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北東北の豪雪地帯に住む者です。
今、不安でいっぱいです。

先日、自宅を新築しました。正面は北向きですが南面は採光のことや自宅の裏庭として来春に植栽等を考え、隣地から5メートル以上離して広めにとってあります。
最近、その南側の隣地に住宅の建築が始まりました。先日屋根が付いたのですが、なんと南北に急こう配の切り妻屋根であることが分かりました。
落雪防止のツバがついた無落雪屋根となっているようですが、隣家の基礎は我が家との境界から最低限(法定)の1.5メートル距離を取っただけで、北側の屋根はそこから突き出しているので先端は1メートルちょっとしか離れていません。
ただでさえ南西の強風が吹き、家の北東には怖いくらいの雪庇ができるこの地域では、無落雪屋根でも耐え切れず落雪したという話を何度か聞いたことがあります。
この地域では隣家との雪のトラブルを避けるためにほとんどがフラットの無落雪屋根で、三角屋根の家もありますが、落雪のスペースを確保した上で立てているようです。
来春には大事な樹木を移植する予定ですが、そこに落雪があればいくら雪囲いしても被害が出るのではと落雪への不安でいっぱいです。
快適な暮らしの為に高いお金を出して買った土地で、隣家の雪捨て場にするために買った訳じゃない、と思ったりもします。

ちなみに隣家と同じ建築会社が建てたお宅で、大丈夫だと言われたにも関わらず落雪が隣家になだれ込んで大変だったという話も聞いたので(詳しくは言えませんが事実です)、人を通してその建築会社の方に落雪は大丈夫なのか聞いてもらいましたが、「落雪はしません」「雪庇はこまめに落とすように施主に言います。」との回答でした。
しかし施工の状況を見ていると、敷地にフェンスもしていないのに新品のサッシを外に立てかけたままブルーシートもせず翌日まで野ざらしにしたり、ちょっと「?」と思うことも多く、信用できません。

急こう配(5寸勾配)の無落雪屋根とは本当に落雪がないものなのでしょうか?
また、1.5メートルしか距離をとっていない現状では、落雪すると我が家の庭に落ちてくるのではないでしょうか?
もう一度、直接その建築会社の方に話を聞いてみたいとも思いますが、無駄でしょうか?
無落雪屋根に詳しい方、同じような経験をお持ちの方がいらっしゃいましたらアドバイスをよろしくお願いします。

A 回答 (4件)

NO3です。


失礼しました。
「勾配付無落雪屋根」をグーグルで検索し、画像も確認しました。
勉強不足でした。申し訳ありません。(住宅が専門では無いので。)

さて、写真で確認したところでは、横葺きの鉄板屋根で、「はぜ」を立ち上げ
「はぜ」に雪止め機能を期待した工法に思えました。

冬季の写真もあり、確かに屋根の雪は堆積していました。
この工法は見方を替えれば、普通の切り妻屋根に細かく雪止め金物を設置し
落雪を防止する工法と原理は同じです。
「はぜ」は板金加工なので強度に不安はありますが、その分数が多い、と
いう事だと思います。

余り好きなやり方では有りませんが、それでも落雪が防止できる可能性はあります。
(もっとも、漏水の危険性は大きいように思いますが。)

本題に入ります。
「降雪による落雪」と「雪庇」は、異なります。
降雪とは上から降る雪のことであり堆積ですが、雪庇とは風によって横方向に成長する
雪塊のことです。
雪庇は、当然ながら、勾配付無落雪屋根でも防止出来ません。
取り分け、東北北部の雪質は湿度を含んでおり、粘着性が高いので、条件が整えば
簡単に大きな雪庇が成長します。
雪庇が必要以上に成長すれば、当然、屋根本体の雪は残っても雪庇は落下すると
予想できます。
この場合、今の敷地境界との離隔距離では、こちら側にも何かしらの影響を
与える可能性もあります。

これを防止するためには、軒先にヒーターを設置し、軒先に必要以上の雪庇が発生
しないようにする、等の手段が考えられますが、維持費が馬鹿にならないと思います。

また、勾配屋根であれば尚の事、屋根にどこから登るかが現実的な問題であり、
登っても、どこから雪庇なのかわからないので非常に危険でしょう。

ただし、雪庇は実際に発生するまでは、どこにどのように発生するかは解らないのが
現状です。
今、出来ることは、こちらの危惧を施工店に明確に伝えること。そしてその記録を
残して置くこと。
そして雪庇が発生したら、その状況写真を撮っておくこと。
施工店に、是正を申し入れること。位ではないか、と思います。

お隣の建て主さんの問題では無く、施工店(厳密には、設計上のミス)の可能性があり
その点を施工店に認識させておく必要があります。
雪庇が発生しなければ、或いは程度が小規模であれば、そのままで良いし、実害が出る
程であれば、工事中から申し入れましたよね、と言う事で是正を求めれば良い、と
思います。
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この回答へのお礼

「降雪による落雪」と「雪庇」について、大変よく分かりました。
豪雪地帯に住んでいながら、原理を知らずお恥ずかしいです…

落雪被害の責任の所在について検索すると、
引き渡しを受けてしまうと建築会社には基本的に責任はなく、
無知だったとしても施主が責任を負わなければいけない、
という例が多く出てきます。
私もお隣さんと雪でもめたくはないですし、
我が家への落雪を気にして無理に雪庇を落とそうとし怪我でもされたら大変ですので、
おっしゃる通りやはり自分で機会をうかがって建築会社に話してみようと思います。

