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現在、M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II R(37ミリ)にPLフィルターをつけて使用しています。
このたびクローズアップレンズの購入も検討しているのですが、
PLフィルターの上に2枚重ねで使用することはできるものでしょうか?

PLフィルターの性質を考えると、凸型のクローズアップレンズを上に重ねることは
光の屈折等で不可能のような気がして、いろいろ調べてみたのですが、
確かな情報を入手できませんでした。

登山中に風景や花を撮影します。花の次は風景、かと思ったらまた花、
というように被写体が頻繁に変わるので、PLフィルターは付けたままにして、
クローズアップレンズは花を撮る時だけ装着する、という使用方法を考えています。

PLフィルターはやはり一番上(外側)でなければ意味がないでしょうか。
それとも、そもそも2枚重ね使用は不可能でしょうか。

お詳しい方や使用したことのある方の参考意見など、よろしくお願いいたします。

A 回答 (6件)

装着及び使用は可能です。



それぞれの効果も得られます。

ただマレに、レンズに入ってきた光がカメラのCMOS面で反射した物が戻ってフィルターに戻ってそれがまたCMOS面に戻るを起こして著しく解像度が落ちる場合がありますので、注意が必要です。

あと、PLを常用するとAF速度が低下します。
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クローズアップレンズ自体画質を極端に落とすので、それにPLフィルターを重ねたところで致命的な事にはならないでしょう。


ただ、フィルターの重ねがけによる画角隅のケラレには注意して下さい。
プロテクトフィルターなどを使用しているなら、それは外して装着した方が無難でしょうね。
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>PLフィルターの上に2枚重ねで使用することはできるものでしょうか?



できないわけではないでしょうが、画質は相当落ちます。

>PLフィルターはやはり一番上(外側)でなければ意味がないでしょうか。

その通りです。

PL Filter は単なる Filter ですので、極端な話、Lens から離れた位置でも構わないのですが、Close Up Lens は Lens ですので、他の Lens との相関関係 (距離) が重要になります。

Close Up Lens は他の多数の Lens と共用できるように多少の誤差も容認できる設計になっているようで、合成焦点距離計算上の合焦距離は多少ずれるし、Lens Protecter Glass の上に装着しても特に問題なく撮ることができるものですが、厳密には前玉からの距離が異なれば収差も異なってくる筈です。

PL Filter などの Filter は Lens から離れた位置でも良い・・・実際、COKIN 社の Filter 等は Lens Hood の前端に挿し込む型式になっています。

http://www.kenko-tokina.co.jp/imaging/filter/cok …


PL Filter は解像感 (Contrast) を高めますが、解像度 (色彩量) は下がりますし、青灰色または緑灰色の偽色も乗ります。

PL Filter だけを白い紙の上に置いて見れば判る通り、PL Filter には Sunglasses と同様に色が付いており、薄細かい格子を作り出す樹脂 Film を 2 枚重ねた構造であることから樹脂 Film を光が通ることによる収差、細かい格子を光が通ることによる高周波空間周波数 (空間透明度) の阻害、及び光量の減少 (通常 1~2 段分) などを生じることから、乱反射の Filtering と引き替えに解像度の低下を生じます。・・・(注:解像度と解像感とでは意味が異なります)

ちなみに Image Sensor の表面に貼られている LPF (Low Pass Filter) とは高周波空間周波数を阻害して低周波空間周波数帯域の光だけを通すことから LPF と呼ばれているもので、この空間周波数が高い低いというのは透明度が 10m の湖よりも透明度が 40m の湖の方が水が澄んでいてもっと深いところまで見えるのと同様に、数値が大きい (高い) 方が大気の透明度が上がります。・・・LPF は Moire を防ぐためのものですが、Moire 防止と引き替えに大気の透明感を犠牲にしているわけです。・・・PL Filter も乱反射防止と引き替えに様々なものを犠牲にしますので、乱反射防止以外の目的を当てにできるものではありません。

入射光が強過ぎるようであれば ND Filter を、紫外線を Cut するのであれば UV Filter を使えば良いことですし、陽射しが入射することによる Flare を防止するのであれば Hood を使えば良いことですので、PL Filter を用いるべき状況は乱反射の多い晴天の雪原 (斜面) を撮るとか水面下の様子を撮るといった限られた状況でしかありません。・・・雪のない夏山に PL Filter は不要でしょうし、ましてや花弁に光が透過しているような状況でもなければ接写に PL Filter は不要でしょう。

