
一般的な木造2階建て建物について質問します。こうした建物が何らかの損傷を受けるような規模の地震に遭遇した場合、1階に居る場合と2階に居る場合のどちらが、より安全なのでしょうか? 地震の際、とにかく建物の外に出る方が安全とすれば、外階段などを使わずに出ることができる、1階に居た方が出やすいとも思います。しかし2階部分の重量が掛かっている1階の柱や壁などが、2階より先に傾いたり損傷を受ける確率が高いのであれば、1階に居ても外に通じる戸口などが損傷を受ければ外への避難は出来なくなってしまうことも考えられます。 時々TVで放映される木造建物の耐震実験などによる科学的なデータに基づく、この事項についての学説があるのでしょうか? ご回答頂きたくよろしくお願いします。 木造2階立て木造の建物といっても、いろいろな条件などがあろうかと思いますか、ごく一般的な普通の建物に関してで結構ですので、よろしくお願いします。
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
学説じゃなく体験した話なので感想として聞いて下さい。
阪神淡路大震災では1階が挫滅した家が圧倒的に多かったです。日本の家屋は古くから災害といえば台風のことを対象に考えて作られてきました。
屋根瓦や屋根自体が風で飛ばないよう重く作られているのでトップヘビーの状態になってます。屋根+2階の重さを支えきれずに1階が崩れおちます。
そのくらいの揺れになると(震度7)立ち上がって脱出することは困難です。揺れがおさまるまでしがみついてるしかありませんので。
揺れがおさまるまで壁や柱が耐えてくれればいいのですが、古い家屋はほぼ全部といっていいくらい潰れました。
まだ起きている時間ならば咄嗟に逃げたりテーブルの下へ潜り込んだりすることも可能かもしれません。しかし、寝ている深夜早朝に被災した場合飛び出す余裕はありません。
また、救出作業では、2階は比較的原型を留めていたことと瓦を剥がせばすぐ部屋に侵入できたので素早く救出することできました。一方、1階は高さ1mくらいまで圧縮された上に2階部分の床が作業の手を阻みました。
大変残念なことですが、長田区近辺では倒壊した家屋の下でまだ生存していただろう人が火に飲まれて亡くなりました。
津知町や清水町など戦後から残っていた古い家屋で、足の悪い年寄は1階で寝ていた為、多くの方が圧死しています。可能な限り2階で寝るほうが安全でしょう。
余談ですが、家じゅうがガラスや食器の破片だらけになりますから、ベッドの近くにスニーカーを用意しておきましょう。
切り傷、釘の踏み抜きなど、日ごろだったら大怪我の部類ですが、非常時にはその程度は怪我の内に入りません。治療は重症患者が優先されますから、避難生活の間、ずっとつらい思いをすることになりますよ。
お礼を申しあげるのが遅れてしまい申し訳ありません。実際のご体験に基づく貴重且つ詳細な回答を頂き、真に有難う御座いました。大いに参考にさせて頂きます。
No.5
- 回答日時:
「一般的な木造2階建て建物」というのが何を指すかで変わってきますね。
1995年以降の建物なら2階が安全というのはただの神話になってしまいます。逆に1995年以前の建物なら1階が危険という考えは是です。(耐震基準の改正がありました)
他の要因も色々あるので一般的な木造建築というのが何を指すのかが重要です。
要するに条件をはっきりさせないと本来、誰も回答できない質問なのです。
No.4
- 回答日時:
木造住宅が軽いと言われてもそれなりの重量はあります。
単純に想像しても、2階建ての場合は1階に上部の加重が加わるのに対し、2階は屋根だけの重さが加わるだけ。
そこから判断する限り、2階にいるほうが潰されて動けなくなる可能性が低いと推測できると思うのですが。。。
下記の動画からもそのように感じます。
中段より少し下にある「木造住宅の耐震補強無しと耐震補強有」の画像が参考になると思います。
http://video.search.yahoo.co.jp/search?rkf=2&ei= …
No.3
- 回答日時:
どちらも安全だとは言えません。
震災直後に映像を見ると、一階部分が押し潰されて二階が原型を留めている
家屋が多く見られましたが、全てが同じ壊れ方ではありませんから、一概に
どちらが安全だとは言い切れません。
木造住宅で一番安全だと言われるのがトイレです。他の部屋と比べても面積
が小さく柱の数も多い事から、地震の時はトイレに逃げ込むのが安全だとも
言われています。
No.2
- 回答日時:
一般的な耐震性の低い古い家屋では、一階部分が上の重さに耐えられず倒壊した事例が多いです
最新の耐震性を備えた一般的な新しい家だと、一階も二階も差はありません。
置いてある家具類などが少ない方が、それらの下敷きにならず、安全でしょう
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