No.1
- 回答日時:
法律的なものの違いは分からないんですが、私の知り合いがやってることは、司法書士は、登記で必要だったりする公的書類を作成してました。
だから、別に登記関係だけじゃないものもやってたと思います。土地家屋調査士は、路線価やその他諸々から、その不動産の価値を算定してました。。。会計士の人が相続の時に、ある程度の概算として路線価から不動産価値の算出をしてましたけど、最終的には、土地家屋調査士に依頼しましたもん。
でも、土地家屋調査士だけでは、単独でやってなくて、設計事務所や建築事務所の人が、資格の一環として持ってましたよ。私の知り合いの場合は。。。
No.2
- 回答日時:
こんにちは。
登記といいましても、いろいろな登記があります。土地や建物の権利に関しての登記、法人の登記など。そして、例えばその土地や建物の登記にも、いろいろな登記があります。土地家屋調査士の場合には、土地に関しては、分筆、合筆、地積更正、地目変更などの登記があり、その現地調査、測量を行います。(境界の調査、境界杭の設定など)建物では、新築による表示登記(これをしないと所有権の保存登記ができません。)、増築、種類(用途)・構造・床面積の変更等による表示の変更登記、建物を壊したときの滅失登記など権利以外の登記事項に変更が必要な場合にお願いします。ちなみに司法書士の業務は、登記以外でも広範な業務がありますが、登記に関して代表的なのは、権利に関しての、所有権保存登記、所有権移転登記、相続登記、抵当権設定登記、仮登記、法人の設立登記、合併登記、役員の変更登記、本店移転の登記その他、土地家屋以外でも民事的な法律の専門家ということでしょうか。司法書士の資格を取ってから、弁護士になった方も多いと思います。No.4ベストアンサー
- 回答日時:
皆さんがおっしゃられている通りです。
基本的には、不動産登記簿を見ていただいて、表題部の登記(表示の登記)は土地家屋調査士がやって、甲区、乙区の登記(権利の登記)は司法書士が主にします。弁護士でも権利の登記はできます。例外的に土地家屋調査士でも建物の合体登記にかかわる所有権の保存登記はできます。(一方が保存登記されていて、もう一方が未登記か表示登記のみ)互いに領域が明確に分けられているので、仕事を取り合う事にはなりません。
ただ、土地売買をする時に境界が不明確だと地積がいくらかわからないし、売りにくいので、土地の測量が必要な場合が多いです。
相続の時もそうです。相続の登記は司法書士の分野ですが、相続人の共有にしておくのは自由に処分できないから、分筆ということになります。この時に調査士の仕事が噛んできます。
他にも建物を建てた時に固定資産税のもとになる表示登記は絶対登記しなければなりませんが、保存登記は義務がありません。しかし、多くの人は一戸建を建てる時に即金払いはしません。ローン組みます。ローン先は住宅金融公庫でしょう。この公庫は保存登記を要求します。なぜなら、金を返せない時は、家を競売にかけて債権回収をするので、所有権の保存登記に抵当権の設定をしたいからです。そこで、司法書士の仕事も噛んでくるのです。
司法書士の仕事は弁護士とオーバーラップするところが多く、行政書士からも仕事を奪われてきています。将来性は少ないかもしれません。1件あたりの単価も安いですしね。親が嘆いています。
その点、調査士は専門技術職ですから、司法制度改革からも見放され、独自の職域を持っているから安泰です。17条地図(不動産登記法上、法務局に備えつけられている地図です)も、全国で半分くらいしかできてませんしね。
調査士の難点は知名度が著しく低い事でしょう。測量は隣地の測量とかも必要になるのですが・・・「土地家屋調査士です、測量させてください」と言っても、いぶかしい顔されるだけだし、聞いた話では、泥棒と間違われて警察官呼ばれてしまったとか聞いた事もあります。私は調査士やっていて泥棒と間違われて殴られたりしないだろうかとこわがっていたりします。(笑)
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