ですからあれをもってして、20ミリシーベルト/年なんてたいしたことはない、などとはいえないと思います。
あなたの方こそ、トリックにかかっているんじゃありませんか?

ストロンチウムは海に落ちたらすぐ海の底につくんですか。
そんなことないと思いますけど。
海は深いから多少は時間がかかるんじゃないんですか。

>この質問は「原発の推進に賛成の理由」からは大きく脱線し過ぎですね。

はあ?
大いに関係あるでしょ。
どれが原発に関係ない追加質問なんでしょうか。

回答者様の健康を心よりお祈りしています。
それではまたどこかでお会いしましょう。
時間の無駄におつきあいいただきましてどうもありがとうございます。

お礼日時:2011/07/04 18:46

#17です。



>別に感情的になっているつもりはありませんし、
私がレスした内容をちゃんと読まれていないようですから、そう思いました。

>女川原発が大丈夫だった=福島第一も大丈夫だったといえるんでしょうか?
だから、「まぁ真実は、事実が明らかにならないと分かりませんが。」と書いたではないですか、事実がはっきりしないのに貴方のような水掛け論は不毛です。ちゃんと読んで下さい。

>また同じような事故がおこるのではないでしょうか。
だから、「新たな安全対策をせず「運転を認めよ」と言うのには無理がありますので、設計を上回る地震が発生した時の対策を行った上で住民に説明する必要があるでしょう。」と書いたではないですか。ちゃんと読んで下さい。

>今回の事故の損害額は莫大な額になると思いますが、それとの比較も必要だと思います。
今回の事故は、以前から指摘され国からも改善を指摘されていたにも関わらず無視した東電の幹部による人災です。
東電は「改善コスト」を見込んで原価計算すべきであって、事故の損害額を見込んで原価計算するのは困難と思います。

>原発はやめていただきたい
止める時期が問題です。

原発は完全に廃棄するのに30年掛かりますので直ちに廃棄することは出来ません。従って原発を再稼働するにしても停止する(停止中に被災し事故を起こす危険がある)にしろ津波対策を含めた安全対策を行う必要があります。

また現在、日本の製造業は円高で苦しんでおります。そこに地震のため最先端の重要な工場が海外へ脱出しています。ここで原発を止めたままで電気料金の値上げ・供給制限・消費税の値上げ、となりますと、日本に立地する理由がありません。管政権は日本の先端技術を持つ企業に対し「日本を捨てよ」といっているように思えます。

日本の大企業の工場が日本脱出しますとそこ従事する職員および協力会社の職員の雇用が失われます。雇用が失われますと地域の平均所得が下がり他の産業に従事する人達の給与水準も下がってしまいます。

従って工場の日本脱出を食い止めるために、いずれ原発を廃棄するにしても数年は安全対策を行った上で原発の再運転はやむを得ない。その間に原発代換えエネルギーの開発に注力する。・・・というのが私のスタンスです。そのように書いておりますので、ちゃんと読んで下さい。(原発代換えエネルギーの開発への投資が日本の景気浮上のきっかけとなるかも知れません)

また代換えエネルギーの開発と並行して既存電力会社の地域独占を排し、例えば大阪府や東京都が府営や都営の最新鋭火力発電所を建設し工業団地の工場に配電するなどを行い既存電力会社の脅しが効かない電力環境を構築し地元産業を保護するというのも一つの手かもしれません。

さらにまた福井県のように、原発を国策とし受け入れ、大学に原子力工学科を設置し地元の若者の有力な就職先確保してきた自治体にしてみれば、東電の人災に依る事故でとんでも無い巻き添えを喰ったと思っていることでしょう。

原発廃棄するにしても原発技術を維持する必要が有りますし、このような原発技術者の雇用を維持するための重要な輸出技術としても、実現困難な核融合炉に代えてトリウム溶融塩炉を開発すべきだと思います。

出力1万kWhの小型炉ですと空冷も可能だそうですから、冷却水が確保できない内陸国でも採用が可能となります。トリウムはレアアース精錬の際に出るゴミですから、廃棄物の有効利用としても有用です。
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この回答へのお礼

>だから、「まぁ真実は、事実が明らかにならないと分かりませんが。」と書いたではないですか、
事実がはっきりしないのに貴方のような水掛け論は不毛です。ちゃんと読んで下さい。

伏線はったやんか、といいたいわけですね。
なんでけんか腰で話しするんでしょうか。


>だから、「新たな安全対策をせず「運転を認めよ」と言うのには無理がありますので、設計を上回る地震が発生した時の対策を行った上で住民に説明する必要があるでしょう。」と書いたではないですか。ちゃんと読んで下さい。

