最速怪談選手権

無学で説明しづらいのですが、例えば「破壊」の一語は、単に「壊れる」という意味ではなく他に働きかける能動的な意味がありますよね。「変化として壊れる」という意味で使って「肩が破壊しそう」とは言わない。

一方で、例えば「全快」の一語は、それ自体の自発的な変化の意味合いがある。「医者のあなたに彼の全快をお願いしたい」とは言わない。

こういう風に、単語の意味における能動・自然変化・受動の違いを分類する考え方や用語はありますか?
「~が破壊しそう」などの間違いを指摘する際に、うまく説明できなくて困っています。

A 回答 (2件)

破壊>名詞ですが、する動詞をつけると破壊する>サ変の他動詞になります。


地震のため多くの建物が破壊し壊滅状態となった。
全快>名詞ですがこれもするをつけてサ変の自動詞になります。
彼は思いがけず早く全快した。

アスペクト動詞の時間的性格
ボイス動詞の表す動作に主語がどうかかわるかを表現する能動態 受動態 使役」」
テンス時制
すいません。時間がありませんので、
現代日本語文法概説 というサイトをお読みください。
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この回答へのお礼

教えていただいたサイトを参照したところ、破壊も全快も確かに名詞でした。
そして「破壊」にはやはり意図的に無理な力をかけて壊すことを意味する場合が多いとあり、放っておいても壊れる場合には「崩壊する」などを使うようです。
文法上の機能だけでは必ずしもすべてを説明できず、個々の単語ごとに用法の揺れがあることを今回の質問、およびお二方にいただいた回答で確信できました。

聞きなれないからといってインスタントに誤りであるとは言えず、またインスタントに説明することもできないのですね。
cxe28284様にはお忙しいところ回答いただき、ありがとうございました。

お礼日時:2012/03/13 00:38

(1)破壊→形容詞です 又これは二字熟語です(壊れる事です)


(2)壊れる→これは動詞です
(3)全快→形容詞です 又これも二字熟語です(完全に良くなると言う意味です)
(4)「~が破壊しそう」→放射性容器が破壊しそう→用法としては使います

※これは概ね 漢語か和語かの違いを御指摘になっています
漢語→言葉の意味が日本に入ってきた時の意味や発音ですが複数あります(音読みの事です)
和語→言葉の意味が日本で解釈された言葉です(訓読みの事です)
※二字熟語にはそれ自体で意味のある言葉になりますので 四字熟語と共に意味そのものを覚える必要がありますが 動詞は単にその前後関係で意味を解釈しなければなりません
又 日本語は漢字かな混交文ですので 漢語と和語が混在していて当然なのです
意味は漢語は硬くて 和語はソフトな言い方になります
※例文
謹賀新年→中国国風の硬い言い方で意味はよく理解できます
明けましておめでとう御座います→日本風の言い方です 意味よりも心が伝わります

※例文
飛行機は移動する
飛行機は動き出します
貴方が移動するからあなた自身の服も動く
事故で車が破壊されたので貴方のカバンも壊れました
やっと病気が治り退院 お医者様が全快したと言われましたので 快く退院した

貴方は品詞と動詞の活用を混同しています
日本語の文法は非常に混乱を招きやすく 系統立てて覚える必要があります
又 時代に依って文法が変化する厄介な言語ですから 要注意ですね

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。
では、「する」を付けない「破壊」自体に『壊す』という意味はなく、「放射性容器の破壊」とやると「放射性容器が負う/負った物理的なダメージ」という意味にしかならないのですか?
そうなると、一般的な「破壊」の用法(動詞としての使い方)は文法上では誤りで、ご指摘のように時代による変化で新たな意味を獲得していることになりますね。形容詞を動詞的に使うことが自然になっていたせいで、本来の用法に違和感を感じたということでしょうか。

補足日時:2012/03/12 14:36
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