単二電池

大津市で起きたイジメ自殺事件で相談を受けた担任教師は「そんなんどうでもいいから。君が我慢すれば丸く収まるから」と発言していたそうです。

それで思い出したのですが、私がイジメを受けていたときも周囲はそういう論調でした。
とある部の中で起きたイジメであり、事実が表ざたになれば不祥事と見なされ活動停止になるということで、抵抗のため乱闘したり口論したり、痣だらけの肩やすねを露出させて練習に勤しむ私を顧問や他の部員まで目の敵にしていました。
その顧問が私のクラス担任でもあったため、相談してもただひたすらに我慢するよう強いて、些細なからかいに目くじら立ててるだけだと言いくるめるばかりでした。

部員の素行によっては活動停止といった処分が行われるのだから、部内で起きたイジメまたは加害者が部に所属していた場合は顧問が隠蔽に動く傾向があってもおかしくないと思うのですが、そういうデータはあるのでしょうか?

また、この担任の担当課目は理科・音楽などの特別教室を必要とするものであり、当然ながら特別教室には準備室もあり、相談はそこで行っていました。
他の教師の監視が行き届かない密室です。
だからこそ、露骨な泣き寝入りの強要ができたのだと今では思えます。
このように、担当課目によっては密室を利用することができて泣き寝入りの強要をする難度がかなり変わってくると思うのですが、こういう視点から調査したデータはあるのでしょうか?

他にも何か、隠蔽を図る教師には人間性以外で立場など共通してみられる傾向はないのでしょうか。

ただ単に、私の遭遇した事例はあまりにも特殊であり傾向と言えるほどのものではないのでしょうか?

A 回答 (4件)

いじめに関する研究などにおいて、いじめの陰湿化、悪質化を拡大させる要素として「同調圧力」というものがあげられます。


具体的な例を出すと、その場の雰囲気が「こういう風にしろ」と言っているようで、完全に納得しているわけではないものの、その雰囲気に従わざるを得ない、ということはないですか? それは、その場の同調圧力に従った、ということになります。

で、教師が隠蔽に走るかどうか、というのも、その同調圧力によって左右されるところがあります。
質問者さんは、他の教師の目の届かない特別教室だからこそ、隠蔽が出来た、という風に考えているわけですが、これは逆もまたありえます。
つまり、教師の間で、「学校としていじめがあると認めてはいけない」という雰囲気が強く漂っている場合、他の教師の目がある職員室のような空間こそ、隠蔽をしようとさせる同調圧力が強く働いてしまうわけです。この場合、周囲の目がない、準備室のような場所の方が親身になって相談に乗ってくれる、ということも起こります。
ということで、担当科目とか、そういうところで態度が変わる、という傾向を見出すのは困難だと思います。


ここからは、憶測になるのですが、質問の例でもあるような、部活動というものに対する姿勢というと、隠蔽に対する姿勢に関連性があるのではないか、ということを思います。
というのは、部活動、特に、ある程度、活躍が見込めるようなもの、というのは、出場停止を何よりも恐れるからです。というのも、部活動の活躍、というのは学校の大いなる宣伝です。各種競技で全国大会に出た、なんていうのは、それだけで大いにアピールできますし、また、それによって勝手に新聞などが報じるので宣伝してもらえます。それが、いじめなどを認めてしまって出場停止になったら、すべてがパーとなります。
その一方で、同調圧力という観点で言えば、部活動というのは最もいじめが蔓延しやすい空間でもあります。
そもそも、学校という空間が外部から隔離されているため、学校内という同調圧力が掛りやすい上に、その中でも一部の人間だけの密室空間と鳴る部活動は二重に同調圧力が発生するためです。
そんな空間の活動が、学校の宣伝活動の一環となっているなら……いじめが起こり、それを隠蔽する、ということが日常茶飯事になってもおかしくないだけの理屈は通じます。

実際、全国大会に何度も出場しているような部活動などの中で、上級生が下級生を暴行して、なんていうのは山のようにあります。そして、その多くでは、被害者は大怪我をしたり、時に(その競技で)再起不能な怪我を負っている、ということも多々あります。
これは、同調圧力の中でいじめが発生し、しかし、宣伝と言う目的のため、それが黙殺されてきた結果、行き着くところまで行き着いた結果ではないかと思うのですが……
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この回答へのお礼

