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友人が保険会社の対応に困っています。

友人から相談(私も昨年、追突事故の被害に合った為、相談してきたようです)されたのですが、ベストな結論が出ず、こちらに投稿させて頂きました。

今年2月、友人が、赤信号停車中の車に、時速70km近いスピードでノーブレーキで追突しました。
幸い、前の車の方がミラーで後ろを見ていて、ぶつかる瞬間にブレーキを強く踏んでくださった為、その車の前にも数台停まっていましたが、玉突きの大事故は防ぐことができたそうです。

友人の車は4000CC近いかなり大型のSUV(巨大なバンパー付き)で、スピードを出して突っ込んだ側ということもあり、こちらの損傷は大したことはなかったのですが、被害者の方の車は1000CCのマニアックな車(名前は忘れましたが、昔日産が出した限定車だそうで、ぱっと見、外車のような雰囲気の車です)で、後ろが大きく凹み、他にもあちこち支障がでたようです。

被害者は落ち着いた女性の方で、警察が来るまで、大パニックの友人のことを気遣ってくれ、「わざとじゃないのは分かっているから責められないし、仕方ないよ。ちょっと深呼吸して落ち着こうか?」、と逆に宥められたそうです。
そして警察の方には「ミラーで見てたんで知ってますが、居眠りじゃないですよぉ。しいて言えば、間が悪かっただけです。」と友人の為に証言までしてくれたとのこと。

被害者の方は、その後すぐに車を修理に出されたのですが、随分前の車のこと、手に入らない部品もあり、とりあえず日産で直せるところだけを直し、残りの修理は、怪我が治ってから(ひどいむちうちと腰椎捻挫だったそうです。友人は衝突時のあまりの衝撃に、「わー!!どうしよう!!前の方を殺しちゃったかも!?と思ったそうですので、お怪我がそれだけで済んで不幸中の幸いでした・・・。)かなり遠方になるけど日産の限定車専門の修理工場に持っていく、ということで、被害者と友人の保険の担当者の間で話がついていたそうです。

お怪我がひどかったこともあり、残りの修理については、保険の担当者も「特に期限は設けませんので、お怪我が治ってから、ゆっくりでいいです。」と言っていたそうです。

ただ、車は全ての修理が終わって、示談が済んでからじゃないと保険金は支払われないとのこと。
一通りの修理をしてくれた日産への支払いを延ばす訳にはいかない、と、今までの修理代40万弱は全て被害者の方が立て替えて支払っているそうです。
被害者の立場に立つと・・・このあたりからもう踏んだり蹴ったり・・・ですよね。

しかし・・・です。
最近になって、被害者の方が残りの修理に車を持っていこうと、保険会社に連絡したところ、被害者の方に無断で保険の担当者が代わっていたそうで、新しい担当者に「残りの修理は、こちらとしては、必要のないものと判断しましたので、保険はおりません。」と言われたそうです。

加害者である友人は、ときどき被害者の方に連絡を入れていたそうですが、「直せないところは味わいだと思ってあきらめるし、直せるところは保険で出るそうだから、もう気にしないで。」と言われていたとのこと。
(今まで、あちらからの連絡は一切なく、また一言の文句も言われていないそうです。)

しかし、今回のことでびっくりした被害者の方が、初めてあちらから友人に連絡して来られ、保険会社の酷い対応が発覚。
友人は、担当が代わったことは聞いていたものの、それを被害者に伝えない、また、今まで払うと言っていた保険を払わないと言い出す、その誠意のない対応にやはりびっくりし、「保険で出なかったら、私が払うべき・・・だよね。」と言ってます。

ちなみに友人の保険は、時価額超過分の特約を付けており、相手の車の時価の倍額まで支払われる、という契約だそうで、修理代は残りの修理代15~6万円を入れてもやっと時価額とトントンくらいだそうです。
それを思うと「必要な時に出ない保険って何??」と、どうにもすっきりしません。

