
No.13ベストアンサー
- 回答日時:
本を読んでおもしろくないと思うのは
1.読む側の読解力が足りない場合
2.書かれた当時の時代的な背景がいまと異なっていて、その時期の感覚なり心情なりが理解しにくい場合
3.作者の肌合いがどうにも受け入れがたい場合
だいたいこの三つになるかと思うのです。
で、質問者さんが例にあげていらっしゃる日本文学にジャンルをしぼって、私の場合をあげてみたいと思います。
ただ、わたしはいま生きている作家で読む人といったら、小沼丹が亡くなったので、小島信夫ぐらい、あとは村上龍も春樹も吉本ばななも山田詠美も読んだことがありません。こんな偏った人間の意見が参考になるかはなはだ怪しいのですが。
1.幸田露伴『五重塔』その他
露伴、つまんないです。ただ、どこかで露伴がつまらないのは、その良さがわからないせいじゃないかな、っていう気がしている。自分がもうちょっと年取って、枯れて(?)きたら、良さがわかるんじゃないかなー、と楽しみにしてるところがあります。
2.志賀直哉を除く白樺派
武者小路も有島も里見も長与もいま読むと、ちょっと辛いものがあります。白樺派が登場した経緯とかは理解できるし、当時一部の層に熱狂的に受け入れられた、っていうのもそうなんだろう、と思う。ただ、古いなー、って感じはぬぐえない。江戸末期生まれの漱石なんかより、もっと感覚的に古い感じがする。本、投げ捨てたくなりながら、辛抱して読みました。たぶんもう二度とここらへん読まないでしょう。ついでに葛西善蔵や嘉村磯多あたりの私小説も読めない。
3.川端康成
すごい作家だとは思うんです。だけど、『山の音』とか『眠れる美女』とか読んだら、どうしても“このエロじじい”って思っちゃう(ノーベル賞作家をつかまえて……)。なんか、肌合いが違うんだなぁ。
もちろんアメリカ文学編、ヨーロッパ文学編etc.とやってもいいんですが、有名だかどうだか……になっちゃうんで、このくらいでやめておきます。
こんにちは、ghostbusterさん。
哲学の質問で一度お目にかかって依頼、一目置いている方から回答いただき光栄です。
読んでおもしろくない本に関する分析でとくに肌合いが面白いです。
肌合いとなると作品をはなれて作者と読者との間の精神的なベクトルが合うかどうかということですよね。
結局、作者と永く付き合っていけそうかどうかということになるのでしょうか。
>どうしても“このエロじじい”って思っちゃう(ノーベル賞作家をつかまえて……)。
私が挙げた、川端作品では、ヒロインを出すためのだしにしか過ぎないのかもしれませんが、
遊び人とか思えないなんの魅力も無い男性に惹かれるヒロインに好感が持てなかった気がします。
好感が持てないものをどんなにすばらしい文字表現で飾っても好きにはなれませんから。
ghostbusterさんが書いてくださったことがヒントになったのですが、
今思うと、この底にエロチックものを感じて嫌悪していたのかも知れません。
>幸田露伴『五重塔』その他
>露伴、つまんないです。
まったくですね。『五重塔』の終わり方もあれでいいのか疑問です。
ghostbusterさんから先に言っていただくと、大船にのった気持ちになって、
後から公表する私は気楽です。
>2.志賀直哉を除く白樺派
>江戸末期生まれの漱石なんかより、もっと感覚的に古い感じがする。
この辺の作品は小説のまねごとみたいな感じを私は受けます。
おっしゃるとおり漱石だけてなく、これらより、二葉亭『浮雲』、藤村『破戒』、
独歩の方が面白くて新しくて時代を超えている感じがします。
上で除外された志賀直哉はいいですか?
