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JRの格安切符を駅の近くに 格安切符の自動販売機が設置されていますね。
(私は、関西によく行くのですが、、)

例えば、A駅からE駅へ行く場合、JRの駅構内で買うと3000円の切符が、
駅周辺にある自販機で買うと2000円で購入出来ます。
但し、自販機で購入した切符は「A駅からB駅」「B駅からC駅」
「C駅からD駅」「D駅からE駅」の回数券などです。

そこで質問なのですが、この格安切符の自販機販売を金券ショップが
経営してると思うのですが、この自販機販売を大々的に進めていこうと
考えている企業は、ないのでしょうか?

今は、こじんまりとやっているから、取り締まりや規制もありませんが、
これを事業としてやり出せば、規制も出て、やりずらくなってしまうのでしょうか?

第一、利益が出て、そもそも事業として成立するものなのでしょうか?
JRの関係会社も参入しているのでしょうか?

合法か、違法かも、気になりますが、

もし、詳しい方おられましたら、教えて下さい。お願いします。

投稿日時 - 2010-08-28 07:53:45

A 回答 (3件)

いわゆる金券ショップがやっているのは回数券のバラ売りですが、これを従来の対面販売から自販機に変えただけですので、それに対して特に規制はありませんし違法でもありません。

仮に法的に問題があるとしたら、JRはとっくに何らかの手を打っているはずです。ただし、

>利益が出て、そもそも事業として成立するものなのでしょうか?

難しいと思います。例えば3000円(300円区間×11枚)の回数券を仕入れて1枚290円で売ったとします。売上は290円×11枚=3190円ですが、原価が94%を占めますからこれでは商売として成立しません。しかも回数券には有効期限(3か月)がありますから、有効期限内に1枚でも売れ残ると損が出ます。自販機なら設備投資も経費もあまり必要ありませんので、それで何とか維持できているところが多いのではないでしょうか。

以前テレビで見た中ではJR側も取材に応じており、回数券を譲渡したり複数人で使ったりすること自体に制約はないが、結果として本来の狙いどおりに回数券が使われておらず減収要因になることは事実なので、販売者と購入者のモラルに任せるとのことでした。

というのも、JRもきっぷを売るのが商売ですから、自販機を野放しにしておくわけにもいかない。こうしたことが蔓延して運賃収入が減れば、サービス向上や安全性向上のための施策も実行できなくなります。利便性が低下したり、事故の危険が増すおそれもあるわけです。そのため、たとえば回数券の有効期限を短くするとか、回数券を(定期券のように)記名式にして譲渡や複数人使用を認めないとか、あるいは回数券自体をやめるとか、そういうことも考えざるをえなくなる。となると、最終的には大勢のお客さんが不便・迷惑を被ることになります。

300円のきっぷを290円で買えたからといって、ある一時だけ得した気分になっていても、結局自分で自分の首を絞めているだけで、いずれしっぺ返しを食って最終的には出費が多くなるかもしれない。そういう意味も込めて「販売者と購入者のモラル」が問われているのではないかと、そのテレビでは紹介されていました。
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この回答へのお礼

具体的な番組まで挙げて頂いて、大変参考になりました。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2011/11/24 10:15

※「鉄道・路線」カテゴリで回答する事が多いので「ビジネス・キャリア」カテゴリとしてお求めの回答とはかけ離れた内容になっている点はご承知おき下さい。



以前に関西ローカル毎日放送の夕方ニュース番組の中で、関西のJR線沿いに展開する金券ショップについて特集が組まれた事がありましたが、法律上は古物商の認可があればOKとされていました。
(法律には疎いので現在の事情は判りませんが)

ただ「普通回数券」や、回数券タイプの「昼間特割きっぷ」などのトクトクきっぷはJRが発売する商品なので、JRのさじ加減一つで発売/使用条件が変更される可能性はあります。
全ての駅に自動改札機が設置されていないJRでは考えにくいですが、鉄道事業者によっては回数券の発売を取りやめて回数カードを発売する会社もありますし、1回分ずつ切り離して使用する「青春18きっぷ」を5回分まとめて一葉券に変更した要因の一つには、ばら売り業者への対策があったとも言われています。

また近年の傾向として、JRの自社クレジットカードの会員に対して新幹線や特急列車の料金を割り引くサービスを実施しており、将来的に新幹線回数券や各種特急回数券の発売が縮小される可能性もあるでしょう。
実際にJR西日本では長年発売していた「山陽新幹線2枚きっぷ」の発売が11月末で終了となるほか、JR九州では「2枚きっぷ」「4枚きっぷ」の1枚あたりの価格と同額もしくはそれ以下の価格で、片道ずつ予約できる「九州ネットきっぷ」「九州ネット早特」の発売を今年から開始しました。
「九州ネットきっぷ」「九州ネット早特」は一般クレジットカードでも購入可能で、これも金券ショップへの対策の一環と捉えて良いかもしれません。

「山陽新幹線2枚きっぷ」は金券ショップでもばら売りされる事が多かったのですが、一方でJRのクレジットカードを所持していない乗客にとっては往復で使用できる定番商品だったので、発売終了は残念ですが…

なお関西地区でもここ数年「関西1dayパス」が継続して発売されています。
「関西1dayパス」は2900円で、西は播州赤穂・上郡、東は米原・敦賀まで1日在来線が乗り放題のトクトクきっぷですが、これの発売開始以降、彦根駅前の金券ショップでは大阪までの発売価格が値下がりしたほか、彦根駅の窓口でも「関西1dayパス」を購入する人を見かける機会が多くなりました。

大阪までの往復で比較した場合、兵庫県の西播磨(相生・播州赤穂周辺)や滋賀県湖北(長浜)、敦賀付近からだと金券ショップで回数券のばら売りを購入するより「関西1dayパス」を購入する方が割安になり、彦根だと往復ベースで金券ショップのばら売り価格とほぼ同じとなっています。

後、JRが利用を推進しているSuica/ICOCAなどのICカード乗車券は原則として無割引の普通運賃が差し引かれるので、結果として金券ショップへの対策と考えられなくもありません。
(どちらかと言えば可能な限り「無割引」の普通運賃を支払わせる意図が強いように思いますが)

まあ個別の事情を列挙してもキリがありませんが、あくまでも業者はJRが販売しているきっぷを勝手に買い付けた上で、ばら売りしているに過ぎませんので、ビジネスモデルとしては安定しないように思いますねえ。
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この回答へのお礼

親切丁寧な回答ありがとうございます。大変、参考になりました。
商売にも時代の流れがありますからね。JR甲子園口の古物商さんは、うまくその流れに乗れたのでしょうが、この人がうまくいったとしても、それを真似てうまくいくとは、限りませんからね。

お礼日時:2011/11/08 12:58

法的云々を抜きにすればですが・・・。



企業の場合は,利益率と総売上額を気にしますから,あまり適しているとは思えない事業です。

つまり,キップの割引率は決まっていますから効率化や利益率向上という面では難しいでしょうし,企業を維持するために,ある程度は固定客をつかまないといけないでしょうし・・・。個人が生活費を稼ぐとか,金券ショップの商品の1種類として扱うくらいが限界なのではないでしょうか。

それでも旅行代理店などは,ツアーなどの事業の都合上,飛行機や新幹線回数券くらいの高額なチケットを確保しているので,贔屓の顧客に安く都合することはありますけど,あくまでも雑収入で本業ではないと自覚しているはずです。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。参考にさせて頂きます。

お礼日時:2011/11/08 12:59

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