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一般に30歳を過ぎると、骨密度を高めることはいくらお金や時間を掛けても不可能と聞きます。
しかし、年を取っていても宇宙空間に行くと骨密度が下がるとも聞きます。

そこで思いついたのですが、これが、重力の影響であれば、地球上で遠心分離器のような物へ数ヶ月入っていることで、重度の骨粗鬆症でも治すことが出来ますか?
また、アメリカなど、お金さえあれば、いくらでも費用を掛けられるところでは行われていますか?

行われていないのであれば、なぜ、このアイディアは実現不可能なのでしょうか?

A 回答 (6件)

すでに、似たような機械はあります。

宇宙士の訓練のため大型の回転する機械です。

回転する大型のバトンみたいな機械です。

バトンの球にあたる所に飛行士が乗り込み、椅子に座ります。

このバトンが高速回転をすると、飛行士には5~10Gくらいの重力をかけれるように出来ます。

この機械で訓練して、打ち上げの時の急加速による高G(4~6G)に耐えれるようにします。訓練をしないと、数Gもの加速度がかかると普通では失神したりしてしまうそうです。(昔は打ち上げ時に今よりはるかに高Gで打ち上げていました)

たぶん飛行士の肉体データーには、訓練前より骨密度が数段上がっているデーターが出ていると思います(最高機密なので一般にはでない)。

ですのでこの機械で骨密度を上げる事は可能だと思います。あなたの言うように数ヶ月も入らなくとも一日数十分で効果が出ると思います。

しかし、実用化はほぼ無理と思います。それはこの機械がものすごい勢いで『回転』しているという事です。高速回転していると、ほとんどの人が酔ってしまうことです。

飛行士になれるほどの頑強な精神と肉体を持つエリートではない普通の人には、到底乗れるものではないと思えます。

一回乗っただけで、ものすごい吐き気とめまいが、一日中続いていては誰ものれません。

もしかするとすでに骨密度を上げる機器として実験されていて、お倉入りになったのかもしれません。
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No.4です。

少し補足します。


世の骨粗しょう症の患者さんは、骨絶対量内の数値低下によりお薬、食事、運動などの治療されています。これら治療の方法は絶対量内の数値上昇を目的にしており、絶対量自身の上限を高める必要はありませんし、それは今の医学では不可能です。

ですから貴方の妙案も、個々の数値改善が認められ、病状が緩和すれば治療としての価値は十分にありますので、身体能力を超えて(絶対量を)上げるという思考は必要はないと思います。


ちなみに絶対量が決まる要因で、大切な項目が抜けていました。それは “遺伝” です。生まれながらに骨が太い、細いがあります。なので骨太の子が 「モデルのようにすらっとした脚になりたい」 というのは、端から無理な話なのです。ですが、将来をかんがえれば、骨太の方が絶対に有利だし、美しいはずです。


ご参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

とても詳しいお話ありがとうございます。
遺伝とはなかなか厳しいですね。遺伝子治療などが本格化するまでに、宇宙時代が到来すれば、骨などに無駄にエネルギーを使っていない、骨細の方が評価される日も来るかもしれませんねw

お礼日時:2012/01/14 19:10

>そこで思いついたのですが、これが、重力の影響であれば、地球上で遠心分離器のような物へ数ヶ月入っていることで、重度の骨粗鬆症でも治すことが出来ますか?



発想はとても面白いですね。ご指摘の通り、宇宙空間などの無重力下では骨密度が低下し、帰還後元の体になるまで四年かかるそうです。これは向井さんが言っていました。地球上でもシンクロナイズドスイミングの選手など、一日中水の中にいれば骨密度が低下するという論文もあります。骨の強度を保つうえで、重力は非常に大きなファクターになると言えます。

具体的にどのような方法をお考えかわかりませんが、テレビのタイムショックのようにグルグル回すわけではないですよね?たとえばドラゴンボールにあったナメック星に行く宇宙船のように、重力を増した部屋に入るということでしょうか?はたして技術的にこれが可能かどうかわかりませんが、もしあれば改善する可能性はあると思います。これには戦闘機のパイロットの骨密度を計るとある程度大まかな憶測は付けれるかもしれません(そのようなデータは持ち合わせていませんが・・・)。

ですから、回答は科学的な効果の確立、統計データの収集をしっかり行ったうえで答えられると考えますので、現時点では肯定も否定も誰もできないと思います。ただ可能性はあるんじゃないでしょうか。


>また、アメリカなど、お金さえあれば、いくらでも費用を掛けられるところでは行われていますか?

