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みなさん職業の世襲についてどう思いますか?

政治家、会社社長、歌舞伎役者、落語家色々な世襲がありますが、
私はかねてから、ある程度平均給与よりも高給が約束されるような職業については
機会均等や格差是正の観点から、公平な競争が必要だと思っています。

親がその職業だからと言って、公平な競争無くしてその地位や収入を世襲するのは、
結局社会の硬直化を生むとしか思えません。

よく世襲擁護論の方は、職業選択の自由が世襲にも及ぶと言っていますが、
特に高度な公権力を持つような政治家への立候補の公平性の確保という点では、
職業選択の自由よりも優先されると考えてみます。

みなさん世襲についてどう思いますか?
私は格差社会に危機感を抱く者ですので、行きすぎた世襲は何らかの方法で是正する
べきだと考えています。

A 回答 (15件中1~10件)

政治家の世襲について書きます。


世襲が引き継いでいくものは一般的に地盤、看板、鞄といわれています。
もちろん特定業界との癒着や利権も引き継がれていきます。
これを断ち切ることに反対する人は、恐らく恩恵にあずかる人達でしょう。

さらに言いますと世襲問題のど真ん中には「政治とカネ」の問題があります。

◎世襲を禁止すれば政治家と業界とのつながりや利権についてもある程度断ち切れます。

◎有力な政治家は帳簿にも載せていない裏の(地下金庫の保管しているような)お金を持っています。これを引き継ぐから血縁(身内)にこだわるのです。これについても断ち切ることができます。

このことが最も大事なことのはずです。小渕優子さんがお父さんが亡くなられて急遽出馬した時を思い出してください。何の志もなかったし、準備もしていなかったのに無理やり出馬しました。
今回の中川昭一氏の奥さんの出馬もそうだと思われます。
裏に多額のお金の引き継ぎがあるからこそ血縁・身内にこだわるのです。
そうでなければ一般企業のように後継者に前任者の片腕(血縁のない人間)でもいいはずなのです。
シロウトに引き継がせるような党の公認(人選)って・・おかしいですよね!
秘書のなかには志を持った人間も多いはずでしょうし、地元の地方議会には地道に自治などを学んだ地方議員や党員もいるのですから・・・。そういう人のほうがよっぽどこの国の為になるでしょうし、権利の平等の面でも当然のことでしょう。政党助成金という税金で選挙活動をするのですから世襲はおかしいですよね。
『政治とカネ』の問題を考えるのならまずは世襲問題を考えるべきなのです。
不思議なことに評論家筋は、このことにあまり触れようとしないですよね???
世襲問題には党の規約として制限を持たせるべきなのです。

例えば同じ選挙区から出馬できない(公認を与えない)、地方議会で2期(8年)以上の経験が必要などです。

自民党にも菅義偉(すがよしひで)議員のようにはっきり世襲を批判していた人間もいました。

小泉氏はこれらの意見を無視して自分の息子を出馬させました。
公認がもらえなくて出馬を断念する現職議員もいたのにです。
世襲とはエゴそのものなのでは・・・。

麻生家、鳩山家、安倍家などを含め・・私達の国に「可憐なる政治家一族」は必要なのだろうか??
世襲一族を尊敬し崇拝する必要などあるのだろうか??

「人生色々、会社も色々・・」国会で小泉氏がふざけてこう話したのを記憶している人は多いですよね。しかし、その内容が勤務もしていない地元の不動産会社から給料としては高額の金をもらい厚生年金にも加入させてもらっていたことに対する追求への回答であったことを記憶している人は少ない・・。マスコミは面白おかしく伝えることで政治家に対する賄賂(先行投資的なものも含む)、世襲され続けるシガラミ・カネヅル(ここからは小泉氏の父(純也氏)も金を貰っていた)をはぐらかしてきました。不動産会社が何故政治屋に擦り寄るかは、少し考えれば誰でも分かるはずです。国や自治体による開発計画や構想等の情報を誰よりも早く知りたいのです。それによってガッポリ儲けられる。その為に金を出すのです。小泉氏は「問題ない」ようなことを居直って言っていましたが、働いてもいないのに給料だと偽って金を受け取る異常性を市民はどう思うか??この件についてはマスコミも保身が先立ち批判を避けてきました。小泉批判は植草一秀氏や森田実氏のように潰されたり干されたりすることになるからです。

