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逃亡した当人は日本軍や自衛隊では数年の懲役刑と書かれていますが、その上司はどういう罰を受けますか?部下に逃げられた上司が何か罰を受けた例は日本の歴史上ありますか。

A 回答 (1件)

>部下に逃げられた上司が何か罰を受けた例は日本の歴史上ありますか。



敵前逃亡が「公式に記録に残る事」は、滅多にありません。

何故なら、報告すれば責任を追及されるので、上官が報告せず、こっそり捕まえて、逃亡者をぶち殺し、戦死した事にしちゃうからです。

上官も「逃げれば、とっ捕まえてぶっ殺して、戦死した事にするから」って部下に言って、逃亡を防ぎます。

部下は「逃亡すれば100%死ぬ。戦えば、もしかしたら生き残れるかも知れない」と判れば、生き残れる方を選びます。

殆どの敵前逃亡は「戦死」になっている筈です。

そういう訳で、資料上は「敵前逃亡の記録が、ほぼ皆無」なのです。

敵前逃亡の記録が「ほぼ皆無」ですので、上官が罰を受けた記録も「ほぼ皆無」です。

あとで遺体を調べると「背後から撃たれてて、体内に味方の弾が」って事もあるでしょうけど「背後からの援護射撃の流れ弾に当たったのだろう」と、揉み消されてしまいます。

銃が用いられる前の時代の戦闘であれば「誰に切られたか判らない」し、誰に切られたのか調べる技術も無かったでしょう。

そういう訳で「敵前逃亡」って、記録が殆ど残らないのです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
軍法のない傭兵業ではどうやって規律を維持できてるのか疑問だったんですが、そういう理屈だったんですね。よく内容が理解できました。

お礼日時:2013/02/01 06:20

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