はじめまして。
この度、縁があってニューヨーク在住のアメリカ資本の会社に勤務する、日本人男性と結婚する運びとなりました。
住まいはマンハッタンで探しているのですが、ミッドタウンに住めるほどリッチではないので、ダウンタウンになる予定です。
私は10代の中ごろ、婦人科の病気に罹患しました。幸いにも再発注意期間も過ぎ、完治したのですが、思春期の成長期にそうなってしまったため、10数年経った今でも、毎日の薬の服用は欠かせません。
そしてその幼さで、将来の不安、絶望、焦燥感やどうしようという気持ちが一気に襲ってきてしまい、しばらくまともに考え、行動する事ができなくなった時期もありました。
今でも自分の健康状態に気を使うあまり、自分自身で自分を疲れさせ、感情が不安定になる事があったりして、定期的に心療内科に通っています。
保険には入れるのですが、病院のシステムがどうなってるか分らない為、皆様にお聞きしたいと思い、投稿させて頂きました。
そちらの病院は、予約制だと聞きました。どうしても具合が悪く、早く診てもらいたくとも、予約時間まで待たなくてはならないのでしょうか?
それと、初診の場合、日本からの診断書を持って行った方がいいですか?
今服用している薬と同一の物がそちらにあるとは限らないと理解しておりますが、いい状態を保てる様にして下さるとは思っています。
まず最初に何をしていいかわかりません。
病院に直接電話を掛けて予約を取ればいいのですか?
そして、答えられる範囲で構いませんので、
婦人科、心療内科で日本語の通じる『いい病院』はありますか?
診察内容も分らないので、大まかな感じでいいので教えて頂けると助かります。
本来ならば行動を制限される立場なので、日本で暮らすべきなのでしょうが、
大病に罹患した時、1度死んで生き返った気分でした。
主治医の部分さえなんとかなれば、どこでも生きていける様な気がします。
しかし手順が分らず、その事が一番不安です。
現在は英語がままならないので『日本語の通じる先生』と限定させて頂きました。
難しく、そして個人的な質問に回答するのは躊躇されると思いますが、
どうぞ宜しくお願いいたします。
No.1
- 回答日時:
まず病院の探し方。
多分あなたは将来のご主人と同じ医療保険に加入するでしょう。その医療保険に参加している病院リスト情報が医療保険のサイトから得られるはず。その中からLanguageにJapaneseが含まれているお医者さんを探すのが手っ取り早い。あなたの加入している医療保険に参加していない病院も利用することは可能です。このやり方はとりあえず自分で代金(CoPayといいますね)を病院に支払っておき、その代金に相当する額のクレームを自分で保険会社に送る形になります。ただし毎回医者にクレーム用の用紙を記入してもらわないといけないし、CoPayがきちんとrefundされないときは保険会社に文句を言う必要があります。保険会社はなんだかんだと支払いをケチってきます。文句はもちろん電話で、英語で言います。ただし保険会社によっては日本語通訳サービスを完備しているところもあります。通訳はうざくて、直接話してしまった方がてっとり早いのでだんだん使わなくなります。
あなたの病気がどういうものか分かりませんが、すべての専門で日本語が通じる医師がいるとは思わない方がいいですね。婦人科、心療内科だと日本語が通じる医師がいない可能性も十分あります。NYくらいなら分かりませんけど、ボクのいるエリア(それなりの大都市ですが)では婦人科の日本語が通じる医師はいません。
日本語が通じる医師がいたとしてもやたら遠くに病院があったりすることもある。NYだったらたとえばNJ側だったりする可能性もあります。住んでみれば分かると思うけどNYからハドソン川渡ってNJ側に行くのはちょっと億劫です。
予約は電話をかけて行います。日本と違うのは医師を限定して行うやり方になりますね。また医師は日本語ができても、事務員は英語しか話せないことの方が多いです。
病院対応や薬局対応は自分の命がかかっていますし、保険対応も取っぱぐれると生活できなくなるんじゃないか、というくらいのべらぼーな金額を請求されますから、必死になります。多分どんなに英語が話せない人でもこれだけはやらないとダメなので、どうしてもやらざるを得ません。
なので必死になる分だけ最後は何とかなってしまうものなのです。逆に言えばこれを英語上達の突破口にするつもりで臨めばいいのです。
アドバイスありがとうございました。
辛辣かつ現実的で、よく分かりました。
とにかく医療費は高いということは絶対なんですね。
私は以前、海外旅行保険で病院に行ったことがありますが、
そこでは日本人のドクターにスタッフでしたので、お金を払うことはありませんでした。
でも、婚約者に聞いて、copay の存在は知っていました。
電話口で戦闘モードでやり合わないとダメなんですね。
これは英語が上達しそうです(笑)
たまたまガイドに載ってた病院だったので、日本人のスタッフがいたのだと思います。
最初から「居ない」と思って予約しようと思います。
痛い場所、困ってることも明確に伝えなければ!