ご参考まで・・
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この回答へのお礼

政治家の世襲禁止については、イギリスなどでは同一親族の選挙区からの立候補を禁止したりして、権力
の硬直化を是正する立法が制定されています。
いうなれば、勝ち組をある程度固定化させないようにして公正な競争を維持しようとする政策は、経済活動では独占禁止法にあたるのでしょう。

今回意見を聞いてみて世襲に疑問や問題を感じていない意見が多いことにあらためて驚きました。
おそらく、自由主義社会というのが何らかの是正は悪である~自然に任せるのがよいという考えが一般には誤解をもって流布されているのでしょうね。

こういう意見から社会の問題があぶり出されたのは有意義だったと思います。

ksm8791さまの意見、至極最もだと思います。
せめてこのことに関し、我々は問題意識を持っていきたいものですね。

お礼日時:2012/02/24 15:22

親が会社経営者、資産家、政治家などの有力者又はその取り巻きは、


世襲制を維持することにより、
社会的利益、経済的利益が得られます。

世襲制を肯定する回答は、
世襲制により何らかの利益を得るグループに属しているのでしょう。
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世襲のメリットとしてはやはり安定でしょう。

生まれた時点(生まれる前)から内定済みですから
しかしこれでは競争原理が働かず、競争のある社会には適していないと思います。
江戸時代と明治以降ではその差が顕著ですね、当たり前です世襲だけで決めていたら国力弱体化しますから。

ところが現在でも世襲というかコネは幅を利かせています
公立学校の入試ではほぼ皆無なのに企業役所では当たり前の如くコネ優先。
昨今の就職氷河期でもコネは絶大。
採用数の半数以上がコネではやる気も失せますよ


江戸時代のような非競争時代なら世襲で問題ないと思いますが、今はそういう時代ではありません。
基本的には能力主義であるべきと思います。機会の平等、社会の活力向上、国力向上、世界共通土壌、主に以上の理由からです。


ところが
どういうわけか日本人は世襲に極上の美学を有しているのです。「親の跡を継ぐ」この印籠言はどんな理論武装よりも1万倍説得力があるのです。なぜでしょうか?恐らくは日本の文化の根源=天皇の在り方に依ると思います。そこに日本の精神というか高尚さを認めそれが脈々と受け継がれてきたように「血を媒介とした継承こそが至高である」とするDNAが日本人には組み込まれているからでしょう。


私は、天皇はあくまで、争い蠢く民衆階級とは違い、屋上階級としてこの国が延々と続く象徴であると思いますが
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政治家に関しては「国民が選んでいる」という事実がある以上は是正の必要はない。



「世襲が良いか悪いか」を決めるのも国民の意思。それが民主主義だ。

それを公権力で「世襲は悪いもの」として取り締まり
立候補させなくするのならそれはもう民主主義の選挙ではなくなる。


”公権力を持たせることに公平性を持たせようとして公権力で取り締まる”
この矛盾した行動に気付いているか?


そんなことが許されてしまったら今度は
「貧乏人には選挙権を与えないようにしよう。これは納税の公平性のためだ。」
とか、なんとでも言えてしまうし歯止めがきかなくなる。


というか、立候補の公平性は今でも確保されてるだろ。

立候補と当選は別だってことわかってるか?
立候補したからって政治家になれるわけじゃないんだぞ?
立候補して、そいつに国民が投票して初めて政治家になれるんだぞ?



