アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

SONYのカセットデッキのレベル調整についてご教示願います。

機種はTC-K555ESJです。他のデッキで録音したテープを本機種で再生するとデッキのメータが
高めに見えるので(+3dB程度)、再生レベルが少し高いと思い調整したく思っています(自己録音
再生では レベルの問題はなく、他のデッキで録音したテープの再生レベルが大きくなっていまし
た)。

調整のベースになるのは SONYの基準テープ(SONY TESTテープ P-4-L81)を用いて行おう
と思います(このテープはINDEX部分に手書きで0dBと記載)。

この基準テープを再生すると、レベルメータが+2dB程度になったので明らかに再生レベルが高め
と判断しました。デッキの上部をはずすと 右奥に青いレベル調整用(PB LEVEL)のネジが見え
るので、デッキ本体のメータを見ながら 表示がDolbyマーク当たりの 0dBになるようネジを回しま
した。これで再生レベルは調整出来たと思っています。

が、知人からの情報では、このSONYテストテープ(P-4-L81 0dB表示)で調整する場合は 再生
レベルをAudioテスターで -8.2~7.2dB になるようデッキのPB LEVELを調整すると伺いました。
また、そうすると、結果として、再生レベルが低くなるので逆に録音レベルを上げて 再生/録音レ
ベルを整合させるのだと聞きました。

疑問としては、
1.何故 テストテープ(P-4-L81 0dB表示)をわざわざ再生レベルを -8.2~7.2dB といった低め
  に設定する必要があるのでしょうか?

2.1項調整後、逆に 録音レベルを上げて 録音/再生レベルを調整する理由は何でしょうか?
  (何となく、再生レベルだけ大きく下げると0dB録音したものが -8.2~7.2dB で再生されるの
   で、その分 録音レベルを上げる といった理由かな? って想像していますが)
 
3.この調整では、高めのレベルで録音して、再生時を低めにして トータルとしてのレベルを合わ
  せている気がしますが、この調整だとカセットテープがレベル飽和してして 音割れが発生して
  しまうのでは? と思います。
  (再生レベルを-8.2dB~7.2dBまで下げて その部 録音レベルを上げたらカセットテープから
   すると 0dB録音が実は +8.2dB~7.2dB程度のレベルとなってしまい飽和領域を超えて音が
   割れてしまう気がします)

以上 1から3項が 疑問な点です。

SONY TC-K555ESJの録音、再生レベル調整 ご教示いただけませんか?
何卒よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

はじめまして♪



質問をあげられた時から拝見はしていたのですが、SONYのデッキを使い込んだ事が無く、書き込みを躊躇していました。

私がカセットデッキに力を入れていた頃は、主にテアックのCシリーズを多用していて、SONY製は比較的安価な機種しか所有した事が無いので、個別ケースの事はハッキリ言って存じません。

ただ、VUメーターの場合は規格が在って、おおむねそれに沿った物が備わっているのが高級機では常識的でしたね。
しかし、ピークメーターになってからは、各社が表示基準でそれぞれバラバラ。
これは、EIJAで民生用のカセットデッキには「0dBの基準を自由に選べる」ことを許していた為です。

ピーク値ではなく、VU値の場合は、0VU=160nWb/m(磁束密度で表現)という物が存在します。
この他に、ドルビー社が設定したドルビーマーク、こちらはやはり磁束密度ですが、200nWb/mと規定しています。

私は、松下電器/ナショナルと書かれた、ドルビーの基準テープを古い物ですが1本所有していて、ドルビーマークが付いたメーターでは、ほぼそのマーク付近のレベルが得られていたと記憶しています。
(本来のこのテープが付属したデッキは、このテープを再生して、メーターの調整用としたようです。)

テアックのCシリーズ、針式のピークメーターではドルビーマークが0dB付近(ー1dB)に付いていて、メモリは+5dBまで。このため高性能テープを使った時は、メーターが振り切っても録再モニターで音が正常なら録音レベルは上げて使っていたものでしたよ(主にメタルテープの時くらいでしたかねぇ、、)

ちょいと、ネット検索してみた所、SONYの場合の例があったので、コピペしておきます。
ーーーーーーーーーーー
たとえば、ソニーのデッキは伝統的に国際規格(IEC)のピークレベルメーターを採用しており(0dB = 250nWb/m)、-4dBにEIAJの0VUが、-1dBにドルビーマークが表示されています。そのため、一般的な0VU=0dB表示のメーカーよりも4dBも低く表示されます(ソニーの+10はこれらのデッキでは+14) その他、ドルビーマークが0dBとなっているモデル/メーカーもあります。
ーーーーーーーーーーー
参照元はこちら。
http://www.asahi-net.or.jp/~an4t-tkns/taro/walkm …

全く同じ規格の中で調整するのであれば、0dBで録音された物は、再生時も0dBを表示すると考えているのですが、私の感覚が違うのでしょうか??