すいません。

>今回の事故の損害額は莫大な額になると思いますが、それとの比較も必要だと思います。
今回の事故は、以前から指摘され国からも改善を指摘されていたにも関わらず無視した東電の幹部による人災です。
東電は「改善コスト」を見込んで原価計算すべきであって、事故の損害額を見込んで原価計算するのは困難と思います。

その理由を書いてほしかったですね。

>止める時期が問題です。

原発は完全に廃棄するのに30年掛かりますので直ちに廃棄することは出来ません。従って原発を再稼働するにしても停止する(停止中に被災し事故を起こす危険がある)にしろ津波対策を含めた安全対策を行う必要があります。

でも、浜岡原発は止めました。

そのほかは大変参考になりました。
ただ、地震予知ができない、という不安はどうしてもありますね。
ですから、明日地震がきて原発がつぶれて、福島の二の舞になる可能性も・・・
という思いはどうしてもありますね。

お礼日時:2011/07/04 20:02

失礼しました。


http://www.hicare.jp/09/hi04.html
↑こちらが正しURLです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
大変役に立ちました。

晩発影響
  晩発影響は被曝後長時間を経て現れる症状で、がん、白血病、放射線白内障などが挙げられます。
  「国際放射線防護委員会(ICRP)1990年勧告」によると、1Svの放射線被曝をしたときに生涯のあいだに生じる致死的なガンの発生確率は約4%(※)と報じています。
 ※20-64歳の作業者集団について。すべての年齢の集団における誘発致死がんの確率は名目値5%。

1Sv以下のことについて述べられていないのが気になりますね。

それからこれは、どうも瞬間的に放射線を浴びたときのことをいっているようですね。

今の福島のように、継続的な放射線にさらされたときのデータではないようです。

お礼日時:2011/07/04 18:22

http://www.hicara.jp/09/hi04.html
↑国際放射線防護委員会(ICRP)の目安

一度に、100mSV以上を全身に浴びる(被曝する)と、癌発症のリスクが上がる情報ソースは、原発事故直後の新聞各社報道によるものです。

しかし、ICRPでは250mSV以下なら臨床変化はないとされてます。
但し、7,000mSVを超える被曝量では、100%死亡する放射線量である事は一致してます。

これは、東海村JCO臨界事故で強い被曝を受けた3名の内、17,000mSVと8,000mSVを被曝した作業者2名が多臓器不全で亡くなってる事からも信憑性の高い数値と思います。
この他にも、3,000mSVを被曝した作業者がいましたが、この作業者は亡くなってません。

放射線量は、一度に浴びる方がダメージが大きいのです。
なぜなら、一度に多数の細胞遺伝子に損傷を受けたら、動物本来の自然治癒力では回復出来ないダメージを受けるからです。
しかし、年間20mSVの放射線量は1日に換算すると0.055mSV/d、1時間に換算すると0.0023mSV/hと放射線量は少なくなり、たとえ数個の細胞遺伝子に損傷を受けてもリンパ球によって自然治癒されるからです。

これを、放射線ではなく紫外線に例えるなら、強烈な紫外線を短時間に一気に浴びて全身火傷を負うと生死にも関わりますが、弱い紫外線を平均的に長時間浴びて短時間の強い紫外線量と同じ線量になっても日焼けするかしないかぐらいの影響しか受けないのと同じ理屈です。

これでも、20mSV/yの放射線量が怖いですか?
私は、都会の大気汚染の方がよほど発癌リスクが高いと思ってます。

因みに、放射性物質の海洋汚染ですが、福島第一原発周辺の海域は多少汚染されてますが、私の住む茨城県沖の放射能汚染は現在はありませんから、海水浴も可能になってます。
このような情報は、地元民しか関心がないのでしょうか?
福島県民の皆様には「風評被害」には同情します。
茨城県も臨界事故後は「馬鹿げた風評被害」を受けましたからね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
感謝します。

http://www.hicara.jp/09/hi04.html
ですが、
「このページは表示できません」というメッセージが出て見ることができません。

>一度に、100mSV以上を全身に浴びる(被曝する)と、癌発症のリスクが上がる情報ソースは、原発事故直後の新聞各社報道によるものです。

それは私も聞きました。

しかし武田さんは
1ミリシーベルト/年で1億人に5000人が癌になると言っておられます。
そういうことで、今まで1ミリシーベルト/年が一般人が浴びていい限度とされてきたのだと理解しています。

体の丈夫な人なら、大丈夫でも、体の弱い人には大丈夫でないそうですね。

またこういうことはデータがなく、福島の人々はまさにモルモット状態。
人体実験は許されているんですか。


http://takedanet.com/2011/05/post_ab4a.html
あなたの嫌いな武田さんのブログでもうしわけない。


海ではストロンチウム、プルトニウムが問題だが、まだデータが無い

と書いてあります。


http://takedanet.com/2011/05/post_17cb.html

海の表面にいる魚なら、ヨウ素とセシウムで良いのかも知れないのですが、次の表は「底魚」というものだから、海の底でしょう.

