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地方自治体などが発行する資料の中には「女性差別撤廃条約の批准をきっかけに、女性差別解消の一環として、家庭科の男女共修が実現した」と記載されているものがあります。

確かに1992年頃まで、中学校の技術・家庭科は男女別に別れていて、男子は技術科、女子は家庭科を学んでいました。また、高校家庭科も女子のみ必須で、男子はその時間に体育などの授業を受けていたと思います。

しかし、これは女性差別だったのでしょうか?

技術・家庭科の前進である職業科や職業・家庭科は男女共学の科目でした。
同様に高校家庭科も男女共学の選択科目でした。
その後、技術・家庭科は男女別編成になり、高校家庭科は女子のみ必須になったのですが、これは家庭科教師団体の要請に基づいたものでした。

1952年3月に、東京都高等学校家庭科教育研究会と全国家庭科教育協会は合議して、高校家庭科の女子必修化を求める請願を国会に提出しています。その請願書では「女子の大学進学者が高等学校の時代に最低限の家庭科を履修することは、男女の特質を生かすことではあれ、男女の本質的平等を侵すものではない」との主張を展開しています。

女性を中心に構成される家庭科教師団体の要請に基づいて、男女平等をうたう日本国憲法のもとで、また男女共学を明記した教育基本法(旧法)のもとで、民主的プロセスを経て「家庭科の女子必修」が実現したのです。

本当に「女子のみ必須の家庭科」は女性差別だったのでしょうか?

A 回答 (14件中11~14件)

>本当に「女子のみ必須の家庭科」は女性差別だったのでしょうか?


男女、双方に対する差別だったのです。

全国家庭科教育協会の主張はやはりジェンダー固化につながる考え方でしょう。
「性別に依らず大学進学者が高等学校の時代に最低限の家庭科を履修することは、男女の特質を生かすことではあれ、男女の本質的平等を侵すものではない」
であってもおかしくないのに、女子に限定してしまったわけですから。

男子が一人暮らしをするとき、あるいは夫婦で家事を分担するとき、そういう場合を全く想定に入れていませんよね。
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この回答へのお礼

>>男子が一人暮らしをするとき、あるいは夫婦で家事を分担するとき、そういう場合を全く想定に入れていませんよね。

家庭科が想定していた花嫁修行的なものと、独り暮らしの生活にまつわる雑事は別物だと思います。小学校の家庭科はもともと男女必須で、すべての男子が家庭科を経験しています。

お礼日時:2013/02/02 12:45

女性差別とは、合理的理由無くして、女性を不利益に


扱うことをいいます。

現実社会において、料理などの家事ができないと、女性は
不利になる訳です。
その不利となる程度は、男よりもはるかに大きい訳です。
だから、女子のみ必須の家庭科は合理的理由があり
差別とはいえません。

男女平等については、次のように考えるべきでしょう。
つまり、
ある面では男が有利で女性が不利だとします。
しかし、別の面では男が不利で女性が有利です。
そういうものは無数にある訳です。
それらを全体として計量し、男女間のバランスがとれて
いれば、平等である。
個々の不平等は、よほどひどいものの場合以外は
問題とすべきではない、と考えます。
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この回答へのお礼

>>その不利となる程度は、男よりもはるかに大きい訳です。だから、女子のみ必須の家庭科は合理的理由があり
差別とはいえません。

なるほど。
差別解消のためなら家庭科の廃止もあり得る訳ですが、そうもいかないのかもしれません。

お礼日時:2013/02/02 12:41

こんにちわ。



まだまだいろいろありますよ。男女差別は・・・


・労働したら?
今でも、たいてい、女性は男性より悪い地位におかれます。

・女性が社長になったら?
変にもてはやされることもあります。

・女性だけができる職業?
えっちする仕事は、ほとんど女性だけができる仕事です。しかも高収入で

・女性しか子供を産むことができない?
実は、これ自体、私は差別と考えています。
確かに、相当お金をかければ、性をかえられますが・・
#定期的な生理や、子供を産むときの痛みの苦痛も考えての話です。

・男性より女性のがもてる?
一般的にそう考えています。まず、人口みただけでも、女性のが少ないですので。

ちなみに、うちは男性でしたが、本当に家庭科はずっと習いたかったです。
半分、「授業中に食べられる」というのも、目的だったのですが、
作るのも好きでしたので

せめて・・・このアバのように、女性の気持ちでいられるようにと思っている次第です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
技術科よりも家庭科をやりたかった男子も少なからずいると思います。高校家庭科は男子はずっと選択科目だったのですが、受講できた人は少なかったようです。

お礼日時:2013/02/02 12:36

男子のみ必須だった技術も差別ですよね。


なんか男女が集まる会となると決まって女性の会費が安いのも男性差別ですよね。
映画でレディースデーがあるのにメンズデーがないのも男性差別ですね。
女性専用車両があるのに男性専用車両がないのも男性差別ですよね。
お茶組みで金もらうOLと汗流して営業にまわる男性社員が同じ給料なのも男性差別ですよね。

そういうことです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
確かに女子のみ必須の家庭科が女性差別であれば、男子のみ必須の技術科は男性差別になってしまいます。
しかし、実際には技術科は男子にとって体育に次ぐ人気科目で「技術科オモロイ、男子でラッキー」と思っていた男子が多かったです(この傾向は最近も変っていません)。反対に「家庭科オモロイ、女子でラッキー」と思っていた女子も多かったのではないでしょうか。
家庭科の男女共修は、こうした家庭科や技術科が好きな女子や男子の学習機会を損なってしまったと思っています。

お礼日時:2013/02/02 12:32

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