頑張ります。
ありがとうございましたm(__)m
No.2
- 回答日時:
NY 在米です。
現在、医者のところで、働いています。NYにはアメリカの保険以外に日本の保険も使える日本語総合診療所が何箇所か あります。
Nyに住む人を対象にしたサイトから、調べてみてください。http://www.info-fresh.com/info
緊急の場合はエマージェンシーにいきます。各病院にEMGとしてあります。予約なしでもOKですが、心臓麻痺や交通事故などのけが人が優先されるので、3-4時間待たされるのは覚悟で、でむいてください。
救急車で運ばれる場合でも、症状によって結構待たされることもあります。ほとんど日本語は通じません。
御主人の保険も使えるか確認してから
最初はここに電話をいれ、自分の主治医をきめてください。
そこで、主治医(ホームドクター)が、専門医が必要なら紹介書をかいてくれます。
婦人科の場合は直接電話をかけ、予約を取れます。
女性の場合は婦人科の主治医、と家庭主治医(御主人と別でもOK)を決め、保険会社に連絡します。
ON LINEで可能。
また、一番最初に電話した際は、普通、保険はどこか、症状は?とか、簡単な質問を電話でされます。
予約時間にいくと、あなたの保険に指定されたCO-PAYを払います。
Co-Payは、ほとんどの保険加入者が診察で医者をおおずれた際、払わせられます。
保険会社、プランによって違いますが、だいたい$20-30くらいです。
それ以外にかかる費用はあなたの保険会社がプランごとに
カバーされる額がちがうので、差額が100%払われる場合、または20%ぐらい自己払いのときもあり、
全て請求書が後ほどおくられてきます。
診察所で血液などの検査をうけ、それがLABにまわされた場合は、何週間かたってから請求書がきますので、これはLABからで、医者の請求とはまた別払いです。
これから移住されるNYは日本語を話す医者が、他の地区に比べ多いですから、安心してください。
参考URL:http://www.info-fresh.com/info
アドバイスありがとうございました。
仕事が忙しく、お礼を言うのが遅れてしまって、申し訳ありません。
詳しいお話をありがとうございました。
彼の保険に入るとcopay を支払わなければいけないことは知っていたのですが、その後から来る請求書等(もちろん英文ですよね)の手続きや支払いができるがどうか不安だったので、最初の1年だけはAIU などに入ろうかと思っていました。
オンラインでできるとはビックリです。
家庭の主治医と同じにしなくてもいいことは、初めて知りました。
何から何まで詳しく教えて頂き、本当に有り難うございました。
。
No.3
- 回答日時:
NY在住ではありませんが、婦人科にかかっている事もありわかるところだけお答えします。
>初診の場合、日本からの診断書を持って行った方がいいですか?
私は日本で定期的に婦人科で検査をする必要があり薬も処方してもらっており、
合う薬と合わない薬があったのでそれについての説明と、診断書を英文で書いていただき、初診の時に提出しました。
現在の担当医さんにアメリカへ行くことを伝え、英文で診断書等を書いてもらうといいと思います。
>そちらの病院は、予約制だと聞きました。どうしても具合が悪く、早く診てもらいたくとも、予約時間まで待たなくてはならないのでしょうか?
