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なぜ歴代総理は村山談話を踏襲するのですか?

安倍氏は見直すというような方針だったようですが、
前回の政権ではスルーしてます。

そもそも日本がどのような植民地支配を行なっていたのか、
なぜ「談話」とかいうもので政府の方針として、しかも「踏襲」
してきたのか、たんなる事なかれ主義なのか、
誰かに遠慮しているのか、謝罪がカッコイイと思っているのか、
誰が喜ぶんでしょうか、イギリスやフランスがいつ謝ったのでしょうか、
そのあたりを知りたいので、
詳しい本とかってありますか?

A 回答 (6件)

1:>なぜ歴代総理は村山談話を踏襲するのですか?



回答1
A:あんなものでも、世界に対して発表したものなので、破棄すると信用を失う怖れがあるからです。
B:あんなものでも、国内には内容を信じている人や、それを利用している人や集団がいて、撤回に反対しているからです。

村山談話は旧社会党が与党だった時に、日本を縛る為に出されたものです。
国際社会での日本の立場の弱体化を狙ったものであることは、以下の会話の内容から明らかです。
事実、これ以降首相が交代するたびに、メディアからこの談話の踏襲を確認され、外交で大きな枷をはめられる結果となっています。

「そうじゃのう」村山富市 インタビュー辻元清美 第三書館刊 発行者 北川明(辻本の内縁の夫:元赤軍派)

辻元 私たちも政府・自民党に迫っていくときに、「あの談話を踏襲しているんですよね」と質問を必ず予算委員会でもするんですよ。そうしたら、向こうは「はい、そうです」と。
 村山 否定せんわな。
 辻元 言わざるを得ないので。
 村山 そうじゃ、そうじゃ。
 辻元 一回やっておくと効果は大きい。
 村山 それはそうじゃ。一貫してそれを否定できんことになるから。
 辻元 そうですね。
 村山 あの談話は、僕はそれなりに意味があったと思うね


「村山談話」は「戦後50年の国会謝罪決議」の後に発表されたものです。
それらは、↓の問題があります。

「戦後50年の国会謝罪決議」
成立の経緯
6月9日(金)夕刻、国会対策委員会幹部(新進党)より、衆院議員に「本日の本会議ないので各議員は選挙区に戻って下さい」という通知が出され、多くの自民党議員が帰りました。
(通常、議員は土日は選挙区での予定が入っており、早く戻りたいと思っています)
その直後、土井たか子衆議院議長が、突然に衆院本会議を開催しました。(PM7:53)
その会議で、「戦後50年の国会謝罪決議」が提出され、わずか6分で可決し、(欠席265名、出席230名)その後散会しています。

実は、参議院はこの経緯と内容の異常性から、同決議の採択すらしていません。

問題点
国会は立法機関であり、思想信条の自由と密接に関係する特定の歴史観を宣明する場ではない。
それ以前の歴代内閣は、歴史の評価は後世に任せるべきで、総理大臣がその善悪を公表するような問題ではないという姿勢です。

決議後のメディア・世論の評価
大原康男(国学院大学教授)が、国会議員285人の支持の元、506万人を超える決議反対の署名を集めました。
決議推進派は自治労の組織を基礎として運動を展開したが、31万人分しか集りませんでした

メディアの評価(星浩 朝日新聞政治部 「世界」 1995年8月号)
「国権の最高機関が採択した決議は、出席者が半数に届かない議場で行われたのだった」
「採択の経過でも混乱が際立ち、決議は傷だらけとなった」
「敗戦から50年。政党間の妥協の産物となった戦後決議は、アジアをはじめとする世界に対する日本からのメッセージとしてはあまりにも内容が乏しい。国際社会の理解はとうてい、得られないだろう」

村山談話は、この「戦後50年の国会謝罪決議」の欠陥を補うために発表したものです。
談話は少数の人間により作成され、自民党内で事前に案文を見たのは、橋本龍太郎氏や野中広務氏ら一部でした。
野坂官房長官は、閣議決定をスムーズに行う為、「有力閣僚や与党幹部に内容は詳しく説明せずに、『ただただ、頭を下げて』根回しにまわった」と報じられている(産経95年8月16日)。
同紙はまた、野坂官房長官が、内容を伏せたまま、ひたすら頭を下げて根回しをする一方で、もし、反対する閣僚が出てくれば「お引取り願うだけ」つまり、辞職してもらうだけだと強気でもあったと報じている。

