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極真に入って四ヶ月の者です。 指導員の方々や先輩方もいいかた達ばかりで、稽古のあとは爽快感もあって楽しいのですが、空手の経験のある友人にもフルコンと伝統派と別れていて、未だにはっきりと違いがわからないので教えてください。

(1)流派によるとは思いますが、伝統派は顔面をパンチしてもいいですよ、ローキックはダメですよ、で、フルコンはローキックしていいですよ、でも顔面をパンチはダメですよが有名なルールの違いでしょうか?

(2)小さい頃にテレビで上段回し蹴りや瓦割などを見てたせいか、入るまではキックボクシングに似ているとは思いもしませんでした。 動画で伝統派の試合を見ると、防具をつけてやっていますが伝統派も最近は特にミット蹴りなどの練習もするのでしょうか?また、フルコンはサンドバッグやミットで指の皮が剥けたり、脛を痛めたり息が上がりますが伝統派も真剣にやればこのようになるのでしょうか? ならないとしたらどの程度キツい稽古なのでしょうか?(あくまで違いを知りたいのです(^_^;))

(3)うちの道場は稽古の前半で、審査が近くなくても基本稽古や移動稽古をしますが、審査が近くないと平安とか太極などの形を教えてくれません。 伝統派では普段からいろんな形をやるんでしょうか? それとも、うちの道場が審査に向けてその帯にあう形を教えてくれてるのでしょうか?

(4)昔の伝統派は、前歯が折れるとか人が死んでいたとききますが本当でしょうか? そもそも、フルコンも伝統派も、空手は格闘技なのか武道なのか武術なのか・・・。伝統派もフルコンも「競技として試合とかしますよ」と捉えると格闘技で、普段は武道なのでしょうか?

(5)伝統派でも顔面パンチがあるように、昔から空手はボクシングみたいな感じだったのでしょうか? そもそも、武道って殺人が目的だったんですよね?

おわかりの範囲でよろしくお願い致します。

A 回答 (2件)

質問が多いので、前の方だけお答えします。


伝統派は、昔から、一撃必殺が基本理念ですので、必殺技ではないローキックを徒に繰り返しますと反則になります。理念に反する技を繰り返すのが駄目という意味ですから、一二発なら構わないと解釈されます。ですので、足払い目的に、一発、下を蹴るというのは有効です。例えば、右のローキックから、右順突き、残心というのは、伝統派入門者にとっての初期の基本動作になります。

で、今日的には伝統派とフルコン系はどんどん接近しているように思います。そういう意味では、故大山先生の先見性は大したものだったことになりますね。伝統派がフルコン系に明らかにすり寄っています。

でも、昔も今も、明らかな違いはありまして、それは、「残心」姿勢があるかないかということでしょうか。フルコンはダメージを与えることが究極の目的ですから、「残心」姿勢は不必要ですし、そんなことをしていては、その隙に、ドンドン突き蹴りを喰らいます。時々、フルコン系でも、「残心」姿勢もどきを演じる人もいますが、ちょっと引きも甘いですし、遅過ぎますよね。打突後、素早く、大きく引くというのが伝統派の基本ですが、フルコンの選手は、打突後、やや間があってから、小さく引いています。伝統派では、打突後に「残心」姿勢がありませんと「一本」や「技あり」になりません。また、序に言えば、「気合」と「残心」が必須条件ですから、黙って突き蹴りを出しても、駄目なんですね。フルコン系の連突きなどは、無意味な技と判定されます。あくまで、「一撃」力がポイントになります。

なお、「残心」というのは、ご承知かと思いますが、突き蹴りを出したら、即、拳足を「引く」ことですよね。つまり、これは、自惚れとか、傲慢を排除しているのだと思います。「一撃必殺」の突き蹴りを繰り出した積りでも、なお、自らの力を疑い、または、相手の想像以上の体力を見越して、更に相手が反撃する余力があるということならば、すかさず、突き蹴りを再び繰り出す用意を怠らないということなのです。あるいは、また、相手が明らかに自らの敗北を認めて、即ち、これ以上の戦いは無意味と自覚して、「参った」の意思表示をして攻撃を中断するならば、こちらも、それ以上の攻撃を仕掛けないという姿勢です。殺さないで味方にするというのは、日本文化の「将棋」の感覚でして、西欧の「チェス」ですと、そうはいきませんね。
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この回答へのお礼

大変わかりやすいご回答、ありがとうございます!

お礼日時:2012/01/17 17:18

伝統派というのはメディアが「フルコンとは違う従来の一般的な、狭義では全空連加盟の会派の空手」を解り易く区別する為に作った言葉なので自ら「伝統派空手やってます」とはちょっと言い難いですが、格闘技雑誌等で伝統派と呼ばれる空手を趣味で稽古してる者です。



(1)ルールはKO制かポイント制かが一番の違いだと思います。
ポイント制の空手は本来は型の中にある空手の技を使い、先を取る能力を競い合う事が目的です。
競技が長い間行われてきましたので、最初は型の中から抜き出した技もかなり試合用にアレンジされてきており(順突き→刻み突き、逆突き→中段逆突き等、追突き→高速上段突き/高速~という名前はちょと恥ずかしい)、最近ではこれらの競技用の技を基本とは別に組手用として習ったりします。
ローキックはポイントにはなりませんし、痛めつけ合うのが目的の競技ではありませんので露骨に痛めつける目的で使うと反則になります。
足払いで崩して突きを入れるのならOKです。

(2)稽古内容は道場、体育館、大学部活、高校部活等によって様々です。
ミットをやるところもあるとは聞きますが、うちではやりません。
サンドバッグや巻き藁やウェイト器具もありますが、やるやらないは個々に任せるスタイルです。それよりもきちんと正しい姿勢で正しく技を出せるように稽古するほうが優先順位が上です。
稽古内容は基本と移動基本が多い時はまあ普通にしんどいです。ちょっと変わった稽古の時は楽です(相対して型の分解を試す等)。

(3)審査が近いと型の稽古はやっぱり多くなります。といっても普段から基本と移動基本以外は組手関連の稽古or型です。色んな型をやりますができない人は見学orすみっこで別の稽古です。初心者も有段者もみんな一緒に平安初段からおさらいみたいなこともやります。

(4)今はみんなマウスピースしますからそうそう歯が折れるなんてことは無い思います。死亡事故はどんな武道やスポーツでも付き物ですが、あってはならない事だと思います。
そういう事故を防ぐ為に中足の廻し蹴りは試合では背足で蹴るようになったと聞いた事があります。
個人的には、唐手は琉球の武術であり、沖縄の文化であり、日本においては空手道という武道である、と考えています。そして武道はスポーツを内包できます。ルールを決めて競い合う以上はスポーツなのですから「空手道の一環である組手競技はスポーツである」という事になると思います。

(5)空手はボクシングほど歴史が長くはありませんが、偶然というか必然というか、空手と昔のクラシックな素手のボクシングは構えがよく似ています。(両方とも写真でしか見たことありませんが)
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この回答へのお礼

ありがとうございます!押忍!

お礼日時:2012/02/03 20:15

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