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私は海外在住の経験が長いのですが、多分そのせいでしょう、日本の政治家の発言撤回と言う行為に非常に違和感を感じています。

「発言」というものは、その人の「思想」そのものです。もし、言い間違ったり、言い足らなかったせいで、違った風に受け取られたのなら、再度、十分な説明を加えて「補足」すればいいのです。元々の発言と補足が同じ方向を目指した思想であるならば、補足は自然なものとなります。「撤回」はあり得ません。許してはいけないと思います。

今回の麻生氏のように、元々の発言の方向と後からの補足(撤回コメント)が思想的に逆方向なので、矛盾だらけのコメントになるのです。

撤回してなかったことにするなんて、如何にも政治家にとって便利な保身の方法です。権力を監視すべき国民は「撤回」なんて政治文化を葬るべきだと思いますが?

海外事情に詳しい方、海外では政治家の撤回はどうなってますか?市民が革命を起こした欧米と、そうでないアジアの国とでは違うかも知れませんね。

A 回答 (6件)

麻生氏の発言は、


憲法改正は日本国民を無視して強行改正しても、結果的には絶対に日本国民のためになる、日本国のためになる、という信念からでた比喩、冗談でした。
だから、笑いが起こっていました。
ただ、世界の目からは、その「例え」が最悪だった。
麻生氏は「ナチスを例えに使ったのは思慮が浅かった」で済んだ話。
信念が正しいと思うなら「撤回」は無用だった。

世界のマスメディアは、日本のマスメディアの発表を元に、自国に発信している。
出始めが「あら探し」「おとしめる目的」だったため、非難が集中した。

麻生氏の発言の主旨からいくと「国民投票」も無くすことになってしまうため、必ずしも賛成はしないが、あれはどうみたって彼独特のジョーク。

日本のマスメディアは、いつまでもこんなやり方だから「売国奴」と揶揄されるんだ。育つ者も育たない。

「撤回」がすべてをチャラにしてしまう風潮は、許されることじゃない。
「公人」の発言に「撤回」はない。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>あれはどうみたって彼独特のジョーク。

ナチスに関してはジョークでは通らないのが世界の常識のようですね。

ユダヤ系団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」(本部・米ロサンゼルス)幹部のエーブラハム・クーパー氏。


クーパー氏は共同通信の電話取材に「私は30回以上、日本を訪問したが、原爆を投下された広島と長崎の人々の苦しみが冗談にされているのを聞いたことがない」と指摘した。
 
貴方だって考えてみたらそうでしょう。もし、貴方の両親や兄弟の肉親がナチに皆殺しにされていたら、ジョークなんて聞いたら心底腹が立つでしょう?

慰安婦問題でもそうですが、「人類はトンデモナイ過ちを犯した」ということで評価が確立してしまっているのです。

弁明もジョークも許されないのが世界の常識になっているようです。これに関しては言論の自由はないと考えないといけないようです。

お礼日時:2013/08/03 18:39

No3です


>>海外でも撤回したりしてますが
>どこの国ですか?それに対する国民の反応はどうですか?

ここあたりはどうでしょう
イタリアの政治家 ベルルスコーニ

アメリカ大統領も失言撤回とかやってた記憶がありますね

あなたはまったく誤解を受けない発言ができますか?
後で認識が間違っていたと考える事はありませんか?
間違えて修正をかけない場合、そのまま間違った方向で進む場合がありますが、良いんですか?
撤回を葬るべきという言葉を撤回した方がよろしいかと

この回答への補足

再度の回答ありがとうございます。
欧米でどこ国の人間が撤回するのだろうと興味を持ったのですが、少なくともドイツやイギリス、北欧国ではあり得ないだろうと思っていたのですが、やっぱりイタリアでしたね。政治的に未熟な後進国ではあり得ることだと思います。
スペイン、ギリシャなんかでもありそうですね。

>イタリアの政治家 ベルルスコーニ
ああ、あのドスケベエジジイならやるでしょうな。人間の快楽に執心する人間は、自分の快楽がいつも一番上にあって、国民の為に身を捨てるなんてことは絶対に期待できません。
だから脱税も平気でやるし、流石に国民は許さず有罪判決が出ましたね。当然です。麻生さんを擁護するために貴方が上げた例ですが、ということは麻生さんがベルルスコーニと同レベルということですか?嘆かわしい限りですね。

>アメリカ大統領も失言撤回とかやってた記憶がありますね
誰でしょうね? ニクソンかクリントンあたりですかね?
でも、それが今回のように、高校生が読んでも理屈に合わない撤回理由なら国民が許さないと、アメリカ人ならそうだろうと想像するのですが・・

>あなたはまったく誤解を受けない発言ができますか?