「村山談話」は上記の経緯から社会党の都合で、他の政党の閣僚を恫喝して通したものであり、その前提である「戦後50年の国会謝罪決議」も国会で承認されたものではありません。

もちろん内容自体にも問題がありました(動画参照)


>前回の政権ではスルーしてます。

私の記憶では、前回は見直すとは言っていないと思いますが。
復帰した総理は、新しい事はしてはいけないのでしょうか?
それに、当時は野党や自民党内にも、村山談話を支持する勢力が多くいました。(中国と仲のよい小沢氏もいましたし。)
政治化とは、現実を考えずに理想を語ればよいだけの仕事なのでしょうか。
(それをした人はルーピーとか呼ばれたそうですが)


>そもそも日本がどのような植民地支配を行なっていたのか、
>なぜ「談話」とかいうもので政府の方針として、しかも「踏襲」
>してきたのか、たんなる事なかれ主義なのか、
>誰かに遠慮しているのか、謝罪がカッコイイと思っているのか、
>誰が喜ぶんでしょうか、イギリスやフランスがいつ謝ったのでしょうか、

ようするに、全く無知ということですね。
遠慮や謝罪は1で回答済みです。

欧米は植民地については、↓という認識なので、謝罪も賠償もしていません。

1.未開国を植民地とするのは当時の国際法により合法であり、謝罪や補償金の支払いは必要ない。
2.植民地支配は未開国に文明の恩恵を与え生活が向上し、人口が増加し寿命も伸びた。
3.植民地支配が悪と言うのなら、未開の生活、無知蒙昧の状態に戻るべきである。
4.植民地政策により生活を向上をさせてもらったことを感謝すべきであり、謝罪要求など問題外である。もし要求されてもそれには絶対に応じないことが、西欧社会の常識である。
5.我々は過去の植民地支配について罪悪感など抱くことは決してない。

アメリカ:ベトナム戦争でベトナムに謝罪したことは一度もない。
イギリス:香港を植民地にしていたのに謝罪したことは一度もない。
フランス:ベトナム・アルジェリアを植民地にしたが謝罪したことは一度もない。
オランダ:インドネシアを植民地にしたが謝罪したことは一度もない。
ポルトガル:マカオを何世紀にも渡り植民地にしたが謝罪したことは一度もない。
ドイツ:ナチの虐殺行為は認めたが、侵略を謝罪したことは一度もない。
ロシア:東欧諸国を戦後弾圧し続けたが、民主化後謝罪したことは一度もない。
スペイン:フィリピンを何世紀にも渡り植民地にしたが謝罪したことは一度もない。
中国:世界各地で昔も今も侵略と虐殺を行っているが謝罪したことは一度もない。
北朝鮮:朝鮮戦争で韓国を侵略したことを謝罪したことは一度もない。
韓国:朝鮮戦争で北朝鮮を侵略したことを謝罪したことは一度もない。

更に、植民地が独立する時は宗主国が残していくインフラの補償をすることが当たり前で、実際に↓のように取り立てています。
なので、宗主国が賠償をするという事はありえないことです。

オランダはインドネシアの独立の時に60億$を請求し、オランダ人がインドネシアに所有している土地財産は保全すること、スマトラ油田を開発の費用の弁済を要求しています。
その他の西洋諸国も同様で、独立した植民地には何もしないか逆に独立費を要求しています。
敗戦国のドイツすら植民地には支払をせず、併合していたオーストリアに戦後賠償金を払わせています

フランスはギニア独立時に公共施設を破壊し、国の重要資料を本国に持ち去りました。それにはギニアの地図も含まれていました。独立後のギニアの開発は、地図が全くない為に行き詰り、世界最貧国に転落しました


>そのあたりを知りたいので、
>詳しい本とかってありますか?