私の知る限りでは聞いたことがありません。アメリカなど他の地で行っていれば、実際には無理でも理論くらいは日本でも話題になっていると思います。


>行われていないのであれば、なぜ、このアイディアは実現不可能なのでしょうか?

具体的にどういう方法かってのもあると思いますし、その発想自体なかったかもしれません。もちろん方法や条件も結果に大きく作用すると思います。重力の強さ、期間、性別、年齢、骨密度、血圧など他の疾患、重力が内臓など他の組織に与えるリスク、身体能力、服用中の薬、ストレスなどなど・・・。戦闘機のパイロットはものすごい体力がいるそうで、重力が増せば当然体の負担が増えるということになります。その負荷が逆に悪い方向に向けば当然意味がないわけで、さらにその可能性はかなりの確率であると思います。ほんとうに色々なことをいろいろ調べて、効果のあることを確認し、安全性も確認しなければいけないので、今から研究に着手しても実現は何十年も先になるのではないでしょうか。


最後になりましたが、一般的な骨の鍛え方(老化防止)をご紹介します。骨の強さとは個人差があります。皆さん個々に骨の強度幅を持っており、その幅の中で骨の強さは上下します。これを骨の絶対量といいます。この数値は女性でおおよそ16歳くらいまでに決まってしまいます。絶対量とは例えて言うならバケツの大きさで、言うまでも無くバケツが大きければ大きいほど、骨が強くなる可能性が高くなります。バケツいっぱいなら一番強度があり、少なくなればなるほど強度が下がります。と言うことは、思春期までに骨人生が決まると言っても過言ではありません。

骨強度の関係するファクターは研究によれば、上記にお話した年齢のほか、栄養素、運動などです。栄養素で言えば、カルシウム、カリウム、リン、ビタミンD・K・C、マグネシウム、フッ素、亜鉛などです。しかし、これはあくまでも可能性が高いもので、更なる研究が必要なものもあります。ですから実際は、バランスの良い食事、朝食は抜かない、無理なダイエットはしないなど規則正しい生活が求められます。

運動も様々な競技で考察された研究があります。その研究によりますと、ジャンプの多い競技が非常に有効のようです。具体的にはバスケット、バレーボールなどです。意外ですが、登山はあまり優位性が無かったようです。中高年以上ではバスケットやバレーは現実的な運動ではないので、屋外ウォーキングをお勧めします。

骨は “体を支える柱” です。足からの刺激があり、重力を感じる運動を行わなければ決して強くなりません。ですから自転車、水泳や水中ウォーキングなど水中運動全般は骨を鍛えると言う意味では効果はありません。水中では浮力により体を支える必要が無いですから。


骨密度の減少(老化)を緩慢にする個人的なお勧めは
・三食バランスよく食べれば栄養素は特別気にしなくてよい
・屋外ウォーキングを運動の日課にする
・禁煙、飲酒は適度にが基本



貴方の妙案、実現できればこんないい治療方法はないと思います。長文、乱文失礼しました。ご参考になれば幸いです。

この回答への補足

もう1点、
無重力では骨芽細胞活性の低下をもたらすという話を聞きますから、逆に、重力を掛けてあげれば、
骨芽細胞活性が上がるのではないかと期待しています。薬でそれらをコントロールできればいいのでしょうが、せめて、それが出来るまでは、こういった物理的な方法もありかと思うのですけどね・・・

補足日時:2012/01/14 19:29
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この回答へのお礼

とてもとても詳しい回答いただきありがとうございます。
施設や基幹などについては、あまり深く考えていませんが、例えば、宇宙では寝ているだけでも骨密度が下がりますので、地球であれば、睡眠中だけでも、1年や長期間重力が少し高いだけで、サプリメント以上の効果のある可能性はあるのでは?と思っています。
今、これだけサプリメントやアンチエイジングが流行っていますので、骨折による寝たきりになるリスクは、下手なアンチエイジングの効果よりも、遙かに可能性のあるリスクですので、受領があるのではないかと思っています。
わたの知る限り、ドラゴンボールのような、人工重力は今の所地球と同程度の質量を用意する必要がありますので、難しいかと思います。
ただ、もっとも現実的な物としては、遠心分離器の大型バージョンで、重力は1Gを、ほんの僅かに超える程度からいくらでも掛けられますので、遠心分離器タイプになると思っています。ジェットコースターやバケツに水を入れて、中の水が飛び出さない原理です。

また、小さい動物実験であれば、手作り遠心分離器レベルであれば安価で出来そうですので、世界を探せば誰か実験していない物か気になっています。私が思いつく程度ですので、成功/失敗に限らず誰かやってないのかと思っています。

お礼日時:2012/01/14 19:25

問題は、減るのを遅くすることは可能だけど増やすことができないのでは?