友人は保険会社にクレームを入れていますが、その後あれこれ調べて、交通事故の場合、車の修理はかなりアバウトでいい(ぱっと見と機能さえ戻れば)らしいこと、どうやら今回保険会社が「払わない」と言い張ったら、法的にはその言い分が通ってしまう可能性が高いことがわかってきました。

被害者の方も、弁護士さんに相談したところ、やはり「一応異議は申し立てますが、これは法的には保険会社に押し切られる可能性が高いです。」と言われたとのこと。
しかし、車を大事にしている方のようで、「最悪、自腹ででも修理します」とおっしゃっているとのこと。

友人は、他の出費についても不安になり、被害者の方に尋ねたところ、気を遣われてはっきりしたことを教えてはもらえなかったそうです。

そこで、保険会社に問い合わせたところ、被害者の方は今月、お怪我の症状固定の手続きをとったものの、後遺障害が認められるかどうかは微妙なところであり、お怪我も完治したわけではなく、この先もリハビリ等で月1万円程の治療費を自腹で支払っていくことになるそうです。
治療費は慰謝料等でトントンになるだろうとのお話だったそうですが、トントンでは被害者は損してますやん・・・トントンでどうする?と思ってしまいました。

保険は今のところ一銭も払われてはいないそうで、被害者の方の立て替え分は、今現在、なんやかんやで50万近くになっているだろうとのこと。

こうなってくると保険ってなんだろう??な気分です。
謙虚できちんとした方は思いっきり損をするシステムにも思えてきました。

このまま行くと、残りの修理代は友人が払う、ということになりそうなんですが、それもどうにもすっきりしません。

修理代が保険から出ない、というのはよくあることのようですが、他の方はどのように解決されていらっしゃるのでしょうか?
お教えいただければ幸いです。

A 回答 (6件)

>修理代が保険から出ない、というのはよくあることのようですが、


私の場合、バイクの自損事故でしたが、修理代は出ませんでした。

>他の方はどのように解決されていらっしゃるのでしょうか?
私の場合は解決できませんでした。

私は「保険会社=悪の組織」って思ってます(笑)。保険会社は保険金を払いたくないので、どうにかして払わずにすむようにしようとしてやがります。
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この回答へのお礼

回答していただきありがとうございます。

「保険会社=悪の組織」、笑ってしまいました。

たしかに、私も友人の事故のちょっと前に追突されたのですが、相手の保険会社も自分の方の保険会社も、ひたすら払わない方向へ持っていこうとしてましたもんね。
企業なんで、仕方のないことではありますが。

これから保険会社のCMを見るたびに「悪の組織」と思ってしまいそうです(笑)

お礼日時:2012/09/25 07:15

車の保険とはそういう物です。


「車を大事にしている方のようで、「最悪、自腹ででも修理します」とおっしゃっているとのこと。」
いい相手の方ですね。
余裕が有るのなら加害者が負担をしてあげて下さい。
「他の方はどのように解決されていらっしゃるのでしょうか?」
保険会社に全てお任せしてひたすらお詫びをするだけです。
差額の要求があっても応じませんね。
ディラーならともかく知り合いの修理工場だと修理代金にずいぶん上乗せされて請求されますからね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

たしかに、車の保険はそういうモノだと思うのですが、今回は随分せこい、というか、誠意0なので・・・。

このまま支払われなければ、友人が負担することになると思います。

お礼日時:2012/09/25 07:22

うちの弟は、以前かなり古い車と大事故を起こし、時価額超過分を50万円まで保証する特約を付けていましたが、修理代が特約で賄っても26万円ほど超過してしまい、迷わず自腹で払いましたよ。



迷惑かけたのは自分だし払うのが当然だよ……と。
弟の車は修理を諦め廃車になりましたが。

質問者様の友人の相手は、大切な車を破壊され怪我までして苦痛を受けているんですから払うのは当然だと思います。
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この回答へのお礼

