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上海~北京は
時代遅れでノロい新幹線ではなく
何故リニアモーター(上海空港~上海市内)を北京まで伸延しなかったのでしょうか?
それなら国際的にもインパクトはかなりあったでしょうし。。。

どうせ採算度外視で見栄を張るのが目的なのだからいっそリニアモーターカーの方が速いし各国から羨ましがられたのになぁと思うのです。

あと,今回の新幹線にもドイツもかなり技術提供してるそうですが中国の特許申請に関してドイツは苦言を呈してはいないのでしょうか?

A 回答 (7件)

ドイツの新幹線って、技術的には「超微妙」な位置にあります。



全電動車で全線専用線、かつ車上信号のみで頻発運転という設計の日本新幹線に対し、両端のみ駆動専用車でターミナル近辺は在来線に乗り入れ、地上信号も併用で運転本数も少ないというフランス新幹線は、鉄道全体のシステムとしてはかなり異質のものです。言えば「長距離の通勤電車」を作っちゃった日本と、「長距離の特急電車」をスピードアップしたフランス、って感じですね。

世界的に見ると、在来線が標準軌でターミナルにスペース的な余裕のある鉄道が多いために、フランス型の方が導入コストが安く、スペイン・韓国はフランス型ですし、イギリス直通のユーロスターもフランス型です。ドイツも、導入初期はフランスとの直通も考えて「車両のみ自国製作だが、システムとしてはフランス型」のICEを作ったんですね。

ところが、ICEは「走行中に車輪が分解して車体をブチ抜き、脱線して陸橋に激突」という大事故をやっちゃったという面と、日本型の全電動車の方が今までに事故が無いしエネルギー効率が高いと言う面から、車両だけ日本型の「専用駆動車の無いシステム」にしたんですね(電動機出力が高いので全電動車では無い)。ですので、ドイツ新幹線は「車両は日本型、インフラ部分はフランス型」という、独自性を主張しづらい形になっているんです。

中国新幹線は、全体のシステムとしてはフランス型ですが、フランス「だけ」だと「トランスラピッド」の二の舞になるので、国際競争入札にした結果、「インフラ部分はフランスと日本、車両はフランスとドイツと日本」という変な形で導入されています(このハイブリッドな点も"独自技術"と言いたい根拠になってます)。結果としてドイツは「自分のものだと主張しすぎると、他の2国から変な目で見られる」という「後ろめたさ」があるんですね。

このへんは、そう言う技術的な「前提」だけでなく政治的な発想もあるので、主張する/しないには結構複雑な駆け引きがあるんですよ。
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この回答へのお礼

どうも有難うございました。とても参考になりました。

お礼日時:2011/07/11 08:33

というか、リニアが時代遅れなんです(笑)。

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この回答へのお礼

どうも有難うございました。とても参考になりました。

お礼日時:2011/07/11 08:33

中国の上海リニアがどんなものか何かで調べた方が良いですよ。



あれは、交通機関ではなく『遊園地の乗り物だ!』と酷評されているものですから。
遊園地のジェットコースターだって、客からお金取って「営業運転」しています。
でも、あれに何時間も乗っていたいなんて思う人間はいないでしょう?
上海リニアは全長29km、乗車時間7分ですからこれと同じレベルですよ。

上海リニアは乗ってみると振動が物凄くて、2,30分も乗っていたら乗客の大半は気分悪くなってゲロ吐くだろう、って言われています。
乗車時間10分程度のシャトル便のような使い方ならともかく、人間を長時間乗せて走る本格的な交通輸送手段としてはとてもとても使えないシロモノなのです。
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この回答へのお礼

どうも有難うございました。とても参考になりました。
ところでドイツは今回の新幹線の特許の件は特には苦言を呈してないのでしょうか?

実はドイツと中国って仲良しなんでしょうか?

お礼日時:2011/07/02 09:49

超伝導の磁石に他の産業がくっつかなかったのではないでしょうか?

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この回答へのお礼

どうも有難うございました。とても参考になりました。
ところでドイツは今回の新幹線の特許の件は特には苦言を呈してないのでしょうか?

実はドイツと中国って仲良しなんでしょうか?

お礼日時:2011/07/02 09:50

この1年の間に3回、上海のマグレブに乗車しました。



現地の友人の話では、まだまだ実用化のレベルには達していないという事です。

上海マグレブは、浦東国際空港から龍陽路までの30km、時間にして約7分程度です。 言ってみれば実験線レベルの規模です。

それに車内の速度計は400km 超となっていますが、実際は300km前後のようです。 振動がかなり激しいので、それ以上の速度は危険と当局も判断しているわけです。 それでも実際に乗車した印象は 「よく揺れるなあ」 というものです。

従って、あの程度の技術レベルでは、北京~上海という中国の目玉路線を建設するに当たり、やはり新幹線方式しか選択肢は無かったというのが実情だと思います。
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この回答へのお礼

どうも有難うございました。とても参考になりました。
ところでドイツは今回の新幹線の特許の件は特には苦言を呈してないのでしょうか?

実はドイツと中国って仲良しなんでしょうか?

お礼日時:2011/07/02 09:50

明らかに「技術移転コスト」の問題です。



新幹線は元々日本が「既存の鉄道技術を積み重ねて作った」ものですから、模倣がしやすく、また基本技術でパテントを取ることが難しい(ほとんどが公知の技術)ために、フランス・ドイツが全く違う形式で技術を積み重ねて「ヨーロッパ式新幹線」を作ったんですね。更にこれらの技術は、スペインや韓国・台湾でも使われたために、どこまでが自国の技術が切り分けすら難しくなっているんです。

一方、上海のリニアモーターカーは、ドイツ・トランスラピッド社の独占技術でしっかりパテントを押さえており、上海だけは「丸投げ受注」で実現しただけです。長距離路線を作るときは、多少でもその国に技術を公開する必要があるんですが(そうでないとメンテナンスなんぞ出来ない)、まるまるコピーされることを嫌ってトランスラピット側が技術公開しないんで、上海新幹線は「新幹線技術で作らざるを得なかった」んですよ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A9% …

そういうことで「中国の新幹線は自国開発」と言っているのも、「鉄道技術は公知のものが多い」「どのみちローカライズする部分ではその国の技術に依存しないといけない」ので、あながち根拠のないことじゃないんです。
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この回答へのお礼

どうも有難うございました。とても参考になりました。
ところでドイツは今回(上海~北京)の新幹線の特許の件は特には苦言を呈してないのでしょうか?

実はドイツと中国って仲良しなんでしょうか?

お礼日時:2011/07/02 09:51

質問者さん、中国がリニアを実用化つまり営業運転できる技術をすでに持っていると思っているのですか。

この回答への補足

上海空港~上海市内にすでにあるではありませんか。
それともあれは未だ実験線で営業運転してないのですか?

補足日時:2011/07/01 10:24
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この回答へのお礼

どうも有難うございました。とても参考になりました。
ところでドイツは今回(上海~北京)の新幹線の特許の件は特には苦言を呈してないのでしょうか?

実はドイツと中国って仲良しなんでしょうか?

お礼日時:2011/07/02 09:51

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