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1本の光ファイバ上で波長多重した光信号を伝送するシステムをWDM(波長多重)伝送システムという事はネットで調べてわかったのですが、物理的に1本の光ファイバに異なる波長で伝送させる事がセキュリティ的に本当に大丈夫なのか理論的に教えて下さい。
他社の1本の光ファイバを自社利用でCWDM方式での利用を検討してます。

宜しくお願い致します。

A 回答 (1件)

セキュリティといっても・・・そもそも、ファイバー線とそれに載る光のセキュリティといっても、それに従った光到達能力がありますとしか言えないでしょう。

基本的には、中の光を盗まない限りは、大丈夫なはずですし。

ほかの業者との共有によるセキュリティ的に安全かどうかは、その線を敷設している業者や、そのサービスを提供する業者に確認してください。これは、回線交換装置の設計の問題であり、WDMの仕組みの問題ではありません。

なぜか?一言でいえば、これはあくまで光の波長を分けて大容量の通信をする手段に過ぎないからです。異なる波長同士の光が打ち消しあわないように特定の光を特定の波長で送受信します。送りも受けも、電波と同じように別々の送受信機が光を送受信しますので、それらが混信しないのです。
もし干渉してしまうなら、速度の低下や伝送ロスが発生するだけでは済まず、そもそもWDMを名乗る理由がなくなります。
電波や音で考えればわかりやすいですが、同じ帯域に異なる電波や音が乗れば、それがノイズとなり、到達距離が短くなったり、復調できる情報が減ります。そういった相互の干渉が発生しない光を用いるのが、WDMです。アナログではなく、完全なデジタルデータが一定量なければ、復調ができませんので、もし干渉した場合、データがロスト(バースト)するだけで、これがセキュリティに影響することはありません。

もう一度書きますが、安全か危険かは、それを電気信号に復調した後や復調するときに、どのように分けられるかといった部分で判断するしかありません。これは、WDMの通信そのものの問題ではなく、回線やサービスを提供する業者が、どのようにそれぞれの通信基幹に信号を振り分けているか(IP交換の仕組み、いわゆるルーティングの設計仕様)によります。

一般に、通信はOSI参照モデルに基づいているはずですから、たとえばTCP/IPなどのプロトコルに従います。それを知っている人なら、ファイバー云々ではなく、販売のパンフレットや、その業者の説明をひとしきり聞けば、ある程度の判断はできるでしょう。あとは、その交換装置が故障などによって、正常に動作しない時に、バックアップがどのように機能するかなどを確認される必要があるでしょう。

と、思いますが・・・違うのかな?

もしも、WDMに納得がいかず、自分が納得するだけ完璧にとなると、光ファイバ通信工学 などの書籍を読まれた方がいいかと思います。それで納得できるかどうかは、わかりませんが・・・。

最後に、もし回線を借りて情報がリークするのが心配なら、あらかじめその契約時に、それを契約条項の責任事項に盛り込んでおけば、何かあった場合に、回線業者の責任問題にできるでしょう。
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この回答へのお礼

お礼遅くなりまして申し訳ございません。

大変わかりやすい説明で、理解でました。
有難うございます。

お礼日時:2012/07/17 10:57

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