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今年度より青色申告をし、事業用口座の開設をしたいと考えています。
青色申告は申請済みで屋号もつけました。

1.事業用口座の名義は氏名だけでも可能?

複式帳簿をつけるにあたり、私用の銀行口座以外に事業用口座を設けた方がいいと聞きましたので、三井住友銀行ではクレジットカードと一体になったパックを検討し、これであれば口座もクレジットカードも私用口座と分けられると考えました。
が、三井住友銀行のHPには事業用としては申し込めないと書かれています。そのため、事業用の口座の名義を屋号抜き(氏名のみ)にして事業用口座として使用することは可能でしょうか。
ネット上では、使用していない個人口座を事業用として使用していますと言う方がいらっしゃるので、事業用口座の名義は屋号なしでも可能ということでしょうか。

2.還付金が振り込まれる口座の名義は氏名のみ?

クレジットカードと一体型でなければ、窓口で「屋号+氏名」の名義で事業用口座を開設できますが、税務署のHPを見ると還付金は氏名のみの名義の口座にしか振り込めないと書かれています。
翻訳事務所を立ち上げており、翻訳報酬料として翻訳会社から源泉徴収分(+振込手数料)を引いた金額が振り込まれます。
白色申告では、確定申告後この源泉徴収分が還付金として振り込まれますが、屋号+氏名の口座にはどのように振り込まれるのでしょうか。もしくは、翻訳会社に源泉徴収分を引かない金額を振り込んでもらえばいいのでしょうか。

3.所得が65万円以下の場合の経費は?

青色申告の複式では最大65万円の控除が受けられますが、収益(所得)が65万円以下でも可能なのでしょうか?極端な例として、収入が10万円なのに、パソコンや書籍などで20万円経費としておとせるのでしょうか。

何もかも初めてのことで分からず、どなたかご回答いただければ幸いです。
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

>1.事業用口座の名義は氏名だけでも可能…



事業を行うのはあくまでも「人」です。
「店 (屋号)」が事業を行うのではありません。
個人名でいっこうに差し支えありません。

>2.還付金が振り込まれる口座の名義は氏名のみ…

氏名 + 屋号でもかまわないはずですが、屋号のみではいけません。

>税務署のHPを見ると還付金は氏名のみの名義の口座にしか…

URL を示してくれるとありがたいです。

>白色申告では、確定申告後この源泉徴収分が…

納税や還付の口座に、白と青の区別はありません。

>収益(所得)が65万円以下でも可能なのでしょうか…

所得が 65万未満の場合は、その所得額が最大限。
40万の所得に 65万控除で足りない 25万は国がお金を恵んでくれる、なんとことはあり得ません。

>収入が10万円なのに、パソコンや書籍などで20万円経費としておとせるの…

それは、青色申告特別控除とは関係ありません。
20万の経費が事実であれば、マイナス 10万の所得、すなわち赤字ということです。

青色申告なら、赤字は最大 3年間繰り越すことができます。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2070.htm

また、パソコンや書籍などで20万とありますが、そのうちパソコンはいくらでしょうか。
10万を超えるなら、原則として減価償却資産であり、取得年に一括して経費になるわけではありません。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2100.htm

税金について詳しくは国税庁の『タックスアンサー』をどうぞ。
http://www.nta.go.jp/taxanswer/index2.htm
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
全ての質問に即答いただきとても嬉しいです。スッキリしました。

税務署からの振込口座についてですが、
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/ …
のQA42の(1)(注)に屋号が含まれる場合・・と注意書きが書かれています。
氏名のみの口座を開設するのであれば問題はないですね。

パソコンは10万もしないもの(8万円程度)を検討しています。
その他に仕事用のデスク、チェア、書籍、研修費等も予定していますが、
経費より収益が少なかったらと疑問に思いました。が、当然赤字ですね・・;

早速口座を開設したいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2013/01/08 22:38

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可能です。

確定申告における還付金は「個人名のみ」で振込手続きがされます。
これは白色申告でも青色申告でも一緒です。
指定してる口座番号があってるのに、屋号がついてると「氏名相違」で、振込みを受ける金融機関がはじいてしまいます。
かっては担当者が伝票を見て処理をしてたのですが、コンピュータに処理を任せて、エラーを処理するという体制になってる機関がほとんどでしょう。
ですから、屋号のついてる口座への還付金の振込みは一度振込不能にならざるを得ません。