『小僧の神様』『城之崎にて』を読んでなんともと思わなかったので、
『暗夜行路』を読むか読まないか決めかねています
(ghostbusterさんの肌合いでいうと、合わない可能性が95%ですが)。
>もちろんアメリカ文学編、ヨーロッパ文学編etc.とやってもいいんですが
ghostbusterさんの知識は汲めども尽きそうにないですね。
今回スペースが無いので書きませんでしたが、ghostbusterさんが書かれた肌合いを
深く追求するとかなりのものが得られるようにも思っています。
回答ありがとうございました。
No.20
- 回答日時:
私の場合、森鴎外の「舞姫」と夏目漱石の「こころ」ですね。
「舞姫」は主人公の男が、「こころ」は「先生」が私の嫌いなタイプで・・・
「舞姫」の方は、海外赴任先の貧しい女の子に手を出し、相手が妊娠したら慌てて日本に逃げ帰りしかも人に責任転嫁したりする自分勝手な主人公に「ふざけんな!」と突っ込みたくなったし、「こころ」もせっかく好きな女と結婚できたのにうだうだと自分の悩みをいじくりまわし、妻の幸せなどは考えもしていないかのような「先生」にやっぱり「ふざけんな!」と思いました。
どちらも長年国語の教科書に掲載され続けているというのが正直不思議です。
あと、映画ですが「男はつらいよ」。(シリーズ全部は観ていないのですが)
寅さんの身内に対する態度が不愉快で・・・周りもちょっと寅さんを甘やかしすぎのような気もするし。
これらの作品を私が面白く感じないのは、時代背景を十分に把握していないのと、あとは趣味や思想の問題かな、と自己分析しています。
はじめまして、task64 さん。
挙げていただいた2つもと文句無しで有名ですね。
面白くなかった理由からして、task64 さんを、善と真理を愛する、思いやりのある、
誠実な方を思いました。友達にしたら最高でしょう。
>時代背景を十分に把握していないのと、あとは趣味や思想の問題かな
確固たる自分の生き方が定まっていない年頃ならともかく、そうでないと、
小説の主人公が自分の生き方と逆の場合、読んでいくに従って不快感で一杯になりますね。
文学作品はあくまで文学であって、確立した自分の宗教・思想を修正してまで認めるのは
利口なやり方とは思えないですし。
>「こころ」もせっかく好きな女と結婚できたのにうだうだと自分の悩みをいじくりまわし、
G・B・ショーの、不幸になる秘訣は自分が幸福かどうかクヨクヨ考える暇をもつことを思い出しました。
>寅さんの身内に対する態度が不愉快で・・・
これは私にとって非常に新鮮な驚きでした。
こういうことを不愉快と感じ取れる敏感な人がおられるんだなと。
いいことを教えていただきました。
回答ありがとうございました。
No.19
- 回答日時:
まだ大丈夫ですかぁ~★
want-my-pcと申しまぁ~す。m(_ _)m
私は、森鴎外先生の作品ですね。▼『ヰタ・セクスアリス』!!(笑)
――→
ドイツと日本を股にかけての大恋愛をした彼が
どんなベラボーに優れた「性の芸術」を魅せてくれるのだろう……?
と、ワクワクしながら読んでみたのですが……
ま、まぁある意味面白かったンですけどね。
でも、「コレ 文学性、ねぇだろ……!?」みたいな。
当時としては衝撃的だったンでしょうけど……。
この人は作品よりも、実人生追ってるほうが楽しいなぁ……と感じた一人です。
(鴎外先生、ごめんなさぁ~い★ m(_ _;)m)
want-my-pcさん、こんにちは。
これは鴎外の有名なひとつですね、
私は読んでいないので参考になります。
>当時としては衝撃的だったンでしょうけど……。
こういうのは時代と共にエスカレートしていきますからね。
鴎外は4作品だけ私も読みました。
面白いが強めですがよくわからない不思議な存在です。
我は汝が冷ややかならんか、熱からんかを願ふ。
回答ありがとうございました。
No.18
- 回答日時:
こんばんわ☆
同じくお調子者なのでまた来てしまいました☆
他にも有名作品で私が理解できなかったものは山ほどあるのですが、i536さんのご質問に答えるほどの価値も無いと思い、あえてあげませんでした。
「面白く無い」とあえて口に出す作品はまだ自分の中で認められた作品だと思うんです。
以前i536さんにも回答していただいた、わたしのたてた質問でも少し触れましたが、数ある推理小説なんかはあえて「面白くない」と口に出すのも面倒なくらい私にとっては「どうでもいい」作品です。
でも、他の方の回答で、作者がその存在をかけて書いた作品を寝転がって駄作と批評する姿勢はいかがなものか、という意見を読んで激しく反省いたしました。
私はなかなか学習しなくて(笑)、人にすすめられると「ふ~んそんなに言うなら読んでみよう~」となんでも読んでしまうんです。
そして例のごとく「推理小説はだめ、サスペンスはだめ、ファンタジーはだめ、合わない」と文句ばかり言うのでした。
これからはこういった作品には近づかないようにして、たとえ面白くないと感じた作品でもどこがどう面白くなかったのか、理解できなかったのか、自問しながら作品と対峙していきたいと思いました。
でもこういう本好きの方があつまる場はなんだかホッとしますね。嬉しくなっちゃいます♪
なんだか志賀直哉が読みたくなってきました~~
明日は本屋さんに行ってきます!
