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化学物質の分析方法の、GC-MS, LC-MSの違いは何でしょうか?
また、X3(エックススリー)という分析方法があると聞いたことがあるのですが、X3ってどのような分析方法なのでしょうか?

A 回答 (2件)

使い分けは基本的にGC (ガスクロ)とLC (液クロ) の使い分けに準ずることになります。


ガスクロマトグラフィーは試料がガス化しないと分析できませんので、比較的沸点の低い揮発性の有機物分析に向いています。液クロはガス化させる必要はなく試料を液体の移動相に溶解させます。よって比較的沸点が高くガス化が難しい、分子量が大きい、あるいはガス化させるために加熱すると分解してしまう試料に適用されます。

ちょっと話が横道にそれますが・・・。
質量分析器で物質をイオン化するには通常真空条件が必要です。GC-MSは移動相がガスなので真空条件を作りやすいのですが (GC-MSの歴史は結構古いです)、LC-MSは移動相が液体の為この真空条件を作り出すには一筋縄ではいかず各分析機器メーカーが工夫を凝らしてきました。現状ではLC-MSイオン化装置はかなり良くなったと聞いてはいますが。
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この回答へのお礼

再度ご回答いただき、ありがとうございます!!

お礼日時:2013/03/25 14:25

GC-MS: ガスクロマトグラフ質量分析


LC-MS: 液体クママトグラフ質量分析
です。

前者はガスクロマトグラフの検出器として質量分析器を使用、後者は液体クロマトグラフの検出器として質量分析器を使用しています。
簡単に言ってしまいますと、違いは質量分析前の混合物(分析試料)を分離するのにガスクロを使うか液クロを使うかの差になります。詳細には実際のGC-MS, LC-MS装置で色々差があるのですがここでは割愛させていただきます。

X3は・・・ちょっと分かりかねます。名前からはXRD(X線回折分析)、蛍光X線分析が思い浮かびますが。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
ところで、この2つはどのように使い分けるのでしょうか?

お礼日時:2013/03/24 15:55

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