同調圧力…つまり、空気に支配されてしまうことですね。
これまでにも戦争や様々な形で陰惨な殺戮や迫害の原因となってきたし、ネットで加害者とされる人物や身内の個人情報まで晒し攻撃することを肯定する意見が続出することも、その同調圧力と匿名性や密室という要素が絡んでると思えます。

>周囲の目がない、準備室のような場所の方が親身になって相談に乗ってくれる、ということも起こります。
こういう逆のパターンも起こりうるわけですね。
こういう準備室のような場所でどういうやり取りがあったか、それがその学校の姿勢を推し量る材料になるかもしれません。

やはり部活動と隠蔽は深い関連性が疑われますね。
回答者様が挙げた宣伝だけではなく、純粋に自分たちの成果を発表する場、名誉を失うことになるし、スポーツ推薦といった利害も絡みます。
高校野球の地域ぐるみでの熱狂ぶりを見れば、どんな隠蔽の圧力や逆恨みが発生してもおかしくはないでしょう。
「被害者一人が我慢していれば丸く収まる」という理屈が蔓延してもおかしくはありません。
しかしイジメ対策で部活動に絡む利害の線から考察する意見はあまり出てきません。
イジメではなくはっきりとした暴行傷害として立件されてきたのか、それともメディアなどに関わるものの中にも部活動に打ち込んできたものが多くて、部活動の味方をする勢力が多いのか…?

詳しい回答をありがとうございました。

お礼日時:2012/07/27 20:22

 昔は子供どうしてで解決方法を考えたりしたけど、今の子供達はヒントを与えても動けるかどうかの状態。

これがあると有る程度抑制できるんだけどね。
 先生も子ども同士で解決を願っています。これは社会人となった場合を想定して居るからです。しかも、先生達は事務処理などに追われて子供を見る時間が減っています。テストのこともあるし。
 良い先生は自分の子供を犠牲にして他人の子供に目を向けている事も多いです。

 現場の先生達の講演会とか聞くと、先生達の時間が子供のために作れない事を多くの先生から聞いています。評価の関係もあるし、学校全体で動けば良いのですが、それぞれ担当のという形で連携が取れない。で、気がつけば初期に行えれば良い物が出来ないで、悪化するのだと思います。

 先生同士の連携がうまくいっている場合、いじめの問題も少ないようです。
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この回答へのお礼

確かに、教師が多忙でとても手が回らないという意見もありますね。
もっとも、多忙だからと言って重要な仕事をすっぽかしてとんでもない事態を招いてるわけだからあまり同情はできませんが。
イジメ対策という重責から教師を解放してあげたほうがよいのかもしれません。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/07/27 20:24

大津市事件に関しては教師は日本人ではないと言う話があるので


被害者が日本人なら教師は内心ザマーみろと思っているかもしれませんね
本当なかは定かではありません

偏見なコメントですみません
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この回答へのお礼

確かに、あの学校は韓国に過剰に肩入れした教育を行っているという発言もネットで見られました。
反日教育と合わされば公正な態度は期待できなくなります。

教師が偏った思想を持っている可能性も考える必要がありますね。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/07/27 19:59

質問者様と同じく自分の体験談から考えてみました。



中学の時、クラスでいじめを受けていたのですが、担任に相談しても、(明らかな物理的事実があるのにもかかわらず)気のせいだと言われました。
しかし、他のクラスの信頼できる別の先生へ相談し、それが他の先生方に明るみになった途端に手の平を返したようにいじめとして問題視してくれるようになりました。

データや立場などの観点からは回答出来ませんが、いじめを隠ぺいしようとする教師は、生徒に対して無関心、偏った考えを持っている、自分が批難の対象となるのを嫌う…等の傾向があると個人的に感じました。
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この回答へのお礼

他人の目がなかったら面倒なことはしなくなる、ということなのでしょうね。

挙げられた傾向は、他の事例でも見受けられますね。
事実として処理することのデメリットが大きすぎる現状では、自分の生活を守るため隠蔽に走る傾向になってもおかしくないのでこの点からもメスを入れる必要があると思います。
隠蔽に走ったものをただ責めるだけで終わってはどうにもなりません。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/07/27 19:52

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