驚くべきことに「ストロンチウム」の測定値がありません。

今回の福島原発では、大量の放射線を持つ水が海水に放出されました。その中にはストロンチウムとプルトニウムが相当含まれていると考えられます。
その分析値も東電から発表されていません。



>5)石炭の燃え殻は、有害な窒素酸化物などを含んでますから、石炭の燃え殻を撒いた土壌は植物を枯らし土壌をダメにします。

>そうですか。それは原爆のゴミとどちらが有害ですか。

これについて回答いただいていないようですが?

お礼日時:2011/07/03 20:23

ANo:8です。


暇なので疑問にお答えします。
まぁ、武田氏のブログ内容を全面的に信じてるアナタには馬の耳に念仏でしょうが、文字数の関係で手短での回答です。
1)この法律と京都議定書との直接的な関係はないですが、核燃料再処理に対する法律は国が原発を廃止する考えがない証しです。
その背景にはCO2排出量の問題があるからです。

2)使用済核燃料再処理量は、六ヶ所村800t/yと東海村200t/yの能力で、3,000tの使用済核燃料が再処理待ちの状態ですが、六ヶ所村の現状は試運転なので本格稼働に入れば再処理量は増える見通しです。
尚、430tの使用済核燃料から4tのプルトニウムが抽出されるようです。

3)世界中がCO2削減を訴えてる中、燃料輸入大国日本が反原発を唱えてたら、化石燃料輸出国の反感を買うだけと思います。
日本には輸出しないとなったら、日本は北朝鮮のように慢性的な停電国家になる可能性があります。

4)日本の水力発電は、夜間の原発余剰電力による揚水に頼ってます。ダムの水は限られてます。

5)石炭の燃え殻は、有害な窒素酸化物などを含んでますから、石炭の燃え殻を撒いた土壌は植物を枯らし土壌をダメにします。
これを、埋め立て地に廃棄してますが、最近はレンガなどにも利用されてるようです。
しかし、世界各国の石炭燃え殻の処理については不明です。

6)関東大震災900ガルと言う加速度よりも、実際の建築物被害(震度)を考えるべきです。
関東大震災は、私の父が東京(浅草)で体験してますが、地震被害より火災被害の方が深刻だったと証言してます。
事実、3/11の大震災では、茨城県西部にある我が家も震度5でしたが、被害はコーヒーカップ1個が割れただけですし、東海第二原発も福島第二原発も事故を起こしてない現実があります。

7)年間放射線被曝量20mSVの線量は、放射線従事者が浴びる量の目安で上限は50mSV/yです。
しかし、癌になる可能性が高くなる線量の目安は100mSV/yとされてますから、20mSV/yの年間放射線量は危険な数値とは思いません。
強い放射線は、細胞遺伝子を損傷させる刺激を与えるのであって、大気汚染や食品添加物などからも癌を発症するリスクは充分にあります。
現実に、癌患者は原発事故以前から、日本国内だけでも140万人を超えてます。
癌は、早期発見なら怖い病気ではありません。

8)東京には、原発を誘致出来る敷地がありません。
軽水炉原発には海水が必要なので、東京湾沿いの埋め立て地しか原発建設可能な場所がありませんが、この度の大震災では埋め立て地の至るところで液状化現象を起こしてます。
このような敷地しかない東京に原発建設は不可能です。

この回答への補足

>まぁ、武田氏のブログ内容を全面的に信じてるアナタには馬の耳に念仏でしょうが、文字数の関係で手短での回答です。

別に全面的に信用しているわけではありません。
今後、こういう挑発的な物言いはお控えください。
普通に、あなたのここがおかしいよ、と言ってください。
そうでないと読む気がしない。国会のマネはしなくてもいい。

>1)核燃料再処理に対する法律は国が原発を廃止する考えがない証しです。
その背景にはCO2排出量の問題があるからです。

やっぱりそうですか。どうしても国は原発をしたいようですね。

>2)使用済核燃料再処理量は、六ヶ所村800t/yと東海村200t/yの能力で、3,000tの使用済核燃料が再処理待ちの状態ですが、六ヶ所村の現状は試運転なので本格稼働に入れば再処理量は増える見通しです。
尚、430tの使用済核燃料から4tのプルトニウムが抽出されるようです。