基本的には予約制です。ただ、かかりつけ医の診察時間内であれば、症状に応じてはすぐに診てもらえると思います。
子どもが腹痛で一晩中苦しみ翌朝電話したら、今からどうぞと言われすぐに診てもらえました。
ただ、足の指におできができたので診てもらいたい、というような内容の時は「一番早くて三日後です」と言われました。
先の回答者さんもおっしゃっていますが、休日の救急病院では症状に応じてなので2~3時間待たされるのが当たり前だと思っておいた方がいいです。これは日本でも同じですよね。
NYには日本語の通じるお医者さんがあるんですね。私の住んでいるところではありえない話なのでうらやましいです。
海外生活には不安がたくさんあると思いますが、がんばってくださいね。
お礼が遅くなって申し訳ございません。
日本では、急病の際に待つなんて事は考えられないけど、そちらではあるんですね~。
やはり、今の主治医の先生に英語で手紙を書いてもらおうと思います。
「急に体調が急変する」なんて事は今までありませんでしたが、
そこは違う国に住むわけですから、念には念を入れたいと思います。
この度は、ご親切にご回答頂き、有り難うございました(^-^)
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
No.1です。
お礼いただいたので、もうちょっとだけ追加情報を。まずご主人が加入している医療保険にあなたが加入することを前提にしてしまったけれど、これはご主人の勤め先に確認した方がいいです。場合によると配偶者(あなた)は自分で入らないといけない場合がありますので、気をつけて。
日本の会社に勤めている日本人が会社の都合で米国に駐在させられる場合は、ほぼ100%会社負担で家族も医療保険に加入できます。しかし現地雇用の人の場合はそうではありません。家族の分は「自分で入って」と言われることが多い。その理由は家族の人も仕事を持てばその人の雇用主(ご主人の雇用先でない)から保険のBenefitを享受できる可能性があるわけで、それをご主人の会社が負担するいわれはないからです。
この辺は将来のご主人に確認された方がいいです。
仮に自分で医療保険に入らないといけない場合、あなたのように高額な医療費がかかる可能性の高い人は場合によると保険料も高くなる可能性があります。日本でも疾病があると安い生命保険に入れないですよね。これと同じ考え方です。
つい最近、個人で米国で保険に入っている人に聞いたら年間10,000ドル近くも払っているそうです。こんなに払うくらいなら、保険未加入のままにしておき、都度必要になったら全額自己負担にした方が安いんじゃないかというような金額です。でも大病を患う等、何かあったら困るから一応入っておく、ということなんです。
それからこんなにたくさん払っても、まだ何がしかのCoPay(自己負担)を請求される場合が多いのが実情です。
また先端医療の分野では、必要な治療なのか、単に受けておいた方がいい(お薦めだけど必須じゃない)治療なのかの区分けが難しいです。後者は保険でカバーされる確率がぐんと低くなります。
一番困ってしまうのは、医者に特別なTreatmentを進められるケースで、保険でカバーされるか確認し、その医者は「カバーされる」と回答を得た上で治療を受けてみたら保険会社が支払いを拒否してくる、ということすらあります。この場合は保険会社と交渉してもダメで、医者と闘う必要も出てきます。ボクの知り合いの弁護士夫婦には医者の回答が誤りだったとして、治療費の支払いを拒否し、医者と争っている人もいます。
こういうことがアメリカにはとても多いんです。なのになぜかアメリカは共和党支持者を中心に国民皆保険制度(通称オバマケア)は憲法違反だなんて言っている。摩訶不思議な国です。
アメリカは何の治療もover treatmentです。ちょっと指を怪我しただけで破傷風のワクチンを打ったり、目が回るくらいよく聞く鎮痛剤を処方したりする国です。そりゃそうですよね。いろんなサービスを売り込めば医者も儲かりますから。
医療制度とか保険制度はあきらかにアメリカの負の部分だとボクは思っています。すごく腹が立つことがたくさん出てきます。これからアメリカに住まれるのであればよく勉強して損しないようかしこく立ちまわる必要があります。
ということでまず将来の医療保険の状況がどうなっているのか、それを確認することが先になってくる気がします。医療保険のサポートがないということになると、あなたが質問している日本人医師の話もへったくれもなくなりますから。
詳しいお話をありがとうございます。
実は・・・回答者様の予測通り、同じ保険に入れないことが判明しました。
そこは夫婦と言えども、会社側のしっかりした戦略があるんですね。
さすがアメリカ、恐れ入りましたよ。
彼に「AIU とかに最初の1年は入ってきた方がいいかも」と言われました。
でも、調べてみると年\2000,000なんですよ。
「元取れそうだし、電話で揉める必要ないからいいんじゃないか」って。
そこはどうなんでしょう?
そうやって嫁がれる方はどうしてるんでしょうね。
その昔、現地で彼が採用されたばかりの頃、保険会社とのやり取りがめんどくさくて、
勤務するビルのガラス戸に顔面を打ち、瞼をパックリ割ったときはアロンアルファでくっつけて治したそうです。
私は・・・絶対できませんが。
どの方法がベストなのか考えてみようと思います。
ご丁寧に質問に答えて頂き、心から感謝しております。
素人ですから、またこちらで質問させていただくこともあると思います。
また宜しかったらご回答願えると嬉しいです。
本当にありがとうございました(^-^)
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