
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
過酸化水素水はあなたが思うほど安全ではありません。
濃いものが手につけば皮が剥けたりします。それと嫌われ者の活性酸素の親戚のごときものでもあります。また、密閉容器に保管すると、保管中に分解して酸素を発生しますので、容器が破裂する恐れもあります。市販の過酸化水素水の瓶にも小さい穴が開けてあることが多いです。これも濃度によるかもしれませんけど。で、本題ですが、常識的に考えれば分解の方が速いために、薄くなるでしょうけど、条件によっては濃くなることもあります。過酸化水素の濃いものは薄いものを濃縮あるいは蒸留して製造します。
>「濃いものが手につけば皮が剥けたりします。」
それが塩素系漂白剤と(そのスプレー式が出回っている状況で)どう違うのかという事になりませんか。常識的に。塩素系漂白剤の方が皮が剥けたりしやすいと思いますが。
なるほど薄いものを濃くして作るんですね。
塩素系漂白剤の方は塩だからでしょうか。
添加物などで過酸化水素が分解されにくくされているとかないのですかね。phなどで分解が遅延し水分蒸発のみが進むとか。塩素系と違って積極的に水酸化ナトリウムのようなものが入っていないからもっぱら環境次第になるとか。
蒸留設備などない下流生活の条件下でいくつかの偶然が重なると濃くなったりしますでしょうか。
(私が思う安全とは塩素系よりも安全ではないかという安全性ですのでそう思うのが早計となりますと混乱します)
具体的にご教授していだきますと非科学的な(具体的ではない俗説的な)恐れを解明できますのでよろしくお願いします。はっきりできる領域まではっきりさせなければと思います。
ご指摘ありがとうございました。
No.6
- 回答日時:
過酸化水素の工業的合成では水は含まれていないので、薄いものを濃くするわけではなく、有機溶媒や原料を取り除くために蒸留されます。
放置しておくと分解が進むので、濃くなることはないでしょう。光やゴミの混入があるともっと早い。密閉して加圧すれば分解はある程度遅くなりますが、今度は爆発の危険性が高くなります。
市販されているオキシドール(3.5%-2.5%)も製造時には3.5%であっても、ふたを開けるたびにどんどん薄くなって、やがて2.5%以下となって消毒効果はなくなります。
このように保管による能力の低下が著しいためと、過酸化物--活性酸素の一種で毒性も高く[安全衛生情報センター:化学物質: 過酸化水素 ( http://www.jaish.gr.jp/anzen/gmsds/0573.html )]、多く使われているものではありません。酸素系漂白剤に使う場合は、分解して酸素を発生する過炭酸ナトリウム - Wikipedia ( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%8E%E7%82%AD% … )、過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤) - 石鹸百科 ( http://www.live-science.com/honkan/partner/perca … )などのほうが良いでしょう。
回答ありがとうございます。私も薄くなるばかりと思っていたのですが濃度が濃くなるというご意見もありましたので。
イオン交換水を用いて抽出するという記述もありますので水溶液になるのではないでしょうか。
調べれば調べるほど生活者としては過酸化水素水の方が安全に思われます。しかも下水の環境負荷もないようなものですよね。
「過酸化水素」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%8E%E9%85%B8% …
「次亜塩素酸ナトリウム」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AC%A1%E4%BA%9C% …
「水酸化ナトリウム」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E9%85%B8% …
それこそ10%以下になると恐れるような物ではないようですし。活性酸素はミクロの話ですよね。
「オキシドールの毒性」(医薬品情報21)
http://www.drugsinfo.jp/2010/06/25-233500
薄くなるのは塩素系漂白剤も同じですよね。どちらもさらに何倍も希釈して使用されもしますよね。
科学的には過酸化水素水は人にも環境にも優しいとなりますよ。
隠れた危険があると困るのですが、次亜塩素酸や水酸化ナトリウムにもありますよね。アルコールだってそうです。過酸化水素水は酸素しか出しません。活性酸素はミクロにおける瞬間な反応性であって直接触れない使用者には問題になりませんよね。むしろ塩素やアルコールはずっと漂うでしょう。化学的には塩素系より酸素系漂白剤の方が安全と説明すべきではありませんかね。
不可解です。クエン酸や低濃度アルコールより1%オキシドールの方が有効だと思いますがなんで流行らないのでしょう。次亜塩素酸や水酸化ナトリウムをスプレーしまくっている人がたくさんいるというのに!ですよ。その偏向が化学的に腑に落ちません。
私は過酸化水素水の活性酸素有毒説よりも塩素系のスプレー噴霧には慎重になります。究極の選択ならばそれが正しいとおもうのですが逆に過酸化水素水の危険性を強調されているご意見が多いですね。
過炭酸ナトリウムが良いとは思うのですが、値段が高いし、それよりも溶かさないといけませんから頻繁に少量使用するとなると不便に思います。
サイト「石鹸百科」はかねてより散見しておりました。
消毒剤にならなくなるだけで消毒効果はなくならないと思うのですがそのリンクなどもご存知でしたらよろしくお願いします。
リンクをご紹介下さいましてありがとうございました。
No.4
- 回答日時:
H2O2自体に揮発性があるので,濃度が上がる状況はまず実現できないと思います.
つまり,自己分解と自己揮発の合計速度を上回る速さで水が蒸発するという設定ですね.無理でしょう.
回答ありがとうございます。無理ですか。でも山火事じゃないですがそんな事件があったら意外も意外ですよね。
過酸化水素系の漂白剤の方が塩素系よりも殺菌力などを除けば、安全性で優れていると思うので、クエン酸や重曹が安全志向で流行る今、
なんで危険な塩素系スプレーばかり市場に出回っているのかが不思議で、何か意外な危険が潜んでいるのでは思ってしまいました。化学がご専門の c80s3xxx さんは不思議に思いませんか。塩素系で水酸化ナトリウム水溶液を噴霧する方が余程危険に感じるのですが。
「過酸化水素水のスプレーが無い理由を教えて下さい。」
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7156105.html
過酸化水素系のスプレーならどんどん使えて生活が快適になるのに思っています。
それが出回らないのは実に不可解です。
危険性がないんでしょうかね。だったら塩素系よりもクエン酸よりもいい、最高だと思うのですが。
No.2
- 回答日時:
過酸化水素水は、不安定なので、酸素を放出して水が残るという分解の反応を起こしますから、皿の上には水しか残らないことになるので、濃度は徐々に薄まっていくということになります。
この回答への補足
私もそう結論していたのですが、状況設定によっては、水分の蒸発量が勝るのものかと思いまして。
科学的と言っても個人的にその結論は決め付けでしたの再検討したくなりました。
科学と現実には意外性があったりしますでしょう。そんな状況設定があったら目からウロコですよね。
たとえば漂白剤の添加物の存在が影響するとか。
純粋な過酸化水素水なら濃度のいかんによらずそうなりますでしょうか。極めて薄い濃度の時は水の蒸発量が勝ったりしませんかね。
濃度が上がる事態は間違っても実現しないということで宜しいでしょうか。
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