A 回答 (4件)
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No.4
- 回答日時:
結論から言えば
Aという国があり、そこの伯爵位を持つ貴族の長男と、Bという国の王女(第一、第二どれでも)は
結婚は可能なのでしょうか?
↓
いくらでもあり。
※ そういうことがあったので、フランスのアンジュー伯爵がイングランド王になったりします。
プランタジネット朝の成立です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%B3% …
そのために英仏100年戦争が勃発します。
イギリスの名誉革命とうのは、オランダのオラニエ公爵にしてナッサウ伯爵であるウィレムとそこに嫁いでいたメアリー(チャールズ一世の長女)とをイングランドの「共同統治者」にするというものです。
もしできた場合、王女は夫の国へ嫁ぐ形になるのでしょうか?
↓
ケースバイケース
上のヘンリー二世の例であるように、王 伯爵 公爵 いろんな称号を兼務していますので、極論を言えば「気に入ったところに住む」
スコットランドの王でもあったイングランド王ジェームス1世は、「ちょっとロンドンに行くね」とか言っておいて、行ってみたら、スコットランドよりイングランドが裕福で贅沢ができるというので、スコットランドに戻らなかった。
ということでイングランドで贅沢を楽しんでいたら、イングランド人に嫌われて、革命が起こったりする。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A2% …
この メアリー女王とフィリッペの結婚の場合「メアリーはイングランを出てはならん」とかいうのが、結婚の条件だったはず。
また、この時代、他国の貴族同士の結婚はよくあるものだったのか。
ちなみに、現在のイングランドの皇太子チャールズの元嫁ダイアナは初めての「両親もイギリス人」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%A4% …
ヨーロッパの歴史というのは大雑把に言うと
ローマ帝国という「古代史」
ローマ帝国が壊れて、「神聖ローマ帝国」なんていう半分フィクションみたいな統治体制をとった「中世史」
おれたち、それぞれ別の国だよな?なんて言い出した「近代史」
くらいにわかれます。
で、中世史というのは、個別の国、イングランドとかフランスとかドイツとかが、生まれてくる途中の歴史なので、その当時の人間にとっては現代人ほど「●●国」とか「●●人」とかいう意識はない。だから他国に嫁に出るとか、もらうとかいう意識もない。
ダイアナの説明で、イングランドは伝統的にドイツの王侯家から嫁をもらう。
というのがありますが、イングランドは伝統的にフランス(というか、フランス王家)が仮想敵国なので、フランス王家を牽制するためにドイツの有力諸侯から嫁をもらい、嫁に出します。
スコットランドは、仮想敵国がイングランドなので、フランス王家と通婚しています。
No.3
- 回答日時:
王女と公爵との結婚であれば, まあよくあると言っていいと思いますよ. 調べてもらえばわかるのですが, 例えばイギリスのビクトリア女王の王女の嫁ぎ先は
ドイツ皇帝・ヘッセン大公・シュレースヴィヒ=ホルシュタイン公・アーガイル公・バッテンベルク公
にわたっていますし, なぜか子供が多いことでも有名なハプスブルク家からもいっぱいいます. ただ, さすがに公爵→侯爵→伯爵となるに従って家格が下がるので例も少なくなります... が, 侯爵ならまだ見付かります. 伯爵もないとは思うけど探しにくそう.
ああ, ドイツだと「辺境伯」とか「城伯」とか「宮中伯」とかがあるから, それを含めると... どこまで含めればいいんだろう.
なお, 女子相続権があるとしても王女と結婚したときに王位の継承権が得られるかどうかはわかりません. 現在のイギリス女王エリザベスII世の王配であるエディンバラ公フィリップ殿下はイギリス王位の継承権を持っていますが, それは生まれによる (ビクトリア女王の玄孫) ものであって結婚の結果ではありません. 一方で, 「子供が生まれる」ことにより王として認められる (女王との共同統治) ケースもあります.
No.2
- 回答日時:
ファンタジー(幻想の意味)ということで、別に史実に従う必要性が全くないため、
どうとでもできるというのは言うまでもないですが、
現実の歴史にそくすならば、いくつか注意するべきことがあります。
まず(1)Bという国が女子相続権を認めているか、ということです。女子相続権があるならば、王女と結婚する者はB国の相続人になるわけです。
次に(2)A国の伯爵は宮廷貴族なのか、王太子以外の王子なのか、あるいはA国の封建領主なのかです。
さらに(3)AとB国では、宗教、言語、文化において違いがあるのかです。
(4)、(1)に関連して、王位を継承させる目的で王女と結婚させるのかどうか。
で、(1)と(4)によって、婿入り婚か、嫁入り婚になるか、変わってきます。
(3)によって、よくあるかどうか、変わってきます。
(2)によって生活スタイルが変わってきます。
ファンタジーですから、その世界のルールは、その世界自体の設定に依存します。つまりどんな世界かで、どんなルールが存在しうるか、自ずから違うのは必然です。
この回答への補足
回答ありがとうございます!
以下補足説明です。
(1)某ゲームのファンタジー世界観なのですが、女子の相続権等詳しいことは不明です。
(2)封建領主の場合です。
(3)宗教は、どちらの国も国教などは無く、個人の自由です(日本的な考え方が強いです)言語、文化においてもほぼ共通です。
(4)王位継承が目的ではないです。
No.1
- 回答日時:
国をまたいだ結婚そのものはよくあることです. それでいろいろな継承権が混乱する, と. たとえば百年戦争もフランス王位継承が絡んでますし, ハプスブルク家は「戦争は他家に任せておけ。
幸いなオーストリアよ、汝は結婚せよ」に従って領地を拡大させています.で「Aという国があり、そこの伯爵位を持つ貴族の長男と、Bという国の王女(第一、第二どれでも)は結婚は可能なのでしょうか?」はちとめんどくさいけど例は見つかった. イングランド王ヘンリー7世と王妃エリザベス・オブ・ヨークの長女マーガレット・チューダーの 2番目の夫がスコットランドの第6代アンガス伯アーチボルド・ダグラス (このころはまだイングランドとスコットランドは別の国). ちなみにチューダー朝そのものも由来は怪しいが, そのときすでにウェールズはイングランドの一部になっていたのでここではパス.
ある国の王女と他国の公爵くらいだといくらでも見つかると思う. 現在のイギリス王室につながるザクセン=コーブルク=ゴータ朝の最初はイギリス女王ヴィクトリアとザクセン=コーブルク=ゴータ公子アルベルトだし.
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