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擁壁底板と柱状改良について
擁壁のある傾斜地に新築を予定しておりますが、地盤改良の必要性確認のため、先日スウェーデン式サウンディングの調査結果が出てきました。
6~8メートルの柱状改良が必要との結果でしたが、ある調査ポイントのデータと柱状改良の計画に疑問を持っています。

擁壁に近いポイントのデータなのですが、貫入深さ1.75mまではN値=1~3.5で、1.76mで急に500以上にN値が跳ね上がり、データはそこまでとなっています。
そして、この調査結果をもとに作成された地盤改良の計画を見ると、そのポイントに柱状改良を施すことになっています。

これを見てハウスメーカー担当に「擁壁底板の上に柱状改良を施すことになっていませんか?」と質問したところ、地盤改良会社に確認して出てきた回答は、「擁壁底板に当たっている可能性があるので、柱状改良のポイントを擁壁から離す側に移動する」ということでした。
この時点で、「プロがデータを確認した上で地盤改良の計画を立案しているはずなのに、素人の指摘であっさり変更するとは、そもそもどういうデータ確認をしていたんだ?」と疑問が湧いてきました。
また、そのポイントは計画中の建物の外壁の真下に当たる場所なので、最も荷重が掛かり、簡単に内側に移動されれば良いということではないような気がしてます。

さらに、その擁壁近くのポイントですが隣地との高低差が1.5mほどあり、もし1.76mで底板に当たっているとすると、隣地から見て擁壁底板は20cm程度しか埋まっていないことになります。
この点についてもハウスメーカー担当に問い合わせたところ、「今週末に地盤改良会社に現場で直接説明させます」との回答で、打ち合わせを予定しています。

私の疑問点は以下の3点ですが、どのように考えたら良いでしょうか?
 (1)擁壁の底板は、通常 表面からどの程度埋まったところにあるのでしょうか?
 (2)擁壁近くは調査ポイントを増やして、底板と改良ポイントの位置関係を正確に見極めるべきだと思いますが、通常1点だけの測定でそのようなことはやらないのでしょうか?
 (3)建物の外壁下に改良を施さず内部に移動させたら、片持ち梁のように荷重が掛かって強度低下するようなことはないでしょうか?


どうかアドバイス宜しくお願いします。

A 回答 (7件)

理解が間違っていたようです、すいませんでした。


1) 擁壁に限らず重量物を支える下地は上部荷重を受けれる地盤の強度が必要になります。
 したがって支えられる地盤の場所まで掘削します。これはたぶん造成図があると思います
 造成図にレベル高さが記載されていると思います。このレベルと住宅予定地地盤と整合させて
 見て住宅地地盤(GL)からの高さ関係を検討します。したがって図面で確認なされた方がよいと思い
 ます。
2)通常は1点はとらないと思います(正式にいうと最低です)なぜかというと支持する地盤がどちら方向に傾斜 しているか、わからないためです。もしかすると隣地関係の地盤資料をもとにしているかもしれませんが?ただ改良等の場合は設計図の位置までオ-ガ-掘削するわけでなくオ-ガ-先端部分の土
が設計の土質かどうか確認するので、必ず支持地盤まで改良されると思います。
3)柱状改良というのは、なんという工法ですか? 工法はいろいろあると思います。
 オガ-掘削機械で掘削し新しい土をオ-ガ-逆回転でしめつける方法ですか?
 通常は基礎の下にくるようにすると思います(住宅だと布基礎だと思いますので外壁下になると
 思います。 通常は擁壁を含めた断面図を作成し、改良杭があたらないように(中心から地盤改良径/2+ 施工精度 0.1m 程 度)の位置に中心位置を合わせて位置決定するのが多いと思いますが。
 地盤改良杭の場合も同様だと思います。
 ビルものの場合も同じですが、隣接地に擁壁がある場合は、既存擁壁に悪影響がないか等、資料等があれ 検討を行い、それでおよそ位置を設定します。叉資料図面位置がない場合は、試験掘削を2点おこない、 擁壁底面位置を確認して位置決定を行 い ます。杭の場合も同様です。柱状改良径は改良杭のオ-ガ- 径で決定します。ハウスメ-カ-に隣地側擁壁と住宅地部分の基礎断面図をかいてもらい問題ないですよ というお返事をい ただ ければ納得されるようなきがしますが。びるものをあつかって設計事務所さん が監理されている 場合も同じやり方で建物位置を決定しています。
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RC 擁壁だとたぶん鉄筋D3 程度で底盤と立ち上がりを組と思います。


