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このカテゴリーでいいのかどうか迷ったのですが、家の基礎に関することなのでこちらのカテゴリーに質問させて頂きます。

茨城県つくば市などで発生した竜巻により中学生が亡くなった家の写真をニュースで見ましたが、家のあった場所では基礎の下にある砂利が残っていて、基礎がひっくりかえって別の場所にありました。
竜巻が襲うことで土台から上の建物がなくなるのはまだ理解できますが、べた基礎のコンクリーがそのままひっくり返るのって、構造的には当たり前のことなのでしょうか?
昨年の震災で津波に流された場所でも、基礎はほとんど残っていた印象があるのですが、これはこの家の基礎の構造的な問題なのかどうかを教えてください。

よろしくお願いします。

A 回答 (9件)

建築面積25坪くらいの住宅の場合、屋根面積は約120平米くらいの建物が多いです。


今回の被害建物をそれに当てはめてみた時、ベタ基礎の厚み150ミリとして概算してみると、基礎重量は35~40tくらいでしょうか?
他の方のご回答にもあるように、今回の建物は基礎と土台が強固に緊結されてたことにより、300kg/平米の建物は上向きの強風に持ち上げられ基礎が反転したのではないかと思うところです。
要するにそれだけ強烈な風だったということではないでしょうか。
ちなみに、あの建物はほぼその場所で反転したような状況でした。
他にも田んぼの中に軽トラックが飛ばされていたり、窯業系のサイディングに瓦が突き刺さってるほどです。
地震には耐えられるる建物でも、竜巻の風に耐えられる木造住宅は無いように思います。
不運が重なり、若くしてお亡くなりになった中学生さんのご冥福をお祈り申し上げます。
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この回答へのお礼

大変参考になりました。

竜巻の風の力、津波の水の力、やはり自然とはすごい者だと改めて感じました。

ありがとうございました。

お礼日時:2012/05/11 17:31

風は、窓を破って家の中に吹きこんできます。


屋根と壁の接合が悪ければ、壁が残り、屋根が飛びます。
壁と基礎の接合が悪ければ、壁ごと飛びますが、基礎は残ります。
基礎は、ビルでは、杭を打ちますが、一般の家では地面に置いてあるだけです。
この家は、屋根と壁、壁と基礎がしっかり接合されていたため、
屋根のみや、壁と屋根が吹き飛ばされることなく、基礎ごと吹き飛んだ。
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この回答へのお礼

詳しい解説をありがとうございました

お礼日時:2012/05/08 13:04

 再び搭乗



気象の見解では、藤田スケールでF2の竜巻ですから基礎から持っていける風速では無いです。別の要素が合ったと言うことです

 地形、建物などが含んだ解析結果が待たれます。
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この回答へのお礼

そうですね
報道でF2ということで、予想よりも低い判定ですね
他の家では土台がはがされるようなことも無かったようなので、局所的に強くなったでしょうね

再びの回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/05/08 09:07

家は地面の上に置いているだけです。


問題の家は、基礎と、建物が強固に固定されていた物と思われます。
建物は、2階建てで、細長い物だったと思われます。

横風を受けて、基礎ごと、建物が倒れたのではないかと、テレビを見て想像しました。
家は重いけど、風を受ける面積が広いです。
大きなトラックが突風を受けて、横転しているのと同じ状態と思います。

この家は地震にはとても強く作られていたと思いますが、想定外の出来事だったと思います。

以前沖縄で基礎を30cm打つお話がありましたが、本土でも、同じような基礎にしなければならないのでしょうか?
値段が高くなりすぎてお家が建てれなくなりそうですね。
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この回答へのお礼

詳しい説明をありがとうございました。

地震に対する備えはある程度進んできましたが、こうした形での備えはこれからなんでしょうね

沖縄では基礎を30cmも打つことがあるんですね
ありがとうございました。

お礼日時:2012/05/08 09:04

写真だけをみると、基礎部底部には砕石がついていませんので、多分、砕石を盛って点圧(機械でボンボン固める機械です)の後に、防湿シートをかぶせた上に、ベタ基礎のコンクリートを流し込んだと思います。

砕石の上にコンクリートを流し込んだ場合はひっくりかえった状態ではかならず、底部に砕石がくっついています。あまりにもきれいだったのでそうかなっと思いました。
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この回答へのお礼

ほかの方のお礼に書かなかったのですが、基礎が持ち上げられるほどの力が上方向に働いているのに、基礎の下にあった敷石がそのままきれいに残っているのが不思議だったんですよね
通過する最後の力で建物や土台が持ち上がったと考えるのが妥当なんでしょうか?

お礼日時:2012/05/07 18:25

端的にお答えします。

木造家屋の構造は風力(横風)と地震力のみに耐えるように設計されています。
竜巻のように上に引っ張られるような想定外の力に耐えるようには考えられていません。
この力に耐えるように作るなら、RC構造物のような基礎になります。当然コストがかかります。
この事件をきっかけに、杭を打ってその杭と基礎を鉄筋で連結するような新しい設計基準が出来るかもしれませんね。
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この回答へのお礼

従来は横方向の力に対する認識が強かったんですね
これから変わるかもしれませんね
ありがとうございました。

お礼日時:2012/05/07 18:23

見た限りは、家の構造の問題は無く、場所によっては風の流速が増える現象の可能性が高いです。

アップバースの場所なのか・・・周りに頑丈家があり風の行く道が遮られて流速が増加したなどの可能性が高いです。

 単純に書けば、通れる面積が1で風速が1であれば、風が通過できる面積が半分になれば風速は2倍に上がります。

 過去には、飛ばされた家より単位面積当りの重量が大きい、電車がアップバースを現象により持ち上がり脱線した事例もあります。
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この回答へのお礼

そうですね
アメリカのハリケーンなどのニュースでもトレーラーが持ち上げられたりしているのは見ていたのですが、家の土台そのものがひっくり返るとは思わなかったので質問をしました。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/05/07 18:22

新築工事をご覧になればお解りいただけると思いますが、



地面を少し掘って、その上に砂利を敷いてドン・ドン・ドンと固めて、その上に僅かな鉄筋を組んで、コンクリートを流して、この上に家をボルトで固定して・・・。

このように、最近の工事でも基礎は地面の上に置いてあるだけだから、下から上に向かって吹き上げる竜巻のような力にはまったく無力です。ただし、基礎が重たかったり、基礎と家屋との固定が弱かったりすると、基礎は残ります。今回も、基礎だけ残っているものもありますね。(津波の場合は基礎にかかる力の方向が違います)

ということは、構造的なものといえるでしょう。
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津波と竜巻で力のかかり方が違います。



津波は横方向から力がかかるのに対し、
竜巻は中心に近いところでは上方向に力が向かいます。

その持ってかれた敷地を見ていないので憶測ですが、
基礎は下方向、横方向には強い構造でしょうが、
上方向には弱いのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

確かに上下方向の力だとは思いますし、かなり重いものでも持ち上げる力があるとは思いますが、ベタ基礎の土台が丸ごとあがるものかと思って質問しました。
回答ありがとうございます。

お礼日時:2012/05/07 18:20

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