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下記のサイトで勉強しています。
http://kagakuma.iza-yoi.net/denti/denti1.html
イオン化傾向と極板の関係の欄で 酸液に入れるとイオン化しようとします。とあるのですが、
なぜなのでしょうか?

A 回答 (2件)

金属元素(や水素)は陽イオンになろうとする性質がそもそもあります。


これをイオン化傾向と言います。

とはいっても、陽イオンでいたほうが安定なのか、単体でいたほうが安定なのかは1と0の問題ではありません。
元素ごとにその性質に差があります。

亜鉛、水素、銅を例にとれば、亜鉛>水素>銅の順に陽イオンになりやすいことが分かっています。
亜鉛の板を酸の水溶液(酸は水素イオンを放出するもの、よってその水溶液は水素イオンが豊富)に浸したときを考えます。
このとき亜鉛は単体で、水素は陽イオンとなっていますが、これは「陽イオンへのなりやすさは亜鉛>水素」から考えると逆の状態です。
つまり不自然な状況な訳です。
その不自然を解消しようと、亜鉛が電子を水素イオンに渡し、亜鉛は陽イオンに、水素イオンは単体の水素になるという反応が起こるのです。

このような背景があります。
ですから、銅板を硫酸などに浸したとしても、このような反応は起こりません。
銅が単体で水素が陽イオンというのはイオン化傾向を考えると自然な状況ですから。
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水溶液の酸とは、水素イオンH+が存在していますね。


一方、金属は電子を失って(酸化されて)イオンになろうとしますね。--金属元素の性質を復習--
 水素イオンは、電子をもらって(還元されて)水に戻ろうともしています。金属イオンも電子をもらって金属に戻ろうとしています。
 ふたつのイオン、あるいはふたつの金属(水素も含む)の力関係で、よりイオンになりやすいもが電子を失ってイオンになる。

 M → M+ + e-
 H → H+ + e-

金属同士でも、二種類の金属を電子が移動するように導体で結ぶと・・何が起きるでしょう。
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