また、PL Filter は経年変化が大きく、長持ちしません。

湿気が入ると樹脂 Film が曇ってしまい、乾かしてもムラができて樹脂 Film が変形するだけですので買い換えるしかなく、強い陽射しで樹脂 Film が変形すると見た目には変形が判らなくとも、撮した Data を見れば像が流れているのが判ります。

このため PL Filter は常時 Lens に装着して Lens Protection Glass 代わりに用いるべきものではなく、密閉できる Filter Case に入れて必要な時にだけ用いるべきでしょう。


ちなみに私は KENKO f500mm F6.3 DX Mirror という超望遠 Lens の約 2m の最短合焦距離を 1m に縮めるべく 95mm 径の f1000mm Close Up Lens と 95mm 径の PL Filter を持っていますが、Close Up Lens と PL Filter を合わせた値段は Mirror Lens 本体よりも高額(笑) という「おバカ」な買い物をしてしまいました(^_^;)。

しかも Mirror Lens は前玉中央部に反射 Mirror 固定 Cap が飛び出しているので Close Up Lens をきっちり塡め込むことができず、1mm ほど浮いた状態でしか装着できません。

そのためか、或いは 1 枚 Glass の Close Up Lens そのものの性能限界なのか、Close Up Lens を装着して 1m の距離から撮った画像は Close Up Lens なしで 2m の距離から撮った画像よりも明らかに解像度が低下しており、PL Filter で解像感を高めても、拡大すると Image Sensor の画素数が数分の一になったような解像度しかないことが判ってしまいます(^_^;)。

PL Filter がその効果を可変できるようになっているのも乱反射防止による画質向上と収差増大等に因る画質劣化との兼ね合いを選択できるようになっているためであり、乱反射など殆ど無い状況で解像感を高めるのであれば現像 Software 或いは Photoshop などの Paint Software で Contrast を上げたり Unsharp Masking Filter をかけた方が良質の画像を得られます。

Close Up Lens は必要な時にしか用いないでしょうからあまり気に病むことはないでしょうが、同口径の様々な Lens に対応できるよう、単純に合焦距離を縮めているだけに過ぎないものですので、どうしても収差が大きくなり、結果として画質が低下します。

M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II R の Macro Converter である MCON-P01 ならば多少は期待できるものでしょうが、Macro 撮影は専用の Macro Lens に敵うものはないと思います。

http://dc.watch.impress.co.jp/cda/review/2006/11 …

実際、私は友人から SIGMA DP2X と専用 Close Up Lens の AML-1 を安価で譲ってもらったのですが、正直 AML-1 は持て余しています(^_^;)・・・KENKO の Close Up Lens よりも高級感のある Lens なのですが、画質は大差なく、接写に関しては愛機 PENTAX Kr に Macro 専用 Lens を付けた方が遙かに高解像度の画を得られます。・・・尤も Macro Lens を使うよりも Close Up Lens や超望遠 Lens による独特の空気感が好きなので Macro 専用 Lens は未だ所有してはいないのですが(^_^;)・・・。

素敵な Camera Life を(^_^)/
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クローズアップレンズというのは装着することにより、マスターレンズの最短撮影距離を超えて被写体に接近できるようになるので、被写体を大きく写すことが可能になるというものです。


ただし、無限遠を使うことができなくなり、ピントを合わせることのできる範囲が著しく狭くなってしまいます。
お使いのM.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II Rは元々が最短撮影距離25cmでかなり寄れるレンズですので、これにクローズアップレンズで最短撮影距離を短縮しようとすると、No.5やNo.10といった倍率の高いものを使わなければ効果がありません。
その代償として、ピントを合わせられる範囲はわずか数cm~10cm程になってしまうはずです。

PLフィルターに関しては既にご存知かと思いますが、反射除去効果を期待するなら反射面に対して30~40度の角度、青空を配した構図で高コントラスト効果を期待するなら、天気は晴れ・逆光は不可という条件が付きます。

ここから本題の2枚重ねに入りますが、PLとクローズアップの2枚重ね自体は可能です。
相乗効果も否定する根拠はありません。
ただ、先に述べたそれぞれの特徴により相乗効果が実現できそうな構図・条件はかなり限定されます。
そこをどう捉えるかがポイントですね。

