ＡＢ型とＯ型から生まれる血液型について

Question

分かりにくい文章とは思いますが、
お付き合いいただけると幸いです。

先日、このような話を耳にしました　(゜o゜)/

私の祖父の親である
曽祖父（ＡＢ型）　と　曾祖母（Ｏ型）　の間に
全種類の血液型　【Ａ，Ｂ，Ｏ，ＡＢ】　の子供が
生まれていた。（計９人）

この話を聞いた際、
「ありえないのでは・・・？」と、思いました。

普通、ＡＢ×Ｏペアからは、
Ａ型，Ｂ型，Ｏ型が生まれ、ＡＢ型は生まれない。
と、授業で習ったからです。

加えて、Ｏ型の曾祖母からＡＢ型の子供が生まれるなど、
あり得ないだろう・・・と思いました。

気になってネットで調べたところ、
ｃｉｓＡＢ型という特殊な型があるらしいと分かりました。

しかし、仮に曽祖父がｃｉｓＡＢ型だとしても、Ｏ型との間には
「Ｏ」と「ＡＢ」しか生まれない。とかなんとか・・・

残念ながら、もう私にはよく分かりません。
ちんぷんかんぷんです。
(´；ω；｀)グス

どなたかこの謎を分かりやすく説明しては頂けませんでしょうか。。。

≪ＡＢ型とＯ型の両親から【Ａ型，Ｂ型，Ｏ型，ＡＢ型】が生まれるメカニズム≫

よろしくお願いいたします　_(._.)_

補足情報として、、、
・祖父の兄弟姉妹間で顔が似ているので赤子の取り違え等もないと思われます。
・この話を聞いた際、祖父の兄弟が多数集まっていたので、
　「みんなの血液型、間違ってるんじゃないの？」　と聞いてみたところ、
　「間違ってない！！」　と自信を持って答えてくれました。。。

Tacosan · Accepted Answer

さすがに調べきれていないのですが, ゲノムインプリンティングが起きなければそれで正解です.

H抗原を作る酵素は 19番染色体に, A/B抗原を作る酵素は 9番染色体にコードされています. つまりこれらは独立に遺伝するため,
hhAB×Hh(cis-AB)O
という組み合わせで A/B/AB/O のどれにも見える組み合わせを作ることができます.

理論上は.

なお, cis-AB まで持ってくる必要はなく, 実際には
hhAB×HhAB
で十分です (がそれでも「珍しい」ことに代わりはありません).

mojitto · Answer

ＡＢＯはまれに外れることがありますよ。

それに昔は産まれたときに血液型を調べましたが、出産直後は母親の血の影響で間違っていることが意外と多いそうです。
ですから、今では産まれた直後に血液型を調べないこともありますし、調べたとしても「違う可能性がある」ということを念押しされます。

だから献血をする際は、自己申告をアテにしないで、その場で血液型を判定します。
献血ルームの人に
「自己申告と違った事ってあるんですか？」
と冗談交じりに聞いたら、
『私は３例ほどありました』
と言われて、ビックリしました。

その血液型はいつ調べたものでしょうね？

Tacosan · Answer

「ふつ～」のABO式血液型で考える限り, AB×O では A と B しかありません.

ただし, 俗に「稀血」とも呼ばれるものを持ち出せば話は別. ほとんどありえない組み合わせを持ち出せば AB×O から AB, A, B, O の全てを出すことが可能だと思います... あくまで理論上ですが.

なお, 検査方法によっては「本当は A型だけど反応が弱いので O型と勘違いされる」ようなこともありえます.

piko093 · Answer

＞普通、ＡＢ×Ｏペアからは、
Ａ型，Ｂ型，Ｏ型が生まれ、ＡＢ型は生まれない。
と、授業で習ったからです

普通ＡＢ×ＯペアからはA型かＢ型しか生まれないと思います。
だとするとなおさら全ての血液型の子が産まれたのは謎ですね。

ひいおじいさん、ひいおばあさんの血液型が間違っていたということはないのでしょうか？
調べたのは昔のことでしょうし今ほど精度が高くなかったとか…

pinkodayo · Answer

ごくオーソドックスに、AB型とO型の間には男女関係なく　A型とB型しか生まれないよ！！！

確率としてはA型(AO)50％　B型(BO)５０％です！！

A型とB型にはそれぞれ、AA型AO型　BB型BO型　４パターンありますが！　O型とABはそのまんまなので単純に　A型B型しか生まれません！

7964 · Answer

＞祖父の兄弟姉妹間で顔が似ているので赤子の取り違え等もないと思われます。
遺伝子診断までしないとなんとも言えないですよ。

さすがに調べきれていないのですが, ゲノムインプリンティングが起きなければそれで正解です.