そうですか。ありがとうございます。

>3)世界中がCO2削減を訴えてる中、燃料輸入大国日本が反原発を唱えてたら、化石燃料輸出国の反感を買うだけと思います。

原発事故でも反発を買っていると思います。特に海洋汚染。
それが明日おきてもおかしくはない情況。

>5)石炭の燃え殻は、有害な窒素酸化物などを含んでますから、石炭の燃え殻を撒いた土壌は植物を枯らし土壌をダメにします。

そうですか。それは原爆のゴミとどちらが有害ですか。

>6)関東大震災900ガルと言う加速度よりも、実際の建築物被害(震度)を考えるべきです。
関東大震災は、私の父が東京(浅草)で体験してますが、地震被害より火災被害の方が深刻だったと証言してます。
事実、3/11の大震災では、茨城県西部にある我が家も震度5でしたが、被害はコーヒーカップ1個が割れただけですし、東海第二原発も福島第二原発も事故を起こしてない現実があります。

同じ震度なら同じ被害がでるというわけではないのでは。

>7)年間放射線被曝量20mSVの線量は、放射線従事者が浴びる量の目安で上限は50mSV/yです。
しかし、癌になる可能性が高くなる線量の目安は100mSV/yとされてますから、20mSV/yの年間放射線量は危険な数値とは思いません。

今は一般人の年間放射線被曝量は1ミリシーベルトから20ミリシーベルトに引き上げられたのでは。

>癌になる可能性が高くなる線量の目安は100mSV/yとされてますから

この情報のソースをお願いします。


8)東京には、原発を誘致出来る敷地がありません。
軽水炉原発には海水が必要なので、東京湾沿いの埋め立て地しか原発建設可能な場所がありませんが、この度の大震災では埋め立て地の至るところで液状化現象を起こしてます。
このような敷地しかない東京に原発建設は不可能です。

じゃあ作るな、といいたいですね。

回答ありがとうございました。

補足日時:2011/07/03 16:19
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この回答へのお礼

それはどうもご親切に。

お礼日時:2011/07/03 16:00

No.10です


>ただ納得のゆく回答を得たいと思っているだけなんです。
ありがとうございます。それでは、もう少し補足します。

>実際は、電力会社には徹底的なリストラが求められて、電気料金は提示されてい
>るほどにはあがらないのではないか。
ざっと試算してみました。リストラでは無理です。
たとえば関西電力。
年間発電量が1416億kwhです(22年)。このうち約48%が原子力なので(原子力比率高いですね)、原子力の発電量が680億kwh/年です。
原子力のコストを5.5円/kwhとすると(もう少し関電は安いかもしれませんが)、原子力の総コストが80%上昇したとすると、上昇額は、
680億kwh×5.5円/kwh×0.8≒3000億円/年

関電の従業員数は22000人です。平均年収1000万円として(実際は800万ぐらい)、全員の年間給与を100%カットして浮く費用は、(保険料なども入れても)2200億円程度なので、従業員全員をリストラしてもちょっと足りないです。

よく、東電はリストラして賠償しろとかいう議論があるのですが、気持ちは共感できるのですが、金額が足りないんです。

>1ミリシーベルト/年で1億人に5000人が癌になるとされています。
>そして放射線量があがるにつれて癌になる人が増えるとされています。

一人平均の被曝量がどの程度かわかりませんが、日本全体平均で1msV/年よりは小さいはずです。ということは、いくらなんでも全国で癌になる人は5000人以下ということになります。人数でいえば、交通事故よりも少ないんです。
「いや、一人でも死者を出してはならない」という議論であれば、まずは自動車をなんとかすべきです。

でも、そういう議論ではないと思います。
>放射線はその有無が問題なのではなく、その量が問題なのです。
おっしゃる通り、量で議論すべきです。それも、放射線量ではなく、我々の生活がどう影響を受けるかが重要です。

確かに、今福島で行われている基準値の設定は無茶苦茶で、原爆被害などのデータをもとにした疫学的な根拠をもってきちんと設定すべきだと思いますが、何もしなくても発生する癌にくらべて、事故による発がんの増加は微々たるもののはずです(何もしなくても日本人の1/3は癌で死んでいます)。
それに比べて、エネルギーコストの増加による生活レベルの低下は、先の計算出も示した通り、明らかに程度が大きいです
(金銭比較ができておらず申し訳ありませんが、同じ土俵で定量的に比較すべきですね)。

>私は大阪に住んでいますが、ほとんど影響はありません。
今回はたまたま福島の原発でしたが、福井の原発が事故があったとお考えください。
敦賀半島には、関電の原発をはじめ、多くの原発があります。仮にここが事故にあった場合、20km圏内にある琵琶湖の水が放射性物質で汚染される可能性があります。水の放射性物質は容易に除去できませんので、大阪の水道水も影響がでます。つまり、京都や大阪も今福島で避難地域になっている場所と同じような状況になります。
もちろんもっと大規模な事故が起これば、大阪は美浜原発から120kmですので、
http://arch.inc-pc.jp/004/index_11.html
直接の被害が出るものと思われます。