回答ではなく、ちょっと気になったので書き込ませていただいただけ。
関連した雑談でしたでしょうか。

失礼致しましたぁ。
    • good
    • 1

555ESユーザーです。


1番の方の言われていることに、記憶が合致するところがあります。
TC-K4や5の時代は針式のVUメーターでしたが、インジケーター時代になり
とくに高級機の3ヘッド機、555や777を使用されている方は、控えめな録音が多く
先輩に録音を頼むと、出力レベルが低い録音が多く、もっと入力を上げても割れませんよと
お願いした記憶があります。

これはなぜかなと思うのですが、工学部の先輩は技術知識が深く、オーディオのことも
人並み以上に詳しかったのですが、聴覚重視で聴くタイプではなかったように思います。
私は、今でも30年近く555ESを使っていますが、TCーKRシリーズなどの普及機に
比べて格段に性能が良く、回転も安定しているので、777ESは買えませんでしたが
本当に気に入っております。

テープのダイナミックレンジと、録音機材の質が一番良かったのは、どの辺りまででしょう。
当時の丁寧に録音したテープの中には、今聴いてもキャリブレーションも良く、FMの
エアチェックでも、ここまでキレのある録音が出来ていたのだなと思う放送もあります。
当時はFM専用アンテナも建てていました。
おそらく、最終のESJの頃には、かなりの入力負荷をかけても、音割れしない底力が
備わっていたのじゃないかと、想像します。

現在は新しいテープの性能は、価格を考えれば、高望みはとてもできません。
私はMDも併用して自動車の中では、コンパクトディスクは傷がつきやすいので
MDを聴くことが多いです。残念ながらMDの方が先に消滅しかかっています。
新車の自動車にiPodというのは、年齢を考えると、どうも似合いそうも無く、
未だに少し古いクルマで、80年代に録音したテープをかけていると、気分が一番
マッチするような所があります。

本当は、ここまでオールオア・ナッシングまでにせずとも、固定ファンのために少量でも
中高級録音用オーディオテープと、カセットデッキのメンテナンスはソニーには存続して
欲しいなあと、心の底では思っている、古い男です。
損保やマネービジネスより、今日のソニーを作ったのは、ウオークマンとカセット時代
だから、オールドファンも大切にしていただいたら、ソニーも「陽はまた昇る」日が
来るかも知れませんね。

失礼いたしました。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

情報ありがとうございます。確かに最近のテープはレンジが狭いと言うか。。。
ダイナミックレンジが狭いと言うか。。。少しレベルを上げると歪んでしま
う感じがします。
テープの能力とデッキの能力のバランスが取れてこそ良い録音、SONYが指示
したレベルで最高の音が録音出来たのでは? と皆さんの情報を見て思いま
した。SONYにはデッキメンテ続けて欲しいのですが、既に部品も枯渇してほ
とんど修理不能になってしまっているようで寂しい限りです。。。

お礼日時:2013/06/27 22:06

「合ってますか?」と言われましても私の回答も想像の域を出ませんから...


当時の設計思想とは、メディアもデッキも変化したのかもしれませんね。
あるいはテープ自体がすべて第3国製になって品質が低下しただけなのかもしれません。

いずれにせよ当時の手抜きない豪華な品質(と手ごろな価格)はiPod中心のデジタル世代では望むべくもありません。
お互い現存する機材を大切に修理・調整しながら楽しみましょうね。

DUAD復活してくれないかな...
    • good
    • 0

ESJは触ったことも無いしマニュアルも持っていないのでそのつもりでお読みください。



TC-K555ESのマニュアルによると、レコーディングレベル調整は-10dbの入力に対して-5dbで録音されるようにと書いてあります。プレイバックレベルは0db再生に対し-3dbで出力です。

2年後に発売されたTC-K555ESIIになりますと、レコーディングレベルはESと同じですがプレイバックレベルは0db再生に対し-5db出力となっています。

残念ながらそれ以降のモデルのサービスマニュアルが無いのですが、10年ほど後に発売されたESJのプレイバックレベル差が-8dbとすると、年を追って差が大きくなる傾向にあると言えそうです。

察するに、レコーディングレベルに差があることの理由は、「一般的な使用においては録音レベルを低く設定しすぎる傾向がある(使用者がテープの能力を生かし切れていない)」という判断があったのではないでしょうか。そして年々テープの性能(ダイナミックレンジ、SN比など)が改善されたのにあわせ差が広がったのではないでしょうか。

釈迦に説法とは思いますが、テープのヒスノイズ対策にはできるだけ高いレベルで記録するのが効果的です。
ドルビーもdbxもadresも目的や手法は異なれど発想はそこにあるわけです。レベル高めに記録し低めに再生させるというのもノイズリダクション的な効果を狙ったものではないかと考えられます。
自社の磁性体の性能に自信があったSONYだからこその手段と言えるのかもしれません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

なるほどです。高く録音して低く再生すれば疑似Dolbyですね。しかし、555ESで5dB ESJで
8dBは極端ですね。以前は そんなこと無かったと思いますが。。。
10年ぶりに デッキを入手して 昔ながらの録音を楽しむつもりなんですが、録音レベルを
上げすぎると(+2~3dBdB程度) テープが飽和状態で音割れがしてしまうのですね。
→ 昔は多少録音レベル高めでも音がすぐに割れるなんてことなかったのですが最終段階
  レベルでのカセットデッキは 再生/録音レベルの考え方が変わったということだと
  理解しました。

合ってますか??

お礼日時:2013/06/25 19:02

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています