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後継者のいない中小企業の運命とは?

従業員10人ほどの小企業で働いております。

7年ほど前、私の会社に後継社長として社長の息子さんが入社してきました。
大学を出てから8年ほど大企業に勤め、それなりの実績と経歴のある人物です。
飾らない明るい人柄で現社長も高齢であることから、これで会社は存続すると思っていました。

ところが何年かした後、古参の社員が嫉妬し暴走し始めました。
この息子さんと対立し冷戦状態。
ついにあるとき激しく衝突しました。
1ヶ月ほどした後、息子さんは会社を去ると言い始めました。
仕事で一緒したときにお酒を飲みながら話を聞いたのですが「俺は皆の信頼を失っている。俺はもう去るからあとは好きにやってくれ」とこぼしていました。
本当はそうではなく、例の古参社員が一人で怒りぎゃあぎゃあ騒ぐのを、さも皆が言っているように吹聴しているのに周囲は皆呆れ返っていたのです。
私は仲の良い同僚と何とか辞めないでいてくれる方法はないか相談したのですが、誰もが知っている一流企業からオファーがあったそうで、引き止めるのは無理だろうとのことでした。
再度彼と会ったときに「辞めることはないんですよ、あんなのおっぽり出してやればいいじゃないですか」と説得したのですが意思は変わりませんでした。

後継者である彼が去るとこの会社を継承する人が誰もいなくなります。
私の上司も社長は嫌だと言っているし、企画書1つ作れない件の古参社員など論外です。
決して経営状態が悪いわけではないのですが、現社長も高齢であることから近々会社を畳んでしまうのではないかという気がしています。

このような後継者のいない中小企業はどのような運命をたどるのでしょうか?
私自身は大学を出たわけでもないし年齢的にも転職や再就職は困難です。
このような時どのように未を振ったら良いのでしょうか?

A 回答 (8件)

会社をたたむことは、そんなに簡単ではありません。


息子が辞めたからといって、また現オーナー社長がリタイヤしたとしても、会社をたたむ理由にはならないと存じます。
社長も、今までがんばってきてくれた従業員を路頭に迷わすようなことはしたくないと思いますがいかがでしょうか?

会社の業績がいいうちに、社長とじっくり話し、有志により会社を存続する方法はないかを話し合われたらいかがですか?

要は、経営を続ける意思や能力が、その会社に備わっていればいいので、その為に従業員が一丸となって何をすれば良いのかを勉強されたらよいのであり、その為なら社長も、協力してくれると思いますよ。

息子が継がなくとも、従業員が会社を続けてゆく。 という強い意志と、社長への敬意を無くさなければ、何とか成るように思いますがいかがですか。

そして、わけの分からない古参についても、貴方が知らない何かを知って騒ぎ出したのかもしれませんので、その点は、彼からじっくりと聞き出したらいかがですか?

どちらにしても、今の会社は、貴方が定年退職するまでは存続していなければならないのですから、その為に、行動を起こすべきと存じます。

この回答への補足

ご回答ありがとうございました。
現在会社は社長以下2名の管理職とその下の社員で構成されております。
1名は私の上司ですが、彼は社長業の過酷さを理解しているので「社長にはならない」と宣言しています。
もう1名が件の古参社員ですが、部下の手柄を自分の功績と勘違いしていて周囲も呆れてものも言えない状況です。
どこの職場にも一人くらいはいるのでしょうが、常に誰かを憎んでいないといけない人物で、次の標的は自分ではないかという気がしています。
社長職を継ぐ意志・能力のある者が誰もいません。

業種ははっきり言って斜陽産業です。
今はメーカーの下請けを細々とやっているので何とか食いつないでいますが、元請の会社も後継者を失ったと知ったら、廃業間近と察して取引先を変えるかもしれません。

私自身もずっと作業者のような仕事だったので、社長業に必要な経理も営業もわかりません。
件の古参は勝ち誇ったような態度ですが、他の社員はこの事態に動揺しています。
現社長が元気なうちは良いのですが、5年後も分からない状況になってしまいました。

補足日時:2012/09/06 01:13
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古参社員の年齢によりますが、資金繰り悪化を理由に早期定年退職してもらえば?


社長も分かってると思うけど。

失礼な言い方かもしれないけど、
あなた方社員は、社長の息子が帰ってくるにせよ、他社への吸収合併にせよ、
企業価値を高めるために仕事に励むしかないですよ。
他社が欲しくなるような会社であり、人材となるよう努力するのが一番ではないでしょうか。
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零細企業の役員です。


私の会社では、社長が私の兄で40代前半、私が30代後半で、役員は二人だけですね。
そして、私たち二人は独身で、結婚などの予定もありません。結婚と子作りを急いで行っても、経営を任せられる子供に育つかわかりませんし、育ったとしても、年齢と実績からしても、現社長と社長の子の間に一人経営者を入れる必要があると考えています。
しかし、現在20年後に任せられる従業員などはいません。

私たちは、任せられるような人が出てくれば、時期を見計らって経営を引き継ぐことも考えています。しかし、すべてを任せるのではなく、株主として経営に口出しするつもりではいます。

