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単相負荷がつながれている時に、電気工事士の勉強では、SWは非接地側につけると習いましたが
(電源→SW→負荷→接地)の順番

交流には極性が無いのだから、SWはどちらについていても同じなのではないのでしょうか??
(60Hzの交流ならば、60回/秒電流の向きを変えるのだから、接地側からも電圧がかかるのではのいのですか??)

A 回答 (4件)

まず、直流だから交流だからという理由で、スイッチを非接地側にしなければならないのではありません。



単相2線式100Vには、仰る通り接地側電線と非接地側電線があります。
接地側電線は、もちろん接地されているので対地電圧は0Vです。
これに対し非接地側電線は、線間電圧が100Vなので、対地電圧は
0+100=100V
となります。
非接地側電線には、この電圧が対地間で常に掛かっているのです。
仮にスイッチを接地側電線に取り付けた場合、スイッチを切っていても常に対地電圧100Vが負荷に掛かったままとなります。
もしこの負荷の絶縁抵抗が低下した場合には、ここで漏電してしまいます。
電気機器は回路構成が複雑なので、劣化により絶縁抵抗の低下を起こし易いのです。
しかし非接地側電線にスイッチを取り付けた場合は、スイッチを切っていれば対地電圧は0Vを維持します。
同電位に電流は流れないので、漏電の危険が無いのです。

つまり、大地と同電位であるかどうかが重要なのです。
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>60Hzの交流ならば、60回/秒電流の向きが変わるから接地側からも電圧がかかるのではないのですか?



との質問から接地と 電気の極性を完全に 誤解されていると思います。
接地とは 配電線のどこかで故障(事故)が起きた時、人体に対する危険を極力少なくする為の 安全を確保する対策ですね。 
例えば 交流モーターを 単相負荷としてつないだ時、接地側に SWを付け、 SWが入っている時は関係ないですが、SWを切った時、 モーター側の配線は 接地から完全に浮いた状態になります。 その状態でモーターの絶縁不良があった場合(あるいは水がかかった場合) 人間がモーター本体を触ると「感電」 します。
では電気工事士の勉強に有る通り、SWを非接地側につけると SWを入れても切っても モーター側の配線は 「必ず接地されている」 状態を保つ事が出来ます。ここで同じ様に 絶縁不良があった場合(あるいは水がかかった場合) 人間がモーター本体を触っても「感電しないか、かなり感電しにくい」 状態を保つことができます。 このように意味のあることを教えているのですね。

次のURLには少し関連のある情報が載っているので参考にされたらいいと思います。 では。
http://seppotl.web.fc2.com/zatugaku/outlet.html
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接地側にスイッチを付けてしまうと、機器は常に対地電圧100Vが掛かった状態になります


これだと絶縁不良や不意の充電部への接触で感電漏電してしまいますが。
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 接地側にスイッチを付けて、スイッチを切った状態で配線に触ると感電します。

非接地側にスイッチを付けて、スイッチを切った状態で配線に触ると感電しません。接地側に電圧がかかるような気がするのは配線だけの世界で考えるからです。あなたの誤配線によって感電死する需要家は足が地面に結線されていることを考えれば理解できます。

 もっとも、電灯線の接地なんかだれもあてにしないので、あなたの言われる通り同じと言えば同じですけどね。
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