>また来てしまいました
ケーキと熱い紅茶をどうぞ。
>「推理小説はだめ、サスペンスはだめ、ファンタジーはだめ、合わない」と文句ばかり言うのでした。
逆にだめなものがあるようになってこそ、いままでの生活や読書が真に身になって、
自分の生き方が混沌状態から秩序づけられてきた証拠だと私は思っています。
読書は単なる娯楽を除けば、自分の生き方を探るためのものと思っていますので。
時間がおありで、まだでしたら、ショーウペンハウエル『みずから考えること』『読書と書籍について』も
志賀の後にデザートとしていいのではないでしょうか。
>でもこういう本好きの方があつまる場はなんだかホッとしますね。嬉しくなっちゃいます♪
同感です。
重ねての回答ありがとうございました。
No.17
- 回答日時:
また遊びにきました。
#13です(実は結構お調子者だったりします^^;)
前回の回答であえて触れなかったことについて補足を。
好き、きらい、というのは、自分の好みですから、それに関してはどうしようもないところがある。
けれども、つまらない、というのは、好みから一歩踏み出して、その作家を評価する、ということになってしまう。
あくまでも個人的な感想であっても、たとえ自分の中だけであっても、つまらなかった=駄作である、読む価値がない、という評価を、軽々に下してもよいものかどうか、迷うところがあるのです。
私は山田風太郎が大好きで(ああ、好きな作家はみんな物故者になってしまう……)、なかでも明治ものと『人間臨終図鑑(1)~(3)』が好きなんです。
その中に
“人間の死ぬ記録を寝ころんで読む人間”
と書いてある部分があります。
本を読む、というのは、どこまでいってもこうしたものではないか。
作者が「自分の存在」を賭けて書いたものを、寝っ転がって読んでるわけです。
寝っ転がって読みながら、つまらない、駄作だ、と言うのだとしたら、そう言っている自分は何様?という思いがどこかにある。
たとえ寝っ転がって読んでいても、真剣に対峙しなければいけない部分があるんじゃないか。おもしろくないのは自分の理解が及ばないせいではないか、という問い返しぐらいはしてもいいんじゃないか、って思うわけです。
その必要がないような本なら、近付かなきゃいいんです(貧乏性で、読み始めたら途中止めにすることがなかなかできなかったんですが、最近さすがに時間がもったいなくなってきて、止めにするようにしています)。
作品になんらかの評価を下すとしたら、やはり慎重でありたい、と思っています。
補足ですけれど、志賀直哉は好きです。私は“因業じじい”がどうも好きで、内田百間(正確に変換しません)なんかもうたまらないくらい好きなんだけど、志賀って若い時から“因業じじい”の資質がある(『小僧の神様』なんて、そんな感じしません?って私だけかも)。
『暗夜行路』は作品的には破綻している部分がある(整合性を失っている)のだけれど、志賀が志賀であるために、書かれなければならなかった作品であると考えています。志賀本人が好きになれないと、辛いかもしれないけれど。
>また遊びにきました。
ようこそ歓迎します。熱いお茶をどうぞ。茶菓子も。
>“人間の死ぬ記録を寝ころんで読む人間”
おもしろい話ありがとうございます。
机の前でコーヒーでも飲みながら他人の生き死を自分の飯の糧にしているのが
職業作家ですから、作者も読者と五十歩百歩ではないかと思います。
全身を洗った後でしか読まないようにしている本が私には結構あります。
>寝っ転がって読みながら、つまらない、駄作だ、と言うのだとしたら、
>そう言っている自分は何様?という思いがどこかにある。
品性にかかわるようで、自分の趣味として言いたくないということでしょうか。
読後感想でつまらないと言われて好い気がしないだろうひとは、
著者、売上が落ちる出版社、賛同した読者位ではないかと思います。
職業作家のものではない、『戦艦大和の最後』『神風連血涙史』
(この2つは寝転んで読めません)のように、
どうしても書いて記録として残しておくことが最優先であった著者、
あるいは自分の作家としての生命を本当に賭ける作品の場合、歴史が下す評価に重きをなして、