質問の文章から質問者様の読解力が不安ですが、
とりあえず、「戦争論」と「台湾論」でも読んで下さい。(あの頃の作者はまともでしたから。)
日本が統治した植民地は台湾だけです。(朝鮮は併合でパラオは信託統治ですし)

【新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論】
http://www.amazon.co.jp/%E6%96%B0%E3%83%BB%E3%82 …
【新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 台湾論】
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

>戦後50年の国会謝罪決議」

こいつがベースになってるわけですね。
欠席265って、こんなの破綻してるじゃないか!

>国際社会での日本の立場の弱体化を狙ったものであることは、以下の会話の内容から明らかです。

なぜ「日本」の国会議員が「日本」を弱体化させるのか、全く意味不明。
社会党っていったい何なの??

「世界に対して発表した」のならば尚更次期政権では早急に撤回スべきだったのでは?
「踏襲」するということは国民も賛成してるの??

>植民地政策により生活を向上をさせてもらったことを感謝すべきであり、謝罪要求など問題外である。もし要求されてもそれには絶対に応じないことが、西欧社会の常識である。

やっぱり謝罪は美徳とされている日本の伝統的価値観の賜物なのでしょうか。
それ故国民にもそれが良いことだというふうに見えてしまうのだろうか。(うやむや)
しかし国際政治の舞台ではあまりにも不利益が大きくなることも知るべきだし、
今現在その代償を大絶賛支払っているわけですね。
こうしている間も中韓が過剰な反応をするニュースが流れるたびに、
「日本は悪」というイメージを我々若者は植えつけられているわけですよ。

>新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論

靖国論は読んだことあります。こちらもいずれ読みたいです。

お礼日時:2013/01/04 23:27

「完訳 紫禁城の黄昏(上下巻)」、R.F.ジョンストン著、中山理訳、渡部昇一監修、祥伝社発行を是非お読み下さい。

R.F.ジョンストン氏は、1919年~1925年まで約6年間にわたり、皇帝溥儀の帝師(英語家庭教師)として、当時の政争の内幕を見聞し、英国に帰国後、ロンドン大学の東方学院文化・言語科の主任教授を務めた方です。映画「ラスト・エンペラー」でも少年皇帝・溥儀の側に仕えるイギリス人として描かれています。

これを読むと、満州、蒙古と中国の関係が、いきいきと描写され、日本が行った満州国が一方的な日本の謀略でない、満州人、蒙古人、旧体制を遵守する多くの中国人(河北の中国人の90%、中国全体でも過半数)の賛同のうえで作られたものであることが分かります。また、孫逸仙(孫文)が、何故、革命に成功しなかったかも理解できます。

過去の歴史を見れば分かることですが、満州(東三省)は中国人の領土であったことはないのです。満州人の領土であったのです、それが、何故、中国領土になっていったかを分かりやすく理解できます。

また、一度はロシアの領土となった満州を取り戻したのは、多くの日本人の血を流した日露戦争の勝利であったのです。これについては、中国のほんの一部の知識人は認めていますが、政府は認めていません。すべてを悪意を持って言うのみです。

植民地支配については、もう十分に、日本人は謝罪してきました。これ以上の謝罪を要求するならば、蒙古襲来の謝罪を中国人に要求したいものです。この当時、中国は蒙古帝国の一部であり、この侵略は中国人と朝鮮人が主体でした。満州の併呑についても、抗議をすることが可能です。

ましてや、現在のチベット等への中国人の侵略を許すことはできません。彼らは、戦前の我々日本人も行わなかったような野蛮な侵略行為を、現在、行っているのです。それは、すべてのチベット人を静かにジェノサイドし、すべてを中国人のものにすることです。自らの汚れた、血のついた口をぬぐって、我々の十分に謝罪をした過去を責め立てるなど笑止千万です。
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「完訳 紫禁城の黄昏(上下巻)」、R.F.ジョンストン著、中山理訳、渡部昇一監修、祥伝社発行を是非お読み下さい。

