かざみどり

風見鶏はなぜ風の吹いてくる方向にむくことができるのですか？

No.3 ベストアンサー 回答者： funflier 回答日時： 2012/02/18 04:57

内容的には先のご回答と同じ事を言っているのですが、回転軸を中心に

考えると「頭側」と「尻尾側」があり、ある角度で風を受けるとどちらも
風下に回ろうとする軸回りの空力モーメントを発生します。この際に尻尾側
が発生するモーメントが常に大きいので頭側が風上に向きます。

モーメントの総和で決まることなので、仮に頭側の面積が尻尾側の面積より
大きくとも、尻尾側の面が軸からの距離が遠いところに分布している等すれば
風上に向く事になります。

飛行機でも同じ特性を持っており、常に風に正対しようとする性質があります。
この場合は軸は無いので重心回りのモーメントで考えます。またこの風に機首
を正対させるモーメント発生の大部分は垂直尾翼が受け持ちます。
そして、この事を「方向静安定が正である」と言い、別名「風見効果」とも
呼びます。風見鶏の原理だからです。

この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございました。
なぜ尻尾側から中心軸までの距離を遠くすれば
風上を向けるのか、詳しく知ることができて
面白かったです！

お礼日時：2012/02/24 17:40

No.2 回答者： floriography 回答日時： 2012/02/17 23:17

尾にたくさん風が当たるようにして、

かつ、回転軸と尾までの間隔を、回転軸と頭までの間隔より
大きくしているからだと思います。
中心軸が極端に頭によっています。
これでも尾にかかる力が足りないために、
（中心軸の摩擦があるために）
矢羽を付けて、補っています。

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
中心軸の摩擦まで考えられていたんですね。
わかりました。

お礼日時：2012/02/24 17:36

No.1 回答者： gohtraw 回答日時： 2012/02/17 23:07

当然のことながら、風見鶏には軸があります。

軸に対して片側は風の抵抗を受けにくく、反対側は抵抗を受けやすい構造になっています。これにより、抵抗を受けやすい側が風下に、抵抗を受けにくい側が風上になるのです。

この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
わかりやすかったです。

お礼日時：2012/02/24 17:32