真に理解してくれるひとが10人、5人、あるいは10年に一人でもいれば喜びとし、
理解されないことや、批判はあまり気にならないのではないでしょうか。
一方、職業作家や、名声や利益を求めている著者の場合、自業自得という気がします。
世間のほとんどの職業でプロの仕事には評価が付いて当たり前ですので、
作家の作品が例外というのがむしろ異常と思えます。
本の形となった作品を良いでなく駄目と評価することを遠慮しがちなのは、
活字になってさえいればありがたがられた時代の名残のような気が
私の場合しています。
>志賀直哉は好きです。私は“因業じじい”がどうも好きで
ghostbusterさんの表現が簡潔でうまいのでうえはぱっと飛び込んできます。
志賀の場合、国語をフランス語にしたいみたいな論文があり、
このひとは作家以外の部分は大丈夫なんだろうかと疑ってもいます。
補足ありがとうございました。
No.16
- 回答日時:
#12です。
補足します。「半落ち」(横山秀夫)も有名になった割に私には面白くなかった作品です。途中で先が読めましたから。
世間では直木賞受賞をある有名女流作家によって台無しにされた作品であるかのような書かれ方をしていますが、冷静に読むと本当はどうであるのかよく理解できるかと考えます。
#12についてです。
>挙げていただいた作品をすべて読まれたとすると頭が下がります。
小説を書かれている方なんでしょうか。
この三作品は本当に全部読みました。
そうしないと評価できませんので。
私は小説を書いてはいません。私くらいの読書量は驚くに値しません。
以上です。後半部分は削除になるかもしれませんね。
tauhon さん、補足ありがとうございました。
>この三作品は本当に全部読みました。
私の書き方が悪かったせいで、
読まれたのを疑っているように感じさせたことをお詫びします。
---
この質問は12/2に締め切る予定です、
あと数日以内にこの質問の回答にぴったり作品を読み終わろうとしている方、
お待ちしています。
No.15
- 回答日時:
i536さん、こんにちは。
みなさんいろんな作品を上げていらっしゃいますね。
初めて、chapaが「なんだこれ?」と思ったのは、現代文のテキストで出ていた梶井基次郎の「檸檬」でした。「私小説」のジャンルを切り開いた有名作品なのに何が良かったのかトンとわからず、作者も何が言いたいのかサッパリわかりませんでした。
ちなみに、私の友達で書店の娘さんだった人はこの作品が大好きだったとか。。chapaのような単純細胞にはそこまで深く読めない。。
なので、「○○ワールド」とかの非常に独特な世界を持っているものだとか、非常に抽象的なものとかは苦手です。
そういうこともあって重複しますが、「フォレストガンプ」(映画だけ見ましたが)も感動したわけじゃなかったし、村上春樹も「ノルウェイの森」読んで以来読もうとは思いませんでした。どこが良かったのが今でもわかりません。
そして貴方もあげられている「ノーベル文学賞」の先生の作品も・・・なんです。よくわからないのです。
読んだけど作品の名前すら忘れちゃいましたよ。
あ、ちなみに、もう一人のノーベル文学賞作家(川端康成)も、、ナンカ読みたくないんですよねえ。
あちこちの回答で一方的に存じていますので、いまさら言いにくいですが、
はじめまして、chapanese さん。
作品の評価が賛同の一方側からのみのものが多いので、あえて逆方向からみた評価をお願いしました。
また、この逆方向からの評価が現在活躍している作者にとって真に役になるかもしれないですし。
>梶井基次郎の「檸檬」でした。「私小説」のジャンルを切り開いた有名作品なのに
>何が良かったのかトンとわからず、作者も何が言いたいのかサッパリわかりませんでした。
#12のtauhon さんのいわれるのと同様の意見ですが、生徒が簡単に理解できたらテキスト作者の沽券に
かかわるとでも思っているのでしょう。
こういうテキストで学んだ生徒が、わけの分からんものを書くのが高尚な小説だと勘違いした
