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新幹線とJRでは線路の幅が違いますが・・・・なぜ違うのでしょうか?
何故統一しなかったのでしょうか?
山形新幹線のような線路幅の小さいものとは
何が違うのでしょうか?

A 回答 (8件)

参考URLのサイトに説明がありました。


ところで山形新幹線も普通の新幹線と同じ標準軌ですよ。
http://www.jreast.co.jp/train/shinkan/400.html

参考URL:http://www.tsubasa.to/dreams/html/02-01.html
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>何故統一しなかったのでしょうか?



 在来線が使っているレールの幅が狭いほうに
戦前に統一したんですよ。

 新幹線のように線路の幅が広いほうが
高速運転で安定するし、車体自体が
大きく作れるんで、より多くの乗客を
乗せられていいんですが・・・
(だから新幹線は線路の幅を広くしたわけ
ですが)

 線路の幅を狭いほうに統一するように
指示したのは、戦前の陸軍でした。
 陸軍は戦前に、今の神奈川県を
走る横浜線の線路を使い、軍事利用に
最適な鉄道の研究をしていました。

 つまり、全国に張り巡らされた
鉄道網で、戦車のような重火器を輸送
することを考えていたわけです。

 戦車のような重いものを乗せて
カーブを曲がることを考えると
幅の広線路では、片方のレールへの
負担が極端に大きくなるんです。
(テコの原理って言っていいのかと
思いますが)

 それで幅の狭い線路へ統一することを
指示したというわけです。

 しかし、戦後作られた新幹線は、
1)非軍事目的
 在来線の輸送量の限界を補うため
2)大量輸送
3)高速輸送
が求められ、高速輸送のため
4)減速が必要なカーブはできるだけ
 作らない

 といった1)~4)の理由があったため
幅の広い線路が作られました。

>山形新幹線のような線路幅の小さいものとは
何が違うのでしょうか?

 在来線の線路を利用した新幹線は、
在来線部分では、カーブや踏み切りの
関係から速度が出せません。
 東北新幹線の営業速度の制限は
250キロ以下で、実際は最高240キロ
程度だったと思いますが、山形
新幹線の在来部分は確か130キロ以下
に制限されていた思います。
 それ以上出そうとすると自動列車
制御装置(ATC)が働いてブレーキが
かかる仕組みだったと思います。

 新幹線本来の高速輸送をここまで
犠牲にしているのは、建設費の
削減のためです。
 東北新幹線が開通した後だったと
思うのですが、整備新幹線計画というのが
国会で承認され、全国に新幹線を
通すよう、旧国鉄に命令が下ったのです。
 当時国鉄は大量の赤字を抱えており、
現在のJRへの民営化が計られたのも
赤字解消のための大量人員削減を
行うのがその目的の1つでした。
 しかし、国からの命令では
拒否するわけにも行かず、苦肉の策が
在来線を利用した整備線幹線だった
というわけです。

 


 
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 No.5の回答者です。


 私が言うところの「広軌」とは,「標準軌」を指します。「狭軌」の対語として「広軌」という言い方をしました。
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新幹線(標準軌)と在来線(狭軌)の幅の違いですね。


明治の頃、日本で鉄道を敷く時、狭軌を選択してしまいました。工事費が安く、早くできるという理由です。「日本は狭いから狭軌でいい」と安易に考えたという説さえありますが。いずれにしても、日本では狭軌が主流になりました。

しかし、新幹線のように高速で走るためには、幅の広い標準軌の方が安定します。そこで、新幹線は、標準軌になりました。

山形新幹線も標準軌です。ミニ新幹線と呼ばれるには、車両が小さい(在来線仕様の小さいトンネルでも大丈夫)からで、線路幅は、フル規格の新幹線と同じです。ミニ新幹線は、フル規格の新幹線より工事費が安くできるので採用されました。
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 鉄道を建設する際,用地買収に苦労しました。

鉄道創業時の新橋-横浜間の鉄道建設工事の時は用地買収がうまく行かず,海の上に橋梁を組んで線路を布設しました。
 そのため,線路幅は狭い方が建設費が安くなりますから,狭軌が採用されました。
 対して,線路幅は広い程,列車は安定した走行ができ,スピードを出すことができます。このため,新幹線は広軌が採用されました。
 そもそも戦時中の弾丸列車構想の時から,全ての国鉄線路を広軌に変える構想があったのですが,線路布設替の経費,用地買収の経費が膨大になることから見送られた経緯があります。
 因みに,山形新幹線は広軌です。
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在来線の線路の幅を狭軌といいます。



狭軌はニュージーランドやセイロン、南アフリカなどイギリスの植民地で採用されてきたものだそうです。

明治維新当時の日本人の無知が原因みたいですね。

参考URL:http://www.tsubasa.to/dreams/html/02-01.html
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この回答へのお礼

大隈重信はけっこういいかげんなんですね・・・
って言うか日本の目覚しい発展の裏側には
こんなこともあったのですか・・・
そういえば電気の50Hz60Hzにも日本人は気づかなかったんですよね。外国文化をそのまま取り入れるから・・・

お礼日時:2004/03/12 01:32

 新幹線が使っている線路の幅は『標準軌』、JRのそれは『狭軌』と呼ばれています。

『標準軌』は、その名のとおり世界標準サイズの線路幅で、現在では、新幹線だけでなく日本の私鉄の多くが採用しています。『狭軌』の歴史は、明治の最初の頃になりますが、イギリスから渡ってきた国土開拓用の鉄道のものがそのまま、日本の鉄道の源流になったため、またそれがすごい勢いで国内を席巻してしまって、現在に至っているということです。
 ちなみに、オーストラリアでも、JRと同じ線路幅の鉄道を見たように思います。あそこもイギリスの影響の強い国ですし。
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簡単に言ってしまうと『揺れ』を少なくするためです。


新幹線は在来線と比べ、スピードがありますよね、、、速いスピードで走るとそれだけ揺れが大きくなってしまいます。乗客の人たちが、少しでも快適に過ごせるように線路幅を広げて揺れを少なくしてるのですよ。
例えば、人でも足を閉じている状態で誰かに押されたら、グラッ。っとなりますよね^^。でも少し足を広げて踏ん張ると、多少押されても、倒れそうになることはないですよね。。それと同じ原理なのです。
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