新設の工場でLED照明器具を納入したところ、点灯検査で壁付けのスイッチでOFFにしても薄っすらと明かりがともり続けることがわかりました。
原因究明のため、LED灯具の電圧を計測してみるとスイッチOFFの状態で40Vほどの電圧が発生していることが判明しました。「電気配線から生じる誘導電圧でよくあることだ!」というのが電気工事の言で、たまたま別メーカーのLED照明が違う部屋に設置されていて、そちらはスイッチOFFでしっかり消えます。これをたてに「誘導電圧で消えないLED製品が不良品だ」といわれますが、スイッチを切っても電圧が発生する電気設備がおかしい・・・というのがLEDメーカーの言い分です。
今後小さな電気で動く可能性がある機器が増えこのようなケースが増加すると思いますが、このような場合「誘導電圧が発生しない電気設備」を求め電気工事屋さんに修正を要求すべきか、「誘導電圧で稼動しない機器を代替で入れろ」とメーカーに要求すべきか?どちらが正しいのでしょうか?
何か法的に定めたものがあるでしょうか?
どなたか教えてください。
A 回答 (10件)
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No.10
- 回答日時:
実際に誘導電圧で光っているとなると…。
気にしないで放置…と言うのはどうでしょう?
器具の全交換。設備の変更。どちらも、クレームで処理するのは困難ですし、もしクレームで対応されたとしても、業者との関係が思いっきり悪化するのは確実です。
どのみち、工場が稼働すれば室内には避難口誘導灯に制御盤の表示灯。工作機械や設備類のパイロットランプ。ネットワーク機器やらPCの動作表示灯。幾らでも明かりが点いています。
照明器具が暗点灯したからと言って、暗室以外では実害は特に無いでしょう。(暗点灯で実害が出るLED表示灯などでは、暗点灯対策が明示して有ったりします。)
実害が得意に無いのなら、余計なコストや業者との関係を悪化させてまで対策を取る必要も無いのでは?と、私なら判断します。
No.9
- 回答日時:
お礼を頂いたので再度投稿します。
>「他メーカーのLED照明のように対策されていないと発生する」すなわちLED照明の不良だというのは、何か「照明器具は微弱な電流で点灯点滅しないよう対策せねばならない」という決まりごとがどこかにあるんでしょうか?
LED照明器具はまだ発展途上ですし、各種法規ややその他の決め事はほとんどないという状況です。
唯一あるのは、パナソニックや東芝がLED照明に関する統一規格や製品の品質面での管理の部分があります。
ですがまだまだそういった先進的な技術や管理を充分に取り入れていないメーカー製品は多いのです。
規格とか法規的なもので縛られているものではないので、対策しなければならないという事にはなっていません。
納品した顧客からのクレームで品質が向上するのは日本製品での事であり、海外製品は主として価格面を重視して考慮しがちです。
規格外LED照明は製品管理や品質保証もはっきりしない器具であり、今回の件はおそらく間違いなく中国製の安価なLED照明だと思います。
他社製が同様の条件で点灯しないのは、これまでのいろいろなトラブルなどにきちんと対応しているメーカーだからだと思います。
良くある話として、ホームセンターなどで安売りされているLED電球をホタルスイッチの付いたトイレ等に取付けしたところ、今回の質問者さん同様の現象になるケースは非常に多いのです。
日本の家電メーカー製、あるいはそういった現象にきちんと対応されている海外メーカー製品では起こりません。
そういうちゃんと考えられていて技術的進歩されているものが安価であるはずがありません。
こういうものは法的拘束力云々ではなく、製造メーカー側の顧客に対する誠意だと思います。
>電気設備のほうも「誘導電圧は発生させてはならない」という規定があるのかないのか?
