ジーンズをはいた人はこのレストランに入れません？

Question

人権について少し勉強し始めました。
「高級レストランでスーツやブレザーをした人は店に入ってもいいですが、ジーンズの人は入れません」というのは、人権上問題ないのでしょうか？具体的には、法律に触れて問題なのか、法律に触れないが人権上好ましくないのか、店の方針なので全く問題ないのか、いずれでしょうか。教えていただけますでしょうか？

また、そうした人権上問題があるかどうかについて、中学生でもわかるような具体的な事例をあげてクイズ形式で答えるようなタイプの記述のあるインターネットのサイトはあるでしょうか。もしあれば、教えていただけますでしょうか？よろしくお願い申し上げます。

ka28mi · Accepted Answer

ご質問のケースは、「私のお店に入るには、こういうルールを守ってね」ということです。
人を、その人が変えようのない事象で区別しているわけではありませんので、人権上も法律上も何の問題もありません。

「人権」というのは、自分は何をしても自由なのだということではありません。みんなが持っているものですから、お互いに相手の権利を尊重する必要があります。
「人権侵害」だと仮定して、誰の、どんな権利を、どのように侵害しているのか考えてみると分かりやすいと思います。

「ジーンズを着た人は入ってはダメ」という条件では、「服装の自由」を侵害しているように感じますね。けれど、その人がジーンズを着ることを禁止しているわけではありませんから、侵害はしていません。
また、「お店を選ぶ自由」というのを侵害しているようにも感じますが、お店側にも「客を選ぶ自由」があるのです。そして、お店側の基準は「スーツやブレザーを着てね」という、誰でも守ることが可能な条件です。ですから、相手に合わせずに無理に入ろうとする方が、相手の権利を侵害しています。
これが、「盲導犬を連れた人は入っちゃダメ」なら、盲導犬に頼っている人が入ることは不可能です。ですので、今の法律ではそんなルールは作れません。

質問者さまの求めているものかどうか分かりませんが、下のようなＨＰがあります。
ただ、「人権」に限りませんが、ケーススタディは手軽で面白くはありますけれど、基本的な考え方を理解していないと無意味です。前提条件がひとつ変わったり、考え方が少し変わったりするだけで、違う答えになります。
http://www.jinken.or.jp/jinken-info/daiboken-intro
http://settsu-jinken.jp/new/quiz.html#quiz1-1

DJ-Potato · Answer

レストランなどでの食事は、レストラン側と客側の契約なので、双方の同意がないと成立しません。
客を見て、入店を断ることも問題ないのです。

レストランは、食事を楽しむ場所です。
食事とは、味だけの問題ではなく、目で楽しみ、耳で楽しみ、鼻で楽しむ部分も大いにあります。
ドブから上がってきたような人が入ってきたら、他のお客様の楽しむ権利を侵害するので、入店を断るのが、レストランと他の客との契約に含まれている、とも考えられます。

前もって「ジーンズの人はダメ」って言ってあるのにジーンズで来る方が悪い、ということですね。

言わせてもらえば、レストランでの強い香水やタバコも相応しいものではないと思います。

もちろん、人種差別のような理由での入店拒否は、人権無視です。

noname#177363 · Answer

ＴＰＯという言葉がありますが、レストランなどのドレスコードはＴＰＯの代表的な例だと思います。
高級なレストランやホテルなどは、自店の品位を保つ責任があると共に、それは店側の権利でもあると思います。なので、高級レストランにジーンズで入れないというのは、人権の問題ではなく、マナーや常識の問題でしょう。

TANUHACHI · Answer

所謂「ドレスコード」はカテゴリーとしての「マナー」に含まれる概念です。法律や人権のおよぶ範囲ではありません。
　たとえば冠婚葬祭と同じことです。葬儀や法事の席に白いソックスを履いて行きますか？。祝事の連絡を葉書で受け取って「平服でお越し下さい」とあってもジーンズで出席しますか？。こうした場所に参列する時、出席者に求められるモノは社会常識です。

tanuki4u · Answer

本人の意志で選択可能なものは人権侵害にならない。

北海道生まれの人間は、北海道生まれ以外に変更できないので、北海道生まれで有ることで差別すると人権侵害になる。

ジーンズは履き替えることができるので、人権上問題にならない。

http://www.houko.com/00/01/S21/000.HTM
14条
人種、信条、性別、社会的身分又は門地　＜　これらは、本人の意志で容易には選択変更できない。

ジーンズをはいた人はこのレストランに入れません？

レストランなどでの食事は、レストラン側と客側の契約なので、双方の同意がないと成立しません。

ＴＰＯという言葉がありますが、レストランなどのドレスコードはＴＰＯの代表的な例だと思います。

ご質問のケースは、「私のお店に入るには、こういうルールを守ってね」ということです。

所謂「ドレスコード」はカテゴリーとしての「マナー」に含まれる概念です。

本人の意志で選択可能なものは人権侵害にならない。

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