俳句に挑戦したいと思いますが、季語が何故あるのか分かりません。教えて下さいませんか?
超、超、初心者なのに、生意気にも、次の様なことが疑問になってしまいます。
1.限られた文字数なのに、季語に文字数を占めるられのが、もったいないと思ってしまいます。
2.季節感のあるわびさびの世界は過去のものであり、現代社会では、季節感のない強い心の衝動が沢山ある気がします。これらは、俳句に向かないのですか。
3.季語を使った俳句は出尽くしており、過去の遺産より優れた俳句は今後、創れないと思います。
現代のどんな大先生でも季語を含む俳句は、芭蕉や子規を抜くことは出来ないと思います。
4.類似の季語、季題などによって多数の人が、俳句を応募した場合には、単なる言葉遊びを競うことになる恐れがある気がします。お茶会の仲好クラブ的な。
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
俳句に限らずですが、不便とも思えるルールの中で、どうにかうまいことやることに醍醐味があるのだと、個人的には思ってますけどね。
例えば、サッカーで「いかに相手のゴールにボールを入れるのが目的なのに、なぜ足しか使ってはいけないのだ?不便ではないか」と言っていてもしょうがないでしょう?
それと同じことです。
俳句というものは、(おおざっぱに言って)五七五の中に季語を入れた詩であるとされているのだから、「俳句」を詠みたいのであればそれに従うしかないのです。
でも、自分の心のおもむくままに五七五に沿って詩を書くことがいけないわけではありません。
それが俳句の分類に入らないだけで、詩自体の評価とは別物です。
俳句ではないからと言って、詠んだ詩に籠められた気持ちを否定する材料にはなりませんよ。
ご丁寧にお教え下さってありがとうございます。
季語(移り変わる季節と言う時間軸の切り取り)の制限は頭の中では、少し理解できたような気がします。もっと勉強してみて、心の中でも納得できるようにしたいです。
特に俳句の起源とその本質を勉強したいと思います。それまでは、思いついた言葉(俳句?)をメモしておきたいと思います。
*金子みすずさんの歌の様なシューベルトの歌曲のような、その歌を知る前と後では人生観が変わるような何かが俳句や短歌の世界に有ることを信じて・・・・。
No.5
- 回答日時:
No.4
- 回答日時:
制限の中でこそ磨かれるものも多いのです。
日本刀が世界でも有数の切れ味を持つようになったのも、良質の鉄鉱石が産出せず砂鉄からなんとか作らなくてはならずに工夫を重ねた結果という説もありますし。そうはいってもやはりその縛りを負担であるとして「自由律俳句」が提唱されたりもしました。明治後期から大正にかけて広がりを見せましたが一時衰退。現在再評価されつつあるといったところのようです。一度自由律に傾倒しつつ定型に戻る人も多かったようですし。
No.3
- 回答日時:
私も素人です(句集で持っているのは尾崎放哉ぐらい)けれども、季語を使う事によって限られた字数の中で季節感を共有できる、季節感によるイメージを連想させる効果があるんじゃないでしょうか。
また、当然ご存じとは思いますけれど、無季の俳句もある訳ですし。
いずれにしろ歳時記をじっくりと読まれてはいかがでしょうか?
教えて下さってありがとうございます。
絵画は平面空間、彫刻は立体空間、俳句は文字・・・で、事象を切り取ってるように思えます。季語は、事象を時間軸で切り取るのが理解出来た気がします。季節という時間軸で切り取れないを俳句が無季と言うのですね。
No.2
- 回答日時:
俳句というものが、そもそも季節を読み込んだ単なる言葉遊びなので、それを排除したらもはや俳句ではないと思います。
過去になかった言葉で、現代人が季節感を感じる言葉は、新たに季語と認識していいと思いますので、それらを使って芭蕉越えの作品を作ればいいと思います。
限られた条件の中で素晴らしいものを作る、という点が、俳句が文学として成立した理由だと思います。
将棋で、10ターンに1回ワープが使えることにしよう、とか新ルールを作ったら、たぶん将棋やってる人に怒られますよね。「それは将棋じゃない」って。
教えて下さってありがとうございます。
*「過去になかった言葉で、現代人が季節感を感じる言葉は、新たに季語と認識していいと思います」が、目から鱗です。
*「俳句というものが、そもそも季節を読み込んだ単なる言葉遊びなので、それを排除したらもはや俳句ではないと思います」について
そうなんですね!そう思うと、何か物たいないし、寂しいです。私は短い言葉でも、人生をひもとく力が有るのを信じたいです。母を無くして一句が出来ましたが、これには季語がなく、また遊びでも有りませんから。私の一句は、俳句でないのかも・・・。
*もっと、探究して見たいと思います。
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