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昨今の少年犯罪を見ていると目に余るものがあります。大人顔負けの凶悪な犯罪も少なくありません。
しかし、しかし、そんな犯罪を犯した少年も少年法に守られて、成人に比べると罰則が非常に手緩いです。その為に、殺人事件なんかだと、被害者遺族は余計に無念が大きくなることは容易に想像できます。

しかし、刑罰と言うのは 悪いことをしたらそれなりの罰を受けるということにあると思うんですが、
犯罪を犯す少年だって、善悪の判断はできるだろうし、成人と同等の罰を受けるのが筋だと思うんです。
少年を甘やかすから つけ上がるんだと思います。

極端な話、9歳の少年が放火をして3人以上が死亡したら、死刑にすべきだと思います。

ただ、私は高卒で素人の感情論でしか物を語れないない馬鹿ですが、法律に詳しい有識者の方々は
少年法をどのように解釈しますか? また、少年法を撤廃したら どのような弊害が起きますか?

なお、この質問は同調の意見を集めるものではありませんので、ぼくの考えに間違いがあったら、
容赦なくご指摘ください。

A 回答 (4件)

少年法には2つの絶対条件があります。


高度な倫理教育が大人(親以外も含むすべて)と子どもに行き届いていること。
もう1つは高度な更生施設が充実していることです。
現実は大人のマナーモラルは崩壊しかけ、再犯率も異常に高い社会。

少年法がきちんと機能してるのか、実は一応してます。
凶悪事件を起こした若者が更生し結婚して家族を持ち社会貢献しながら一生を終えることも多いのです。
死刑廃止反対のように日本人は高い処罰意識を持つので少年法も現実以上に疑問視されてる気もしますよ。

しかし事件を起こした現実は社会に残り続けます。
そこで1つ考えてほしい。
子どもはほとんどまっさらで産まれてきます。
なぜに凶悪事件を起こすようになるのか?
それは我々大人が作り上げている社会に問題があるからと言えるでしょう。
未成年の凶悪事件が起きれば社会の一員として「自分もせいでもある」という自覚が日本人には無さすぎるのです。
他人ごと、テレビの世界の話、自分は関係ない。
こんな大人が多すぎるのです。

子どもは大人と社会全体で育てるもの、それが人間の原始的な育児です。
そこがいい加減になってしまうシステムだと未成年の凶悪事件が増えていくのでは、と私は思ってます。
核家族化、過疎化、男女共同参画による子どもの愛情不足、その他もろもろ。
子どもの環境は悪くなる一方です。
せめて女性が社会に出た分男性が家庭に時間をかけるシステムにするべきです。
社会だけでなく家庭のバランスもとってはじめて本当の男女共同参画でしょう。

この回答への補足

少年法とは関係ありませんが、ぼくがバイトしていたところでは先輩が新人にあまり丁寧に仕事を教えなかったけど、ペナルティーがすごく厳しかったです。バイトでもきっちり責任を取らされました。先輩もこうやって教えられたそうです。だから、先輩も後輩の指導がロクにできないのかもしれません。このバイト先、今はもうありません。
少年法ももしかしたら、これと少し関係あるかもしれませんね。

補足日時:2013/08/12 11:52
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>死刑廃止反対のように日本人は高い処罰意識を持つので少年法も現実以上に疑問視されてる気もしますよ。
確かに日本人は刑事裁判で求刑を超える判決が出ても、疑問視する人が少なく、むしろ
裁判官を支持する人が圧倒的に多いですよね。まあ、日本人の多くは裁判のコンセプト自体を十分に理解している人の方が少ないと思うんですが、ぼくが小学校のころを思い出します。小学校で誰かが先生に叱られると、他の生徒もよってたかって その生徒を糾弾していましたが、今度は糾弾していた側の生徒が先生に叱られると 同じように他の生徒からも糾弾されていました。嫁いびりの連鎖とも少し似ているかもしれませんが。というのは、日本人の多くは大人になっても小学生のころに比べると、ずるさを覚えるだけで さほど成長していないのかもしれませんね。

>未成年の凶悪事件が起きれば社会の一員として「自分もせいでもある」という自覚が日本人には無さすぎるのです。
#2さんも似たようなことを言っていましたが、もう一つは 単純な勧善懲悪思想もあるかもしれませんね。なんか、被害者は善良な市民で 加害者は根っからの悪みたいな。
でも、世の中、そんな単純なものではありませんよね。

#2さんの回答と合わせて、たいへん勉強になりました。

お礼日時:2013/08/12 10:16

> 少年法をどのように解釈しますか?



そもそも日本の刑法は「更生(社会復帰)」を旨とする刑罰であり、死刑は「我が国は、この加害者を更生させる術を持たない」「死刑以外に、罪を償わせる手段は無い」と言う様な場合に下される判決と言うのが建前です。

従い、まず日本の司法において「死刑にすべき」と言う判断が存在しません。

その「更生」が少年法にも色濃く反映しており、未来があり、かつ未熟な少年は、更生の余地が大であると言うのが、少年法の基本的な考え方でしょう。


> 少年法を撤廃したら どのような弊害が起きますか?

上記は日本の刑法の理念的な部分を含みますが、その理念に反することになりますね。
即ち、更生の余地がある少年の未来や可能性を断つ可能性を生じます。

それと少年法的な概念は、昔は日本に限らず乏しかったですが、近代法では少なくとも殆どの先進国で取り入れられていますので、国際的には非難される方向では?と思われます。

悪質・残忍で、しかも大人顔負けの怜悧な考えで行われた、少年犯罪もあるかとは思います。
ただ、法律は単純な「線引き」である場合も多く、その結果、不条理な場合も多いです。

言い換えますと、単なる線引きが、万人にとって万全・万能であるワケもありません。
ただ、それでも「悪法と言えども法は法」で、万人が従わねばならぬもので、「私はこう思う」「私好みに法改正すべきだ」などと言うモノでもありません。

質問者さんのご意見は、基本的には「少年野球でも金属バットは禁止し、プロと同じ木製にすべき」と同じ様な話しです。
賛成意見も多いでしょうけど、「何で?」と感じる人もいるし、また意見を言ったところで、簡単にはルールも変わりません。
賛同者を募り、時間を掛けて、変わるかどうか?と言う話しです。
尚、現実には少年法は厳罰化などの傾向で、質問者さんのご意向には適っている傾向ではあります。

一方の国の方は、特に日本は「こういうルール(法律)の国である」と明確に示し、比較的、それを厳格に適用している部類の国です。
そのルールの中で、どうするのか?と言う話しではないですかね?

それと、日本に限らず、法律には不備があるものですが、その不備の程度は、国内だけでは判らないのですよ。
即ち日本の刑法や少年法の不備は、「世界と比べてどうか?」でも、考えねばなりません。
そう言う目で見れば、決して日本は少年犯罪が多い国とは言えないし、むしろ世界的に治安が良い国として知られます。

少年法を廃止したり厳格化すれば、お利口さんが増える傾向で、基本的には良いこととは思いますよ。
ただ・・・そうやって法令や刑罰を厳格化していくのは、国家権力の増大に他ならず、逆に国民にとっては、窮屈であることも、間違いはありません。

凶悪・悪質な少年犯罪を許容してはいけないですが、「少年だから許されること」や「少年だからチャンスを与える」などの部分は、必要ではないか?とは思います。

日本の法律が、「法によって殺す」よりは「法によって生かす・活かす」を重視している点は、なかなかの長所であり、それでも死刑も存置し、場合によっては「法によって殺す」ことも、国家が苦渋の決断している点も、個人的には評価しています。

しかし、もし日本の法令が「9歳の子供でも、悪質なら死刑」を躊躇せず判断するなら、私は死刑反対派に回るかも知れません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

すみません、ぼくは馬鹿なので key00001さんの説明が少し難しすぎます。

お礼日時:2013/08/12 12:22

>法律に詳しい有識者の方々は少年法をどのように解釈しますか? また、少年法を撤廃したら どのような弊害が起きますか?



有識者じゃありませんがw

取りあえず感情論を横に置いといて、俯瞰視点で責任(義務)と権利(自由)を考えれば、少年法の存在意義も何となく理解できるのではないでしょうか?

日本社会は、子どもに対して、大人が享受してる様々な権利を制限しているわけで、その代わりに大人より責任が軽いわけです。
つまり、成人と同等の責任を負わせるという事は、子どもの制限を解いて、大人たちと同等の権利を与えるという事です。

少年と大人の境界線がなくなった社会の弊害は、わざわざ書かなくても大凡の見当はつくでしょう。

少年法に対する権利と責任のバランスや適応年齢が適当かの議論の余地は十分にあると思いますが、9歳の少年に極刑は幾ら何でも極論過ぎて社会的賛同はまず得られないでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

なるほど。でも、ぼくたちみたいな馬鹿は#3さんが言うみたいに 処罰感情ばかりが先走り、権利とか責任の意義を十分に認識したうえで 俯瞰視点で考えるのが大の苦手なのかもしれません。

お礼日時:2013/08/12 12:20

>犯罪を犯す少年だって、善悪の判断はできるだろうし、成人と同等の罰を受けるのが筋だと思うんです。



その判断を出来なくさせたのは大人の責任です。

>少年を甘やかすから つけ上がるんだと思います。

甘やかせ続けたのも大人の責任です。

少年法の是非を論ずるには、先ずその大人の責任を明確にし厳罰化してからでは無いでしょうか

貴方の理論は理解出来ますが、見方を変えると、犯罪の善悪を身に付けさせなかった大人の責任逃れになってしまいます。

>極端な話、9歳の少年が放火をして3人以上が死亡したら、死刑にすべきだと思います。

その少年を育てた保護者も同罪で死刑にすべき(又は子の代わりに保護者が死刑)との意見なら、貴方の言う少年法の是非理論にまだ整合性がある様に思います。

あくまでも私の個人的見解です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>貴方の理論は理解出来ますが、見方を変えると、犯罪の善悪を身に付けさせなかった大人の責任逃れになってしまいます。
なるほど、そうすると ぼくみたいに素人の感情論でものを言う人って、馬鹿なだけでなく、他人を糾弾するだけで何か事件が起きると 他人事として無責任な態度を取りがちといいうことになるんですね。でも、ぼくみたいな考えの人が多いのは、マスコミのせいもあると思いますが、いずれにしろ、深く反省しなければなりませんね。

お礼日時:2013/08/12 10:03

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