政治家以外についても客が決めることだから同じようなもん。

能なしの社長が運営したら客が来なくなって潰れるだけ。
歌舞伎も落語も同じ。伝統芸能だからっていつまでも客が来るわけじゃあない。
レベルが下がれば客離れが進む。




格差社会が無くなるなら俺は働くのをやめるよ。
格差が無いってことはいくら働いても金持ちになれないってことだからな。フリーターで十分。
相続も出来ないなら家族のために頑張って稼ぐ奴もいなくなるだろう。

結果、日本の開発力は無になり日本経済は終わり。


格差があるからこそ努力が生まれるのが現実だ。

受け継いだ人間だけ見ると楽して手に入れたように見えるだろうが、
そのぶん親の努力が日本経済を動かしてきたという事実もセットになっている。

世襲を無くすということは親が家族のために努力するという気持ちも奪うということだ。



よって、そういう世襲反対論はただの妬みにしか見えない。

世襲禁止にしたほうが何百倍も社会の硬直化を招くのは明らかだからな。



あ、ちなみに俺は貧乏な家系だから世襲とはまったく縁のない人間なので勘違いしないように。
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世襲については賛否両論ありますが、


親の財産、権利を継ぐというのは、古来からあるものです。

人は生まれながらに不平等で、ある程度の権利が平等であって、
すべてが平等というわけではありません。

世襲自体、すべていけないというわけではないが、
世襲による弊害もあることは確かです。

仮に、ダメな世襲政治家なら落選させればいいし、ダメな伝統芸能役者なら観なければいい。
言葉にすれば簡単だが、そううまくいかないので、
極論として、世襲=悪な面もあるかもしれません。

世襲がダメというならば、すべてのコネもダメというように、
すべて実力社会にならなければいけません。
世襲もコネであるし、世襲だけ禁止しても、世襲ゆえに才能あるものを規制するのも
いけないと思う。

さじ加減が難しいのですが、生まれながらに人は不平等です。
ある程度の権利は平等ですが、ある程度以上の権利を得るかは、生まれないとわかりません。

世襲は、古来から伝統を守るべきものとして受け継がれて来ています。
政治家ばかりクローズアップされていますが、それすらも今の日本では伝統扱いかもしれません。
麻生や鳩山の孫対決など、勝手に盛り上げたりしていましたし。

世襲が格差社会と結びつくとはあまり思えません。
もし、仮に世襲による政治家が禁止されたなら、むしろ政治は悪化すると思います。
個人的にですが、世襲禁止ならば、今の憲法上、当選するのは金のある人たちです。

その場合、地域よりも自分自身の利益誘導をするかもしれません。
あくまで仮の話ですが、そうなるとまだ地域のことを考え得る世襲の方がよいかもしれません。

ですから、世襲だからダメとうわけではなく、世襲したのにダメなので更迭できるシステムは必要を作り上げることが、まず必要だと思います。
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旧社会である封建時代は親の職業を継ぐのが普通でしたが、やる気のある福沢諭吉などが反発して今の自由社会になったわけです。

今の就職氷河期に世襲ができる親子は憧れのもとではないでしょうか。

>親がその職業だからと言って、公平な競争無くしてその地位や収入を世襲するのは、
結局社会の硬直化を生むとしか思えません。

確かにそういったことは言えるでしょうが、医者の息子など常識だし、息子とて反発した例は寡聞にして知りません。
オーナー会社などもホンダ家等のあっぱれ見事な例はまことにまれだと言えます。むしろ芸術家の家系に映画監督等を始め世襲が多いのは、多少私も抵抗(実力でやらせろよー)がありますが、まあ天分は遺伝しますから当然かもしれないと思いますし、最終的には当人の力が問われるはずです。

結局、親バカが自己責任で世襲を実施しているのだから、無産階級の我々は何ももンクを付ける筋合いはないのですよ。
世襲が多い会社は皆個人営業だろうし、大衆の人気が生命の政治家やら芸能人はそれでリスクを負っているわけで、我々がそれに不満だったらノンといえばそれでいいのです。すぐなくなってしまうでしょう。
いずれにせよなくならないのは、我々にとっても何らかの利点があるか、ともかくOK している証拠でしょう。

格差社会?まあ、相続財産税率の問題と比べたら、数字的には無関係に近いのではないでしょうか。

それ以上でも以下でもない問題ではないでしょうか。
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1,政治家


