電子書籍の厳選無料作品が豊富!

・等価状態密度
・pn積
・真性キャリア濃度
・熱平衡状態

これらのワードが教科書を読んでも理解できませんでした。
 
(教科書)
分布関数をマックスウェル・ボルツマンの分布関数で近似できる場合、電子濃度を求めるためには、伝導体のすべての状態がE=Ecにあり、その数はNcであると考えて良い。このNcを伝導帯の等価状態密度と言う。

「伝導体のすべての状態がE=Ecにあり」の部分からわかりません。

pn積は、電子濃度と正孔濃度の積であることはわかったのですが、これが何を表すかがわかりません。

(教科書)
n=pであり、このときのn(=p)を特にniとし、真性キャリア濃度と言う

これも、真性キャリア濃度が何を表すかがわかりません。

この分野の初心者です。くだらない質問かもしれませんが回答よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

真性キャリア濃度は、真性半導体のキャリア濃度です。



教科書の最初に書かれている最外殻電子の図をイメージしてもらうと、そこから電子を一つ引っこ抜くとホールが一つできますよね?
これで、自由電子と正孔が同数作られることがわかるため、n=pになります。


伝導帯のすべての状態が…
っていうのは、分布しているものの平均をとっているイメージをしてください。ドナーって言うのは真性半導体に数%ドープするだけなので、真性半導体原子のあちこちにドナー原子が点在している形になるので、厳密さを追求できません。ですので、等価的なものを使います。

pn積は…少し忘れてしまいました。
ドナーが増えると、その分自由電子ができにくくなる。それをpn積が一定になるとして反比例しますよってイメージかな?
本当は、数式こねくりまわして出てくるんですが…
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!