No.7
- 回答日時:
”アレルギー”はどんな場合の時発現するのか?
遺伝子(SNP)の研究で、大体わかってきました。
こことここの遺伝子(SNP)が異常のとき80%の確率で
”アレルギー”を発現する。と言う感じです。
しかしここで問題発生です。何故ならここで20%の確率で
”アレルギー”を発症しない人が出てくる事です。
アレルギーの遺伝子を持っていながら、発症しないのでス。
このため、まだ見落としがあると言うことです。
100%目指して研究が進んでいます。
そうなんですね、参考になります。
親に詳しく聞いていくと父親がアレルギー体質で、母親も蓄膿症なのですが本人はアレルギーを否定しています。
そして私が強く発症、兄弟は非アレルギーなので、20%の人ですね。
研究が進むと嬉しいですね。
No.6
- 回答日時:
申し訳ありません。
私の書き方がまずくて誤解を招いてしまったようなので補足させていただきます。蓄膿症はそれ自体はアレルギーとは無関係の病気です。詳しくは蓄膿症で検索していただければ解説しているサイトがいくらでもあるので省きますが、鼻炎などで鼻粘膜が腫れていると蓄膿症にかかりやすくなるのです。アレルギー性だろうとアレルギーではなかろうと。ですのでアレルギー性鼻炎持ちの私はよく蓄膿症になりますが、風邪を引いたときに蓄膿症になる人もたくさんいますし、疲労などで粘膜が過敏になっていても蓄膿症になりやすくなったりします。
ちなみに蓄膿症は遺伝性ではなく、人体構造上だれでもかかる可能性のある病気です。
つまり、質問者様の彼氏様が蓄膿症だからと言ってアレルギーとは限りません。
蓄膿症はよほど重篤でない限りは抗生物質や粘膜修復作用のある薬の服用で完治しますので、彼氏様には耳鼻科に行ってもらいましょう。ほっておけば蓄膿症由来の病原菌が脳や他の臓器にまで移行して重大な病気の原因になる恐れもありますし、慢性的な頭痛で集中力が低下して生活しづらいですから。
>遺伝子って強い遺伝子が弱い遺伝子を駆逐するものじゃないのですね
遺伝子には強い弱いはないんです。適しているか適していないか、です。
あくまでも今生きている環境に適応した遺伝子を持つ生き物が生き残って子孫を残しやすい、というだけなんです。例えばアレルギーとは免疫系の過剰な暴走と言えますが、アレルギーを起こしやすい体質とは免疫系の活動が盛んな体質であり、病原菌が多量に存在する環境では病気になり辛い遺伝子である可能性があります。幼いころから不潔な環境で生活する人間はアレルギーになり辛いという報告もありますが、これは免疫系がまだ未熟な幼少期に多量の細菌が体内に侵入するため、免疫系が細菌に対して的確に対処するように学習するために体に無害なスギ花粉などには反応しづらくなるためと考えられております。
逆にいえば強力な免疫系を持つ人が清潔な環境で成長すると、免疫系が自分が対処すべき相手(病原菌)をきちんと学習できずに無害な花粉などに過剰な攻撃を加えるようになり、その結果アレルギーとなってしまうというわけです。
他にも体内に栄養をいっぱいため込もうとするために太りやすくなる遺伝子があります。この遺伝子は食べ物が豊富な現代日本では肥満や糖尿病のリスクが高まるので不都合な遺伝子ですが、食べ物が少ない古代日本やあまり豊かでない国であれば少ない食べ物で生き延びることができる優れた遺伝子ということになります。
また、優性遺伝子と劣性遺伝子は優性遺伝子が優れた遺伝子という意味ではありません。漢字をみるとそう誤解されやすいので名前を変えるべきだと主張する学者もいます。遺伝のメカニズム上、形質が優先的に発現しやすい遺伝子という意味です。ですので、遺伝病を引き起こす優性遺伝子だとか、優れた能力を発揮する劣性遺伝子なんかも存在するわけです。