そういう意味で、今後も含めると、国民全員の問題です。日本は狭いので逃げ場はありません。

>ですから、原発はつぶれるようにできていると何度も申し上げています。
おっしゃる通りです。
ですから、「つぶれない」原発の開発が必要です。今回の事故で人類があまり認識していなかった原子力の問題点がいろいろ明らかになりましたので、そこを改善すればよいのです。黙っていても世界中に原発があり、これらが壊れれば影響を受けます。そこで、日本の教訓を生かして原発の安全化を図ることが、今回世界に迷惑をかけた日本の採るべき道と考えます。
もちろん原発は手段であって目的ではありませんので、より適切な代替エネルギーがあれば、今日にでも切り替えるべきです(これが無いんですね...)。

>おそらく日本人は原発によって滅ぶだろうと私はおもいます。
正確には、日本のような資源小国にこれだけの密度の高い文明を築き上げたことで、原発のようなものに依存せざるを得なくなったのが滅ぶ原因、ということになりますね。

でも、はたしてそれでいいのでしょうか。
ここは、踏ん張りどころだと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

(1)>たとえば関西電力。
年間発電量が1416億kwhです(22年)。このうち約48%が原子力なので(原子力比率高いですね)、原子力の発電量が680億kwh/年です。
原子力のコストを5.5円/kwhとすると(もう少し関電は安いかもしれませんが)、原子力の総コストが80%上昇したとすると、上昇額は、
680億kwh×5.5円/kwh×0.8≒3000億円/年

関電の従業員数は22000人です。平均年収1000万円として(実際は800万ぐらい)、全員の年間給与を100%カットして浮く費用は、(保険料なども入れても)2200億円程度なので、従業員全員をリストラしてもちょっと足りないです。


ん?
また経済学を勉強しろと叱られるかもしれませんが(笑)
上昇額がが3000億円/年、全員リストラして浮く金額が2200億円程度。
上昇額の3000億円に足りなくても、いくらかでも足しになるのではないんでしょうか。

また私の申し上げたリストラとは従業員の首を切ることだけを申し上げているのではありません。
過剰な設備、資産の売却などを含みます。


>一人平均の被曝量がどの程度かわかりませんが、日本全体平均で1msV/年よりは小さいはずです。
ということは、いくらなんでも全国で癌になる人は5000人以下ということになります。

日本全体で一人平均の被曝量平均値を出すことに意味はありません。
福島では20ミリシーベルト/年ほどの被曝量のあるところもあって生活している人がいます。

http://takedanet.com/2011/04/post_ec43.html
http://takedanet.com/2011/04/5020_035a.html

上記、武田邦彦さんのブログには、次のような内容が記されています。

(1)「少量の放射線をあびると健康になる」というのは、強い人であれば間違いではない。
(2) 統計的には、放射線の量が増えると「過剰発がん」が増える。
(3) 幼児、妊婦、妊娠可能な女性などに障害者がでる。
(4)1年間に1ミリシーベルトで、過剰発がんは1億人に5000人。
(5)放射線によるガンの発生は「確率的」、つまり、被曝量に比例しているとされる。
(6)1年間に20ミリシーベルトで、過剰発がんは1億人に10万人。
 (5000人×20ミリシーベルト=10万人)
 20ミリあびると、交通事故の10倍ぐらいの危険がある。
(7)しばらく汚染された土地を離れたり、汚染された食材を食べなければ回避できる。

>違います。日本中が同じ宿命を背負っています。
今回の放射性物質の漏えいは全国規模で広がっていることはご存知ですね。風評被害や経済的ダメージも同様です。

ですから、被曝量が問題だと申し上げている。
福島は被曝量が高く、大阪の被曝量は低い。
だからほとんどの被害は福島の人がうけて、被曝によって癌になるのもほとんど福島の人なのです。
福島の野菜は大阪のスーパーには並んでいませんが、鹿児島や鳥取の野菜は並んでいます。
海外で日本のものは売れないでしょうが、その中でも特に福島産が売れない。
日本国内でも、鹿児島や鳥取の野菜は売れても福島産は売れない。
受けている被害の程度がまるでちがう、ということを認識してください。

おそらくこういう考え方から、被曝線量の平均値などという考え方が出て来るんでしょうね。

平均値などという考え方でもって、福島の人の痛みを「皆同じだ」とおっしゃいますが、
福島で被害を受けた人に面と向かってあなたはそういえるんですか。

私はいえません。
福島の人の苦しみの100分の一も私は苦しみを味わっていないからです

>何もしなくても発生する癌にくらべて、事故による発がんの増加は微々たるもののはずです(何もしなくても日本人の1/3は癌で死んでいます)。

車やタバコと比較することに意味はないとおもいます。
前にも申し上げたとおり、車もよくないし、タバコも原子力もよくないものです。

車は問題があると思うので私自身は乗りませんし、廃止にすべきものかも、と思います。
車は危険があるとわかって自ら望んで運伝しています。
ですから車を運転していて事故をするのは自業自得ともいえるかもしれません。
しかし、中には歩道を歩いていてぶつかられたというケースもあるので問題があると思うのです。