余談ですが、隣地は南向きで見晴らしもよく、実はもともと我が家ではそこを購入する予定でした。
ところが昨年の冬に様子を見に行ったところ、降雪で道路(公道)が完全に埋まってしまい、
通りかかった車がスタッグしていました。
救助していた近隣の方に除雪が滅多に入らないことを聞いて、
急きょその北側の除雪が行き届く道路に面した今の土地に変更しました。
あの土地に家を建てるには長距離の公道を自分で除雪する相当の覚悟がいるのですが、
施主はたぶんそのようなことは知らないし、
建築会社もそれを知らないか、知っていても伝えていないのではないかと思います。

知っていれば(いくら無落雪とはいえ)隣地に向けて三角屋根など、
非常識と思われかねない設計にはしないと思うのです。
いずれにせよ、建築会社は要注意だと思っております。

再度ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2013/12/06 09:17

1)無落雪屋根について


 一般的に「無落雪屋根」とは、水平な屋根を指し、切妻屋根とは全く形状の
 異なるものです。
 屋根が水平なので、雪は落下しません。
 しかし、ご指摘のように「雪庇」の形成によって雪庇が落下する可能性は
 大いにあります。
 
2)「落下防止のツバ」について
 「落下防止のツバ」これが何を意味するのかが分かりません。
 雪庇の発生予測して、「雪庇切」と称する金物を付ける事例があります。
 これは、雪庇が落下しないようにするのではなく、雪庇が成長しだして
 ある大きさになった時、自重のために、「雪庇切」がカッターとして働き
 小規模の雪庇のうちに強制的に、切断、落下させる金物です。
 ご指摘の「落下防止のツバ」がこれであれば、落雪による大きな被害は
 防止できると思います。

 一方、この「ツバ」が単に「雪止め金物」を指しているならば、無落雪屋根と
 矛盾し、「切妻屋根」も考慮する必要があります。

 「切妻屋根」であれば(三角屋根)、問題は大きく、豪雪地区であれば、
 落雪による越境、被害は現実的なものとなります。

 施工業者が大丈夫である、と言うのであれば、恐らく、お隣の屋根は、
 切妻屋根ではなく、無落雪屋根であると予測しますが。


 結論としては、「雪庇切」が付いているのであれ、雪庇が大きく成長してから
 落下する危険はほとんど無く、一冬様子を見ていいのではないか、と思います。

 3)その他
 ただし、1点気になる事があります。
 業者の言う「雪庇はこまめに落とすように施主に言います。」は無責任です。
 雪庇が発生して、雪庇を落とす必要が発生した場合、どのようにして雪庇を
 誰が落とすのか、を考えると非常に無責任です。

 大きく成長した雪庇を下からの手段で落とすことは非常に危険です。
 生命に係る危険があります。
 一方、上から落とそうとして、どのように屋根に上るのか?無落雪屋根で
 あれば、付いていてタラップ程度だと思いますし、それが無い場合は、梯子に
 なります。素人の一般の人が、一冬に何度も屋根に上がらなければならないと
 すれば、「無落雪屋根」の意味がありませんし、現実的に出来ないでしょう。
 そう考えると、「言えば済む」と言うことと、こちらに迷惑を掛けない、と
 言うことの因果関係は全く期待できません。



 先ず、屋根形状を再確認して、「落下防止のツバ」の正体を掴むことを
 お勧めします。
 施工業者に聞けば、説明してくれると思います。

 頑張ってください。

 
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
まず屋根の形状ですが、間違いなく切り妻屋根(三角屋根)です。
屋根はすでに出来上がっていて表面部分(トタン?)もついています。

「無落雪屋根」と記載したのは、
http://www.fas-21.com/useful/npo/outside/article …
を見て、隣家とよく似た構造だと思い記入しましたが、勘違いかもしれません。
隣家ではこれに加えて「雪止め金具」もつけております。
「雪庇切り」はよく見るのでわかりますが、確実についていません…

私もご回答の(3)については非常に気になっており、
そのように言うということは「雪庇ができる」構造であるということの証明であり、
また三角屋根であればどうやって落とすの?と疑問です。
これも、その業者を信用できない原因の一つです。

ご回答を読ませていただいて、ますます落下の可能性が高いのではないかと思いますので、
経過を見つつ建築業者にもう一度直接話して見ようかと思います。

お礼日時:2013/12/05 15:57

こちらに札幌市の落雪対策が乗っています。


これを参考にして、危険かどうか判断してはどうでしょう。
http://www.city.sapporo.jp/toshi/k-shido/kakunin …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
参考にさせていただきます。

お礼日時:2013/12/05 09:49

こんにちは。

札幌在住です。
うちの向かいの家が傾斜のある無落雪屋根の家です。
傾斜は45度程度ありますね。
確かに落雪しません。急勾配なのだからか、雪庇もできないですね。5寸勾配だとどうなのかはわかりませんが。
ただ、雪庇は真下に落ちるので、さほど心配はいらないんじゃないかと思います。

今シーズン様子を見ることができますから、もし雪が越境するようなら雪止めのフェンスを設置するよう要請することは可能だと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

知人や友人にその話をしても、誰一人「大丈夫だよ」とは言わず、
特にここ数年豪雪が続いたので、トラブルを目にした人も多く、
「それってちょっと…」と眉をひそめます。

おっしゃる通りまだ植栽が無い今シーズン様子を見て、
必要であればフェンス等の設置は要求していきたいと思います。

お礼日時:2013/12/05 10:02

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