盛土地盤の材料について教えてください。
土地を購入して、家を新築することになりました。
サウンディングをハウスメーカーにより実施したところ、埋め戻し地盤(深さ1.75m)から古屋の解体ガラが出てきました。
ガラの量が比較的多いことから、瑕疵担保責任より土地売主によりガラ撤去をしてもらうことになりました。
そこで問題なのが、今埋め戻されている土は赤土という粘性土地盤で、ガラ撤去のために掘り返すと
地盤がゆるみ、直接基礎に必要なN値(連続して粘性土で3以上、砂質土で5以上)が確保できなくり、結果的に表層改良または柱状改良が必要になってしまう恐れがあります。
土地売主はそうはならないようにしたいので、言われた土で置換し、言われた施工方法を実施しますと言っています。
宅地造成において、最適な土(良質土)とはどのような土でしょうか?
建物着工までに時間がないため、締め固め効率がよく、確実に強度が出る材料を知りたいです。
強度だけを確実に確保するのであれば、セメントを混ぜるという方法もあるかもしれないですが、
必要ないのなら、できるだけ使いたくありません。
売主に土の種類や施工方法を指示するには、何を規定して指示すれば良いのでしょうか?
山ズリ、表層は砕石・砂利等が考えられますが、何をどの厚さで入れれば最適でしょうか?
よろしくお願いいたします。
No.9ベストアンサー
- 回答日時:
お礼補足の回答
1>調べると、それを典型的に示した論文が見つかりました。
<http://rock.mine.akita-u.ac.jp/study/pdf/%E8%B7% …
これによると、M-40-0の方が締め固めには適しているといえますが、一般の住宅の宅盤で使うことはあるのでしょうか。
●一般の宅地では、高価なため先ず使用しませんね。
主として、道路工事の路盤の材料につき、公共機関の仕様書、材料検査規定等により、生産販売されています。道路ではこれが主流ですね。
2)住宅地の造成(埋め戻し)
●故に、道路の改修工事現場から発生した、路床に使用されている山砂と路盤に使用されている粒度調整砕石M40-0を一緒に掘削し(混ざってしまう、一度に掘削するため)、再利用のため業者、建材屋の置き場にストックして、販売していますね。但し、それように管理するのは大変であり再生砕石やアスコンが混ざってしまっているのも事実ですね。
●山砂(粗めのもの、細かいもの)の荒めのものを使用して、埋め戻しに使用する場合もあります。撒きだし厚さ、転圧、密度管理をすれば、それなりの地盤強度は出ますね。事前に実験室で試験を行い最適な密度を決定します。現場では試験盛土を行い、転圧回数を決定します。
●その他、建築、土木現場から発生した、ローム層下(GL-5m~ー7m下)のシルト系砂、砂利等も転用して使用します。(含水多く、乾燥と排水処理が必要です)
●現場のローム層の処理については、即、宅地造成用としては駄目ですね。水分が非常に多く、降雨で泥土になってしまいますね。但し、敷地の中で、庭、花壇部分はこれでもいいですね。表面排水が必要ですが。
故にほとんどは、北関東、茨城方面の田んぼ、畑、くぼ地、造成用(深い場所)に使用されますね。
3)>今回のHMの営業さんはもちろん、設計士も建築であり、このような地盤関係については素人です。(話しているとわかります)
ここのHMには地盤関係を担当している部署があり、そこの担当者と一度打合せをお願いしたことがありますが、その時は話は進みました。
●そうですね。一番気をつけないといけないのは、自称専門家の軽い気で、平気で(技術者が見れば、聞け即、間違いであることがわかる)真実でないこと、経験のないこと、理論的でないことを発言する自称技術者がいることです。この場合は、なぜ、なぜ、なぜ問答を繰り返し、すべて宿題にすることです。
●地盤の専門技術者(土木経験者・土工事・造成・道路)地盤関係の設計者、地質調査会社経験者、土木コンサルタント経験者、建設部門技術士(地質、施工)などを是非出席させてもらうのが一番です。本来はこれが専門企業としての、CSR(法令順守と社会との約束)社内規定、倫理規定、行動規範を遵守し、企業統治の姿ですね。