回答いただき、ありがとうございます。

はい、私も、もし本当に保険から支払われなければ、友人が負担するのが当然だと思っています。

ただ、今まで相手の方にも友人にも「追加の修理分まで全額出ますよ」と言っていたのを臆面もなく覆してくる、保険会社の「ちゃぶ台返し」が納得いかないのでした。

私が怒ったところで仕方ないんですけどね~(笑)。

お礼日時:2012/09/25 07:28

中々の長文・・・・


で、お答えですが
>このまま行くと、残りの修理代は友人が払う、ということになりそうなんですが、それもどうにもすっきりしません。
元々事故の賠償は加害者が行うがセオリー。
それを補うための仕組みが任意保険。
なので追い金は「加害者が支払う」ですよ。
請求された金額が妥当かどうかの問題は保険会社のルールで決まってます。
そのルールを法的に後押ししてるのが「最高裁判例」
http://www.jiko-online.com/saikousai.htm
この中で個人的に「追い金は払ってはダメ」とは決まっていない。

今回は
1.そもそも時価価格の無い車に追突した。
2.時価格の無い車は対物は「40万円支払い」が限度。
3.対物超過特約は50万円が限度。
です。
その範囲で保険会社は事故の賠償金を決めます。
それで今回は多分「対物超過特約含めて40万円以内」と決まったのでしょう。
なので40万円越える分に関しては「加害者が支払う。但し任意で」ですね。
怪我は「自賠責保険」でカバーされてるので問題はありません。

今後は被害者の方とよく話し合って追い金を幾ら支払うかを決めましょう。

保険会社は「慈善団体」では無いですよ。
何でもかんでも「はい!お金」はしません。
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この回答へのお礼

丁寧なご解説、ありがとうございました。
あはは、たしかに私の質問、必要以上に長かったですわ~。
事故を起こした友人と喋りながらPC入力してたんで・・・だらだらと・・・失礼いたしました。

「保険で賄われない分は友人が払う」、事故を起こした本人なのですから仕方がないことだと思います。
すっきり納得いかないのは、今まで「払いますよ~」と言っていたのを、ここにきて保険会社が覆してきたことですね。

もちろん、保険会社は慈善団体ではなく企業ですし、利潤の追求が第一の目的なのは理解しています。
払うのが仕事、ではなく、いかにして払わずに済ませるか、が保険会社の社員のお仕事だということも。

ただ「このちゃぶ台返しはどうなん??」なキモチなのですよ。

あ、相手の方の車の時価額ですが、もともとの生産台数が少ないのと、デザインの秀逸さで今でも人気のある車だということで、20年前の車とは思えない高値がついてました。
また聞きなのでざっくりですが、50万円代半ば、だそうです。

お礼日時:2012/09/25 08:04

相手の人は、相手の人の保険に「弁護士特約」はついてないですかね。

ついてるなら、それが使えます。使ったからといっても、保険料は上がりません。
弁護士を立てると、対人賠償の金額が少なくとも1.5倍に跳ね上がります。対物賠償で出ない分を対人賠償で補てんするのがいいですよ。あまりほめられた手段ではないですが、仕方ありますまい。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。

特約かどうかは分かりませんが、相手の方は弁護士さんをたてるようです。

ただ、対物賠償を対人賠償で補填するのは筋が違う気がする、ということで、友人としては、車の追加修理が保険で認められない場合は支払うつもりのようです。

私もそうすべきだとは思いますが、払う払う・・・やっぱり払わないっ!という保険会社のやり方に「イラッ」としたのですわ。
ほんま、私が怒っても仕方ないことなんですけどね~(笑)。