 世襲だと能力や覇気に問題が出てきます。
 反面、子供のころから広く日本を見る目が養われる
 という利点もあります。

 管直人さんみたいな市民活動出身の人は、世襲では
 ありませんので、ゴミ問題などで政府に文句を言う
 には適しています。

 しかし、百万ぐらいなら殺してもよい、
 とか石油利権の為に、平気で軍隊を送り込み、10万
 もの人間を殺害する、といった政治家を相手に、国益
 をかけて、やり合えるのか、疑問です。
 これは世襲政治家にも言えることです。

 今日の、息詰まったような日本では、世襲では
 覇気が欠け、問題だと思います。

2,会社社長
 一見すると、能力に関係無く社長になれるので問題だと
 思われがちです。
 しかし、世襲企業というのは、米国でも日本でも、結構
 頑張っており、業績が良いところが多いのです。
 日本の世襲企業数はダントツで、世界一です。

3,歌舞伎役者、落語家
 伝統芸能を残すという意味で、ある程度の世襲は必要
 だと思います。
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「世襲」と言うと語感が悪いですが、言わば事業や家業の「相続」や「継承」ですね。



そもそも「公平な競争」とやらで勝ち抜く様な優秀な人間は、相続や世襲を批判しませんよ。
将来は、自分もソコソコの地位や所得などを得て、子供なりに相続や何らか世襲的なコトを考えねばならない立場になるハズの人間だから。

従い、世襲を批判する様な人間は、それほど優秀ではないワケで、「公平な競争」が行われても、余り関係無いんじゃないですかね?

ところで「質問者さんを社長にして上げるから、10億円の連帯保証をして下さい」って言われて、即座に引き受けられますか?
オーナーとか大株主とかでもなければ、私はそんなコトは引き受けないです。
株主総会で解任されるかも知れない立場なのに、、連帯保証だけやらされたらかなわないです。

質問者さんは所得などの面で、世襲のハッピーな面だけに焦点を当ててますが、相続には負の遺産がある様に、世襲・継承にもマイナス面やリスクがあります。
リスクを含め、最も合理的で健全・安全に継承を行う方法の一つが「世襲」です。

それと「平等」と「公平」とか、「公正」と「公平」を混同してますね。
まず我が国が採択している資本主義社会は、「富の所有を認める」と言う、貧富の差を容認する不平等社会ですよ。
多少の格差があるのは当然であり、それを否定するのは社会主義や共産主義です。

モチロン雇用機会など人権に関わる部分は、「平等」に是正せねばなりませんが、経済的な「格差の是正」などは、資本主義社会では、基本的に税制や社会保障で行われることです。

低学歴者や低能力者にも、同じ様に出世のチャンスを与えろ!などと言うと、公平な競争ですけど、それこそかつての社会主義や共産主義の国が凋落した様に、誰も努力しない社会になるでしょう。

例えば「塾を含め、あらゆる教育を無償化する」までは社会保障の範囲で構わないですが、その中でも生じる学力や能力の差は、基本的には、そのまま地位や所得に直結させると言うのが、資本主義の実情・実態であり、資本主義は選抜される社会です。

そう言う「競争」に必要なのは、「平等」や「公平」などではなく「公正」であり、それはルール(法令)で担保されることです。

現在の選挙制度には、カネが掛かり過ぎるなどの問題があり、「公正さ」を欠く部分に関しては、法改正で是正すべき点もありますが、これもやはり誰でもが立候補出来る様にすれば良いと言うモノではないでしょう。
極論ですけど、暴力団排除条例などで暴力団が活動しにくい社会になってますが、「組を解散し組員が立候補」なんてコトになっても困ります。

我が国は、有為の人が誰でも政治家になれるほど、理想的な社会ではないですが、優秀・有能な人は充分に活躍出来る社会であり、活躍出来ない人がたちまち生活に困窮出来ないほど、酷い社会保障制度でもありません。

そういう社会の中で、世代間継承を担っている人の役割は、企業などの安定化や税負担など、少なからずあり、所定の評価を与えるべきでしょう。
逆に言うと、「世襲」が無くなれば、資本主義社会は混迷すると思いますよ。

質問者さんの言う「行き過ぎた世襲」と言うのが良く判らないですが、それも基本的には「公正」、即ちルールの中で判断されるべきで、例えば相続税を脱税してまで、無理矢理、事業継承を行った様な場合に限り、「行き過ぎた」と言えるのではないでしょうか?