専門用語では誘導電圧ではなく誘導電流です。
発生させてはならないという法的拘束力はありません。
もちろんなくす事は停電時以外にはありえません。
電気設備を使用する側に誘導電流による弊害が問題となるのであれば、シールドケーブルを用いるか単独配管にて誘導を遮断するしかないでしょう。
電気配線はたぶん一般的なものであり、特に問題が起こりえるものではないと仮定します。
LED照明に関しては規格統一された製品以外を使用するのであれば、それは一般的な照明器具とは呼ばれません。
もちろん製品を納入する業者側の品質面での落ち度はあるかもしれませんが、常識で考えればこういうものは一般的ではない照明器具を選択した側の問題です。
責任云々は恐らくは誰にもないでしょう。
一般的ではない照明器具なのですから、使われるシチュエーション次第では想像もつかないトラブルが起こりえる可能性は否定できません。
特に他社製も導入されていてそちらは全く無問題なのですから、配線やスイッチに問題があるという見解にはなりません。
問題があるとすればその照明器具だという事です。
そういった製品面での保証がちゃんとされているメーカーならいいでしょうが、そうでなければ安易に照明器具を選択した側の自己責任ということになるかもしれません。
別段難しくなく対策方法はありますが、初期不良によるメーカー責任という線で交渉されてはいかがでしょうか?
No.8
- 回答日時:
本当に誘導電圧なのか若干疑問が残ります。
「LED灯具の電圧を計測してみるとスイッチOFFの状態で40Vほどの電圧が発生し」と有りますが、灯具を接続し(灯具単体のスイッチは無いですよね?)、回路のスイッチを切った状態で灯具の入力端子なり送り端子で40vの電圧が有る。と言う事ですよね?
完全に負荷の無い回路で40v程度の誘導電圧が発生する事は普通に有る事です。が、負荷の繋がった回路で、それも工場の照明器具でしょうからそれなりに大出力、かつ数も多いでしょう。それだけの負荷が繋がっている状態で40vもの電圧が出るとは考えにくいです。
誘導電圧でLEDが暗点灯する事例と言うのは比較的小出力な常夜灯や表示灯では多いのですが大規模な施設照明で確認出来るほど光ると言うのは聞いたことが有りません。
まずは、本当に誘導電圧なのか?を、確認するのが先決かと思われます。
「大規模な施設照明で確認出来るほど光る」というのは、まだ機器も何にも設置されていない空の建物で周囲の明かりを切ると真っ暗になり、その中でぼんやり光っているのが見える という感じです。おそらく温度の影響で切断直後からしばらくは暗くなってゆきますが、ある程度の時間帯からは何となく白い感じの同じような明るさで転倒し続けます。メーカーの技術者が言うにはコイルの二次側でずっと電気が流れ電力を消費している状態・・だということです。なお、メーカーは38ボルト以下ならこの状態は発生しないといっています。
No.7
- 回答日時:
>「電気配線から生じる誘導電圧でよくあることだ!」
愚かな電気工事屋です。
その照明のスイッチにほたるスイッチが使われているか、もしくはパイロットランプが併設されていませんか?
あるいは新設の工場との事ですが、フル2線式配線によるリモコンスイッチではありませんか?
リモコンスイッチやパイロットランプの電源に使われる微弱な電流に反応してしまってるものと思われます。
過去にはそのような微弱な電流で点灯や点滅してしまうLED照明機器がありましたが、ここ近年では皆無になったものとばかり思っておりました。
質問者さんが質問中で言ってるように他メーカーのLED照明のように対策されていないと発生する現象です。
屋内配線が不適切だとか誘導電圧でどうだとかいうものではなく、単純にスイッチとLED照明との組み合わせの問題であり、更に言えばLED照明の不良だと言えると思います。
ありがとうございます。指摘の「ほたるスイッチが使われているか、もしくはパイロットランプが併設されていませんか?
」はそのようなものは使われておりません。
「他メーカーのLED照明のように対策されていないと発生する」すなわちLED照明の不良だというのは、何か「照明器具は微弱な電流で点灯点滅しないよう対策せねばならない」という決まりごとがどこかにあるんでしょうか?
電気設備のほうも「誘導電圧は発生させてはならない」という規定があるのかないのか?