そうすると底盤にのっている土が下側底盤を押さえつけ転等しない構造が必要だと思います。
計算していただいて決定した方がよいと思います。
土かべり20cmだと 仮に土比重が1.6t/m3 かぶっている巾が1mだとしてV=1.6*1*0.2=0.32t
320kgしかかかっていない気がしますが。土圧を支える構造耐力が必要だと思います。
擁壁根入れも検討が必要になると思います。
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この回答へのお礼

私の説明が分かり難かったかもしれませんが、自分の土地より低い隣地側から見ると底盤まで20cmほどかと思われますが、底盤は自分の土地の方に延びているようなので、載っている土の厚さは1.76mあるかと思われます。
その場合は十分なのかどうか素人の私には想像つきませんが。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/07/22 00:06

 まず用語の訂正を。


 擁壁の場合は「底板」→「底版」です。

(1) 擁壁の根入れについては、道路用擁壁と宅造用擁壁とで適用する基準が違います。宅造用の鉄筋コンクリート擁壁の場合、「宅地造成等規制法施行令」では具体的な基準値は設けられてはいませんが、一般的には同施行令における練積み擁壁の基準(第八条第四項)を準用します。

「擁壁を岩盤に接着して設置する場合を除き、擁壁の前面の根入れの深さは、擁壁の設置される地盤の土質が、別表第四上欄の第一種又は第二種に該当するものであるときは擁壁の高さの百分の十五(その値が三十五センチメートルに満たないときは、三十五センチメートル)以上、その他のものであるときは擁壁の高さの百分の二十(その値が四十五センチメートルに満たないときは、四十五センチメートル)以上とし、かつ、擁壁には、一体の鉄筋コンクリート造又は無筋コンクリート造で、擁壁の滑り及び沈下に対して安全である基礎を設けること。」

 別表第四における第一種とは「岩、岩屑、砂利又は砂利混じり砂」、第二種は「真砂土、関東ローム、硬質粘土その他これらに類するもの」のこととなります。
 従って、この基準からいえば最低でも35cm以上の根入れは必要ということになります。
 通常、宅造擁壁の底版の厚さは、プレキャスト製でも10~20cm程度はあります。地表から176cm付近で底版の上面に当たるのであれば、底面までの深さは200cm近くあることになります。つまり根入れ深さは50cm程度確保されていることになるので、十分基準を満たしていると言えます。

(2) 擁壁の製品高さが判れば、底版の幅もだいたい判ります。従って、縦壁から底版端部までの位置もおおよそ判るので、底版までの深さがわかればこれらのことも推測できます。
 擁壁の底版幅はメーカーや適応土質によって違うので、一概には言えませんが、だからといって闇雲にサウンディングをすればよいという物でもありません。ただ、底版の位置を推測して、そこを避けた位置で改めて調査する必要はあったかも知れませんね。というか、普通はやるはずですけど・・・

(3) 布基礎かべた基礎かで違ってきますね。べた基礎の場合は基礎底版全体で荷重を受け持つので、杭の位置が多少ずれてもあまり影響はないです(もちろん、配置の見なしは必要ですが)。
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この回答へのお礼

参考になりました。
実は過去、建物のプラン検討の際に複数のハウスメーカーで無料の地盤調査(いずれもスウェーデン式)を実施してもらっており、その調査では、擁壁底版の幅を探るため数十cm間隔で複数のポイントを測定し、比較出来るデータを取っていたため、今回の調査は「雑」という印象を持っていました。なぜそうしなかった等、問い詰めようかと思います。
今回はべた基礎で予定していますが、当初出てきた杭位置から1m以上 移動させる代案を出してきています。どんな根拠で代案を出してきているのかも不明です。そこも問い詰めようと思います。
回答どうもありがとうございました。