4>それ以外の時は、営業、設計の人を通して、状況を又聞くといった感じで、埒が明かずイライラ・・・
最終確認の段には、もう一度地盤の担当者と話をします。もちろん、営業・設計に同席してもらって。
●記録に残すことをお忘れなく。
>現場では試験盛土を行い、転圧回数を決定します。
今回の場合、こういった試験施工をやってくれるということはまず無いと思います。
なので、材料の粒度などがはっきりしているものじゃないと、やはり採用は難しいです。
こういった意味で、粒度調整砕石が良いと思いました。
>記録に残すことをお忘れなく。
そうですね。しっかり記録します。
詳しい回答、ありがとうございます。
No.8
- 回答日時:
> 元とする材料がある程度、粒度分布が良いものとしては、ズリということでしょうか。
分布がよいではなく、砂より粒径の大きいものを使用したい為です。
今回は関係ないようですが、自費で行うなら安いって意味もありますけどね。
規格的には栗石で示した程度を上限とするものがよいかと思います。
ズリに規格はないので・・大きすぎたら取り除いたりっと
砂より長期的に安定する意味もあります。
SSだと(石に当たるので)値が大きめにでる意味もあります。
あとは、気分的に砂よりは地震に強い?くらいですね
雨水浸透によって時間とともにいくらか地盤が沈下しますので
そのあたりもあるかなー
ちなみに平常時の水位は、ガラ撤去面のローム層より下ですよね?
> 未反応のセメントが残っているのでしょうね。
石灰分が固化します。
土質によってはセメントを使わない石灰による改良もあります。
> 住宅地盤なので、六価クロム等が心配です。
溶出したって報告は今のところ聞いていません。
マンシヨン等のコンクリートの箱に住む事と比較してみては
個人的にはお勧めしません。新築なら気分的にも
度々ありがとうございます。
かなりわかってきました。
>ちなみに平常時の水位は、ガラ撤去面のローム層より下ですよね?
はい。ガラ撤去面より下がローム層ですが、そこから-2mくらいが地下水位面です。
>溶出したって報告は今のところ聞いていません。
粗悪品で問題になっているケースがあるようです。
材料の入荷元の指定などは今回のケースの場合、難しいと思いますので、
できるだけ、どこで買ってきても均一な品質を確保できる材料が好ましいです。
また、施工業者も選べませんので、水締めなどを必要とする材料も施工の仕方によって
出来形が大きく変わるようなものも不向きです。
どんな材料を使っても、きちんとやらないと強度は出ませんが、
できるだけ単純な施工で強度確保が可能な材料が好ましいです。
No.7
- 回答日時:
4.埋め戻し材料について
個人的にはズリ使用を推奨します。
確かに産地等の心配があるようですが、
5.施工
での規定と知識をもった管理ができるのであれば特に問題はないと思います。
ズリの粒度分布が良くないようであれば粒度調整に山砂で混合調整をする方法もあります。
同様に栗石・砕石・砂の混合により作り出す事も可能なので
施工方法の規定だけでなく材料を規定する方法もあるとだけお伝えします。
こうした方法に昔の農家の土間打ちの方法もありますね。鋼土とか
再生砕石(RC)コンクリート由来であれば、セメント分が固化するためN値の心配は不要なほどでますよ。ただ、見た目がガラだと言ってしまえばそれまでですがね。
余談ではありますが
スウェーデンだとズリに当たると正確な値がでないですよ。
N値は大きめの値がでます。
回答ありがとうございます。
要するに、ズリ、砕石、山砂、何を使っても、粒度分布を良くすることで締め固め効率が上がるということですね。
元とする材料がある程度、粒度分布が良いものとしては、ズリということでしょうか。
再生砕石は、水を含むと確かにバンバンに固まります。
未反応のセメントが残っているのでしょうね。
ただし、住宅地盤なので、六価クロム等が心配です。
どうなんでしょうか??