その遺伝子が優性か劣性かはその遺伝子の生化学的な発現メカニズムによって決まります。分かりやすい例では血液型のABO遺伝子ですね。AとBは同列、AとBはOに対して優性ですが、これはなぜかというと、AとBは独自の抗原を作る遺伝子なのに対してOは抗原を作らない遺伝子なので、O遺伝子とAやB遺伝子が一緒になると一見普通のA型やB型になってしまいます。一方、AとBが一緒になるとどちらも独自の抗原を作るのでその人は両方の抗原を持つAB型になるわけです。別にO遺伝子が弱くてA遺伝子やB遺伝子に負けてしまうというわけではないことが分かりますよね。
また、特にメリットはない遺伝子でも子孫を残すのに根本的に不利ではなければ次世代に受け継がれていくことも多いです。例えば、年を取ってから病気にかかりやすくなる遺伝子や、体を老化しやすくする遺伝子もありますが、遺伝子が次の世代に残るかどうかは子供を作るかどうかで決まります。子供を作って育てるのはだいたい若いうちですから(高齢出産が増えたのはごく最近です)、年を取ってから不利になる遺伝子は特にメリットのない遺伝子であっても子孫に受け継がれやすいのです。
また、優れた能力を発揮する遺伝子であっても異性から好かれない遺伝子であれば子供が作れないのでやはり受け継がれにくいです。例えば優れた知能と運動能力を発揮するが異性が嫌がる体臭を発揮する遺伝子があれば子供を作ることが難しくなり、その優れた遺伝子は受け継がれる可能性は減ります。
逆にいえばデメリットが多くても異性に好かれる能力を発現する遺伝子があれば子孫に受け継がれやすくなります。実例としてはクジャクの雌は大きくて派手な翼を持つ雄を好きになる性質があります。その結果、生きていく上で派手な翼は特にメリットはない,むしろ邪魔にも関わらずクジャクのオスの翼は大きくて派手に進化しました。
アレルギーの話とはずれてしまいましたが、遺伝について多少でもご理解いただければ幸いです。
No.5
- 回答日時:
私にもアレルギー性鼻炎がありますのでアレルギーが遺伝するかが気になるお気持ちはわかります。
残念ながら一部のアレルギーは遺伝する可能性はあるようです(明確な証明はまだされていないようですが)。しかしながら、アレルギーの発症は遺伝だけでなく環境の影響も大きく、今現在アレルギーの発症をしていない人がアレルギーにけしてならない遺伝子を持っているとは限りません。私の知り合いは50歳になってからアレルギーを発症しました。また、アレルギーに関わると考えられる遺伝子はたくさんあり、おそらくアレルギーに絶対にならない遺伝子の人はいないと考えられます。なりやすい、なりにくい、はあるかと思いますが。
つまり、今アレルギーではなくてもアレルギーになりやすい体質だったが運よくアレルギーにならなかっただけの人かもしれませんし、今アレルギーの人でもアレルギーになりやすい体質ではなかったが運悪くアレルギーになりやすい環境で生きてきた結果アレルギーになったのかもしれません。
ですので、結婚前に、この人ならアレルギー体質じゃないから子供もアレルギーになりにくいだろう、と確実には言い切れないです。
私の場合など、両親も祖父母も兄弟も全員アレルギーは無く、私だけアレルギー鼻炎持ちだったりします。
だから家族の誰も風邪でもないのに鼻が詰まったり鼻水が出たり、しょっちゅう蓄膿症になる人間がどういう気持ちで生活しているかをなかなか理解してくれませんでした。
>生物としてはより健康な遺伝子を自然と優先的にしそうなイメージがある
これは正しくはありません。遺伝はそこまで単純な話ではないです。
もしそうなら人類は古代から何千年も世代交代を続けているのですから弱い遺伝子はどんどん無くなっていきそうなものですが、そうはなっていません。遺伝子には強い弱いという概念は通用しません。
強い遺伝子が弱い遺伝子を駆逐する、というものではないのです。
遺伝子って強い遺伝子が弱い遺伝子を駆逐するものじゃないのですね。恐竜みたいに絶滅をまだしてないのは何か理由があるんでしょうね?
ゴキブリはなぜ古代から絶滅せずに今日まで居るの?みたいな質問の類いでしょうか?