お礼日時:2010/07/21 01:07

擁壁の構造はなにでやるのでしょうか


コンクリ-ト擁壁、PC擁壁、間知ブロック とかいろいろあると思います。
通常擁壁部の構造は土木を基準にしていると思います。
したがって土木基準にのっとって施工するのが普通だと思います。
ただ20cmだとまるっきりすくないような気がしますが?
叉住宅の外壁部分というのは、住宅の基礎がある部分、通常は連続フ-チング基礎(布基礎)
部分にあると思います。したがってその部分に地盤改良等がないと、おっしゃるように片持ち梁になると
思います。そうすると受け部分に常時荷重がかかることになります。
当然配筋もそのことが考慮されていないと考えられます。
通常びるものの場合でも擁壁があり、擁壁上部分や下部分に建物がはなれて立つような場合があります。
通常は擁壁は土木工事業者が行います。建築工事業者はその上に基礎杭を打のですが、土木やさんから
もらった図面をもとにして基礎断面図をおこし杭位置を決定します。
そうしないと擁壁基礎 L形擁壁等は建物がわに擁壁の底盤がきます。
したがって前もって、擁壁底盤と建物基礎の施工検討をしないと干渉します。
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この回答へのお礼

調査レポートによると、擁壁は「RC擁壁」と説明されてます。
回答を頂いて、素人の自分が感じた素朴な疑問は、それほど的外れではなかったと思えてきました。
皆さんに頂いた回答から、計画初期の調査が不十分だったとの思いが強く湧いてきました。
おかげで週末の打ち合わせには、強い態度で臨めそうです。
有難うございました。

お礼日時:2010/07/21 00:54

疑問点>(1)擁壁の底板は、通常 表面からどの程度埋まったところにあるのでしょうか?


 (2)擁壁近くは調査ポイントを増やして、底板と改良ポイントの位置関係を正確に見極めるべきだと思いますが、通常1点だけの測定でそのようなことはやらないのでしょうか?
 (3)建物の外壁下に改良を施さず内部に移動させたら、片持ち梁のように荷重が掛かって強度低下するようなことはないでしょうか?

回答
(1)宅造法では、35cm~45cmですね。今回は段差1,5mにつき宅造認可はなしでしょうか。
一度確認してみてください(市町村建設関係部署)、2m以上が許可必要ですね。通常は高さの15%、25cmですね。その場合はOKです。

(2)擁壁の底板付近を試験掘(しけんぼり)を基本計画の最初に行うべきです。擁壁の底板長さが違っていたか。チェックをしなかったか(単純に境界より最短距離にしたか)ですね。技術者の計画段階でフォローが間違っていますね。
至急に、擁壁の底板の端部の試験掘削を行い、現地で、外壁芯、杭芯(径)、ベース端部と関係をチェック確認することが重要です。
予定の、>「地盤改良業者に説明させる」は責任回避です。絶対に相手の口実に乗らないことです。技術者として、専門企業としてミスをしていながら他人に回避させています。今後は文書をでのやり取りが必須です。現地は写真記録、立会い記録、協議記録、指示書、回答書、質問書で対応遵守(記名捺印サイン)ですね。

(3)移動はどなたの提案でしょうか。安易なHMからの提案でしょうか。貴方からでしょうか。安易な提案は受けない、言わないことです。(特に貴方からの提案の場合は貴方に責任が発生します。注意)
まず、相手に、文章、図面、計算書で、変更案を起案するように指示、3案くらい、協議に臨むべきです。
採用に当たっては、品質、価格、工程、安全、地盤保証確保、建築瑕疵担保確保の条件を設計士がクリヤーさせて、監理技術者(第三者、または地盤、改良は土木系の技術者、設計者、経験者のお墨付き)の承諾を経て、◎、○、△で総合評価を行い、提示、説明責任義務(納得が行くまで、中途半端は不可、インフォームドコンセントの趣旨)を遵守してもらうべきです。
案1.建物位置を変更する(位置をずらす、杭が壁のベースにw構造的に影響しないこと)
案2.そのままの位置で、擁壁の底板を壊し改良杭を所定位置に打ちこむ(縁を切ること)擁壁の底板は補強計算を行い、鉄筋の補強、杭補強を行う。施工工期は、改良杭前となるため大幅に新築工事の工程が伸びる。
案3.張り出し基礎構造に変更(杭は変更なし)
基礎幅を広げて基礎梁構造(外壁基礎、中壁基礎、べた基礎)として、設計変更して構造計算を行う。
あわせて、杭にかかる荷重状態が変更になるため(曲げ、水平力、垂直荷重)杭と基礎梁の計算チェックも行う。(場合によっては、鋼管杭への変更も検討、頭部での基礎梁との一体化構造)
Hmの建築構造は、耐震設計で、杭と構造体は一体化されて電算計算によって実施、それにより杭の認定を取得しているのが現状であり、杭、構造変更が計算的、認定されているものと合致するかが重要おいポイントになる。(Hm技術陣の計算と認定申請の処理対応が必要)