だから、補足をすればいいんです。歴史家トインビーは喋っっていることをそのまま活字にして、理路整然とした文章になっていると言われた人ですが、そこまでは要求しません。

少なくとも義務教育は終えているし、大学まで出た人ですから、最低限のレベルは欲しいですね。

あの麻生さんの講演ですが、建前と建前に反する本音がごっちゃに出ている支離滅裂な文章です。あれが、支離滅裂と判断できないということは、結論は2つです。貴方に国語力がないか、それとも政治色がかかっていて麻生氏を擁護したいかのどちらかです。しかし、貴方の回答文を読むと、別におかしくありません。理屈の通った文を書かれています。ということは結論は後者ということになります。

補足日時:2013/08/17 10:52
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日本の教育は、議論とか発表などに重きを置きませんので、しゃべることに不慣れですね。

その日本人が頑張って政治をやってるのですから、訂正くらいゆるしてやってくださいよ。
それとも、海外生活の豊富な、議論に長けたひとだけに政治やってもらえば良いんですかね?

言論や議論がだいじだということは分かっていますけど。足のひっぱりあいばかりやっててどうなるんですか?
大事なことは、ちゃんと政治をしてもらうことです。中国のような侵略行為をはねのけ、韓国のような依存症をはねのけ、ロシアのような狡猾な政治の裏をかき、米国のようなオレガ面倒ミテヤルゼ的親分押し付けから独立心を維持し、そして経済を回してくれることでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
>その日本人が頑張って政治をやってるのですから

日本の政治家は、喋ることにかけては例外的な日本人ですよ。若い頃から喋ることにかけては誰にも負けない連中です。大目に見る必要はありません。

>足のひっぱりあいばかりやっててどうなるんですか?
仲間同士でという意味なら、それは違いますよ。

独立心を持つのはいいですが、しかし、安部さんは岸の孫で、自民党はアメリカの傀儡政権ですよ。

お礼日時:2013/08/03 19:24

発言内容ですが、朝日新聞によると




「ドイツはヒトラーは、民主主義によって、きちんとした議会で多数を握って、ヒトラー出てきたんですよ。ヒトラーはいかにも軍事力で(政権を)とったように思われる。全然違いますよ。ヒトラーは、選挙で選ばれたんだから。ドイツ国民はヒトラーを選んだんですよ。間違わないでください。

 そして、彼はワイマール憲法という、当時ヨーロッパでもっとも進んだ憲法下にあって、ヒトラーが出てきた。常に、憲法はよくても、そういうことはありうるということですよ。ここはよくよく頭に入れておかないといけないところであって、私どもは、憲法はきちんと改正すべきだとずっと言い続けていますが、その上で、どう運営していくかは、かかって皆さん方が投票する議員の行動であったり、その人たちがもっている見識であったり、矜持(きょうじ)であったり、そうしたものが最終的に決めていく。 」

中略

「しつこく言いますけど、そういった意味で、憲法改正は静かに、みんなでもう一度考えてください。どこが問題なのか。きちっと、書いて、おれたちは(自民党憲法改正草案を)作ったよ。べちゃべちゃ、べちゃべちゃ、いろんな意見を何十時間もかけて、作り上げた。そういった思いが、我々にある。

 そのときに喧々諤々(けんけんがくがく)、やりあった。30人いようと、40人いようと、極めて静かに対応してきた。自民党の部会で怒鳴りあいもなく。『ちょっと待ってください、違うんじゃないですか』と言うと、『そうか』と。偉い人が『ちょっと待て』と。『しかし、君ね』と、偉かったというべきか、元大臣が、30代の若い当選2回ぐらいの若い国会議員に、『そうか、そういう考え方もあるんだな』ということを聞けるところが、自民党のすごいところだなと。何回か参加してそう思いました。

ぜひ、そういう中で作られた。ぜひ、今回の憲法の話も、私どもは狂騒の中、わーっとなったときの中でやってほしくない。 」

中略

「いつのときからか、騒ぎになった。騒がれたら、中国も騒がざるをえない。韓国も騒ぎますよ。だから、静かにやろうやと。憲法は、ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていたんですよ。だれも気づかないで変わった。あの手口学んだらどうかね。

 わーわー騒がないで。本当に、みんないい憲法と、みんな納得して、あの憲法変わっているからね。ぜひ、そういった意味で、僕は民主主義を否定するつもりはまったくありませんが、しかし、私どもは重ねて言いますが、喧噪(けんそう)のなかで決めてほしくない。」

これの何が問題なのか私は理解できない。
私の理解だと

当時、世界でも先進的で民主的と言われたワイマール憲法下でもヒトラーのような独裁者が出現する、いかに優れた憲法を作ってもそれを運営する者が正しい運用をしないと思わぬ結果を生むことになる。
そういう意味で、憲法の改正もヒステリックに決めるのではなく、冷静に議論を重ねて決めて貰いたい。

