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こんばんは。

手元にある聖書は以下の3冊です。
英語は出来ないので日本語の訳を朗読して録音したいと思っています。

(1)バイリンガル聖書(新改訳と世界で最も読まれているNIV(新国際訳)がひとつになったもの)
(2)バイリンガル聖書・新約(NIVと新改訳)
(3)新約聖書(新改訳)

どれも「いのちのことば社」というところから出版されています。
この中で読んでも著作権が大丈夫なものはありますか?

もしなければ朗読用に新規に買ってもよいと思っているので、
どんな訳ならいいのか教えてもらえたらうれしいです。

よろしくおねがいします。

A 回答 (4件)

著作権使用許諾申請のお願い



財団法人 日本聖書協会
総主事 渡部 信(わたべ まこと)


聖書は多くの人々に読まれるために翻訳・出版されました。
それが正しく使われるために、聖書の著作権について2つの要素があります。


第1として 著作者人格権

聖書の翻訳本文は勝手に改変されたり,訂正されたりしてはなりません。また誤記や誤字も注意しなければなりません。聖書の翻訳本文の引用,転載の際には必ず出典の明記が義務づけられます。

例)
日本聖書協会『聖書 新共同訳』 詩編□編□節
日本聖書協会『新共同訳 新約聖書』 マタイによる福音書○章○節 など


第2として 財産権

聖書のテキスト自体は神様からの無償のメッセージです。しかし聖書の翻訳,製作,出版には費用が発生し,その聖書の使用,転載には財産権が伴います。
A.無償提供 翻訳された聖書は本来多くの方がたに読まれることがその使命ですので,学術引用,宣教のための金銭授受のない使用は無償提供とします。その場合,著作者人格権を遵守して下さい。
B.有償提供 引用の範囲を超えて転載された聖書の翻訳本文が金銭授受の商行為を伴う時は,いかなる場合でも有償提供となります。そのような事態が予想される場合は日本聖書協会翻訳部までお問い合わせ下さい。著作権使用許諾書を申請して頂き著作権使用許諾書を発行します。有償金額は使用頻度,発行数に応じて定められています。印刷以外の他のメデイアについてもこれに準拠します。有償提供の場合のみ,その見本をあらかじめ2部ほど納入下さい。


次のような場合,法的措置によって処罰されることがあります。

•故意に聖書の翻訳本文が加筆,削除,改変されて印刷,頒布された場合。
•商行為で聖書の翻訳本文が引用の範囲を超えて転載されたにも関わらず,無断でその行為に及んだ場合。
•いかなる場合でも,日本聖書協会発行の聖書の印刷版面または本文電子データを,1書以上(例:イザヤ書全部)無断で複製した場合。

聖書協会世界連盟で発行される他言語の聖書の翻訳本文につきましても
日本聖書協会が著作権使用の手続きを代行します。
その場合も上記の内容をお守り下さい。

以上、ご理解いただきますよう、お願い申し上げます。

ホームページへの聖書の引用について

教会などでお作りになるホームページへの、当協会発行聖書の引用につきましては、

1. 本文を誤り、変更なく引用
2. 「日本聖書協会発行の、どの訳からの引用か」の明示(著作権法第48条)
3. 引用は250節以内(下位ディレクトリ全体を含む)
4. 当該ホームページのURL(アドレス)を日本聖書協会に報告 transl@bible.or.jp

以上4点を遵守していただければ、出版物などの場合に発行しております「著作権使用許諾書」を発行せずに引用していただいております。

*2の例:

『聖書 新共同訳』の場合

聖書 新共同訳:

(c)共同訳聖書実行委員会
Executive Committee of The Common Bible Translation
(c)日本聖書協会
Japan Bible Society , Tokyo 1987,1988

『口語訳聖書』の場合

聖書:

(c)日本聖書協会
Japan Bible Society, Tokyo 1954,1955
http://www.bible.or.jp/read/read10.html

財団法人 日本聖書協会 のサイトも閲覧したら、↑のように書いてありました。
目的や条件によって著作権を侵害したり、しなかったりするようです。
1の回答を訂正します。

完全に自由な利用を目的とした,権利関係を一切気にする必要のない日本語に翻訳された聖書を探したところ、「電網聖書」しかありませんでした。http://www.cozoh.org/denmo/
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この回答へのお礼

すごいです、とてもよくわかりました!
無償でやることなので、「著作者人格権」というのを守れば大丈夫そうですね。
ソースもしっかり書いていただいてとても安心しました☆
本当にありがとうございます!

お礼日時:2011/11/12 21:18

こんにちは。



>聖書の朗読をニコ動にアップしても大丈夫?

大丈夫です。

著作権者は、その言語の著作物(本件では聖書の日本語訳)を公に口述する権利を専有します(著作権法24条)。この権利を口述権といい、著作権の一種です。

しかし、著作権法38条1項は、口述権を制限しています。そして、質問者さんの朗読、ニコニコ動画にアップする行為は、著作権法38条1項に該当するので、口述権を侵害しないのです。

著作権法38条1項は、営利を目的とせず、かつ、口述に対する対価、報酬を受けとらない場合には、口述することを認めています。ニコニコ動画にアップしても、質問者さんは、対価、報酬を受け取らないので、著作権法上は問題がありません。

もっとも、許諾を受けることなく、録音した媒体を販売することは、著作権の侵害になります。

>もしなければ朗読用に新規に買ってもよいと思っているので、
どんな訳ならいいのか教えてもらえたらうれしいです。

ところで、著作権は、著作者の死後50年までしか保護されません(著作権法51条)。ルカ、マタイなどの著者が亡くなって、2000年近くが経過しているので、原著作権者の著作権は既に消滅しています。

日本語に翻訳した訳者が亡くなって50年以上、経過している場合には、著作権法の保護が及びません。明治時代に翻訳された訳文は、既に日本語訳の著作権が消滅しているでしょう。著作権が消滅している以上、著作権の侵害にならないことは明らかです。

ご参考までに。
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この回答へのお礼

口述権って初めて聞きました!
とても勉強になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/11/12 21:20

許諾を得ずに行えば、いのちのことば社の著作権を侵害します。



同社では250節を超える聖句の無断引用を禁止しています。

参考URL:http://www.wlpm.or.jp/seisyo/index.htm
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この回答へのお礼

見てきました!
とても参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/11/12 21:12

聖書は神様の御言葉。


聖書は罪深い人間の為に神様が与えたものであり、神様が著作権を主張することはありません
いのちのことば社の使命の一つは、神様の言葉を多くの人間に伝道すること。
よって、新改訳もNIVも朗読して録音してニコ動にUPして問題ありません。

日本の仏教で例えるならば、「南無阿弥陀仏・・・・・・」とお経を唱えるようなものです。
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この回答へのお礼

とても参考になりました!
確かにそうだな~と思ったのですが、今回の場合原文ではないので、誰かが日本語に直したのだから、その翻訳者のひとは著作権を主張するのかも…と心配です。翻訳したひとも伝道のためにしているのでしょうか。

お礼日時:2011/11/11 22:57

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