タバコは廃止の方向に向かっています。
しかしこれは本人が発ガン性があるとわかった上で自ら望んで吸うものなので、周囲の人に健康被害がないように吸うのならなくさなくてもいいかもしれません。

原発は安全だと嘘をついてまで運転されているところが問題です。
しかもその周辺に住んでいる人は自ら望まないのに被曝させられているのです。



>エネルギーコストの増加による生活レベルの低下は、先の計算出も示した通り、明らかに程度が大きいです

これについてはあなたの試算が正しいかどうかじっくり検討してみることにします。
試算していただいたことには大変感謝しています。

>今回はたまたま福島の原発でしたが、福井の原発が事故があったとお考えください。
敦賀半島には、関電の原発をはじめ、多くの原発があります。仮にここが事故にあった場合、20km圏内にある琵琶湖の水が放射性物質で汚染される可能性があります。水の放射性物質は容易に除去できませんので、大阪の水道水も影響がでます。つまり、京都や大阪も今福島で避難地域になっている場所と同じような状況になります。
もちろんもっと大規模な事故が起これば、大阪は美浜原発から120kmですので、
直接の被害が出るものと思われます。

ええ、だから原発を止めてほしい、と申し上げているわけですね。

>日本は狭いので逃げ場はありません。

例えば今回の福島の事故では福島原発に近い住民に大きな被害が出ています。
くりかえしますが、大阪ではほとんど影響がないんです。
福島から大阪へ来られた方も多いんですよ。
大阪へ来られた方は、高い放射線から逃げられたといえます。
福島と比べて全然放射線が強くないですから。

福井原発で事故があれば水が汚染されることは間違いないので大阪も影響が出ます。
しかし福井の被害が一番ひどいと思うんですね。
私は福島や福井の住民が気の毒だと思うんですね。

あなたは平均でものを考えておられますね。
それは多数派を大事にし、少数派を切り捨てているということだと思います。
都市部に原発がないのは多くの人が被害を受けないようにということでしょう。
そして福島とか福井などという人口が比較的少ないところに作っている。

平均値なんてものは福島の人にとって何の意味もありません。
ほとんどの被害は福島の人が受けているからです。
平均値なんかとられたらたまらない、と福島の人は言うと思います。

私はそういう人の犠牲の上に、原発が運転されているという事実を、きちんと受け止めるべきと思います。

また、人は誰でも健康に生きる権利があるのではありませんでしたか。
どうして福島の人だけが健康に生きる権利を奪われなくてはいけないんでしょうか。
また福島の悲劇は原発のある他の地域で明日おこるかもしれない。


>「つぶれない」原発の開発が必要です。

つぶれない原発が開発できればいうことはありません。
ただ今稼動している原発はすべてつぶれる原発です。
それを動かしているんですよ。明日地震がくるかもしれないのに。




>でも、はたしてそれでいいのでしょうか。

いいとは言っていません。
今一度、どうしても今原発を廃止すれば経済はダメになる、と考えるだけでなく
今の原発には問題があるので早急に止める必要がある。
そのためには何をすればいいか、と考えることが大事だと思うんです。

(つぶれない原発も含みます)

お礼日時:2011/07/03 15:58

No.10です



ここは議論をする場ではないので、ご質問の補足にとどめます。

>ここがよくわからないんですが、輸出が30%低下すると、食糧輸入も同じ割合で
>低下するんでしょうか?
>輸出は減少したが、輸入は増えるというようなことはないんでしょうか。

輸出が減少して、輸入を増やす(もしくは現状維持する)というのは、ちょうど、失業して収入がなくなったのに、今まで通りの支出を続けている状態ですね。輸出が減少すると、輸入するためのお金をかせげなくなってしまいますよね。
一方的に経済支援してくれる国があれば別ですが。

>>日本が資源輸入国だという特殊性を抜きにして、原発問題を考えているようで
>危惧されます。
>すいません、これは意味がよくわかりません?
資源が豊富な国なら、輸入が止まっても自給できるかもしれませんが、日本は資源がないので、なんでもかんでも輸入しないと生きていけない宿命を負っているので、
エネルギーコスト増→国際競争力低下→輸出減少→貿易収入減少→輸入ストップ
という事態は避けなければいけない、ということです。
エネルギーなんて96%は輸入なわけですよ。