また、見た目が白くガラっぽいので、表層の部分には山砂などを入れ、層構成を考える必要がありますね。
No.6
- 回答日時:
1>その通りで、地下水位以浅はN値3~5となっておりますが、
ロームをSWS試験で評価した場合の典型的な性状なのでしょうか、地下水位面付近ではN値1.5(局所的)~4くらいです。
●やはり予想の通りですね。これで40年前のRC建物も理解できました。ロームで地下水がある場所は空隙が多く地下水がたまるわけですね。(地盤が弱い)その下は礫層で強度は非常に高い。
2>施工について
今回の場合、瑕疵担保の範囲内で売主によるガラ撤去、それだけでは宅盤として地盤改良が必要となるため、埋め戻し土を総置換を了承してもらいました。そのため、売主の手配する業者(解体の時の業者になる可能性が高い)による施工となります。管理を基本的には断れました。
●土地の契約は貴方側であり、監理をハウスメーカーもやってくれませんね。特に地盤や盛土は土木技術者の領域であり、建築の技術者は苦手ですね。引きうけると責任が発生します。自己防衛手段だけ抜群。。
3>契約外のことは一切受け入れてくれません。そのため、自分で見張ってようと思っています。
●引きけると、メーカー側に善良管理責任が発生します。確実に産廃が掘削されたかが一番ですね。できればその状態で写真撮影記録があればよいですね。Ss試験で立証、合意(念書発行)になりますね。
4>4.埋め戻し材料について、>砕石のみ(c-40)では締まりません。締め固めなければ締まらないという解釈でよろしいでしょうか。
●40mmの粒径の砕石のみですから、締めても空隙が大きすぎて間を埋める粒子のもの、細かいものがないからです。これを使用する場合は、適度に粗め砂、山砂を混ぜて空隙が埋まるように敷きならし点圧すれば良い結果が出ますね。監理する技術者が経験があれば、それでも可能ですね。
5>粒度調整されたM-40-0などはどうでしょうか?価格的に非現実的でしょうか。
●M40-0とは、40mm~0mmまでの砕石、粉が調整され製造されたもので、工場でフルイ分け試験が実施され、品質証明書が発行されます。是非、業者に取得するように指示してくださいね。
転圧のより最適な地盤が形成されるわけです。密度管理が最適に実施され品質が確保されます。
6>5.施工に関しては、30cm以下の撒き出、1tローラー、隅部はタンピングランマーを使用して、8回転圧を規定しようと考えています。
●OKですね。撒きだしはブルドーザーで実施ですね。1tローラーならば、20cm撒きだしが良いと思いますね。
7>6.建物計画と砕石のマッチング
建物の計画は、軽量鉄骨の二階建てで地下はありません。・・・この場合、砕石で問題あるでしょうか?
