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日本では蝶と蛾を区別しますが、フランスやドイツでは強調していう場合(夜の蝶など)を除いて蝶と蛾を区別しないと聞きました。日本は区別するのにフランスは区別しないのはなにかしらの文化的背景があったからだと思うのですが、日本が蝶と蛾を区別するようになった文化的背景とはどういったものなのでしょうか?

A 回答 (6件)

おそらく日本でもかつては蝶と蛾を今ほどまでには区別していなかったのではないかと想像します。

やはり昼間に飛ぶ可憐な蝶と、夜になるとどこからとも現れる夜の蝶という分け方をしていたと思うのです。

ではなんで現代日本で蝶と蛾を区別するかというと、江戸時代の頃にイギリスからも入ってきた博物学が日本中に広く浸透するに従って、同時にもたらされた蝶(Butterfly)と蛾(Moth)を区別するという概念も浸透していったからと思います。つまり蝶と蛾を区別するのは文化的なものではなく分類学的なものであるということです。

フランスやドイツ以外にも蝶と蛾を区別しない国は割とたくさんあります。そんな国のひとつであるパプア・ニューギニアで暮らしているときに思ったのですが、彼の地では日本ほど蝶や蛾に興味を持っていない、つまり蝶も蛾も彼らの生活上においてまったく身近な生き物ではないのです。一方日本では、春の訪れとともに現れる蝶に感動したり、ヒラヒラ飛ぶ可憐な蝶を愛でる風習があったり、夜の帳とともにどこからともなく現れる蛾に不吉な気持ちを投影したり、カイコに生活の糧を求めたりと、蝶も蛾も生活の一部として息づいているのです。そのため、一種一種の蝶や蛾の外見上の違いや生態学的な違いに敏感に反応することのできる多くの国民が育ち、よって分類学的な知見も根付き、そして全国に広がっていった結果、今に至っているような気がします。
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ほかの方がくわしく書かれていますから


その辺はそちらを読んでいただくとして

もうこれは
日本人の情緒としかいいようがないのでは
ないでしょうか

日本人はとくに虫に関しては
独特の感情、興味をもっているようです

「ありとキリギリス」でも
もともとは「ありとせみ」ですが
西洋ではどちらでもいいんですね

夏といえばセミの声ですが
海外の映画で夏場(街でも山の中でも)
セミの声が聞こえる映画って見たことが
ありますか?

わたしは注意深く見ていますが
いまだにセミの声の聞こえる映画を
見たことがありません
(中国や韓国の映画でたまにありますが)

というわけで
蝶や蛾だけでなく
昆虫に関しては
日本人独特の情緒ということなんでしょうね
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1。

日本が蝶と蛾を区別するようになった文化的背景とはどういったものなのでしょうか?

    簡単に言えば、明治以後英語のバタフライを蝶、モスを蛾、と訳して、同レベルの相対語彙としたからです。もともと蝶と蛾の区別が日本文化ではなかったことがウィキの下記の記述でも分かります。

    「日本語では、ハエ、ハチ、バッタ、トンボ、セミなど、多くの虫の名称が大和言葉、すなわち固有語である。しかし、この蝶と蛾に関しては漢語である。蝶、蛾もかつては、かはひらこ、ひひる、ひむしなどと大和言葉で呼ばれていた。その際、蝶と蛾は名称の上でも、概念の上でも区別されていなかった。」

2。 フランスやドイツでは強調していう場合(夜の蝶など)を除いて蝶と蛾を区別しないと聞きました。

   これは一寸違います。フランス語では papillon と mite の二つがあり、毛織物の害虫が mite、そうでないのが、中国式の蝶も蛾も「パピヨン」、蛾を特定したいときは papillon de nuit 「夜のパピヨン」と呼びますので、蝶と蛾からなる一塊が、違う方向で、3っつに分かれていると見られます。 同様な三分制、二単語の分け方はイタリア語にも見られます。

    ドイツ語の場合は、Motte という毛織物の害虫と Schmetterling という大型の蝶蛾、さらに夜、 灯に集まる蝶蛾 Nachtfalter の少なくとも三語が(ほかに Spinner Eule なども)あります、

    いわば漢語圏では、養蚕とか絹生産との関連で「蛾」はよいもの、と見られ、毛織物を台無しにする害虫と見るヨーロッパ文化とは、ご質問の通り違いがあります。

    日本の「蝶」と「蛾」の区別は、表面の言葉は中国からの輸入品、その基層になる意味区分も英語からの輸入品、と言う点で大和言葉も日本固有の意味分けも見られない現状になっています。
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蝶と蛾にかぎらず日本人(東洋人?)は西洋人と較べて虫を細かく区別しますね。


西洋人にとっては、クワガタムシもカブトムシもすべてbeetle, 鈴虫もコオロギもcricketですますようです。
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こちらを参考に


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A7% …

「moth や Motte は元々は毛織物や毛皮を食害する小蛾類であるイガの仲間を指す語であったらしい。今でもドイツ語の Motte の狭義の意味はイガ類を指している。このため、中世以来毛織物が重要な衣料であった西ヨーロッパでは moth-Motte 系統の単語には害虫としての不快感が付きまとっており、この事が明治以降の学校教育における博物学の授業を通じて、チョウは鑑賞に堪える美しい昆虫、ガは害虫が多い不快な昆虫というイメージが日本に導入され、定着したことが根底にある可能性がある。」
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「蝶」「蛾」は漢字の音読みですから漢語であり,中国からそれらの分類が入ってきたのではないでしょうか。

日本の文化的背景により区別したというよりは中国で区別していたのだと思います。
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