>経済は生きていくうえで重要なことだと言うことはわかってはいるんですが、
>原発のある地域に住んでいる人は気の毒ですね。
違います。日本中が同じ宿命を背負っています。
今回の放射性物質の漏えいは全国規模で広がっていることはご存知ですね。風評被害や経済的ダメージも同様です。それを覚悟で、原発を動かし続けているのです。しかもこれは我々日本人が国会議員選挙で選択した結果です。もしそれがいやなら次の選挙で方針転換も可能です(が、国民の過半数はそう考えないと予想します)。

>どうして彼らが命をさしだして、日本を支えなくてはいけないのでしょうか。
これも不正確です。JCO事故のときと異なり、今回は被曝による死者は出ていません。チェルノブイリと異なり、命にかかわる被曝も起こっていません。幸運もありましたが、死者が出ない程度には状況はコントロールされています。

命にかかわる状況ということであれば、毎年事故で1万人近い死者を出している自動車も、我々の生活になくてはならないものですね。

>それでも原発を動かすということは、運を天に任せている、ということだとは思
>いませんか?
これも事実と異なります。事故後の対策の推移は、事故直後に専門家が案出した目標とほぼ同じ経過をたどっており、状況はコントロールされています。また、コントロールしないといけないのです。
なんといっても、もっとも大切なのは、我々日本人が生き抜くことです。
そのためにも、日本人の知恵を集めて、なんとしても今回の事故を乗り越える必要があります。

これ以上書くと議論になってしまうのでここで終わりますが、原発をいったん離れて、日本の置かれている経済的状況をもう少し勉強してください。利権とか責任回避とかそういう低い週刊誌ネタのような低次元の話ではないですし、もう少し国民一人一人が責任感を持って真剣に考えないといけないと思います。

この回答への補足

お礼のところの
>チェルノブイリと異なり、命にかかわる被曝も起こっていません。
は回答者さまの文章を謝ってはりつけてそのまま投稿していまいました。
申しわけありません。
そこのところは飛ばしてお読みください。

補足日時:2011/07/03 11:08
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この回答へのお礼

>ここは議論をする場ではないので、

議論しようというつもりはありません。
ただ納得のゆく回答を得たいと思っているだけなんです。

>輸出が減少して、輸入を増やす(もしくは現状維持する)というのは、ちょうど、失業して収入がなくなったのに、今まで通りの支出を続けている状態ですね。

ゆうべ回答者さまが試算していただいたものを友人に見てもらいました。

友人は、無策で、現状どおりのことを続けた場合にこうなるということだ、と言いました。

実際は、電力会社には徹底的なリストラが求められて、電気料金は提示されているほどにはあがらないのではないか。
農業推進政策をとることによって食料自給率をあげることができるのではないか。
外貨も多少はたくわえがあると思うのですぐに輸入できないというような情況にはならないのではないかと。

>資源が豊富な国なら、輸入が止まっても自給できるかもしれませんが、日本は資源がないので、なんでもかんでも輸入しないと生きていけない宿命を負っているので、
エネルギーコスト増→国際競争力低下→輸出減少→貿易収入減少→輸入ストップ
という事態は避けなければいけない、ということです。

そういう意味でしたか。わかりました。

>違います。日本中が同じ宿命を背負っています。
今回の放射性物質の漏えいは全国規模で広がっていることはご存知ですね。風評被害や経済的ダメージも同様です。

これははっきりいって間違いです。
原発のある地域は放射線が高いですが、東京はそれほどでもありません。
私は大阪に住んでいますが、ほとんど影響はありません。
放射線はその有無が問題なのではなく、その量が問題なのです。
それゆえ、1年間の被曝限度が1ミリシーベルトと決められていたのです。
(今は20ミリシーベルトまでひきあげられました。)
1ミリシーベルト/年で1億人に5000人が癌になるとされています。
そして放射線量があがるにつれて癌になる人が増えるとされています。
福島に住んでおられた多くの人が福島を離れたのはそういった理由からです。
東電が東京に原発を作らない理由もここにあると思います。
そのことをもう一度考えていただきたいと思いました。

>今回は被曝による死者は出ていません。
これについてもあなたは大きな勘違いをしておられます。
放射線による被害は10年後、20年後に出るとされています。
チェルノブイリと異なり、命にかかわる被曝も起こっていません。

>命にかかわる状況ということであれば、毎年事故で1万人近い死者を出している自動車も、我々の生活になくてはならないものですね。

私は自動車にも問題があると思っています。
自動車も原発も同様に問題があります。
なぜだかあまり言われませんが排気ガスの問題もありますし。

>これも事実と異なります。事故後の対策の推移は、事故直後に専門家が案出した目標とほぼ同じ経過をたどっており、状況はコントロールされています。また、コントロールしないといけないのです。