●問題ないですね。OKです。
8>7.表層N値、地盤の施工が完了後、メーカーは再度SWS試験、地盤評価をやり直すそうです。
●10年間の地盤保証をつける場合、メーカーが保険に入ります。その条件になっています。医者の診断書と同じです。
9>どんな地盤にしておけば、直接基礎で建てられるかアドバイスを欲しいと何度も相談はしましたが、
SWS(建物計画内で5点)で砂質土N値が5以上ということと、・・・・現在の地盤の状態では、柱状改良または表層改良という結果になりますとしか返答、メーカーは、責任は持たないとしても、確実な方法しか発言できないようです。
●この方法で入れ替えを行い、所定の転圧をすれば十分にN値5以上は確保されますね。問題なしです。建築技術者にわからない、経験がない、「会社から発言するな」といわれていますね。今後のことは予測できないわけですからね。(責任外業務の発言になるため)
10>また、なんとしてでも柱状改良を・・・
●耐震設計であるため、構造、地盤、くいの構造計算が一体構造として計算されるシステムとなっているため、そのほうが楽なわけです。保証保険が通過しやすいわけです。特殊な計算の場合手計算によるため、技術者の手間も多大になりますね。
11>ガラ撤去及び柱状改良(ハウスメーカー施工)のお金だけを売主に持ってくださいとお願いできないかとまで言われました
●メーカーは責任を転嫁したいのですね。技術者ではないですね。本当の技術者であれば、もっとまじめに「技術者が貴方の立場になった場合のことを考えて対応しますね」
12>8.最終的な地盤の評価はハウスメーカーのSWS試験による結果となります。
●N値5以上、十分確保可能ですね。SWS試験も信用実績のある業者が行うことが条件ですね。注意は、計画書、実施記録、判定、結果などを十分に説明を受け、納得するまで合意しないことですね。調査専門技術者、調査会社としての説明責任義務がありますからね。最終判断はHMの判断になります。営業マンではないですね。設計士です、設計士の十分な説明を聞いてください。
C-40-0であると、細粒分が少なく山砂等を適度に混ぜて締め固めることで効果があがるということですね。
調べると、それを典型的に示した論文が見つかりました。
<http://rock.mine.akita-u.ac.jp/study/pdf/%E8%B7% …
これによると、M-40-0の方が締め固めには適しているといえますが、一般の住宅の宅盤で使うことはあるのでしょうか。
今回のHMの営業さんはもちろん、設計士も建築であり、このような地盤関係については素人です。(話しているとわかります)
ここのHMには地盤関係を担当している部署があり、そこの担当者と一度打合せをお願いしたことがありますが、その時は話は進みました。
それ以外の時は、営業、設計の人を通して、状況を又聞くといった感じで、埒が明かずイライラ・・・
最終確認の段には、もう一度地盤の担当者と話をします。
もちろん、営業・設計に同席してもらって。
No.5
- 回答日時:
RC 3建てなら通常 GL-1.5m~-2.0 程度下に基礎底があったのではないですか?
住宅基礎は通常そこまで深くしないと思いますが。
通常RC 3F建てなら 基礎に杭はうっていませんか?
杭は撤去されていますか?
通常RC 建物工程
杭打工事(ラップル基礎等)→基礎駆体→埋戻し→上部構造駆体 という流れだと思います。
当初基礎部分以外はそれほど地盤が弱くなっていないような気がしますが?
既存基礎部分の内外60cm巾部分程度が解体していた建物による地盤影響範囲ではないですか。
砕石で埋めてもらった方がよいかもしれませんね。
ビル物でも深い浄化槽等撤去したあと杭打機械がのるような場合は砕石でしっかり転圧しているような
事も多いと思います。地盤改良で固化材を使用するというのは人工地盤を造るようなものと考えています。
回答ありがとうございます。
RC3階建てはGL-1.75mに基礎の底がありました。
そのため、-1.75~現0mまでが赤土で盛土されています。
解体時に杭基礎は無く直接基礎であったことは確認済みです。
また、これから新築する家よりも以前のRC3階建てはかなり面積的に大きく、
今回の新築基礎が来る部分は、全てRC3階の基礎のあった部分です。
今回、新築する建物の4隅+中央1箇所でSWSを実施していますが、
5点とも赤土による埋め戻し、ローム、砂礫層と地層は平行でほぼ同じです。
No.4
- 回答日時:
お礼の追加回答
1.>ガラ以深についてですが関東ローム層であり、以前の先行荷重がかなり大きなもの(RC3階建て、40年経過)であるため、圧密は終了していると判断するとの見解を、ハウスメーカーからも文書で提出してもらっています。
回答
HMの見解である、RC3階建ては杭なしですね。40年で4cmから6cm圧密沈下がされていると思いますね。地質調査の結果があれば、この地盤と同じ程度と、目標が決まりますね。
通常、ローム層はN値3~5であり目標はこのN値5くらいでしょうか。
2.>山ズリ、切込み砕石について。
山ズリとは、産地などにより色々なものがあると思いますが、これを入れる場合、粒度が悪く強度発現が難しいものなどの危険性はあるのでしょうか?