小説家になって、いまに日本語になっていない記号みたいな小説ができてくるかもしれません。
>そして貴方もあげられている「ノーベル文学賞」の先生の作品も・・・なんです。
>よくわからないのです。読んだけど作品の名前すら忘れちゃいましたよ。
作者が今読んで、実は自分も何が書いてあるのかさっぱりわからん、
ないですね。
回答ありがとうございました。
No.14
- 回答日時:
こんばんは。
今 ベストセラーと言われている作品ですが、思い切って書かせ頂きます・・。
「世界の中心で愛を叫ぶ」・・帯の台詞につられて読んだのですが・・私には「感動」できませんでした。
なんだかな~~って言うのが 正直な感想でした・・
私だけなのかな・・。ファンの方ごめんなさい。
merrykun さん、こんにちは、はじめまして。
>思い切って書かせ頂きます・・。
ここまで思いつめないと、本音が言いにくい今の状況というのは
作品の作者にとってもマイナスですよね。
>なんだかな~~って言うのが 正直な感想でした・・
>私だけなのかな・・。ファンの方ごめんなさい。
ベストセラーいわれても「世界の中心で愛を叫ぶ」自体さえ知らない、
ごまんといる私のような人間に比べたら、
作者としては読んでもらっただけでもう十分すぎるほどありがたいはずです。
したがって、堂々と遠慮なしで言いましょう、
私はちっとも面白くなかったと。
回答ありがとうございました。
No.12
- 回答日時:
最近の芥川賞作品。
藤沢 周 「ブエノスアイレス午前零時」
花村萬月 「ゲルマニウムの夜」
吉田 修一 「パーク・ライフ」
「芥川賞は純文学だから面白くなくて当然」という人もいるが、わざと面白くない作品を選んでいるようにか思えない。
はじめまして、tauhon さん。
挙げていただいた作品をすべて読まれたとすると頭が下がります。
小説を書かれている方なんでしょうか。
>わざと面白くない作品を選んでいるようにしか思えない。
強烈ですね。
この賞は同時に選者も評価される傾向にあるので、
自身に対する評価をかなり意識して選んでいるように思います。
そもそも、選ぶ方と選ばれる側とで圧倒的な能力差があるのでしょうか。
まず私が読まない種類の本に関して、
回答いただき感謝します。
No.11
- 回答日時:
私は映画にもなった「青の炎」です。
主人公が同年代で、話題にもなっていたので読んでみたのですが、あまり・・・
高校生の主人公の高校生っぽさが感じられず、親近感がわかないまま終わってしまいました。殺人の動機もいまいちだし。感想とかでよく「切ない」とか言われてますが、そうは思いませんでした。殺す他にも手はあったと思うのでなおさら。
村上春樹作品も、どこがいいのかはよく分かりません。
こんにちは、gopachicco さん。
googleで”青の炎”で検索したら、2万件強ヒットしました!
したがって、文句なしで有名です。
作者も含めてまったく知らなかったのは私ひとりでしょうか?
>高校生の主人公の高校生っぽさが感じられず
>よく「切ない」とか言われてますが、そうは思いませんでした。
作品の主人公として高校生が設定してある時点で、さらに推理小説だとほぼ完璧に、
もう、これは商売(営利目的)として書かれた物であると私は判断してしまいます。
マスコミで囃しさえすれば金を出して気軽に本を買うのは高校生くらいですから。
それに高校生対象の本でしたら、材料をすこし変えて組み合わせるだけで、
ルーチンワークで、自分のパターンの本を大量生産できると思います。
高校生なら文句も言わないだろうし、でも、
ルーチンワークでできた本が面白いはずが無い。
ただし、読んだことも無い「青の炎」がそうだと言っているのではありません。
>村上春樹作品も、どこがいいのかはよく分かりません。
この意見はここでは2度目です。
作家を職業としているひとのものは商品ですから要注意ですね。
言いすぎで気に障られたようでしたらお許し願います。
回答ありがとうございました、ご意見参考になりました。
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