聞き及ぶところでは、税務署サイドが金融機関に、屋号が付いてるだけで氏名相違としてはじかれてるケースを、本人の口座だと確認できたら振込みをしてくれとお願いをしてるようです。
しかし、金融機関も確定申告時期に毎日のように振込みがされてくるうちで、コンピュータが氏名相違ではじいてしまったもののうち、税務署からの振込分のみを特別に振込(というか入金処理ですが)をすることが事務量的に無理なこともあります。

屋号の付いた口座は、氏名のみよりも便利なのが商取引ですが、上記のように官公庁相手(特に個人と法人を明確に別人としてる税務署)では不便な面もあります。

「翻訳会社に源泉徴収分を引かない金額を振り込んでもらえばいいのでしょうか。」については、源泉徴収は、支払者の義務ですので「私への支払分は源泉徴収をしないでくれ」と依頼しても「できません」が回答です。


収入と経費は、青色申告特別控除を引く前の数字ですので、青色申告特別控除を考えないで計上します。
収入ー経費=所得で、所得が30万円なら、青色申告特別控除額は30万円です。
マイナス35万円にはなりません。65万円と所得額のどちらか少ない額が青色申告特別控除だと考えればいいです。
とにかく経理は入ったお金と出たお金をきちんと記録しておくことが大事ですね。

青色申告特別控除を引くどころか、所得から経費を引いたらマイナスになってしまったという場合が「赤字」です。損失といいます。
損失は青色申告者の場合には繰越できます。



繰越できるとは?
24年の損失が20万円だとします。納税額はないですが申告書を出しておきます。これを損失申告書ということもあります。
25年の所得が200万円あったとしますと、青色申告特別控除額65万円をひいた135万円から、繰越した損失額20万円をひいて、課税所得を出します。
「お徳~~」といわれる理由ですね。

ちなみに「経費」になるかならないかは、専門書籍(※)が発売されてるぐらいに別途お勉強が必要です。
例えば10万円以上の資産(例えばパソコン)を買ったときには、それは買った年の経費に全額しないで減価償却資産として管理するとか、購入のときに支払った手数料(郵送料とか代金の振込手数料)はパソコンの代金に加算して資産額とするとか細かい決まりごとがあります。
このようなことまで一気に覚えるのは大変というか無理なので、まずは「大筋」から学習するのが良いと思います。
デパートで何階は何を売ってて、飯を食うなら何階だと案内を見て目標を決めてエスカレータに乗るように、まずは「全体を知る」のが必要です。

記帳→決算→減価償却費→経費にならないものの処理(資産計上か、個人的な出費としての処理)→青色申告決算書の作成→確定申告書の作成です。

なお、個人事業なので事業用の口座を作らないといけないことはありません。
自分の趣味でやってること入出金など事業と無関係な出入りがあると、仕訳が増えるのと、いざ税務調査時に「アデランスにお金を払ってるんですね」などと、かつらだとわかってしまうというだけの話です。
「別にしてるほうが、わかりやすいよ」というだけです。法令で求められてるものではありません。

個人の口座ですとインターネットバンキングが利用できて便利この上ないのですが、事業用の口座ですと有料サービスになる金融機関がほとんどです。
屋号=事業ですので、有料になりますので、これを嫌って「事業用に使うけど、屋号をつけてない」人も多いでしょう。
税務署にお叱りをうけることではありませんが、金融機関は「ずるするな」と云うかもですね。

ネットバンクは屋号をつけた口座作成が簡単にできますが、国税還付金の振込指定口座にできないものがあり、その点は不便です。


「わかりやすい必要経費、判断処理の手引き」(新日本法規)というような専門書があります。
文字通り専門家向けで、8,000円程度しますが、いっそこのぐらいの本(加除式)を手に入れるのがいいかもしれません。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
とても分かりやすく丁寧に解説していただきありがとうございます。

今日、個人名のみの名義で口座を開設してきました。
還付金の受け取りをゆうちょ窓口にすれば、屋号+氏名の口座でもいいかなと思いましたが、
わざわざ出向かなくても振り込んでもらえる方が楽等の理由で氏名のみにしました。
クレジットも私用とは別に作りました。

青色申告の帳簿付けは難しそうですが、専門書や税務署相談など利用して勉強したいと思います。
本当に初歩的な質問に丁寧にご回答いただきありがとうございました。

またよろしくお願いします。

お礼日時:2013/01/09 12:05

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