回答
・確かに山ずりは産地(最大30cmの岩石含む)によって違いますね。一般的には建築予定の盛土、埋め戻し、入れ替え(大規模造成で無い場合)では最大50mmくらいで購入しますね。確かに粒度の調整が無いため、産地、業者を信頼するしかないですね。
現場搬入時監督者の判断を必要としますが、今日では元気な真の技術者の監督者がいなくなっていますね。一番安く、一番転圧が聞いて、強度の高くなる材料ですが。不合格品は返送したものですが。
・確かに、粘土、砂、砂利、小石成分がうまくミックスされている山からの産出の場合は良いですね。
但し品質の規定が無く、経験と伝承によっていて品質が確保されていたのも事実ですね。
今日では業者に、使用目的を説明し、搬入業者、施工管理業者、年期の入った職員に頼るしかないですね。
・粒度分布が悪いものを埋めた時は、先ず転圧が出来ないですね。30cm巻きだしですからね。粘土分が多いと水はけが悪い状態となり、地盤強度も低くなります。適正に施工された時は抜群の強度が出ますね。
3>砕石であれば、C-40-0などと指定でき、比較的指示しやすいのですが、
1.75m全層に砕石を入れるというのは問題ないのでしょうか。
回答
道路の路盤用に使用する、粒度調整された(試験表がある、業者提供)物であれば、山ズリの3倍くらいの価格になりますが、一番良いものが出来ますね。砕石のみ(c-40)では締まりません。30cm巻きだしで、一般的に、6回くらい転圧すれば、ローム層をはるかにしのぐN値が確保されますね。同等以上の地盤強度になりますね。全層砕石については問題ありません。将来の新築予定のものによりますね。地下1階を計画されている時は、C-40-0は建物敷地外にとどめ、敷地予定内はグレードを落とした、山砂(単価が安い)ものでも良いですね。従って何に利用するかですね。
一般の道路、環状7号線など(オリンピックのための緊急施工)練馬付近、ではローム層に、路盤厚さ70cm、アスコン30cm程度ですね。
4.施工後地質調査を実施して、新築物件の設計に対処することが肝心ですね。多分、砕石盤ではN値10~15以上が出ると思います。
5.参考材料
山ずり(裏込材・埋戻材・農業利用)
山砂(裏込材・埋戻材・農業利用)
検索 ozaki-k.jp/r_item.html -
詳しい回答、ありがとうございます。
1.以前の建物はRC3階建て、直接基礎であることは確認済みです。
2.ロームについて
>ローム層はN値3~5であり目標はこのN値5くらいでしょうか。
その通りで、地下水位以浅はN値3~5となっておりますが、
ロームをSWS試験で評価した場合の典型的な性状なのでしょうか、地下水位面付近ではN値1.5(局所的)~4くらいです。
また、周辺で標準貫入試験をおこなったデータが2地点あり、どちらも関東ロームが同じ深さ、位置で出ております。
3.施工について
今回の場合、瑕疵担保の範囲内で売主によるガラ撤去、それだけでは宅盤として地盤改良が必要となるため、埋め戻し土を総置換を了承してもらいました。
そのため、売主の手配する業者(解体の時の業者になる可能性が高い)による施工となります。
ハウスメーカーには見張りのための監督を配置していただけないかとお願いしましたが、違う現場に行った際に寄ることはサービスできるけれど、基本的には断れました。
契約外のことは一切受け入れてくれません。
そのため、自分で見張ってようと思っています。(熱中症に要注意です。。)
4.埋め戻し材料について
>砕石のみ(c-40)では締まりません。
締め固めなければ締まらないという解釈でよろしいでしょうか。
粒度調整されたM-40-0などはどうでしょうか?
価格的に非現実的でしょうか。
5.施工
施工に関しては、30cm以下の巻き出しで1tローラー、隅部はタンピングランマーを使用して、8回転圧を規定しようと考えています。
6.建物計画と砕石のマッチング
建物の計画は、軽量鉄骨の二階建てで地下はありません。
基礎は表層の地盤強度が確保できれば、布基礎で根切は30cmと聞いています。
この場合、砕石で問題あるでしょうか?