でもまぁ弱い遺伝子が現代にも残ってる時点で、違うのがわかりました。
どなたかが現在不利益と思ってる遺伝が何らかのいい影響も持っているというのが興味深かったです。
私の家族もアレルギー体質のつらさは誰も分からない状態です。
蓄膿症ってアレルギーだったんですね…ならば彼氏も蓄膿症なので……
No.4
- 回答日時:
アレルギー体質が一つの単純に一つの遺伝子によってコントロールされているとしても、
優性遺伝というのは、片方の遺伝子の性質が強く現れるということで、
アレルギー体質があることが優性遺伝だとしても、お父様の片方の遺伝子がそうであれば、
お父様はアレルギー体質があることになり、お母様にアレルギー体質がなければ、
1/2の確立で子供に遺伝することになります。
○×+××→ ○× or ××
劣性遺伝であった場合は、双方の遺伝子がその性質を持っているときのみに
その性質が現れるということになりますから、お母様もアレルギー体質でなかったとしても
その遺伝子を持っていないと、あなたはアレルギー体質にはなりません。 ので、やはり、
1/2の確立で子供に遺伝することになります。
○○+○×→ ○○ or ○x
よって、アレルギー体質に遺伝的要素があったとしても、(あるでしょうが)それは、
劣勢いでんなのか、優性遺伝なのかは、親子の状況のみからは判断することができません。
現在の、アレルギー体質の遺伝性に関してはこのような話がありました。
http://www.riken.jp/pr/press/2009/20090724/
人間もこれに似た状況だとすると、複数の遺伝子が関連していて、それら半分ずつを
親からもらうので、場合によってはどちらの親よりもアレルギー体質がない状態になることも
考えられますし、ひどくなることも考えられます。
なるほど、とても参考になりました。
アレルギー体質には遺伝的な要素があるだろうと、ずっと前から思ってました。
なので同じアレルギー体質の人とは子供への影響を危惧して結婚しないようにとなんとなく思っていました。
ですが今の婚約者には別の病気の遺伝子がある模様(検査していないです)
私と婚約者間の子供がどちらの影響を受けやすいかを考えておりました。
私はアレルギー体質を劣勢と思ったので、私の遺伝子自体弱いもので彼の遺伝子の強さに負けて彼の遺伝子が優先的に出て、子供に影響しやすいだろうか?
というのを考えていました。
生物としてはより健康な遺伝子を自然と優先的にしそうなイメージがあるので、そう思いました。
なので私が健康体なら私の遺伝子が優位に働きそうなイメージがありました。
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
劣性優勢と優性遺伝は質問者様の考えている物とは全く違います。
黒色の目は青色の目に比べて優性遺伝です。
例えば、父が青目、母が黒目であった場合10人産むと
5人が青目、5人が黒目ではなく、6:4から8:2くらいの割合で黒目になります。
この遺伝子同士がぶつかり合った場合に出てくる割合の高い方を優性遺伝と言い
最近では質問者様同様の間違いが多いため顕性遺伝(出て来やすい遺伝)と呼ばれています。
人間は多種多様に生まれています。
病気がちな方は外に出ないため事故死の危険が減ります。逆に健康な方は病弱な方に比べて事故死の確率が増えます。酒に弱い人は肝臓の疾患に掛りにくいです。太りやすい人は飢餓に強いでしょう。身長の低い人は目立ちにくいため戦争時などでは生き残る確率が高まります。
このように現在メリットのすくないと思われている遺伝であっても、我々は10万年異性に好まれて生き残って来た選りすぐりですので時代や世相によってはメリットが必ずあります。
といっても私もお酒が飲めたらもっと良い仕事が出来るだろうななんて思う事もありますけどね。
以上参考になれば幸いです。
No.2
- 回答日時:
優性遺伝/劣性遺伝という言葉を間違えて覚えてませんか?
ABO型の血液でOが劣勢のため、AO,BO,OOの何れかの両親から
でないとOが産まれない(ABからは不可能)などの事を「劣勢」と
呼ぶのであって、「子供が優勢/劣勢」という呼び方は有りません。
No.1
- 回答日時:
法則を当てはめるなら、アレルギーを劣勢として
(父)アレルギー aa (母)健康 Aa
(兄)健康 Aa (弟)アレルギー aa
健康を劣勢として
(父)アレルギー Aa (母)健康 aa
(兄)健康 aa (弟)アレルギー Aa
これだけではどちらかわからないですね。
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