ですから、原発はつぶれるようにできていると何度も申し上げています。

>なんといっても、もっとも大切なのは、我々日本人が生き抜くことです。
そのためにも、日本人の知恵を集めて、なんとしても今回の事故を乗り越える必要があります。

おそらく日本人は原発によって滅ぶだろうと私はおもいます。


まあ、でも原発がどうしても必要だと考える人の精神構造は理解できましたし
試算までしていただいたことには心より感謝いたします。

>違います。日本中が同じ宿命を背負っています。
今回の放射性物質の漏えいは全国規模で広がっていることはご存知ですね。風評被害や経済的ダメージも同様です。

この言葉はインパクトがありました。
こう思えるからこそ原発が必要だと思うのでしょうね。

放射線はその有無が問題なのではなく、その量が問題なのです。

そのことを最後に申し上げておきます。

お礼日時:2011/07/03 11:03

No.10です



(2)原発をやめるとエネルギーコストは本当にあがるのか。
について回答します。

エネルギー別のコスト比較は、根拠をたどるとけっこうわかりにくいですが、
http://www.iae.or.jp/energyinfo/energydata/data1 …
あたりが国の公式見解ではないかと思います。

水力  8.2~13.3 円/kWh
石油  10.0~17.3円/kWh
LNG  5.8~7.1 円/kWh
石炭  5.0~6.5円/kWh
原子力  4.8~6.2円/kWh
太陽光  46 12 円/kWh
風力  10~14 円/kWh


この数字をうのみにすると、原子力の平均5.5円が、古い石油火力の復活とLNGガスタービン発電の新設の平均で10円ぐらいになったとすると、原発を火力に切り替えると約80%の増額になります。原発は電力全体の23%(2010年)ですので、電気エネルギーコスト全体として20%の増額になります。
家庭はともかく、産業界でコストが20%上がるということは、為替相場が1ドル20円ぐらい変化したインパクトがあります。ちょっとやってられないです。

なお、原子力  4.8~6.2円/kWh
は、「廃炉等のコストを考慮していない」と言われていますが、これについてひとこと。
石川著「原子炉解体」(講談社)によれば、当初見込んだ廃炉コストは電気料金に織り込み済みなのですが、日本でも実験炉JPDRの廃炉工事を終え、現在作業中の「ふげん」の結果等を踏まえて、廃炉費用が上がる可能性はあります。
110万kW級の原子炉の廃炉費用は日本の場合234×100万ドル(約180億円)程度と見込まれているので、今ある50程度の原子炉が老朽化して、毎年2基を廃炉したとすると、年間360億円程度かかり、これは全電気料金(約15兆円)の2.4%程度です。

それから、核廃棄物の処分費ですが、現在は永続的に管理することが検討されていますが、一方で、「消滅」技術も開発中で、将来は核廃棄物を無害なものに変えることが可能になってくる可能性があります。決して楽観視してはいけないと思いますが、技術の進歩を考慮しないで、一時の不安で取り返しのつかない判断ミス(脱原発)を行うことがないようにしたいものです。

もう1つだけ。質問者さんが言われつるように、原発は確かに需要地域の近くに作るべきだと私は考えます。大阪を副首都にするという話もありますので、首都が壊滅しても日本が壊滅しないようにしたうえで、現在より超安全な原発を首都圏に建設することは、いろんな意味でメリットがあることと思います。ただし、それも代替エネルギー(核融合など)が実用化されるまでの一時しのぎと考えるべきだと思います。
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この回答へのお礼

何度も回答をありがとうございます。

エネルギー別のコスト比較はあるんですね。
教えてくださってありがとうございます。

なるほど原発を火力に切り替えると約80%の増額になるんですね。
うちは月々の電気代は3000円きりますから、それでもやっていけますが、産業界ではダメージがありますか。

廃炉のコストについてはわかりました。
核廃棄物を消滅させることができるのなら、それは大変ありがたいことです。

それでも原発やむなし、とはやはり思えないんです。

その理由は・・・

関東大震災は900ガル、阪神大震災は820ガルだったそうです。
静岡浜岡原発は600ガルの耐震性だが、他の原発は400ガル程度の耐震性なのだそうです。

武田邦彦さんもブログの中で次のように述べておられます。
柏崎、福島は震度5、今回の地震の結果から見ると、女川は震度5、東通は震度4で設計したと考えられる)。
http://takedanet.com/2011/04/post_255b.htmlより引用)

おそるべき耐震性の低さです。
地震予測ができれば原発を稼動しても対応できるかもしれませんが、地震予測は難しい。
明日大地震がきて原発がこわれるかもしれない。
このことと、コストが上がることはどちらが重要だろうか。

>現在より超安全な原発を首都圏に建設することは、いろんな意味でメリットがあることと思います。

おそらく東電は地震で原発がつぶれることがわかっているので、東京に原発を作らないのでしょう。

お礼日時:2011/07/03 01:06

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