私が下手なだけかもしれませんが、クローズアップ・PL・その他特殊効果フィルターを使うときに速写的なやり方をすると失敗が多くなります。
逆に言うと、幾分じっくり撮影する必要があるわけで、そうであればクローズアップやPLを着けたり外したりというのを、その都度状況に応じて行っても大したロスにはならないはずなんです。
着けないのがベター、という状況もあり得ます。
だから私としてはPLを着けっぱなしにすることを前提にするのはオススメしません。
そういうことはないと思いますが、付け外しが面倒という理由なら尚更です。
ですが「あの場所はPLを着けっぱなしのほうがいい」という検証ができているなら、そこに従うべきだし、思いのままやって答えを出すべきだと思います。

装着方法ですが、クローズアップは扱いこそフィルターですがレンズです。
テレコン・ワイコンも含め、レンズを追加装着する場合はマスターレンズに直接装着するのが基本だと私は教わりました。
だからレンズ→クローズアップ→PLの順がいいのでしょうけど、クローズアップとPLの順が入れ替わってどれだけの差が生じるかと考えると、断言はしませんが、体感できるような差は出ないと思います。
また他の回答にもありますが、重ね付けするときはフィルター枠部分が厚くなることによる“ケラレ”に十分注意して下さい。
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この回答へのお礼

それぞれの回答がとても勉強になることが多く、ほしかった情報以上のものを得られました。
ベストアンサーはNo.5さんとNo.4さんで悩みましたが、No.4さんを選ばせていただきます。
みなさまお忙しい中、本当にありがとうございました。
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わかったこと:
・クローズアップレンズとPLフィルターは2枚重ねしても利用は可能。
・重ねるならできればPLが上だが、どちらが上になっても大差はない。
・PLフィルターは必要時以外で常用しない方がいい。
・重ねることでケラレが生じる確率が高くなる。
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総合的に思ったこと:
◎2枚重ねはできることはできるが、PLフィルターは付けたままにするのはやめよう。
◎各々のフィルターレンズを状況に応じて使い分けよう。2枚重ねは必要ない。
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お礼日時:2013/07/09 16:53

PLフィルターの上からクローズアップレンズを被せても、逆でも光学特性は変わりません。


ただし、多分ケラレが生じると思われるので、ステップアップリングで一回りサイズの大きなクローズアップレンズが必要でしょう。

一方、当該レンズの仕様によると、最短撮影距離は、焦点距離14-19mmの範囲で0.25m、焦点距離20-42mmの範囲で0.3m。 T端の最大撮影倍率 0.19倍、T端の最近接撮影範囲は91×68mmであります。
焦点距離20-42mmの範囲で0.3mと言う事は、レンズの度数に換算すると、0~3.333ディオプター(D)。
これに、No5(5D)のクローズアップレンズを被せると、合成焦点距離は、5~8.333D。
つまりは、0.2m~0.08mの範囲まで寄れる計算(実際には、レンズ構成上計算どおりには参りません)になります。

が、実は、落とし穴がある。寄れると言うのは、結像面からの距離でレンズの先端からの撮影距離(ワーキングディスタンスと言います)ではありません。
ワーキングディスタンスが採れないと言う事は、レンズの影になる事もあると言う事です。
もう一つの落とし穴は、単焦点レンズの場合でも、f11ぐらいまで絞らないと周辺画像は悪い。ましてやズームレンズでは、画質は実用になりません。

また、高山植物は、常に風で揺れている。よってブレないシャッタースピードは確保したい。
となると、露出倍数の掛かるPLフィルターと絞らないと使えないクローズアップレンズでは、実用に程遠い事はご理解頂けると推察します。

最初に戻りますが、当該レンズで名刺に近い範囲までアップ可能。
登山で、マクロレンズが持っていけないとなると、当該レンズでトリミングの方が実用的。また、荷物になっても、マクロ用のミニ三脚は便利。

ついでに言わせて貰うと、PLフィルターは風景写真に対し魔法のフィルターと勘違いしている人も多い。
実は、PLフィルターには、効果もあれば害もある。つまり、必要な時だけ、その効果を見極めて使うモノで、常用するフィルターではないとお考え下さい。
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訂正



誤)つまりは、0.2m~0.08mの範囲まで寄れる計算(実際には、レンズ構成上計算どおりには参りません)になります。
正)つまりは、0.2m~0.12mの範囲まで寄れる計算(実際には、レンズ構成上計算どおりには参りません)になります。
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