ただ、後継者が現れなかった場合を考えていないわけではありません。
同業の取引先はいくつもありますので、M&Aのような形で吸収してもらうことも考えていますね。
これは、経営者の最大の責任として、資産を売却などをし債務を整理し、従業員の再就職先の代わりになればと考えています。ですので、吸収をしてもらえなかったとしても、同業の取引先へ既存の仕事の権利などとともに従業員の受け入れをお願いすることになるかと思いますね。
したがって、経営者や会社が変わるため、仕事の仕方や上席者が変わり、給与面などの待遇も変わることでしょう。納得できる従業員のみそのような形で困らないようにと考えていますね。

信頼のおける経営者であれば、会社の閉鎖=従業員の解雇で終わらないと思います。資産などの価値が低く・少なく、引き継ぎたいという従業員がいれば、退職金や賞与などと引き換えに、会社自体を売り渡すかもしれませんし、従業員の次の就職先のあっせんなども考えることでしょうね。

小規模な会社ほど、従業員もリスクを考えておくべきなのです。経営者によっては廃業とともに従業員を捨てる考えの人もいますからね。ただ、雇用保険さえ入ってくれていれば、最低限の就職活動期間の失業給付が得られることでしょう。その就職活動の期間で再就職できるような、資格や実績(技術)をもったり、人脈をしっかり持つことですね。

大学を気にされていますが、私自身大卒ではありません。大卒の良い面もあると思いますが、すべてではありません。それに中途採用では学歴はあまり関係ないのではないですかね。

私の知人には、会社内の仲の良いメンバーだけで会社を興した人もいます。その人は仕事の取引などを通じて知り合った人から信用を得ていたことから、起業のための資金を用意してもらいました。いわゆるスポンサーがオーナーになっての会社であり、雇われ社長・役員という立場で起業しましたね。
その辞めた会社は、経営者が従業員の評判が悪く、従業員の信用と努力で維持しているような会社でしたので、仲の良い主要メンバーが独立したこと、従業員の信用で取引していたため、独立とともに取引がなくなった(独立で出来た会社へ取引が変更)ことで、ほとんど倒産の状態のようですね。残された仕事の出来ないような人たちも、何人も整理解雇を受けているようですね。

そのほかに、株式会社ABCというような名の会社が傾きかけたときに、主要メンバーが同時に退職しました。その後、そのメンバーで株式会社新ABCというような名の会社を設立し、ABCの取引先のすべてに新ABCの役員が営業回りを行い、技術力が大きく減ったABCから変わらぬ技術力と信用力を持った新ABCという会社へ取引を移すような営業をしましたね。ABCの役員が新ABCの役員をいろいろな形で訴えましたが、一部の資産の無断利用以外については勝訴したようですね。

個人で動くのであれば、再就職がスムーズにできるような準備を進めることですね。技術者はもちろんのこと、実績を示すような経歴書を作成する場合には、それなりの情報が必要です。長く一つの会社にいるとわからなくなるものです。会社の帳簿類を見ることが出来るうちに、その辺を整理しておくことも大切ですしね。
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>このような後継者のいない中小企業はどのような運命をたどるのでしょうか?



業種によります。

生産設備や土地建物などそれなりに資本のいる業種で、
現存する従業員で跡を引き継げない場合は
そのまま廃業です。

浮いた資産を売却すれば現経営者だって
多少の懐は潤うわけですから。

顧客の引き継ぎやノウハウだけでやっていけるような
業種であれば、会社名をそのまま引き継ぐこともできますし、
新たに会社を興してもかまわないわけです。

その中間で、そこそこの金額は必要だけど、
経営が安定していてそれなりの利益が期待できる場合は、
資産を分割で買い取る約束をして、
しばらくは会社の資産をそのまま利用させてもらう
というやり方もあります。

いずれにしても、規模を小さくしてでも業務を引き継ぐ意思のある
人間が必要最低限いる必要はありますが。

そういう形にならない場合で、経営者が元気なまま廃業する場合は、
金融機関などを通して、同業他社に従業員、生産設備ともども
引き取ってもらうというやり方や、従業員の引き取り先だけ
探すというやり方もあります。
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現社長が健在なのでしょ?


あまり触れてないので何ですが、経営も順調そうですしまともな経営者だろうと思われます
ホントは息子さんが継いでくれれば良いんでしょうけどね

経営者の方が口を揃えて言う 絶対やってはいけないことがあります
それは会社を潰すことです 社長と言うのは社員が思ってる以上に社員のことを思ってます
路頭に迷わすことを自ら選択などしません 一番ありえるのは他の方も言ってますが同業他社への買収ですね
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同じような規模の2代目です。

現在は役員です。

真実を話しても社長の息子さんが辞めるのは実は自分は経営者に向いていないもしくは本当はやりたくないからでしょう。トラブルを理由に他の会社で働きたいのが本音だと思います。

本当に畳んでしまうケースも無くは無いですが、実際は
社員から社長を選出
類似企業や投資会社に買収⇒新しい経営者が就任
という形が多いみたいです。

後継者がいないというのは本当でしょうか?社長になるためによほど専門的なスキルが必要なのでしょうか?本人達に意識が無かったり、自信が無くても土壇場になれば社長になる人も多いですよ。正確には社長というよりグループリーダーで、慣れるまでは重要なことはみんなで決めて行くという感じです。ただ今は現社長がワンマンなので、なんとなく誰もいないという雰囲気になっているだけかも知れませんよ。
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何の業種か書いてないので分かりませんが、取引先が潰れられては困る場合、買い取りしますけど。


この内容見る限りでは、潰れるんでしょうね。

いまから、就職活動しておくことをおすすめします。
潰れてから、探すのは現状大変ですよ。
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