R.F.ジョンストン氏は、1919年~1925年まで約6年間にわたり、皇帝溥儀の帝師(英語家庭教師)として、当時の政争の内幕を見聞し、英国に帰国後、ロンドン大学の東方学院文化・言語科の主任教授を務めた方です。映画「ラスト・エンペラー」でも少年皇帝・溥儀の側に仕えるイギリス人として描かれています。

これを読むと、満州、蒙古と中国の関係が、いきいきと描写され、日本が行った満州国が一方的な日本の謀略でない、満州人、蒙古人、旧体制を遵守する多くの中国人(河北の中国人の90%、中国全体でも過半数)の賛同のうえで作られたものであることが分かります。また、孫逸仙(孫文)が、何故、革命に成功しなかったかも理解できます。

過去の歴史を見れば分かることですが、満州(東三省)は中国人の領土であったことはないのです。満州人の領土であったのです、それが、何故、中国領土になっていったかを分かりやすく理解できます。

また、一度はロシアの領土となった満州を取り戻したのは、多くの日本人の血を流した日露戦争の勝利であったのです。これについては、中国のほんの一部の知識人は認めていますが、政府は認めていません。すべてを悪意を持って言うのみです。

植民地支配については、もう十分に、日本人は謝罪してきました。これ以上の謝罪を要求するならば、蒙古襲来の謝罪を中国人に要求したいものです。この当時、中国は蒙古帝国の一部であり、この侵略は中国人と朝鮮人が主体でした。満州の併呑についても、抗議をすることが可能です。

ましてや、現在のチベット等への中国人の侵略を許すことはできません。彼らは、戦前の我々日本人も行わなかったような野蛮な侵略行為を、現在、行っているのです。それは、すべてのチベット人を静かにジェノサイドし、すべてを中国人のものにすることです。自らの汚れた、血のついた口をぬぐって、我々の十分に謝罪をした過去を責め立てるなど笑止千万です。
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>なぜ歴代総理は村山談話を踏襲するのですか?



1.いやしくも一国の首相の談話をその国が否定したら、その国の
  代表(大使も含め)の言動の信頼度は今後間違いなく落ちる。

2.自民単独では政権が取れないから、村山が総理でいいからと
  社会党をくどき自社さ連立政権となった。二十数名の大臣中
  約2/3が自民党で村山談話閣議決定に参画しているのだから
  余程の事が無ければ踏襲せざるを得ない。

3・野党時代は気楽にポピュリストでいられるが、いざ政権を取ると
  中国や韓国等との間に直面する課題に日本として決断していか
  ねばならない。その結果近隣諸国と険悪な関係が長期に続けば
  国内からも責任問題が浮上する。

4.村山談話には賛同しかねる部分もあるが、具体的行動の責務は
  無いから踏襲してもとりあえず実害は無い。

>イギリスやフランスがいつ謝ったのでしょうか

1.イギリスやフランスは謝ってはいない。中国人は列強に蹂躙された
  恨みがある。、中でもアヘン戦争には特に。しかし日本が中国に
  対し行った、艦隊殲滅、台湾・満州奪取、首都(北京)や南京等
  重要都市占領を含め広大な地域を侵略、政権避難先の奥地重慶
  への絨毯爆撃等全体の被害は比べようもなく大きい。
  朝鮮は日本が武力で侵略・占領し、あげくに併合し、日本の制度、
  文化等押しつけ、当然兵や工員等に動員した。ロシア以外の列強
  は認めるのみで手を出せなかった。
2.イギリスやフランスは戦勝国側ゆえ謝る筈がない。  
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第三者の立場の時は、威勢の良いこと言っても、いざ自分が当事者となると面倒なことは背負いたくない。

 ここ何十年も日本には小者の政治屋しかおらず、その中から小者の総理大臣が生れてるからです。 単にそれだけの理由です。
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政治家にしても戦後の自虐教育の毒が全身に転移していて、もはや解毒不可能ということです。

戦前の教育を受けた世代は、もう引退しています。中曽根 康弘が最後の戦前教育世代でしょう。簡単なことです。政治家とて戦後の捏造歴史洗脳に騙されている。
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