オーナー系大企業のバカ息子(東大卒ですが)が、カジノで公金を使い込んだのも、違法行為ですから、行き過ぎたと言えると思いますよ。
民主党の初代総理が、巨額のお小遣いを母親から貰ってたとか。

小泉Jr.などは、三流私大卒なのにアメリカの一流大学に留学し、アメリカの戦略国際問題研究を経て政界入りってのは、パパのコネで「やり過ぎ」の様な気はしますけど、「行き過ぎた世襲」と言える理由は見当たらないです。

この回答への補足

key00001殿

>従い、世襲を批判する様な人間は、それほど優秀ではないワケで、「公平な競争」が行われても、余り
>関係無いんじゃないですかね?

あまりに短絡的な記述だったので反論しますが、「世襲を批判する様な人間は、それほど優秀ではない」というのは、最初から建設的な議論を放棄しているだけだと思います。
それについて世襲に懐疑的な私の意見をを最初から、「それほど優秀ではない」質問者と決めつけてから
自分の言い分を長々と言っても聞くと思いますか?

世襲に賛成反対はひとそれぞれに意見があるので、そのことについてはおおいに議論をいただければと
思いますが、あまりに短絡的な貴方の回答にはひとこと言わせていただきたいと思います。

補足日時:2012/02/13 19:04
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世襲は問題ですよね。



株式公開している会社の場合には、
新たな役員を選任するときに
株主のチェックが働くべきなのですが、
働いていないですよね。

株式公開していない会社の場合には、
社長の世襲を咎める手段がないですよね。

政治家の世襲は、
選挙の洗礼を受けているので止むを得ないかもしれませんね。

首相、国会議員の世襲が多い点を強調して、
憲法14条違反を持ち出しても、
裁判所は、憲法14条違反と判断しないでしょう。

歌舞伎、落語など古典芸能に限られず、
俳優、歌手、タレントでも一部に世襲がされています。

世襲を是正するためには何らかの立法措置が必要になりますが、
政府がそのような法案を国会に提出するかは疑問です。
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みなさん世襲についてどう思いますか?



これについてお答えします。
貴方が列挙されている以外にも、世襲の職業があるでしょう。

基本的に世襲というのは一部の例外を除き、
継ぐ者が、職業選択の自由のなかで「継ぐ」という意思表示があって成り立ちます。
ですから、何ら問題ないと思います。

一方で伝統芸能などで、生まれると同時に世襲が約束されている職業ですが、これも日本の文化の継承ということで仕方ないと思います。ですがこの場合は、本人の意思が関係ないわけで、ややもすれば「先代」との比較という重責があるのですから、嫌でも「継がされる」ときは、ご本人が辛いでしょうね。
この場合でも、あまりに芸が見劣りするなどの理由で世襲が「絶対」ではないと思います。

あと、職人さんといわれる職業、いまは後継ぎがいないという理由で、無くなるであろう日本の古き良き品物も多数あると思われます。このとき、ふと私などは「息子は何考えてんだ?」と怒りを覚えることもあるのですが、その職業で食べていけなければ仕方のないことです、残念ですが。

あと、医者や政治家は本当の事は分かりませんが、「おいしい」ことを子供のころからそれなりにわかっているに違いないので、喜んで後継者になるでしょう。(歯科医にその傾向が強いと思うのは私だけ?)
ただ、医者は技量が伴わなければ、当然の結末が待っているでしょう。

政治家に関しては、「おいしい」は別として、子供のころから「先生の息子さん、娘さん」として育つのですから、おだてられればそりゃ、能力は別としてその気になっちゃうのもいるでしょう。しかし、国政においては、親とは別の選挙区で立候補するなら容認します。同じ選挙区では「地盤、看板、かばん」が揃ってますから、他の選挙区から出てもらって、有権者の判断を仰ぎましょう。

一番世襲してもらいたくないのは、会社ですね。いや、後継ぎできちんとしているならいいですけど、親が会社を継いでもらいたいばかりに甘やかした場合。これはご勘弁、社員が犠牲になってしまいます。
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