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これはヌーヴォであり客観的な事物描写の徹底しようとしたことはwikiにも描いてますが、そのような描写をする事によって、一体、この小説は何を目指したのでしょうか? 何が言いたかったのでしょうか?(そして私には、そこまで客観を徹底できているようには思えない)
また、文脈は時系列や色々な視線が入り混じって非常に読みにくいです。当時としてはそれなりに価値があったのかもしれませんが、それでもそんなに評価されるものなのでしょうか?
また、この小説に何か凄い処がありますか?

A 回答 (1件)

私の解釈では、ロシア文学における「異化」と近いものだと思います。


想起させるような表現を封じることで、初めて見る物事のように奇妙で、考えさせられませんか?
言葉は様々なニュアンスを含んでいるので、それを排除して、歪められることのない感覚を描きたかったのだろうと思います。
「個々の感覚を厳密に捉えたもの」とでも言うべきでしょうか。
当時の美術史や文学史は、精神分析と相互に発展してきた側面もあるので、そちらも参考にされるとより深い理解が得られるかもしれません。
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