お礼日時:2012/09/25 08:12

ま、とかく保険屋は悪者にされがちですよね。


私も保険屋ですが、事故のことでお客さん(あるいは相手)から怒鳴られることはしょっちゅうです。

お友達の事故ですが、被害者の方もちょっと先走り過ぎましたね。
保険で支払われる範囲内で修理をするのか、自己負担が発生してでもきっちり修理をするのか、そのあたりの方向性をまず決めてから修理に出すべきでしたし、保険会社もそのへんのことは助言すべきでした。
お話の内容から察すると、今回のもめ事は保険会社の不手際(初動対応のマズさなど)が発端になっているように感じます。

修理工場も修理工場です。
マニアックなレトロ車は保険が出にくいことなど重々承知しているはずなのに、修理を進めてしまっていますね。
こういう難しい車は、保険会社や客(被害者の方)と十分打ち合わせをしてから修理に望むべきです。

こうなってしまったことは仕方ありません。
保険金(賠償金)で法的責任分はクリアしますから、「後は知りませんよ」という態度をとるのも一つですし、道義的責任を感じて自己負担するものアリだと思います。
お友達の方の気持ち次第ですね。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。

保険屋さんですか~、お疲れ様です!
まさに、保険屋さんを悪者にしがちだった私の質問にお答えいただき(笑)、ありがたいかぎりです。
失礼の段、ご容赦くださいませ。

被害者の方もちょっと先走り過ぎ・・・、とのことですが、当初保険会社の担当の方は、「追加の修理まで入れて、車の時価額X2を超えない範囲なら全額保険でカバーします」ときっぱりおっしゃっていたそうなので、被害者の方、そして修理工場に落ち度はないように思います。

もちろん、担当者も闇雲にそう言った訳ではなく、日産に追加の修理の内容と必要性、また本当にディーラーである日産でできない修理なのか、そして大体の予想修理代金等を確認してからの回答だったそうです。

加害者である私の友人も、同じ方から同じ説明を受けたそうなので、今回、保険が出ないかも・・・という話は、友人にとってはまさに「寝耳に水」の話なのでした。

友人から話を聞いたときは、「保険会社の新人さんが安請け合いしたんとちゃうか?」と思ったのですが、その説明をしてくれた初めの担当者は若い平社員ではなく課長職の方だった、とのこと。

なので、「その方は払ってくれるつもりやったけど、その方が異動して他の方に担当が代わったときに、”聞いてないって言い張ったら、これ、払わんでもいいんとちゃうか?”となったのかな」、と私の想像の小芝居が・・・(笑)。

このお礼を書いてる途中に友人から電話が入りました。

先程友人に保険会社から、「たしかに、こちらで調べたところ、とてもいい加減な対応と言わざるをえないので、社内でもう一度検討します。ご迷惑をおかけしました。」と連絡があったそうです。
もしかして状況は好転するかもしれません。

友人は私には「保険会社にクレームを入れたわ」と婉曲表現をしていたのですが、電話で話し合おうとしたけど埒が明かないので、今日仕事で外に出たついでに改めて怒鳴りこんだ、そうです(笑)。
「そこに居た一番の責任者を捕まえて、相手の反論を一個一個潰していって、一言も反論できんとこまで追い詰めたったわ、あー、すっきりした。あれだけ言うてまだ払わんと寝言を言うなら私が払ったるわい。」
だそうです・・・。

ちなみに彼女は某大企業の課長職で、自己主張の激しいアメリカ人や中国人他、外国人を多く部下に抱える、とても仕事のできるヤツです。
英語と中国語(北京語・広東語)はおそろしく流暢なのですが、何故か日本語が非常にあやしい(帰国子女ではありません(笑))為、私がこのサイトに質問することになったのでした。

しおらしく相談してきて、結局最後は力技の怒鳴りこみかいな・・・私いらんやん・・・と、ちょっと「はぁ??」なカンジではございますが、本人がすっきりと納得しているので、解決、のような気がいたします。

皆様ありがとうございました。
友人も「大変参考になりました。皆様ありがとうございました!」と言うてます。

お礼日時:2012/09/25 19:54

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