両方とも決まりごとがないなら、どちらの責任が大きいのかが知りたいのです
No.6
- 回答日時:
スイッチは、電圧の有無を切り替えるものなので、切り状態でも電圧が発生するという事は、屋内配線が不適切だという事になります。
まずは、40Vを発生させる原因の特定が先決でしょう。
ただスイッチを切った時、逆起電力でしばらく薄らとLEDが点灯しているという製品が稀にありますので、ブレーカーを落としてもそういった状態にならない事は確認された方が良いと思います。
No.5
- 回答日時:
電線と大地間や電線と電線との相互間の静電容量により微小な電流
が流れます。この影響により誘導電圧が発生します。
この誘導電圧の大きさは電源変圧器からLED照明器具までの配線
距離や他の配線との接近状態で大きく変わります。
この他、LED照明器具の電圧を測定した「測定器の種類」でも測定
電圧の大きさも大きく変化します。
最近良く使用されているデジタル表示のテスター類ですと電圧が
大きく表示されます。これはデジタルテスターの内部抵抗値が表示
に高いためです。
これに対してアナログ表示(*)のテスターですと殆ど表示されず、
0V付近になります。
(*)指針の移動角度で読み取る方式
アナログ表示のテスターで再度測定して0V付近であれば、特に問題
ありませんので、その状態で使用すると良いでしょう。
測定はデジタルテスターです。問題はLEDはテスターより低い電圧・電流で反応するようでずっとともっているということです。
電圧を発生させる設備の責任か「しばしば発生する普通は無害な誘導電圧に反応する機器が悪いのか」、8件回答いただいていますが、答えが分かれています。よけい迷います。
No.4
- 回答日時:
そもそも誘導電圧が生じるところに問題があるのですから・・・。
>「誘導電圧で消えないLED製品が不良品だ」
ナンダロこれ。言いがかりに聞こえるのは自分だけでしょうか。
私情はおいといて・・・
配線を別々のダクトに通すとかシールド線を使うとか設計段階の問題です。
工事屋に責任は無いと思いますよ。図面通りに配線したのでしょうからね。
そんなわけで設計屋の責任です。
ありがとうございます。
私の思いも「設計・施工側で誘導電圧など起こさないようにするのが第一」「機器側は微弱な電流・電圧には反応しないように設計に配慮されているほうが望ましい」くらいが妥当な線かな?と思っています。「微弱な電流・電圧」の規定がないと結局設計施工側の問題になるしかないかなと思います
No.2
- 回答日時:
その壁スイッチが片切スイッチで、間違って接地側に取りつけられているのではないでしょうか。
接地側だけを切ると、LED照明には、電灯線ーーー照明器具ーー(誘導)ーーー地面 の経路で流れます。
安全上、片切スイッチは接地側ではなく非接地側に取りつけることが義務付けられています。非接地側に取りつければ解決します。
スイッチのせいではなくで、壁スイッチの工事ミスのせいですね。
ありがとうございます。
「安全上、片切スイッチは接地側ではなく非接地側に取りつけることが義務付けられています。」はそのようなミスではないようです。ただ単相200の200Vの配線なので「接地されていない」ことが誘導電圧発生の原因ではと思われます。
No.1
- 回答日時:
法的な決まりは無いと思います。
でも答えは明らかです。
電圧があれば光るLEDが正しいです。
設備側は誘導電流を起こさない工夫がいります。
誘導電流で光らないLEDを求めるのはお門違いです。
例えば誘導電流の電圧が100Vだったとします。
これならば電源電圧と誘導電圧の区別はどうつける
のですか?
そもそも40Vもの高い誘導電圧を発生させる配線がおかしい
のです。
ありがとうございます。
掲示されて10分もしないのに回答いただき大変うれしいです。
ご回答いただいた「設備側の問題」にはまったく同意です。
何か根拠を持って対応したく質問させていただいたしだいです。
たぶん法律云々以前の「スイッチを切ったら電機が切れる」のが
当たり前、それを提供するのが工事会社ということだと思います。
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