(4)その他
今後は、すべて文書によるやり取りにすべきですね、記名、捺印、このままでは、問題がうやむやになりますね。Hmの狙っているところですね。
今回の、重大な初歩的なミスですが先が思いやられますね。疑念を抱くとどこまでも続きますね。この際たっ当社を変えてもらうことを提案すべきです。(文書依頼、理由は今回の不適合対応ですね.ISO業者ですか。それであれば、まったく駄目ですね)すっきりしますね。そして再発防止の陳謝念書文を提出してもらうことです。一番大事な段階です。がんばってください。
当方の意見は、建物位置を変更移動、して、擁壁の底板と荷重、応力的にも縁を切る事を採用しますね。
他の変更は、いずれも特殊な設計対応が必要です。ジレンマに陥った場合、シンプル方法が一番です。
「擁壁底板と柱状改良について」の回答画像3
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この回答へのお礼

大変詳細なご説明ありがとうございました。
今回疑問に思っている擁壁は高さ2m以下ですが、その隣の擁壁は2m以上あるので、市役所の方に確認してみようと思います。
柱状改良ポイントの移動の話ですが、ハウスメーカーからの提案です。
アドバイス頂いた建物位置の変更を本命に据え、メーカー・業者からの安易な変更案に乗らないようにしようと思います。
おかげで週末の打ち合わせにどのように臨むべきか分かりました。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/07/21 00:32

>(1)擁壁の底板は、通常 表面からどの程度埋まったところにあるのでしょうか?



基準となる根入れ深さはないと思いますが、通常は300mm~1000mm程度で20cmは浅いほうだと思います。


>(2)擁壁近くは調査ポイントを増やして、底板と改良ポイントの位置関係を正確に見極めるべきだと思いますが、通常1点だけの測定でそのようなことはやらないのでしょうか?

普通は擁壁底版位置を何らかの方法(図面、調査等々)で調べてから実施の設計を行います。


>(3)建物の外壁下に改良を施さず内部に移動させたら、片持ち梁のように荷重が掛かって強度低下するようなことはないでしょうか?

(2)番と関連しますが、その結果として基礎の補強が必要な場合は当然有ります。補強の必要性を見極める意味でも底版位置の把握は必要です。

HMの担当者に聞いてもわからないと思います。本社には判断できる技術者がいるのはずなので、その旨を強く言うしかないと思います。
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この回答へのお礼

参考になりました。
当日は建物の設計者(1級建築士)も同席で業者の説明を聞く予定になってます。
実は、建物のプラン検討の際に複数のハウスメーカーで無料の地盤調査(いずれもスウェーデン式)を実施してもらっており、データレポートが手元に複数あります(今回は3回目の調査)。
まずは、それらの結果を突き合わせて、腹落ちするまで説明を求めようと思います。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/07/21 00:15

先般 建築条件付き購入のお客さんの


第三者設計相談が近似した例です

当初表土改良の見積もりでした
造成地と言う事と擁壁があると言う事で再確認した処
ご質問文内容の回答が返ってきました
疑問呈したら地盤調査は客側で遣って呉れとの業者の答え

そもそも支持地盤までの地盤改良は考えておらず
当然 擁壁底盤に建物荷重を見込んでいない
解決方法を幾つか提示したが 結局業者は非理解

先ず 擁壁の設計図・構造の考え方を知る
スウェーデン式は支持地盤及び地質調査には不足
データが揃った上で地盤改良か基礎工法かを考える

HM営業マン氏には技術的な知識や考慮は無い
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この回答へのお礼

実は、建物のプラン検討の際に複数のハウスメーカーで無料の地盤調査(いずれもスウェーデン式)を実施してもらっており、データレポートが手元に複数あります(今回は3回目の調査)。
まずは、それらの結果を突き合わせて、腹落ちするまで説明を求めようと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/07/21 00:10

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