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原始時代、道具を作ることによって生産力が飛躍的に向上し、人類の婚姻形態も乱婚から族外群婚に変化しました。なぜ変化したのでしょうか?婚姻の形態を変化させる必要があったのでしょうか?どなたかお願い致します。

A 回答 (2件)

>人類の婚姻形態も乱婚から族外群婚に変化しました。



…というのは誰が言っているのでしょうか?

原始時代の婚姻制度については、
何しろ原始時代なので、誰も見ておらず、
出土資料からも決定できるとは思えず、
「ほぼ、何もわかっていない」状態だと思います。

考古学者は、民族誌から類推するか、
少ない考古資料から推察するかしていますが、
まともな学者なら、婚姻形態について断言まではしないはずです。
19世紀頃の学者はよく、自信ある顔をしながら想像で物を言いましたが…。

縄文時代の遺跡の家の構造をみると、だいたい数人が住むサイズなので
核家族に近いおそらく一夫一婦制の婚姻形態が想像されますが、
本当のところはよくわかりません。
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この回答へのお礼

「人類の婚姻形態も乱婚から族外群婚に変化しました」今私が読んでいる本に書いてあるんです。
なるほど、まだ断言できるほどわかっていないのですね。勉強になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2003/12/15 11:16

原始時代は現在の文明社会に至る前の時代を指します。

(現代文明に接しながら遅れた社会は未開社会と呼ばれます)。いずれも人間が道具を発明した時代から10万年単位の後の時代です(人類の定義によってはは更に古くなります)。従って道具を使うようになって生産性が上がり婚姻形態が変わったという説には賛同できません。(時代区分や用語に混乱がみられます)

初期の人類がどのような婚姻形態を持っていたかは誰にも証明できないので、未開民族や類人猿などを研究して仮説をたて、多くの学者が賛同すれば、その仮説が定説となって次の発見があるまで続くのがこの世界の慣わしではないでしょうか。

動物でも近親者を何らかの方法で遠ざけて(ライオンのオスは二歳ぐらいで群れを追われる)外部から強い血を入れる本能を持っています。人間も道具を使う前から同じグループ内の婚姻を避けたであろうことが容易に想像できます。確かに道具の発明や定住によって
村が発生し、村落間で女性を交換するなどの新しい結婚形態が生まれたことはだれでも思いつくことであり、それを未開社会で立証することも可能です。

種の保存本能から近親結婚を避けたのであり、道具の発明と直接結びつける必要はなさそうですが、推論の世界ですから、「分かりません」が正直な答です。
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この回答へのお礼

詳しい解説をありがとうございました。
「外部から強い血を入れる本能」で人間は親近結婚を避けるのですね。
とても勉強になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2003/12/15 11:20

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