7.表層N値
売主による地盤の施工が完了した後に、ハウスメーカーは再度SWS試験行い、最初から地盤評価をやり直すそうです。
どんな地盤にしておけば、直接基礎で建てられるかアドバイスを欲しいと何度も相談はしましたが、
SWS(建物計画内で5点)で砂質土N値が5以上ということと、
現在の地盤の状態では、柱状改良または表層改良という結果になりますとしか返答してもらえず、
ハウスメーカーとしては、責任は持たないとしても、確実な方法しか発言できないようです。
また、なんとしてでも柱状改良をやらせたいような感じを受けます。
(利益率がよいのでしょうか。)
柱状改良をしておけば確実で後々に不具合が少ないようです。
が、一家庭にとっては必要か不要かわからないものに対して、
100万円以上の出費を簡単に受け入れることはできません。
(必要なのにやらないということではないです。)
ガラ撤去及び柱状改良(ハウスメーカー施工)のお金だけを売主に持ってくださいとお願いできないかとまで言われました。
路線がそれていると私は思いますので、全置換がスマートな考え方だと思っています。
8.地盤評価について
最終的な地盤の評価はハウスメーカのSWS試験による結果となります。
換算N値が確実に出る方法をとりたいと思っています。
No.3
- 回答日時:
通常は山砂だと思いますが?30cmごとに転圧をかけたらよろしいのではと思いますが。
ほりおこした部分にすぐ建物基礎がくるのであれば、地盤改良は必要かもしれません。
セメントの地盤改良の場合は土質によって配合割合いが違ってきます。
建築される施工店さんに相談されたらいかがでしょうか。
建物支持地盤が建物を支えれるるかどうかだと思います。
建物の地盤はずっと建物を支えるので、ご検討を十分された方があとあと問題が発生しないような
気がしますが。
回答ありがとうございます。
通常は山砂ということで、これは、比較的安価で宅盤としてはちゃんと施工すれば強度がでるということから使われているのでしょうか。
建物の支持地盤は、関東ロームで以前の建物がRC3階建てで40年ほど経過していることから、
先行圧密応力の方が大きいことは確実であるため問題ないと判断されています。
ハウスメーカーにはこのような見解をもらいましたが、実は最初は圧密層があるから柱状改良ですという判定でした。
こちらから先行荷重の件や、ロームのSWS試験によるN値の出方の特徴などを同捉えているのかという
課題を投げかけ、やっとこのような評価をされました。
No.2
- 回答日時:
1.文書による売主との確認
>土地売主はそうはならないようにしたいので、言われた土で置換し、言われた施工方法を実施しますと言っています。
・土地の売主との売買契約は、ハウスメーカーと別で不動産屋経由ですか。契約は売主であり土地の瑕疵担保条項は記載されていますね。確認してください。
・文書にて、ハウスメーカーが実施した調査の報告書、地盤不良、写真つき、を売主に提出し、文書で瑕疵担保条項に従い、土壌を是正するように指示してください。(未処理であれば即実施)
・回答を文書で受領してください。「質問の内容が回答でしょうか」
・売主の言われたとおりとは、地盤の品質確保責任を、貴方に投げかけています。
・不法行為の責任は売主であり、まず貴方側(売り主)の責任で、最適土砂を選定して、業者を選び、施工(写真、産廃マニフェスト付)して、その後、試験(載荷試験)を実施(地盤強度の確認)報告するように指示してください。
・撤去、施工、転圧、試験の施工計画書を作成し、是正計画書として提出支持してください。
・完了後サウンデイング試験を、売主側で実施(費用負担は売主、Hmでは実施済み)して報告するように指示してください。
2.最適土砂・施工計画の留意点・施工
・地盤の強度は、ガラ以降(以深)の地盤の強度によっても変わります。以下の強度はN値5以上でしょうか。5以上であれば問題はないと思います。
