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オゾンを含む標準状態の空気2000Lをヨウ化カリウム水溶液に通じたところヨウ素が生成した。このヨウ素を0.0100mol/Lチオ硫酸ナトリウム水溶液で滴定したところ2.00mLを要した。ただし、ヨウ素はチオ硫酸ナトリウムと次のように反応する。
I2+2Na2S2O3→2NaI+Na2S4O6

問 空気中に含まれていたオゾンは、体積で何ppmか。 答え0.112ppm

生成したヨウ素は2.54mgになりました。

どのようにして解いたらいいのでしょうか。
解き方を教えてください。
詳しい解説だとありがたいです。

A 回答 (1件)

Step1:反応式を立てる。



1)O3+2KI+H2O→ O2+I2+2KOH
2)I2+2Na2S2O3→2NaI+Na2S4O6


Step2:反応式からmol数を知る。

a.step1の2)から、ヨウ素1molは2molのチオ硫酸ナトリウムと反応することが解る。
b.step1の1)から、ヨウ素1molは1molのオゾンによって生成することが解る。



Step3:滴定量からmol数を知る。

0.0100mol/Lチオ硫酸ナトリウム水溶液2mlは何molか?
このモル数をyとする


Step4:元のヨウ素のmol数とオゾンのmol数を推定する。

a:b=x:yという式において、「外辺の積は内辺の積に等しい」となる。
Step2のaより「ヨウ素1molは2molのチオ硫酸ナトリウムと反応する」を当てはめると、左辺は1:2になる。
Step3の答えを左辺に入れる。

すると
  1:2=x:y
  ∴x=y/2
となり、step2のbから、オゾンのmol数も解る。


Step5:オゾンのmol数を標準状態の体積に戻す。

オゾンは標準状態(NTP)で22.4リットルで46gであり、1molで46gである。


Step6:気体中濃度の計算

ここまでくれば簡単簡単。



具体的な計算は御自分でやってみてください。
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この回答へのお礼

解くことが出来ました。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/12/27 19:45

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