No.1ベストアンサー
- 回答日時:
「塩溶」は、塩類をちょっと添加すると蛋白質などの溶解度が著しく増えること
をいいます。「塩析」は、もっと塩類を加えると溶解度が減少し、解けていた
蛋白質が析出することです。
参考URLに単語の意味が載ってます。
参考URL:http://tomovet.hoops.ne.jp/vet/chemistry/keyword …
No.3
- 回答日時:
塩溶の状態では、溶液中のイオンはそのほとんどがタンパク質のすぐ近くに存在し、
それらのまわりを溶媒(水)が取り囲んでいます。
塩析の状態では、さらに大量のイオンが溶液中に存在するため、溶媒(水)は
それらのイオンを溶媒和するために費やされます。結果、タンパク質部分を溶媒和
できなくなり、タンパク質が析出します。
No.2
- 回答日時:
どちらも生化学用語ですね。
塩溶は、純水溶媒に対し、少量の電解質を加えるとタンパク質の溶解度が増える現象です。タンパク質はアミノ酸の重合体ですから、非常に大きな電気双極子を持っています。ですから、塩によって加えられたイオンとタンパク質が複合体を作り、可溶になるのではないかと考えられています。
塩析は、過剰の電解質を加えるとタンパク質溶解度が減少するという現象です。タンパク質に多量のイオンが水和し、結果的に溶媒のActivityが減少するため、溶解度の現象を引き起こすとされています。
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