発言の真意はネットで言うところの『祭り』状態で議論するのではなく、また利害関係のある周辺諸国を刺激し外交圧力でねじ曲げられるようなこともないように、冷静に粛々と憲法改正を行うべきだ、ということではないかと思う。

確かに『ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていたんですよ。だれも気づかないで変わった。あの手口学んだらどうかね。』これは一種のブラックジョークだが、全文を読めば麻生氏が何を意図しているか解るはず、老獪な政治家ならこの部分は言わずに済ますが、ここが彼の甘いところであり、マスコミに真意をねじ曲げられる要因にもなっている。

発言の撤回はやむ得ないが、こういった一部分だけをとりだして批判をすると、「言語明瞭、意味不明瞭」な政治家ばかりになり、小粒政治家しかいなくなる気がする。

参考URL:http://www.asahi.com/politics/update/0801/TKY201 …

この回答への補足

>一部分だけをとりだして批判をすると

全文を読んだ上での質問です。
貴方はどうも麻生さんを好きな方のようで、そうなると彼の文章の欠点は見えなくなるでしょうね。
例えば、「だれも気づかないで変わった。あの手口学んだらどうかね」は私のように麻生嫌いの人間が読まなくても、普通に読めば、「誰にも気付かれないようにこっそりとやってしまえ」になるんですが、貴方は「冷静に粛々と」と解釈している。彼に非常に好意的でアバタまでエクボに見えてしまっている。

橋下もわざわざ「国語力があれば」なんて言ってるけど、国語力のないのはどっちだ?って言いたいですね。

政治的に色の付いていない、どこかの中学が高校に持って行ってこの文章を解釈させてみたらいいと思うね。

ブラックジョーク云々に関しては、#1の方にお礼した文を読んで下さい。

補足日時:2013/08/03 19:13
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>私は海外在住の経験が長いのですが、多分そのせいでしょう、日本の政治家の発言撤回と言う行為に非常に違和感を感じています。


>海外事情に詳しい方、海外では政治家の撤回はどうなってますか?市民が革命を起こした欧米と、そうでないアジアの国とでは違うかも知れませんね。
海外在住が長いのに海外事情に詳しい方に聞いてる?
いや、まあ、いいけど

海外でも撤回したりしてますが
そこらへんはどうなんでしょ

この回答への補足

住んでたのは欧米ではないし、プロのジャーナリストではないし、海外事情には精通しておりません。

只、外人との付き合いの中で、「日本人が持ってない感覚で外人が持ってる感覚」は持っていると感じています。

>海外でも撤回したりしてますが
どこの国ですか?それに対する国民の反応はどうですか?

補足日時:2013/08/03 18:56
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それを報道するマスメディアが信用ならないからですよ。

麻生前総理の「金がないなら結婚しないほうが良い」の全文を知ってますか?ハローワーク視察の件は??
事実をねじ曲げてでも、報道が面白くなるような方向に加工する。どんなに筋の通った「補足」も、論理的な部分がカットされれば低レベルな言い逃れをしようとしているふうにしか映りません。

そして、わずかでも隙を見せれば議員辞職を迫ろうとする野党の姿勢が、マスメディアのそういったエゴイズムの正当化を許す要因となっています。

大体、海外と日本を比較することがナンセンスですよ。
訴訟大国アメリカは「問題があれば事後に対処することが許される」ような社会の造りになっていますから。原則的に失敗したら挽回の機会も許さない日本とは大違い。
その根底が民意にも潜在しているので、マスコミの扇動次第で簡単に世論も逆転してしまう。

発言の撤回は、使いドコロ次第。最近の主流はどちらかと言うと「不快に感じたので取り下げて陳謝しろ」といった意味合いのほうが強いと思います。
今回の麻生氏の件はどうでしょう。報道では「撤回」とされてますけど、発言意図については補足説明に終始していたと見受けられませんでしたか?

仮に発言を撤回したからって許してくれるようなお国柄じゃありませんよ。「撤回」と「政治的責任」はいつもセットでしょ?何に対して「撤回」が適用され、また「撤回」するよう要求されるのか、考えたほうが良いですよ。

この回答への補足

>訴訟大国アメリカは
別にアメリカだけと比較しろと言ってるのではないのですが・・
>原則的に失敗したら挽回の機会も許さない日本とは大違い。
だから、どんなミスを犯しても居直れと? 益々悪人がのさばりますね。

裁判する権利は誰にでもありますから、自分が正しいと信じるなら訴訟を起こして勝てば名誉が回復できるではありませんか。起こしても勝算がないから居直りの方がラクで有効だからでしょうね。

補足日時:2013/08/03 18:51
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