・赤土は粘性土であり、乾燥すれば難くなりますが、通常地盤では強度はほとんどありません。これを混ぜるにはうまく行きませんね。今回はすべて撤去処分となりますね。(施工計画書もそのように記載するように指示してください)
・土の適正ですが、粒度について前者の回答のとおりですが、一般的に使用されるものとして、荒目山砂(関東)、荒目の真土(マサド・関西)、山ズり・切込砕石(全国)、です。工期が無く手っ取り早いものを選ぶ必要があります。山ズリ、切込み砕石がコストも安く強度も確実に出るものですね。但し粒度の分布がうまくいっていないと最適とはいえません(最大40mm位から適度に粒子のこまい物まで)
・問題は締め固めの管理です。撒きだし厚さは30cmとして、30cmごと転圧してください。大体6回くらいの転圧が必要ですね。(最適密度の確保、専門業者は詳しい)
・30cmごと施工、1.5mの場合は5段階で仕上げ地なりますね。
・表層の区別は不要です。水はけを考量すると、荒めの砂を30cm位入れればいいと思います。但しべた基礎はそれより深いため直接の郷土は関係ないですね。むしろ水はけですね。
・土木系の技術者(道路工事でもOK)が必ず立ち会うように指示してください。試験などは氏名捺印させてください。(建築屋さんは技術的に素人です。HMも素人です)土の選定は土木工事会社の土木技術者に確認を受けるようにしてください。土の選定も是正者の売主側(業者)に負かしてください。貴方が指示し間違っていた場合は責任が貴方側へ着ますから要注意です。
3.地盤強度確認・是正確認
・施工後、売主側(業者)で試験を行い、地盤の強度を確認します。方法は、SS試験(N値)、平板載荷試験を行い、報告書作成、受理、確認で、地盤の是正完了ですね。(正式に売主から完了届けを受領)
試験日はHMも設計士も立ち合わせてください。(お互いに納得すること)
4.資料をもとに、設計士による地盤のチェック、杭、固化材改良、施工不要など設計を行う。
5.10年の地盤保証(契約書)確認、その他建築の10年保証など。
回答ありがとうございます。
瑕疵担保では、産業廃棄物の撤去は売主負担となるものの、埋め戻し地盤の強度については補償の範疇ではありません。
しかしながらガラを撤去しただけでは宅盤としては地盤改良が必要になることは明らかであり、
現状の強度以上の地盤強度を確保して返還してもらうつもりで、その件は売主も了承をしています。
ガラ以深についてですが関東ローム層であり、以前の先行荷重がかなり大きなもの(RC3階建て、40年経過)であるため、圧密は終了していると判断するとの見解を、ハウスメーカーからも文書で提出してもらっています。
山ズリ、切込み砕石について。
山ズリとは、産地などにより色々なものがあると思いますが、これを入れる場合、粒度が悪く強度発現が難しいものなどの危険性はあるのでしょうか?
砕石であれば、C-40-0などと指定でき、比較的指示しやすいのですが、
1.75m全層に砕石を入れるというのは問題ないのでしょうか。
No.1
- 回答日時:
宅地造成において良質な土とは、「粒度分布の良い土」だと思います。
見かけからの判断をすると、ある程度角ばった砂利が主体で、砂や粘土が多く混じっている土でしょうか。
その土を地質調査業者に発注し、「土の粒度試験」をしてもらい、「粒径加積曲線」というグラフを見せてもらってください。
参考URLのうち、Aの形のグラフに近いものが良い土です。
ただし、この土は「排水性」が悪くなります。様々な大きさの粒子が混在するため、締め固めると隙間が小さくなるためです。
擁壁の裏込め土まで入れ替えてしまわないように注意してください。また表層は砕石などの隙間の大きいものを敷き詰めたほうが良いです。出来れば暗渠排水を設けるなどして、雨水の排水経路を確保しておくことも必要かと思われます。
参考URL:http://www.geo-tech.co.jp/shitsunaishiken/tuti/r …
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