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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。
どうなのでしょうね?
無重力では骨芽細胞活性の低下をもたらすという話を聞きますから、逆に、重力を掛けてあげれば、
骨芽細胞活性が上がるのではないかと推測しています。

お礼日時:2012/01/14 19:27

Q/そこで思いついたのですが、これが、重力の影響であれば、地球上で遠心分離器のような物へ数ヶ月入っていることで、重度の骨粗鬆症でも治すことが出来ますか?行われていないのであれば、なぜ、このアイディアは実現不可能なのでしょうか?



A/高齢化すると、活動力そのものが減退し、食も細くなります。それらによって、ミネラルの補給量そのものも減少します。また、何らかの因子によって、確実に骨密度は一定の年齢を超えると減少に転じます。これは、寿命と同じで現時点では人の定めです。
そのため、下手に重力を掛けて荷重を与えると、今度は身動きが取れなくなり、体を動かすのが億劫になり筋肉が弱り、最後は寝たきりになるというパターンが考えられます。
寝たきりになれば、逆に体を動かさなくなるため骨は徐々に弱り骨密度は減ります。

即ち、徐々に遠心力などでGを上げたとしても、状況によっては寝た気になるリスクもあり、運動が減り、食事などが徐々に減少すれば、今度はカルシウムそのものの体内への摂取が減り、骨粗鬆症に繋がる危険があるのです。

よって、金を出してGを高めればというのは、必ずしも妥当な解決策ではないでしょう。

何より重要な点は、宇宙に行けば骨密度が下がるから、重力を増やせば骨密度が上がるという単純な図式とは異なるということです。確かに、無重力から戻れば、その体が本来持っている密度までは戻りますが、老いた体の能力を超えて戻ることはありません。即ち、劣化した体が持つ能力の限界は絶対に超えないのです。
よって、投資に見合うだけの価値は見いだせない可能性があるという結論になります。

尚、乳幼児など年齢の低いものの場合など、これから体が環境に合わせて成長する年齢層は別です。また、年齢が高い人間でも、スポーツなどで体を鍛えており、ある程度成長余力などがある人は、多少は密度が上がるかもしれません。ただ、必ず限界があります。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。
確かに、そう言った懸念はありますが、
良く、無重力では骨芽細胞活性の低下をもたらすという話を聞きますから、逆に、重力を掛けてあげれば、骨芽細胞活性が上がると言うことはないのでしょうかね?
また、施行についてですが、例えば、寝ているときだけ1.05~1.10Gなどほんの僅かに掛けてあげるなどで改善する可能性は無いものでしょうかね?
限界は超えられなくても、その人が持つ限界まで常に維持できるのであれば、よく分からないサプリメントよりは遙かに、アンチエイジング効果はあると思うのですけどねぇ・・・
遠心分離器で良い訳ですし、下手な実験よりも安上がりですし、動物実験などもされていないのでしょうかね?

お礼日時:2012/01/14 19:36

お手軽じゃないからですね。


隔離の必要がある時点でふつうの人間は興味を失います。

骨重量がどの程度それに入ったら維持できるか回復するかもわからないのに、そんなもんの中に入って、しかも入ってる間は外界と遮断されるわけですね(ネットくらいつながるか知らんが)。寝てるだけじゃ意味ないので活動もしないといけません。それだけの空間をぶんまわすわけです。運転費用もそこそこしそうです。

それで骨密度が上がるかも知れんけど便利もコストパフォも悪すぎと普通は思うので検討の対象外でしょう。
いけると思うならどうぞやってください。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。
世の中には1千万円が1万円程度にしか感じない人も結構います(特にアメリカのスーパーリッチの医療事情など)ので、とりあえず、費用については何とかなると思います。
また、よく分からないサプリメントの市場規模を考えても、市場や研究価値はあるのではないかと思っています。
また、いくら大変でも(例えば、カロリー制限)実践している人はいますし、世界中探せば、それに興味を持ち続けてやっている研究者などいない物かと思っています。

お礼日時:2012/01/14 19:32

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